アイラーキャロライン

みいん

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犯人を追跡する。

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ジョナサンは、みんなに内緒で、追い掛けている
事件があった。

土日は、FBIが閉まっているので、それ以外の日に来て、倉庫の中のファイルを、ひたすら調べて
いる。

何を、調べているか?というと
マフィアのボスのトラを、捕まえたい一心だった。

その頃、アイラーは、個室のオフィスにいる。
クリスのところに行く。
ドアを、ノックする。
「はい。」
クリスは、机の上の資料を目を通していた。
クリスは、アイラーの方に、目をやる。
「ボス、借りてた。ハンカチを返すのを忘れて
たから、返しに。」
「そうか。」とクリスに、ハンカチを手渡す。
クリスは、忙しそうだ。
アイラーは、クリスの部屋を後にする。
すれ違いに、マック・デーモンが、個室のオフィスに入る。

ドアを、ノックする。
「はい。」とクリスが、言うと中に入る。
まだ、机の上の資料に目を通す。
「クリス、何を見ているんだ。」と机の上の資料を、一枚手に取る。
「この資料て、」と言うと、クリスがマック・デーモンから、資料を取る。
「じゃまだ、用がないのなら、今すぐ部屋から
出ていけ。」
「わかった。出て行くよ。」と言って、部屋を
出る。
(お昼の食事を、誘うとしたけど、仕事じゃ仕方がないや。)

ジョナサンと、お昼の食事をしょうと、思っていたのに、いない。
「アイラー。食事まだなら、一緒にしないか?」
「私は、ジョナサンと一緒に食べたいから、」
と言って、アイラーは、ジョナサンに、電話するが、電話を切っているみたいだった。

でも、私はジョナサンと話す振りをした。
「ジョナサンお昼一緒に、食べよう。」と嘘の
会話をして、その場をやり過ごす。
仕方がない、一人で食べるか?と行って、
マック・デーモンは、食堂の方に歩いて行った。

アイラーは、クリスの個室のオフィスに、ノックする。
「はい。」まだ、クリスは資料を、見ていた。
アイラーが、部屋に入ってくる。

「ボス」と声を掛ける。
「どうした?」と言いながらも、資料に目をやる
「お昼の食事一緒に、出来たらしたいなあ。
て思ったけど、忙しいみたいだから、一人で食べるよ。」
「お昼?」と言って、クリスは腕時計を見る。
「もう、そんな時間か?誰も声を掛けてくれないから、気づかなかった。」と言って机の上資料を片付け、机の中に、しまう。
「じゃ行こうか?」とアイラーに声を掛ける。
「ジョナサンとじゃなくって、いいのか?」
「ジョナサンに、電話したけど、電話に出なくって」とアイラーが言う。

クリスの個室のオフィスを出る。
アイラーとクリスは、FBIの食堂に行くが、席が
一杯で座れない。
「アイラーFBIの外で食べないか?この近くに、
ファーストフードのお店がある。」
「はい。そうします。」と言って一緒に、そのお店に行った。

「良かった、今日はそんなに、混んでは無さそうだなあ。」
クリスは、お店の店長を呼びつけた。
「いつものを、2つ頼む。」
「わかった。いつものだね。すぐ持って行くから、座って待てて」と店長が言う。

「ここの店長を、昔助けた事があって、それ以来顔馴染みに、なった。」とクリスが教えてくれた。
「はい、クリスさん。エビかつ2つね。」と店長の奥さんが、持って来てくれました。
「忙しくなければ、もっと、話たいのだけど、
こう忙しくちゃ話も、出来やしなあね。
まあ、ゆっくりして言ってね。」と言って、厨房に戻って行く。

「アイラー、エビは食べられるか?思わず何も
聞かずに、注文をしてしまった。」
「大丈夫です。私エビ好きですから」と言って、
ハンバーガーを、食べる。
「美味しい。」
クリスも、エビかつハンバーガーを、食べる。
アイラーの口元に、マヨネーズがつく。
クリスは、そばに置いてある。
ナフキンで、アイラーの口元を拭いてあげた。
アイラーは、心臓がドキドキだった。

しばらくして、ジョナサンが、やって来た。
「二人が一緒にいるなんて、珍しいなあ。」ジョナサンは、アイラーの隣に座る。
「クリス大事な話がらある。」と言って、アイラーを見る。
「私先に、FBIに戻ります。」と言ってアイラーは、先に帰って行く。
「で、話して?」
「アイラーの事だけど、その気がないのに、その気にさせないで、欲しい。」
「あいつを気づつけるだけら、正直やめて欲しい。」
「わかった。」とクリスが言う。
店員さんが、ジョナサンのところに、注文を聞きに来る。
カレーチキンハンバーガーを、注文した。

その頃、アイラーは、FBIに帰る方向が、わからなくなっていた。
(どうしょう?FBIどっちだけ)て思っていると、
かたいのかたい男性が、アイラーに近寄って来る。

「お嬢さんどうか?されたしたか?もし、かして迷子?」て話し掛けてくる。
「大丈夫です。」と言って、その場を逃げるように歩くと、その男性もついて来る。
(嘘、ついて来る。ボスもジョナサンは、あのお店にまだ、いるのかな?)
「助けて、誰か?」と心の中で、叫ぶ。
だが、男性はアイラーを、お腹の下を殴り拒絶させた。

男性は、ジョナサンに、電話を掛けたが、間違えてクリスの電話に掛けてしまった。
「もしもし、」クリスが、電話に出る。
「彼女を、預かった返して欲しければ、ミラー・ジョナサン一人で、助けに来い。
来なければ、この女を殺す。」と言って電話を切る。
「クリス、どうした?」
「彼女が誘拐されたから、助けに来い。
来なければ、殺すそうだ。」
「それって、脅迫だよなあ。でも、アイラーなら、大丈夫だろう。FBIに戻っているはずらし

「もしもし、そっちに、アイラー帰って来ているか?」
「アイラー、知らない。見てないよ。」とケントが、電話に出て答えた。
「アイラーを見てない、そうだ。」
「はぁー嘘だろう。じゃ誘拐されたのて、アイラーを、誘拐したそいつは、どこに行けば、
アイラーを、助けられる?」
「誘拐したものは、何も言わなかった。」
「電話を、待つしかない。」
「もし、あいつに何か?あったら、俺のせいだ」
と言って、ジョナサンは涙を流した。
「アイラーは、必ず助ける。とりあえず、FBIに戻ろう。」

ジョナサンと、クリスは一緒に、FBIに戻った。
「ニール」と言って、クリスは、ニールを呼びつける。
ニールは、ちょうど食堂から、戻って来たところ
だった。
「何?どうかした?」
「アイラーが、誘拐された。」とクリスが言う
「俺は、何をすればいい?アイラーさんのペンダントのIDチップを読み取る?」
「いいや、今回は、犯人はジョナサンを指名して来ているから、犯人の指示にしたがう。」
「わかった。犯人からかかって来た電話を、追跡すればいいんだね。」
「そうだ。さすがだなあ。」とクリスが言う。
ジョナサンは、いてもたっても、いられなかった。
その時だった。クリスの電話に、電話が来る。
「はい、」
「ジョナサンか?」
「そうだ。」
「お前が、逮捕した。マフィアのジャンクを、
刑務所から、脱獄させてくれたら、彼女を変えそう、もし、失敗すれば、彼女の命はない。」
「もしもし、」と言っても電話を切られている。
「何で、クリスの電話に、掛けてくるんだ?」
「俺を、ジョナサンだと、思っている。」
「じゃアイラーを、救い出すのは、俺じゃなくって、クリス。」
「そういう、事になる。」
「ニールどうだ?」
「犯人は、公衆電話から掛けて来ているから、
特定が、難しい。」

その頃、アイラーは、部屋に閉じ込められていた。
アイラーは、携帯でクリスに、電話を掛ける。
「もしもし。」
「アイラーか?」
「電話しても、平気か?」
「今のところは、大丈夫だよ。」
「そうか、必ず助け出す。」
「電話切るね。」
「待って、そのまま切らずに、ONにしたままで
いい。」
「アイラー、ここはどこか?犯人に聞いた。」
「ここは、どこ?」
「ここは、どこか?お前には、関係ない事だ」
「殺されたくなかったら、おとなしくしておくことだ。」

「で、犯人の要求は?」とジョナサンが聞く。
「マフィアのジャンクを、刑務所から脱獄させることだ。」クリスが答える。
「それは、無理だ。ジャンクを脱獄させれば
この街が、悪夢に変わる。」
「そんな事、わかってる。」
「二人とも、今は、アイラーさんを助け出す事だ。マフィアのジャンクに、追跡装置をつけるのは?」とニールが、提案する。
「アイラーの居場所を、やはりペンダントで、
追跡した方が、いい」とクリスが言う。
「犯人の要求を飲まなければ、アイラーは、
殺されるかも、しれないんだ。」
「わかってる。犯人に気づかれずに、アイラーを救出する。」
「とりあえず、彼女の居場所だね。」ニールが言う。
ニールは、パソコンでアイラーの居場所を、特定する。
「ここに、アイラーさんがいる。」
「ここは、使われてない。車の倉庫か?」
「そこに、二人だけで、行くのか?」
「ニールも、手伝ってくれるよな?」とクリスが
聞く。
「もちろん。ボスの命令とあれば、行きます。」とニールが言う。

「出動するぞ。」とジョナサンが言う。








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