昼休みの図書室

夜碧ひな

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〜12/25(金)〜 #13

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PM,12:10
【図書室】

『俺、怜奈と同じ学校目指すわ。』
あの突然の宣言からちょうど1ヶ月。いつものように、いいえ、皆さんからしたら何も面白くないほど、真面目に勉強をしていました。図書室で2人、ただ正面に相席したまま無言で勉強する。今までにないほどの集中力で。
そして今も、いえ、今日は、、

<ガラガラ

「え!?裕人くん!?」
「そんな驚くなよ。」
「何でここに?」
「いると思ったから。」
「まぁ、単純。」
「突然ですか問題です。」
「何?私の真似?w」
「今日は何の日でしょう。」
「クリスマス。」
「違う」
「終業式。」
「違う」
「冬休みが始まr…」
「違う。何でわかんないのぉ?」
「ちっちゃいおが気になるな。」
「正解は怜奈が初めて俺に裕人と呼んでくれた日でしたぁー!」
「彼氏か。っていうかこのくだり2回目だから。ってよく覚えてるね。」
「嬉しかったの覚えてる。」
「あのクリスマスからもう1年経つんだね。」
「早いなぁ。そりゃ受験生になるわけだ。」
「どう?学業の方は。私のレベルに追いついた?」
「今回の成績は9教科中4個が5。どう?」
「なんと、私はオール5でした。」
「イカれてるよ。」
「褒めてる?」
「褒めてる。」
「素直なこと。」
「でしょ。」
「でも一年前からしたら大きな進歩だよ!」
「そりゃ頑張ってますから!」
「追い込み期間も気を抜かずにね。」
「あぁ。」
「もうすぐ本番だね。」
「絶対お前に追いついてみせる。」
「じゃあ私は逃げきる。」
「一緒に頑張ろう。」
「うん。」
「あれ。そういえば予定は?
去年、クリスマスは家族みんなで集まるって言ってたじゃん?」
「今年は、、無くなった。」
「どして?」
「受験年だから。勉強に集中できるようにって。」
「何だそれ。受験年だからこそ、家族の応援が力になるのにな。」
「そうなんだけどね...って、まぁまぁいいこと言うじゃん。」
「でしょ。」
「ふぅ。じゃあ、私はそろそろ。」
「待って。」
「ん?どうしたの?」
「もし怜奈と一緒の学校行けたらさ、俺と付き合ってくんね?」
「それ今言う~?」
「じゃあいつ言うんだよ!」
「お互いその気がない時に恋愛感情芽生えるよね。私たちって。」
「まぁ、確かに...」
「しょうがない。考えてもいいよ?今の話じゃないだけまだいい。
それに、好き同士だもんね?」
「それでいいの?」
「逆に、姫野さんじゃなくていいの?」
「あぁ。いいよ。くぅ~!モテる男は辛いなぁ。。」
「ごめん。やっぱやめよ?流石にウザすぎたわ。」
「え!?ちょ!違うじゃん!冗談じゃん?ちょっと調子乗っただけじゃん?」
「とにかく!今は恋愛なんか考えないこと!
じゃなきゃ、チャンスも何も無くなるよ?」
「だったら、絶対そのチャンスを逃さない。今は、集中する。」
「うん。それがいい。」
「よしっ!帰ろ!そして勉強しよう!」
「このキラキラした姿を1年前の裕人くんに見せてやりたい。。」
「うっせー。大きなお世話ですー」
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