嫌われ者は異世界で王弟殿下に愛される

希咲さき

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番外編

②※

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 枢がくったりとしている間にも、アシュレイは止まらない。後孔を拡げながら、反対の手では再び立ち上がった枢の竿を擦り上げている。ネグリジェの裾がヒラヒラ揺れる。その中に潜り込んでは柔い尻たぶから内腿にかけて、何度も吸い付いて所有の印を刻んだ。
 枢はそのどれもに甘い声を上げて見悶える。絶え間なく襲い来る官能と、くゆる甘い香りに頭がぼーっとなって、ただひたすらに啼くことしか出来ない。
 そんな中で視界に入ってきたのは、枢の吐息をうけてびくりと跳ねるアシュレイの剛直。とぷとぷと流れ出る液体が美味しそうで勿体なくて。熱に浮かされたような心地のままそれに手を添えると優しく食んだ。
 ーー途端。しっかりと筋肉のついた太腿にギュッと力が入り、体が揺れる。
 それと連動するように、菊座を解していた指にもまた力が加わり、枢の弱い所をひときわ強く押し込んだ。

「ひっ!! ィあっ、アァァア……ッ!!」
「ッく……うっ!!」

 浮ついていた思考が一瞬で弾けて、強烈な刺激に覚醒させられる。意識する暇もなく、枢は二度目の精を吐き出していた。先程よりも薄くなったそれは、めくられたネグリジェに受け止められる。
 また、枢が達する際にアシュレイの逸物を刺激しており、彼の方も果てていた。
 放たれたものは枢の顔を汚し、ひどく淫らに彼を彩る。

「はっ、は……ぁ。大丈夫か、カナメ?」
「ンぅ、? あ、しゅれ……?」

 自分の上に乗り上げた枢を起こして向かい合わせになれば、枢はぼんやりしたまま口端に付いた白いものを舐めとる。

「ん、おいし……」

 赤と白のコントラストに目眩がして、扇情的なその様子に、アシュレイは思わず噛み付くようにキスをした。

 青臭い匂いと苦味を感じるが、互いの唾液を混ぜ合わせるように舌を絡ませ、咥内の感じる場所を舐め上げていればすぐに気にならなくなった。
 甘ささえ感じる唾液を啜って飲み下し、反対に注ぎ込んで嚥下させる。
 くったりと力が抜け自身に寄りかかる枢を押し倒し、吐精したばかりだというのにもう勢いを取り戻している己のものを、綻んだそこにゆっくりと埋め込んでいく。

「ふぁ……っあ、んん!!」
「ハ、っ気持ちいいな、カナメ」
「ぅんっ! きもち、ぃ……。いいよぉ」

 暖かくトロトロになっている肉筒は、迎え入れた熱杭に歓喜し、奥へと誘うように蠕動する。
 襞を擦りながら突き進めば、互いの肌がぴたりと触れ合う。
 納められた肉の熱さに、ほぅと息をついていれば、次の瞬間には嵐のような激しさに絡め取られた。
 ズルリと入口付近まで引き抜かれた灼熱は、今度は勢いをつけて奥を穿ってくる。

「い、きなりっ! 激しっ、よぅ……!! あ、ッひぁあん!!」

 何度も強弱をつけながら抜き差しされ、時には捏ねるように腰を揺らしたり、浅い所ばかりを虐めてみたり。的確に枢の感じるところばかりを攻め立てられる。

「アッア、ッ!! やっ、ダメ、そこっ! おかしくなる、っからァ!!」
「は、っ。一緒にイこうな、カナメっ」
「ぃ、ああッ! だめ、きちゃう、キちゃ……っ!! ひッ、ぃ……くぅぅうんッ!!」
「……ッ!!」

 ゴリッと最奥を抉った瞬間、何もかもを搾り取るような強さで内壁が収縮する。
 アシュレイは堪らず熱い飛沫をその肉壺へと吐き出し、枢もまた腹を濡らされた快感で色も薄く、水っぽくなった液体を溢れさせた。

「あ、はぁ……ん」
「カナメ、大丈夫か?」
「……ん。だいじょぶ」

 熟れた秘所から楔を抜けば、ドロリと出したものが流れてくる。枢はそれに小さく身体を震わせるが、疲労から動けず力なく横たわったままだ。
 隣に寝転んだアシュレイが優しく髪を撫でてくれる。それに目を細めつつ、ポツリとこぼした。

「これ、いっぱい汚しちゃった……」

 申し訳程度に纏っている薄紫のネグリジェ。肌蹴られ捲りあげられ、クシャクシャになったそれは、二人の吐き出した液体でドロドロだった。

「気にしなくていい。これはこの日のためだけの衣装だ。妻が、夫を興奮させて誘うための、な」
「んっ……」

 髪から耳、それから輪郭をなぞって首筋へ。また淫猥な指が枢の肌を滑ってゆく。

「も、できないよ? アシュレイも疲れたでしょ……?」
「いいや? まだ満腹じゃないからな。私が満足するまで食べさせてくれ」
「やっ、まって……っ、あんッ!」
「初夜は一度きりだからな。永遠に、忘れられない夜にしよう」
「は、ぁん……アシュレイっ」
「カナメ、愛しているよ」

 ーー部屋いっぱいに甘く淫らな香りが満ちる。愛し合うつがいの初夜は、まだまだ終わらない。
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