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真実 2
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佐々木は静かに頷いた。
「ああ、俺だけじゃなかったんだ」
鈴原は三嶋を見つめた。
「三嶋先生。あなたが親子を殺すために手を組んだ相手は、木島と川原だったんですね」
この二人の生徒がここにいるってことは、やはりこいつらが罪を犯したということか。
だから縷々子さんに消された、そういうことだろう。
「そうよ。木島君は名前の竜輝の輝くっていう字から光を取って『ヒカリ』、川原玲子は
玲の字の右側の令の字を取って、そこから『嬢ちゃん』ってあだ名になったの。今考え
ると、ホントくだらないわね」
木島も川原も本当は三嶋先生と同じ歳だった。
だが重い罪を犯したことで高校時代に戻されてしまった。彼らを消すのにうってつけの場所に……。
「時間を遡るという現象が縷々子さんの仕業だとしたら、何故時間を遡る必要があった
んですか?」
「私も驚いたわ。だって春に赴任して3年5組の名簿を見た時、ヒカリ君と嬢ちゃんの
名前があったんだもの。
2人とも見た目も性格も全然違っているから、単なる同性同名かと思ったけど佐々木
先生を見て、ああこの2人も遡っちゃったんだな、と思ったわ。
そうなると残念ながら私達が親子を殺したのも、夢じゃなかったってことになるけど
ね」
「縷々子さんは母校の生徒が過ちを犯すことを許せなかったんですね。だから木島達を
戻して魂を消した」
「ふふっ、読みが甘いわね。鈴原君」
「どういうことですか?」
鈴原は三嶋を睨みつけた。
「もう一度アルバムを見てみなさい」
三嶋の態度に苛立ちながらも、もう一度アルバムを開いた。
制服姿の3年5組の生徒達が写った写真。1人1人の顔と名前をじっくり確認する。
1人の生徒に眼がとまった。鈴原の手ががくがくと震えた。
全身の毛が逆立つような悪寒が鈴原を襲い、汚い物を触っていたかのようにアルバムから手を離した。
鈴原 悠斗
そこには鈴原の名前があった。
「ああ、俺だけじゃなかったんだ」
鈴原は三嶋を見つめた。
「三嶋先生。あなたが親子を殺すために手を組んだ相手は、木島と川原だったんですね」
この二人の生徒がここにいるってことは、やはりこいつらが罪を犯したということか。
だから縷々子さんに消された、そういうことだろう。
「そうよ。木島君は名前の竜輝の輝くっていう字から光を取って『ヒカリ』、川原玲子は
玲の字の右側の令の字を取って、そこから『嬢ちゃん』ってあだ名になったの。今考え
ると、ホントくだらないわね」
木島も川原も本当は三嶋先生と同じ歳だった。
だが重い罪を犯したことで高校時代に戻されてしまった。彼らを消すのにうってつけの場所に……。
「時間を遡るという現象が縷々子さんの仕業だとしたら、何故時間を遡る必要があった
んですか?」
「私も驚いたわ。だって春に赴任して3年5組の名簿を見た時、ヒカリ君と嬢ちゃんの
名前があったんだもの。
2人とも見た目も性格も全然違っているから、単なる同性同名かと思ったけど佐々木
先生を見て、ああこの2人も遡っちゃったんだな、と思ったわ。
そうなると残念ながら私達が親子を殺したのも、夢じゃなかったってことになるけど
ね」
「縷々子さんは母校の生徒が過ちを犯すことを許せなかったんですね。だから木島達を
戻して魂を消した」
「ふふっ、読みが甘いわね。鈴原君」
「どういうことですか?」
鈴原は三嶋を睨みつけた。
「もう一度アルバムを見てみなさい」
三嶋の態度に苛立ちながらも、もう一度アルバムを開いた。
制服姿の3年5組の生徒達が写った写真。1人1人の顔と名前をじっくり確認する。
1人の生徒に眼がとまった。鈴原の手ががくがくと震えた。
全身の毛が逆立つような悪寒が鈴原を襲い、汚い物を触っていたかのようにアルバムから手を離した。
鈴原 悠斗
そこには鈴原の名前があった。
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