アイラーキャロライン

みいん

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シンガポールで、研修

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今日は、研修1日目から朝、早くから、館内放送で早くに起こされる。
あらゆる部屋を回って、推理をしながら、謎を
解き犯人は、誰か?をあてなければならない。
チームでの行動が、鍵と書いてある紙を、かくリーダーの指揮官に、手渡される。
「それでは、スタート!」と官庁が言う。

みんな、一斉に動き出す。
「どこから、探すか?がかんじんだな」とジョナサンが言う。
「ニールだったら、どこを探しに行く?」と言うクリス。
「僕だったら、レストランの中かな?」
「じゃそっちに、行って見るか?」と言って
レストランの中を、探し回ったが何も見つからなかった。」
「ここが、一番怪しいと思ったんだけどなあ。」ニールが言う。
その後も、行ったり来たりしながら、一ヶ所だけ
見つけられただけだった。
貰った紙を何度も、見るが分からない。

「そうだ。プールがあっただろう?プールの
近くに何か?ないかな?」とジョナサンが言うと みんなで、プールサイドまで来て、別れて探す。
アイラーは、何も食べてないのと、急に外に
出たせいか、暑さで頭をやられていて、ふらふら
だった。

「ヒントは、見つけたけど、それ以外は何もない。館内に戻ろう。」とジョナサンが言う。
館内に、戻って気づく。
「ところで、アイラーさんはどこ?」
「一緒に、ついて来ていると思っていた。」
「まさか?迷子か?あいつ。」とジョナサンが言う。
「何か、胸騒ぎがする。悪いがここで待っていてくれ、アイラーを探して来る。」とクリスが、アイラーを探しに行く。
「ねぇ、何でクリスが、アイラーさんを、探しに行っているの?」とニールが言う。
「ケンカをしてるから、俺からは、捜したくはない。」とジョナサンが言う。

一方アイラーは、頭を暑さでやられて、ふらふらしながら、プールサイドから滑り落ち、プールの
中に落ちてしまった。
アイラーは、その瞬間に意識を失った。

クリスは、アイラーを必死で探すが、見当たらない。
確かプールサイドまでは、アイラーは一緒だった事に、気付きプールの前までやってくる。
その目の前に、アイラーが浮いていた。
クリスは、慌ててプールに飛び込んで、アイラーを救助した。

アイラーを、抱き抱えプールから、上がる。
プールサイドに、アイラーを寝かせ、呼吸をして
いるか?どうかを、確かめた。
(呼吸しているかどうかを、首元に、耳をあて心拍を聞くが、聞こえてこない。)
「アイラー、死ぬな!」と声を掛けながら、心臓 マッサージをするが、息を吹き替えさない。
クリスは、アイラーに人工呼吸をしながら、
心臓マッサージを、施す。
「アイラー、死ぬンじゃない。」
「アイラー、お前も向こうの世界に行って欲しくはない」と、ひたすら声を掛ける。
アイラーは、ごほごほと、咳き込み飲んだ水も
一緒に出た。
「アイラー、大丈夫か?」とクリスが、心配そうに見つめる。 
「大丈夫だけど、頭がくらくらする。」とアイラーが言う。
クリスはアイラーを、抱き抱え館内の中に、
医務室が、儲けられていたから、そっちに
連れて行った。

館内の医者に診察を受ける。
クリスは、その間部屋の外で、待っていた。
「先生どうですか?彼女は、」
「食事をさせてあげれば、治りますよ。」
「食事ですか?それだけ?」
「空腹と外の暑さが、原因だと思います。」と
医者が説明した。
「それにしても、どうして、二人ともずぼ濡れに濡れているの?」と聞かれる。
「実は、彼女がプールに落ちて、心臓停止していたので、人工呼吸を施した。」とクリスは、医者に説明をした。
「そうでしたか」と医者が納得する。
「まだ、彼女は眠っていますが、そばにいますか?謎解きも後5分ぐらいで、終わりますね。」と医者は、そう言った。

(二人を、ロビーの辺に置いてそのままだけど、
大丈夫だろうか?)と心配になる。
「クシュン」アイラーは、目を覚ました。
ここは、どこだろう。
「アイラー、目を覚ましたか?覚ましたのなら、一旦部屋に戻って、服を着替えに戻ろう。」と
クリスが言う。
クリスとアイラーは、部屋に戻る時に、二人の
姿をクリスが見つける。
クリスは、アイラーの手を掴み引っ張って、
部屋に戻る。
部屋の前まで来ると、アイラーの手を離す。

「アイラー着替えたら、部屋の前で待ってて」と
クリスが言う。
「わかった。」とアイラーが言う。
クリスは、部屋に戻りシャワーを、浴びる。
アイラーは、濡れた服を脱ぐ。その時館内放送が
入る。「謎解きお疲れ様でした。終了です。」と
終了を知らせる。放送だった。
アイラーは、服を着替えて髪の毛を、ドライヤーで乾かす。

部屋から出る。クリスも、部屋から出てくる。
(黒のテイシャツ姿の、ボス初めてみた。テイシャツ姿も良く似合っている。)とクリスをずっと、
見つめたままいると、クリスがアイラーに、
話しを掛ける。
「アイラー、どうか?した。」とクリスに言われる。
「何でもない。」とアイラーは、クリスから目を反らす。
「そろそろ、二人と合流しないとなあ。」とクリスが言う。
二人とも、部屋に戻って来てこっちに、歩いて来ていた。
「ボス、アイラーも部屋、戻って来てたんだね。」とニールが言う。
ジョナサンは、怒ってアイラーを叱る。
「お前、どこにいたんだ。クリスに迷惑を掛けて」とジョナサンが言う。
クリスが、間に割って入る。
「迷惑なんて、思っていない。部下を心配するのは、あたり前だ。」とクリスが言う。
アイラーは、クリスの発言に、複雑な心境で
胸が一杯になり、アイラーは、部屋にとじ込もってしまう。

部屋をノックする。クリス
「アイラー、食事に行こう。」とクリスが誘う
が出て来ない。
クリスが、ジョナサンに言う。
「ジョナお前のせいで、アイラーが部屋に綴じ込もってしまった。」
「アイラー、悪かった。」とジョナサンが言う。
(ボスは、私の事を部下でしか、見てないんだ。)
と心の底でそう呟く。

アイラーは、しばらくして、部屋から出てくる。
「レストランに行かないと、閉まる。急ごう」と
レストランに行くが、レストランは、終わっていた。
「嘘、だろう。」ジョナサンが言う。
「仕方がない、近くにコンビニがあるはずだから、そこで何か?何か食べ物を買おう。」とクリスが提案する。

みんなで、コンビニに向かう。
お弁当を買い、クリスが四人分の支払いを、
コンビニの店員に、お金を払い。

コンビニから出て歩いて、ホテルに戻る。
プールサイドの近くの椅子とテーブルが、
置いてあったから、そこで、お弁当を出して
食べていると、突然銃声が、したと思えば
アイラーの顔を、銃弾がかすめた。

クリス達は、椅子から立ち上がり、周りを警戒した。
銃弾は、その一発だけだった。
「アイラーは、大丈夫か?」とジョナサンが聞く
クリスが、アイラーの顔の傷を見てくれていた。
クリスは、持っていたハンカチを出し、
アイラーの血を拭う。
「大丈夫だ。傷はかすり傷だから、傷は残らない。」とクリスが言う。
「でも、何で銃弾が飛んで来きたの?」とニールが言う。

「取り敢えず、部屋に戻ろう。」とクリスが言う
四人は部屋の前で、誰がなんの目的で狙って来たのか、みんな気には、していたが、無言で
部屋の中に入る。
クリスが、アイラーの部屋を、ノックする。
アイラーが部屋から、出てくる。
「アイラー、部屋の中に入ってもいいか?」私の
部屋に、どうしょう。
「はい。」とアイラーが言う。
クリスは、アイラーの部屋に入る。
クリスは、アイラーを椅子に座らせると、銃弾弾丸がかすめたところを、消毒薬で消毒してくれた
「痛くは、ないか?」とクリスが聞く。
「大丈夫。」と緊張しながらも、答える。
「これで、いい。」とクリスが言う。
「ボス先の銃弾どうて、」とアイラーが聞こう
とした時、クリスは何も答えず。
消毒薬を、持って自分の部屋に戻って行った。




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