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第4章
4 - 3 お前が見たのは幻だ…
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漆黒の闇の中、蠢く影が今日も行く──
空を飛び交う蝙蝠も…俺の姿は捕らえられない
山々は馬でも越すが、越すに越されぬこの世の峠…
西が曇れば涙雨。東が曇れば恨み雨。
どうせこの世は生き地獄
かわって晴らそう女の涙
この世の苦しみ仕舞にしよう──
(さぁ…仕事の時間だ)
《なんか今日の雷斗さん…いつにも増して変質者ですねぇ…ポエマーですか?それとも中二病?》
(なんでだよ!あんたの好きな時代劇風の前口上じゃねーかよ!言う方だって恥ずかしいんだぞ!)
クソ!台無しだよ!
ゲルルフの屋敷の上空に到着した俺は見張りに気が付かれないよう屋根の上へと降り立つ
「【クリアラビリンス】」
すかさず精密な地図にマーカーを打ち込み屋敷内部を掌握する
大まかだが、人数が固まっている部屋をチェック
そして天井裏から侵入するため「【サンドストーム】」で屋根に穴を開ける
音を立てずに屋敷内部へと潜入を果たした俺は、すかさず「【シャドウハイド】」で姿を隠し移動を始める
屋敷内部を見張りや巡回をスルーしながら突き進み──
(まずはこの部屋か…見張りが居ないのが気になるが──)
ガチャ
俺は扉を開け中へと滑り込むと──
「あ?」
「どうした?」
「誰か今扉開けたか?」
「いいや。そもそも誰も出入りしてないが?」
───しまった…ここは兵士の待機所みたいだ…失敗失敗
俺はそーっと部屋を出ようと開けた扉へと移動しようとした──その時!
「そこに隠れている奴…姿を現してもらおう」
背後から掛かったその声に、なんだって──という俺は驚き振り向くと
そこには見えないはずの俺に射抜くような視線を向け、腕を組んで佇む男が居た
腕利き…か──俺は【ハイド】を解き姿を現すと、その男以外の顔には動揺が走る
「なぜわかった…」
という俺の問に男は腕を組んだまま──「忍んでいたようだが残念だったな…俺には貴様の足音がよ~く聞こえるぞ」──ニヤッと口角を上げる男
「なるほど…あんた弱そうだが、耳だけは他の奴等より使えたってことか」と俺は減らず口を叩き男を煽るが──
「忍ぶのに足音を立てるなど…もし貴様が暗殺者ならば確実に落第点だな」と男に鼻で笑われる
「そういうあんたも…口だけは達者らしいな」フッと俺は口角を釣り上げ笑い返すと男は周囲の手下と思われる輩に「お前ら…少し可愛がってやれ…」と指示を出すと周囲の男供は一斉に剣を抜く
「へへへ…兄さんツイてないね…」「身の程知らずな奴だな…」「囲って切り刻んでやるぜぇ」
等々、三下丸出しのセリフを吐きながら俺を四方八方から包囲して一斉に剣を振り下ろす
俺はその振り下ろされた剣にその身を貫かれる──かのように見えた──
ガキィン!
と甲高い音を立て、剣は俺が身に纏った鎧に防がれる
「貴様…手品も上手なようだな…」
「まぁな!特にいろんな道具を何もない空間から取り出す手品が得意だぜ!」
と俺は両手に嵌めたガントレットをガツン!と両手で叩き鳴らす
《その鎧は!あぶない水着!》
(そうそう!男の俺がビギニアーマーを着る事になるなんて…ってそんな訳あるかい!あんたがくれた奴だろ!名前だってちゃんと有ったぞ?えっと…)
《黄輝鎧絶華です》
(見た目金ピカで悪目立ちするから今の今まで出さなかったんだよな…)
《金と赤はエースの証なんですよ!少佐とか大尉とかが好んで使ったカラーにケチ付けるのやめて下さい!》
こいつ…ほんと何でも見てるんだな…呆れを通り越して感心するわ…
と無駄話をしている間にも、俺を囲っている男供を次々に輝くガントレットで再起不能にしていく
右手を振れば男の鼻が顔面を突き抜け
左手を振れば別の男の口を貫き頸椎を粉砕する
男達にとって俺は死をばら撒く悪魔か死神にでも見えているのだろう…最初は威勢が良かった男供も一人、また一人と爆散していく様を見て尻もちを着き失禁する者、恐怖の余り発狂して窓から飛び降りる者まで居る。
(ここ三階だから運が良ければ死なないのか…)とどうでもいい事を思いながらもバイオレンスの嵐が止むことはなく──やがて俺と一人の男を残し、動く者は居なくなった
パチパチパチパチ
目の前の男は突然両の掌を叩き合わせ──
「素晴らしい!その鎧の性能は人智を超越している!」と笑みを浮かべ
「その鎧ならばいくら中身が三流な三下でも気にならないというものよなぁ」と男はさらに口角を上げる
その言い回しにカチンとキタ俺は鎧を解除してインベントリへと収納する
「つまりお前は鎧さえ無ければ俺を始末する事なぞ造作もない…という事だな?」
俺はコメカミがピクつくのを抑えつつ男に問いかける
《雷斗さん!いくらヘッポコ素人がバレたからって逆ギレはみっともないですよ~…ぶふっ》
(べべべ!別に!キレてないよ!ほんとだからな!ほらこの通り!キレテナーイ!)
そんな女神さまとのやり取りなぞ聞こえない目の前の男は
「まぁ…そういう事になるがな…では、鎧を脱いだ事を後悔しながら逝くがいい」
男はセリフをいい終えると同時に小刀のようなダガーを両手に一本ずつ握り俺に迫る!
俺は振られる刃を寸での所でかわし、今だとばかりに俺は男の頭を掴むも…あっさりと抜け出した男は再び両手に握った凶刃を振るう
お互いに一撃も入れられない状況に俺と男は一度距離を取った
男を見れば、その顔に浮かぶ表情には緊張の色が濃い
「なるほど…回避だけは上手いようだな」
「はっ!三流で三下で素手の素人相手に二刀流で攻めあぐねるなんて…お前は恥ずかしくはないのか?」
という俺の口撃に男のコメカミに血管が浮き出ているのが窺える
それを見た俺は
「三下にすら傷一つ付けられないなんて今どんな気分?なぁ…今どんな気分なんだよ?ほれ正直に言ってみな」
と男の精神へアプローチ
両手をワナワナとさせな男はギラリとした眼光を俺に向け
「図に乗るなよ小僧!」
と吼えた男は再び俺へと接近し──突き出された小刀を俺はバックステップで回避──した瞬間!
バシュン!
なんと、小刀の刃の部分がステップ中の俺に向かって飛び出した!
空中の俺に迫る刃を寸での所で叩き落とし──
パーン!パーン!
俺の額と心臓に鉛の玉が突き刺さった──
額を撃ち抜かれた俺を確認すべく近付き──血の海に染まった俺を見下ろし男は安堵の表情を浮かべる
「俺に最後の暗器までもを使わせるとは…」
とため息を一つ吐き俺の死体を蹴り飛ばそうとした時──
「オ゛オ゛オ゛ォン」
と背後からの声に男が振り向くと──
そこには腹をぶち破られた輩が立っていた
開いた穴からは腸がはみ出ている
そして、その輩の瞳は赤く妖しく光り…開いた口には牙が見える
その光景に男は思わず怯んで後退る
それを見た輩は男目掛けて飛びかかった!
ギリギリの所でステップで回避した男は着地と同時に何者かに足を捕まれた
「ア゛ア゛ア゛ァ」
声のする下へと顔を向ければ顔の半分を失い脳ミソがトロッと流れ出ている輩が男の足を掴んで離さない
さらに「ア゛ア゛」と先程殺られたら者共が次々と立ち上がってくる
ある者は片腕を、またある者は右胸に風穴を…と間違いなく死んでいるにも関わらず立ち上がり、仲間であった男へ皆一様に牙を向ける
男は逃げ場を失い、死者達に抵抗虚しく生きたまま牙を突き立てられ…生きながらその身を喰われて行く──
「ヤメロ!貴様ら!やめ!やめやめやめやめ!あぁあぁあぁ」
「こいつは今頃どんな夢を見ているのかね…」
と俺は両膝を着き、不気味に笑う男へと思いを馳せる
俺は奴と初撃を打ち合った瞬間…頭を掴んだ俺は【クラッシュマインド】を使用したのだ──
その効果は抜群で、男はその場に膝を折り──
そして現在に至る……という訳だ
「イヒッ!イヒヒ」とだらしなく涎を滴ながら不気味に笑う男を見下ろし
こいつはもうダメだな…完全に精神が崩壊してしまったらしい
《流石は雷斗さん!悪人に対する非情の精神!そこに痺れる!憧れるぅ!》
俺は入ってきた扉から出ると、再び屋敷内部を探索するため移動を開始するのであった──
空を飛び交う蝙蝠も…俺の姿は捕らえられない
山々は馬でも越すが、越すに越されぬこの世の峠…
西が曇れば涙雨。東が曇れば恨み雨。
どうせこの世は生き地獄
かわって晴らそう女の涙
この世の苦しみ仕舞にしよう──
(さぁ…仕事の時間だ)
《なんか今日の雷斗さん…いつにも増して変質者ですねぇ…ポエマーですか?それとも中二病?》
(なんでだよ!あんたの好きな時代劇風の前口上じゃねーかよ!言う方だって恥ずかしいんだぞ!)
クソ!台無しだよ!
ゲルルフの屋敷の上空に到着した俺は見張りに気が付かれないよう屋根の上へと降り立つ
「【クリアラビリンス】」
すかさず精密な地図にマーカーを打ち込み屋敷内部を掌握する
大まかだが、人数が固まっている部屋をチェック
そして天井裏から侵入するため「【サンドストーム】」で屋根に穴を開ける
音を立てずに屋敷内部へと潜入を果たした俺は、すかさず「【シャドウハイド】」で姿を隠し移動を始める
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(まずはこの部屋か…見張りが居ないのが気になるが──)
ガチャ
俺は扉を開け中へと滑り込むと──
「あ?」
「どうした?」
「誰か今扉開けたか?」
「いいや。そもそも誰も出入りしてないが?」
───しまった…ここは兵士の待機所みたいだ…失敗失敗
俺はそーっと部屋を出ようと開けた扉へと移動しようとした──その時!
「そこに隠れている奴…姿を現してもらおう」
背後から掛かったその声に、なんだって──という俺は驚き振り向くと
そこには見えないはずの俺に射抜くような視線を向け、腕を組んで佇む男が居た
腕利き…か──俺は【ハイド】を解き姿を現すと、その男以外の顔には動揺が走る
「なぜわかった…」
という俺の問に男は腕を組んだまま──「忍んでいたようだが残念だったな…俺には貴様の足音がよ~く聞こえるぞ」──ニヤッと口角を上げる男
「なるほど…あんた弱そうだが、耳だけは他の奴等より使えたってことか」と俺は減らず口を叩き男を煽るが──
「忍ぶのに足音を立てるなど…もし貴様が暗殺者ならば確実に落第点だな」と男に鼻で笑われる
「そういうあんたも…口だけは達者らしいな」フッと俺は口角を釣り上げ笑い返すと男は周囲の手下と思われる輩に「お前ら…少し可愛がってやれ…」と指示を出すと周囲の男供は一斉に剣を抜く
「へへへ…兄さんツイてないね…」「身の程知らずな奴だな…」「囲って切り刻んでやるぜぇ」
等々、三下丸出しのセリフを吐きながら俺を四方八方から包囲して一斉に剣を振り下ろす
俺はその振り下ろされた剣にその身を貫かれる──かのように見えた──
ガキィン!
と甲高い音を立て、剣は俺が身に纏った鎧に防がれる
「貴様…手品も上手なようだな…」
「まぁな!特にいろんな道具を何もない空間から取り出す手品が得意だぜ!」
と俺は両手に嵌めたガントレットをガツン!と両手で叩き鳴らす
《その鎧は!あぶない水着!》
(そうそう!男の俺がビギニアーマーを着る事になるなんて…ってそんな訳あるかい!あんたがくれた奴だろ!名前だってちゃんと有ったぞ?えっと…)
《黄輝鎧絶華です》
(見た目金ピカで悪目立ちするから今の今まで出さなかったんだよな…)
《金と赤はエースの証なんですよ!少佐とか大尉とかが好んで使ったカラーにケチ付けるのやめて下さい!》
こいつ…ほんと何でも見てるんだな…呆れを通り越して感心するわ…
と無駄話をしている間にも、俺を囲っている男供を次々に輝くガントレットで再起不能にしていく
右手を振れば男の鼻が顔面を突き抜け
左手を振れば別の男の口を貫き頸椎を粉砕する
男達にとって俺は死をばら撒く悪魔か死神にでも見えているのだろう…最初は威勢が良かった男供も一人、また一人と爆散していく様を見て尻もちを着き失禁する者、恐怖の余り発狂して窓から飛び降りる者まで居る。
(ここ三階だから運が良ければ死なないのか…)とどうでもいい事を思いながらもバイオレンスの嵐が止むことはなく──やがて俺と一人の男を残し、動く者は居なくなった
パチパチパチパチ
目の前の男は突然両の掌を叩き合わせ──
「素晴らしい!その鎧の性能は人智を超越している!」と笑みを浮かべ
「その鎧ならばいくら中身が三流な三下でも気にならないというものよなぁ」と男はさらに口角を上げる
その言い回しにカチンとキタ俺は鎧を解除してインベントリへと収納する
「つまりお前は鎧さえ無ければ俺を始末する事なぞ造作もない…という事だな?」
俺はコメカミがピクつくのを抑えつつ男に問いかける
《雷斗さん!いくらヘッポコ素人がバレたからって逆ギレはみっともないですよ~…ぶふっ》
(べべべ!別に!キレてないよ!ほんとだからな!ほらこの通り!キレテナーイ!)
そんな女神さまとのやり取りなぞ聞こえない目の前の男は
「まぁ…そういう事になるがな…では、鎧を脱いだ事を後悔しながら逝くがいい」
男はセリフをいい終えると同時に小刀のようなダガーを両手に一本ずつ握り俺に迫る!
俺は振られる刃を寸での所でかわし、今だとばかりに俺は男の頭を掴むも…あっさりと抜け出した男は再び両手に握った凶刃を振るう
お互いに一撃も入れられない状況に俺と男は一度距離を取った
男を見れば、その顔に浮かぶ表情には緊張の色が濃い
「なるほど…回避だけは上手いようだな」
「はっ!三流で三下で素手の素人相手に二刀流で攻めあぐねるなんて…お前は恥ずかしくはないのか?」
という俺の口撃に男のコメカミに血管が浮き出ているのが窺える
それを見た俺は
「三下にすら傷一つ付けられないなんて今どんな気分?なぁ…今どんな気分なんだよ?ほれ正直に言ってみな」
と男の精神へアプローチ
両手をワナワナとさせな男はギラリとした眼光を俺に向け
「図に乗るなよ小僧!」
と吼えた男は再び俺へと接近し──突き出された小刀を俺はバックステップで回避──した瞬間!
バシュン!
なんと、小刀の刃の部分がステップ中の俺に向かって飛び出した!
空中の俺に迫る刃を寸での所で叩き落とし──
パーン!パーン!
俺の額と心臓に鉛の玉が突き刺さった──
額を撃ち抜かれた俺を確認すべく近付き──血の海に染まった俺を見下ろし男は安堵の表情を浮かべる
「俺に最後の暗器までもを使わせるとは…」
とため息を一つ吐き俺の死体を蹴り飛ばそうとした時──
「オ゛オ゛オ゛ォン」
と背後からの声に男が振り向くと──
そこには腹をぶち破られた輩が立っていた
開いた穴からは腸がはみ出ている
そして、その輩の瞳は赤く妖しく光り…開いた口には牙が見える
その光景に男は思わず怯んで後退る
それを見た輩は男目掛けて飛びかかった!
ギリギリの所でステップで回避した男は着地と同時に何者かに足を捕まれた
「ア゛ア゛ア゛ァ」
声のする下へと顔を向ければ顔の半分を失い脳ミソがトロッと流れ出ている輩が男の足を掴んで離さない
さらに「ア゛ア゛」と先程殺られたら者共が次々と立ち上がってくる
ある者は片腕を、またある者は右胸に風穴を…と間違いなく死んでいるにも関わらず立ち上がり、仲間であった男へ皆一様に牙を向ける
男は逃げ場を失い、死者達に抵抗虚しく生きたまま牙を突き立てられ…生きながらその身を喰われて行く──
「ヤメロ!貴様ら!やめ!やめやめやめやめ!あぁあぁあぁ」
「こいつは今頃どんな夢を見ているのかね…」
と俺は両膝を着き、不気味に笑う男へと思いを馳せる
俺は奴と初撃を打ち合った瞬間…頭を掴んだ俺は【クラッシュマインド】を使用したのだ──
その効果は抜群で、男はその場に膝を折り──
そして現在に至る……という訳だ
「イヒッ!イヒヒ」とだらしなく涎を滴ながら不気味に笑う男を見下ろし
こいつはもうダメだな…完全に精神が崩壊してしまったらしい
《流石は雷斗さん!悪人に対する非情の精神!そこに痺れる!憧れるぅ!》
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