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オリジナル
㊲拗らせ新入社員×ビッチ先輩(美形×平凡)
しおりを挟む見た目とは違い、気持ちいいことが大好きなビッチ平凡(陽向)。普通のサラリーマンとして働いているが、仕事はあんまりできないので枕営業して業績をどうにかあげている。
まぁ、気持ちいいことも出来て、仕事も取れるので一石二鳥~くらいにしか考えていないんだけど、そんなある日新入社員(秀人)が、陽向のいる営業部にやってくる。ガッシリしてて爽やかでイケメンな好青年。上司や女子社員、みんなにすぐに好かれる彼を見て、
(どっかで会ったことあるような……?)と思う陽向。
でも思い出せないから、気のせいかと思って気にしないことに。
そうして変わらず枕営業を続けていたんだけど、ある日の枕後、ホテルから出てきた陽向の前に秀人が。
「……は?」
「河西先輩。ちょっといいですか?」
「え?なに……っ、ちょ!?」
笑顔なんだけど目が笑ってない秀人。有無を言わさず陽向の手を引っ張ってどこかへ歩き出す。たどり着いたのはどうやら彼の家で。
「おい、ちょっと!どういうつもり……っ」
「いいから入ってください」
陽向が言い終わらないうちに、家の中に押し込まれて、そのまま風呂場に連行された。
(は?なに??)
頭にハテナを沢山浮かべていたら、頭からお湯をぶっかけられた。
「っぶ!!ちょ……っ!何すんだよ!ってか、服!!」
「静かにしてくださいよ」
「な……」
目を開けた先の秀人は無表情で、どこか恐怖を覚える。
(なんなんだよ……っ!)
秀人の圧に少し怯えていたら、体の向きを変えられて壁に手をつかされた。
それから。
「っ、どこ触って……!!」
「どこって、あなたのやらしい尻ですけど」
服の上から思い切り尻を揉みしだかれる。ぐにぐにと上下左右に引っ張られて、先程まで取引担当のモノを咥えこんでいた秘部から、中に出されたものが零れてくるのがわかった。
「ぁ、っ……」
「……一体、どれくらいの人のモノを咥えこんで来たんでしょうね」
「ひぃ、んッ!」
グリッと指を押し込まれてあえかな声を上げる。そのまま秀人の不埒な手は止まらなくて、いつの間にかズボンを脱がされおり、中に出されたものを掻き出すように、差し込まれた指が蠢いた。
「……ほんと、許せない」
「やぁァ!そこ……ッ」
なにも出るものは無くなったはずなのに、弄る指は止まらない。
陽向のイイトコロばかりを攻めるその指に追い詰められて、陽向は薄いモノを吐き出した。
ズルリと壁に寄りかかるようにして座り込む陽向。秀人は、そんな陽向を軽々と抱き上げて、濡れたまま寝室へと連れていく。そうして訳が分からないまま陽向は秀人に抱かれてしまった。
しかも取引担当なんかと寝た時より、遥かに激しくて熱くて気持ちいいセックスで、陽向はめちゃめちゃに乱れた。
……そうして翌日。目が覚めると声もガラガラ、足腰も立たない状態の陽向は先に起きてた秀人に、土下座謝罪を受ける。
それから彼にどうしてこうなったのか問いただすと、視線を逸らして小さくなりながら答えた。
実は二人は大学時代に会っているらしい。なんでも一年生だった秀人を、四年生だった陽向が誘って一夜を共にしたと。しかも秀人はそれが初めてであり、それから拗らせちゃって、以降ずっと陽向のことを想ってきたのだと。秀人はボソボソと教えてくれた。
「…………なんだそれ」
「こんな、無理やりしてごめんなさい。でも、会社に入って先輩に再会出来て嬉しかったのに、枕営業してるって知って、なんかもう、頭がぐちゃぐちゃになっちゃって……」
垂れた犬耳としっぽの幻覚が見える。それほどシュンとした様子の秀人。
(なんか見た事あると思ったのは、前に一回食ってたからか~)
なんて、痛む体と眠気で回らない頭で考える陽向。
ふわぁ、と大きな欠伸をこぼしてそれから。
「もういいよ……。今は怒る気力もないし、気持ちよかったし。しばらく寝かせて、そんで飯でも奢ってくれたらそれでいいから」
「先輩……」
「とりあえず、眠い……」
言いながらまぶたを閉じる陽向。
ーー後にこの対応が間違いだったと気づくのだが、後の祭り。
この時怒られなかったことと、気持ちよかったと言われたことで調子に乗った秀人が、体から陥落させようとしてくるし、枕営業しようとしたら全力で邪魔してくるようになったしで、ガチガチに秀人に絡め取られていく陽向であった。
拗らせイケメン新入社員×ビッチ平凡先輩。
CP名:東秀人×河西陽向
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