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愛しい貴方は自分だけのモノ
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「ヒッ!!
お願いっ、もう止めてっ」
ハァハァ…
もう何度目かの絶頂をむかえた男達の荒い息づかいと歳若い少女の泣き叫ぶ声…
辺りには引き千切られた衣類の残骸…
そして少女に向けられた沢山のカメラやビデオ…
今はもう潰れてしまい人の気配の無い、あるビルの1室…
そこでは、先程まで男達と少女との淫らな行為を様々な位置・角度から撮影していた…
「うっ…」
グチョッ
少女の身体を弄んでいた最後の男が絶頂をむかえ、白い液体塗れにされた少女はようやく解放された…
必死に抵抗したせいで、何度か殴られ青くなった顔…
男達のモノを咥えさせられ白い液体まみれの半開きの口…
今まで誰にも触れられた事などない穢れを知らない身体は男達によって隅々まで嬲られ穢された…
表情を無くし、虚ろな眼をした少女に
「良かったよ~
お嬢ちゃん!!
なかなか際どい所まで撮影させてくれて!
これなら依頼主さんも満足するってもんよ」
「ああ、良かったぜ~
また機会があったら宜しくたのむぜ!」
ニヤニヤと男達はそのまま去っていく…
穢された少女1人を置き去りにして……
ーー何故? どうして?
数時間前まで私は、クラスで気になる男の子との初めてのデートにドキドキ、ワクワクしていた普通の女の子だったのに…
彼とのデートに向かっていた時に柄の悪い男達に囲まれ、このビルに連れ込まれた……
誰も助けてくれず、助けもこず私は男達に襲われた…
何時間も男達に嬲られ続け
彼との待ち合わせ時間もとっくに過ぎてしまった…
……………………………
……………………
……………
「こんな私が今更…」
私は力無く笑う…
男達に襲われ、処女を奪われ
何度も男達のモノを咥えさせられ
他にも色々されてしまった私が今更、彼の元に何事もなかったような顔をして行けるわけがない……
「もう彼に会わす顔がない…」
私は絶望し涙を流す……
「これはこれは大変な目に合いましたね~」
聞き覚えのある声が聞こえ、私は反射的に自分の無残な姿を隠そうとしたが、衣類は破かれており身を隠す物がない…
仕方なく出来るだけ身体を丸め、せめてもと胸と陰部を隠す…
「どうして貴方がこんな所に?」
キッと私は声の主を睨みつける
さっきの男達と同じニヤけ顔をしたこの男は
私のストーカーだ!
勝手に私の跡をつけたり、変な物を送りつけてきたり…
いつも辞めてくれと言っていたが、全然聞いてくれない
まさかコイツがあの男達を使って私を!?
だってあの男達は言っていた
【依頼主】って…
私は怪訝そうに男を見た
「!!」
な…
なんて…こと………
男は勝ち誇ったようにケータイの動画を見せてくる
「クックックッ
君は何て凄いんだぁ~
清純そうな顔をして、こんなにも淫らな事を!
こんな大人数の男としているなんて!!」
「なっ」
男の言い方に言葉に詰まる…
「それどころか!
こんな凄い事やあんな事をしているなんて…!!」
男は血走った目をしながら動画を私に見せつけながら興奮している
もう止めて!!!
この男、私が男達にビルに連れ込まれる所から見ているじゃない!
私が襲われている時に助けもせず、興奮しながら動画を撮っていたのね
やっぱりコイツが依頼主 なのか…
男がニヤーっと嫌な笑い方をしながら
「こんな動画が流出しちゃったら君もう生きていけないねぇ~」
ニヤニヤ
ニヤニヤ…
「これはもう流出しないように僕にも…」
もう何も聞きたくないっ!!
………………………
……………
私は全てに絶望し堕ちていく……
「ピコンッ」
「あら? もう終わったのかしら!?」
わたしはスマホを覗き込みながらクスクス嘲笑う
なかなか上手に撮れているじゃない!
そこには、身の程知らずの泥棒ネコのあられもない姿が映っていた
「こんなに薄汚れちゃって
これじゃあもう彼にも付き纏えないでしょう…」
口元に笑みを浮かべ、わたしはそのデータを消す
「ああ、そういえば大量の動画もあるって言っていたわね
折角だから、あのストーカーの彼にでも送りつけようかしら…」
あの変態ストーカー男ならこの動画も有効利用してくれるだろう…
全く、あの泥棒ネコといい、昔から彼に付き纏う輩が多くて困るわ…
わたしの愛しい彼に付き纏うなんて嫌ねぇ~
これに懲りて彼に付き纏わなくなればいいけど…
わたしは上機嫌でお茶を飲む
だって愛しい貴方は自分だけのモノだもの…
~~~~~~~~~~~~~~
「彼女遅いな~」
今日は彼女との初デートのはずだったけど来ないな…
ケータイに連絡しても応答ないし
仕方ないもう少し彼女を待つか…
10分
20分
30分
……………
1時間
…
「……やっぱり遊ばれただけなのかな…」
1時間待っても彼女は来ず、連絡もない……
「帰るか……」
デートの相手はクラスメイトの女子…
ちょくちょく話したりする程度の仲だったけど、デートに誘ってもらって嬉しかったんだけどな…
人生で初めての恋人が出来ると下心まで出して喜んでたのに
俺って昔からそうだよな~
仲良くなったつもりの女の子が出来ても、すぐに疎遠になるんだよね
今度こそと思ったけど、デートはすっぽかされるし…
先程、他のクラスの女子が通り過ぎたが、他愛ない会話の中に聞き捨てならない言葉を聞いてしまった…
「✕✕ちゃん、男の子と歩いていたね~! 彼氏とデートかな♡」
ちなみに✕✕ちゃんというのが俺とデートの約束をした女子だ…
俺との約束を忘れて他の男とデートかよっ
「クソッ」
いつもそうだ!
俺と仲良くなる女の子はすぐに俺から離れていく…
「帰ろう…」
今度こそ帰ろう…
気合を入れてオシャレなカフェで待ち合わせりして滑稽だな俺…
トボトボと歩いていると、先程の他のクラスの女子がクスクス楽しそうにスマホを見ている
「……ネコ」
ネコって聞こえたけど、ネコの動画でも観てるのかな
よく見ると結構可愛い子だな!
声でも掛けて…
イヤイヤ、いきなり知らない男から声掛けられたら嫌だろう!
デートすっぽかされたばかりでさみしくなったのかな…
俺はそのまま、女の子の隣を黙って通り過ぎて帰路につく
彼女が俺を狂気を孕んだ目で見つめていた事に気付きもせずに……
お願いっ、もう止めてっ」
ハァハァ…
もう何度目かの絶頂をむかえた男達の荒い息づかいと歳若い少女の泣き叫ぶ声…
辺りには引き千切られた衣類の残骸…
そして少女に向けられた沢山のカメラやビデオ…
今はもう潰れてしまい人の気配の無い、あるビルの1室…
そこでは、先程まで男達と少女との淫らな行為を様々な位置・角度から撮影していた…
「うっ…」
グチョッ
少女の身体を弄んでいた最後の男が絶頂をむかえ、白い液体塗れにされた少女はようやく解放された…
必死に抵抗したせいで、何度か殴られ青くなった顔…
男達のモノを咥えさせられ白い液体まみれの半開きの口…
今まで誰にも触れられた事などない穢れを知らない身体は男達によって隅々まで嬲られ穢された…
表情を無くし、虚ろな眼をした少女に
「良かったよ~
お嬢ちゃん!!
なかなか際どい所まで撮影させてくれて!
これなら依頼主さんも満足するってもんよ」
「ああ、良かったぜ~
また機会があったら宜しくたのむぜ!」
ニヤニヤと男達はそのまま去っていく…
穢された少女1人を置き去りにして……
ーー何故? どうして?
数時間前まで私は、クラスで気になる男の子との初めてのデートにドキドキ、ワクワクしていた普通の女の子だったのに…
彼とのデートに向かっていた時に柄の悪い男達に囲まれ、このビルに連れ込まれた……
誰も助けてくれず、助けもこず私は男達に襲われた…
何時間も男達に嬲られ続け
彼との待ち合わせ時間もとっくに過ぎてしまった…
……………………………
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……………
「こんな私が今更…」
私は力無く笑う…
男達に襲われ、処女を奪われ
何度も男達のモノを咥えさせられ
他にも色々されてしまった私が今更、彼の元に何事もなかったような顔をして行けるわけがない……
「もう彼に会わす顔がない…」
私は絶望し涙を流す……
「これはこれは大変な目に合いましたね~」
聞き覚えのある声が聞こえ、私は反射的に自分の無残な姿を隠そうとしたが、衣類は破かれており身を隠す物がない…
仕方なく出来るだけ身体を丸め、せめてもと胸と陰部を隠す…
「どうして貴方がこんな所に?」
キッと私は声の主を睨みつける
さっきの男達と同じニヤけ顔をしたこの男は
私のストーカーだ!
勝手に私の跡をつけたり、変な物を送りつけてきたり…
いつも辞めてくれと言っていたが、全然聞いてくれない
まさかコイツがあの男達を使って私を!?
だってあの男達は言っていた
【依頼主】って…
私は怪訝そうに男を見た
「!!」
な…
なんて…こと………
男は勝ち誇ったようにケータイの動画を見せてくる
「クックックッ
君は何て凄いんだぁ~
清純そうな顔をして、こんなにも淫らな事を!
こんな大人数の男としているなんて!!」
「なっ」
男の言い方に言葉に詰まる…
「それどころか!
こんな凄い事やあんな事をしているなんて…!!」
男は血走った目をしながら動画を私に見せつけながら興奮している
もう止めて!!!
この男、私が男達にビルに連れ込まれる所から見ているじゃない!
私が襲われている時に助けもせず、興奮しながら動画を撮っていたのね
やっぱりコイツが依頼主 なのか…
男がニヤーっと嫌な笑い方をしながら
「こんな動画が流出しちゃったら君もう生きていけないねぇ~」
ニヤニヤ
ニヤニヤ…
「これはもう流出しないように僕にも…」
もう何も聞きたくないっ!!
………………………
……………
私は全てに絶望し堕ちていく……
「ピコンッ」
「あら? もう終わったのかしら!?」
わたしはスマホを覗き込みながらクスクス嘲笑う
なかなか上手に撮れているじゃない!
そこには、身の程知らずの泥棒ネコのあられもない姿が映っていた
「こんなに薄汚れちゃって
これじゃあもう彼にも付き纏えないでしょう…」
口元に笑みを浮かべ、わたしはそのデータを消す
「ああ、そういえば大量の動画もあるって言っていたわね
折角だから、あのストーカーの彼にでも送りつけようかしら…」
あの変態ストーカー男ならこの動画も有効利用してくれるだろう…
全く、あの泥棒ネコといい、昔から彼に付き纏う輩が多くて困るわ…
わたしの愛しい彼に付き纏うなんて嫌ねぇ~
これに懲りて彼に付き纏わなくなればいいけど…
わたしは上機嫌でお茶を飲む
だって愛しい貴方は自分だけのモノだもの…
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「彼女遅いな~」
今日は彼女との初デートのはずだったけど来ないな…
ケータイに連絡しても応答ないし
仕方ないもう少し彼女を待つか…
10分
20分
30分
……………
1時間
…
「……やっぱり遊ばれただけなのかな…」
1時間待っても彼女は来ず、連絡もない……
「帰るか……」
デートの相手はクラスメイトの女子…
ちょくちょく話したりする程度の仲だったけど、デートに誘ってもらって嬉しかったんだけどな…
人生で初めての恋人が出来ると下心まで出して喜んでたのに
俺って昔からそうだよな~
仲良くなったつもりの女の子が出来ても、すぐに疎遠になるんだよね
今度こそと思ったけど、デートはすっぽかされるし…
先程、他のクラスの女子が通り過ぎたが、他愛ない会話の中に聞き捨てならない言葉を聞いてしまった…
「✕✕ちゃん、男の子と歩いていたね~! 彼氏とデートかな♡」
ちなみに✕✕ちゃんというのが俺とデートの約束をした女子だ…
俺との約束を忘れて他の男とデートかよっ
「クソッ」
いつもそうだ!
俺と仲良くなる女の子はすぐに俺から離れていく…
「帰ろう…」
今度こそ帰ろう…
気合を入れてオシャレなカフェで待ち合わせりして滑稽だな俺…
トボトボと歩いていると、先程の他のクラスの女子がクスクス楽しそうにスマホを見ている
「……ネコ」
ネコって聞こえたけど、ネコの動画でも観てるのかな
よく見ると結構可愛い子だな!
声でも掛けて…
イヤイヤ、いきなり知らない男から声掛けられたら嫌だろう!
デートすっぽかされたばかりでさみしくなったのかな…
俺はそのまま、女の子の隣を黙って通り過ぎて帰路につく
彼女が俺を狂気を孕んだ目で見つめていた事に気付きもせずに……
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