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第1章 出会い
6話 引っ越し
荷造りはすぐに終わった。
かなりの箱の数だったので一日がかりになると思っていたが、作業は驚くほど早く片づいていった。
なぜなら──
「レオンさん、この方たちは⋯⋯?」
「私の屋敷で働いている使用人たちです。あとは彼らに任せてください」
「し、使用人⋯⋯?」
屈強な男たちと落ち着いた雰囲気の女性たちが、無駄のない動きで家具や箱を運び出し、部屋の隅に残った小物まで丁寧にまとめていく。私が慌てて礼を言おうとすると、
「お気になさらず。ご当主様のご命令ですから」
と微笑んだ。
「ご当主様⋯⋯?」
なぜこれほど多くの人が、自然にレオンさんの指示に従っているのか。不思議に思う間もなく、作業はあっという間に終わってしまった。
日が中天を過ぎ、街路樹の影が長く伸びる頃。
「では、私たちは先に屋敷へ向かいましょうか」
馬車がゆるやかに走り出す。夏の昼下がりの王都は、商人の呼び声と香ばしい焼き菓子の匂いが入り混じり、人々の活気で満ちている。
「レオンさんのお宅はどのあたりにあるんですか?」
「第一区です」
「一区?!?!」
思わず目を見開いた。
王都は第一区から第六区まで分かれていて、数字が下がるほど土地も身分も下がっていく。なかでも第一区は、王族やそれに並ぶ存在しか住めない特別な区域だ。
(レオンさんって一体どれだけすごい言語学者なの?もしかして、実はものすごい資産家とか?でも、資産家だとしても第一区に住めるとは思えないけど⋯⋯)
馬車は白い大理石の大門をくぐり、さらに奥へと進む。
広大な庭園を囲む高い石壁の内側には、何層にもわたる回廊や並木道が続き、要所ごとに見張り台を備えた小門がいくつもある。そこには屈強な衛兵たちが立ち、鋭い眼差しで馬車を見つめていた。
「も、ものすごい厳重な警備ですね」
思わず声が漏れた。
「あなたのためですよ」
「私のため⋯⋯?」
(どういうことだろう)
「じきにわかります」
にこりと微笑み、それ以上は語らなかった。
やがて馬車は、芝生が広がる中央庭園を抜け、白亜の建物へと到着した。玄関前には上品な制服を身に着けた数人の従者が整列し、一斉に深く頭を下げる。
「お帰りなさいませ、ご当主様、ミナ様」
その響きは、まるで宮殿の謁見を告げる合図のようだった。
「こ、こんにちは⋯⋯」
(この人たちもレオンさんに雇われている人たちなのかな)
「ただいま。出迎えありがとう。今からミナを部屋に案内するから、その間に食事の用意をしてもらえるかな」
レオンさんは近くにいた一番年長の執事らしき人物にそう指示した。
「かしこまりました。ミナ様、何かございましたら私どもにいつでもお申しつけください」
「は、はい。ありがとうございます」
大勢の人に一斉に頭を下げられるなんて初めてで、どう反応していいか分からない。
それに、胸の奥に、微かな違和感のようなざわめきが残る。豪奢な屋敷の空気か、それとも人々の視線か、その正体は掴めない。
「ミナさん、では部屋に案内しますね」
「あ、は、はい!」
こうして私はレオンさんの後についていった。
「では、この部屋を自由にお使いください」
「ここですか!?」
案内された部屋は、広さも調度も私の想像を遥かに超えていた。淡い水晶色の壁、光を受けてきらめく魔導灯。どれも私好みのものばかりだ。大きな窓の外には手入れの行き届いた庭が広がり、王都の王宮さえ望める。
「これって──」
私はある一つの家具に目を留めた。
「もうお気づきになりましたか。本当に家具がお好きなんですね」
そこにあったのは、以前フリーマーケットへ行く途中に見かけた高級家具店のドレッサーだった。
「これ、私のために⋯⋯?」
「もちろんです。ミナさんの引っ越し祝いにと思いまして。お気に召しましたか?」
「それはもちろん嬉しいのですが、その⋯⋯なんといいますか⋯⋯」
「部屋が狭かったでしょうか。もしそうなら別の部屋に──」
「そんなわけないです!本当に嬉しくて、感動してるんですけど、あ、あのレオンさん。先ほどからずっと聞きたいことがあるのですが⋯⋯!」
「なんでしょう?」
レオンさんは本当に、何も特別なことだとは思っていない様子だ。
「まず、確認したいのですが、ここはレオンさんのお屋敷なんですよね?」
「はい」
「王都の中心、しかもこんな大きな敷地に住むのは、普通の人じゃ難しいと思うのですが⋯⋯。大変失礼ですが、レオンさんは一体何者なのでしょう⋯⋯か?」
(ここまできたら、正体を確かめないと不安だ。こんなにも大きいと、危ない仕事をしている可能性すらある⋯⋯)
「以前にもお伝えしましたが、私は言語学者です」
「言語学者⋯⋯その、私は外国から来たので、この国の階級制度に詳しくないのですが、何か⋯⋯その⋯⋯言語学者の中でもすごい方なのでしょうか?
私の国でも言語学者様は素晴らしい職業ではありますが、王都の一等地区に住める職業ではなくて⋯⋯その⋯⋯」
「階級のことですか?階級ならば、私は公爵位です」
「えぇ?!」
公爵──国の防衛や外交、広大な領地の統治を任される最高位の貴族。王に次ぐ権威を持つ存在だ。
(やばい。頼る人間違えた。一刻も早くここから出ないと)
「た、大変申し訳ありません。私のような一般庶民が、このような公爵様の屋敷に住まわせていただくなんて⋯⋯その、存じ上げなくて⋯⋯今からでも──」
「ミナさん」
レオンさんの顔から、先ほどまでの笑顔が消えた。
「あなたはここに住むと約束したではありませんか」
真っ直ぐに目を見てそう告げる彼。その視線に胸がどくりと鳴った。
「いや、しかし⋯⋯」
(ただの一般人が、何の関係もないのに公爵家にお世話になるって、そんなことあっていいの?)
「ミナさん。あなたと話すのはとても楽しいですし、ずっと続けたいくらいですが、この話題はここで終わりにしましょう」
その笑顔からなんとも言えない威圧感を感じた。
申し訳なさと胸の奥の熱が入り混じる中、私は深く頭を下げた。
「わ、わかりました。では、次の家が見つかるまでの間、よろしくお願いいたします」
「もちろんです」
すると突然、レオンさんが私を抱き寄せた。
「あ、あの⋯⋯どうかされましたか?」
(びっくりした⋯⋯心臓に悪い⋯⋯!)
「これから一緒に暮らすので、挨拶です」
「⋯⋯いきなりだからびっくりしました」
「申し訳ありません。あまりに嬉しくてつい。以後、気をつけます」
だが、私は気づかなかった。
彼がどれほど喜びに満ちた顔をしていたのかを。
そして、その小さな声も。
「⋯⋯ようやく帰ってきた」
かなりの箱の数だったので一日がかりになると思っていたが、作業は驚くほど早く片づいていった。
なぜなら──
「レオンさん、この方たちは⋯⋯?」
「私の屋敷で働いている使用人たちです。あとは彼らに任せてください」
「し、使用人⋯⋯?」
屈強な男たちと落ち着いた雰囲気の女性たちが、無駄のない動きで家具や箱を運び出し、部屋の隅に残った小物まで丁寧にまとめていく。私が慌てて礼を言おうとすると、
「お気になさらず。ご当主様のご命令ですから」
と微笑んだ。
「ご当主様⋯⋯?」
なぜこれほど多くの人が、自然にレオンさんの指示に従っているのか。不思議に思う間もなく、作業はあっという間に終わってしまった。
日が中天を過ぎ、街路樹の影が長く伸びる頃。
「では、私たちは先に屋敷へ向かいましょうか」
馬車がゆるやかに走り出す。夏の昼下がりの王都は、商人の呼び声と香ばしい焼き菓子の匂いが入り混じり、人々の活気で満ちている。
「レオンさんのお宅はどのあたりにあるんですか?」
「第一区です」
「一区?!?!」
思わず目を見開いた。
王都は第一区から第六区まで分かれていて、数字が下がるほど土地も身分も下がっていく。なかでも第一区は、王族やそれに並ぶ存在しか住めない特別な区域だ。
(レオンさんって一体どれだけすごい言語学者なの?もしかして、実はものすごい資産家とか?でも、資産家だとしても第一区に住めるとは思えないけど⋯⋯)
馬車は白い大理石の大門をくぐり、さらに奥へと進む。
広大な庭園を囲む高い石壁の内側には、何層にもわたる回廊や並木道が続き、要所ごとに見張り台を備えた小門がいくつもある。そこには屈強な衛兵たちが立ち、鋭い眼差しで馬車を見つめていた。
「も、ものすごい厳重な警備ですね」
思わず声が漏れた。
「あなたのためですよ」
「私のため⋯⋯?」
(どういうことだろう)
「じきにわかります」
にこりと微笑み、それ以上は語らなかった。
やがて馬車は、芝生が広がる中央庭園を抜け、白亜の建物へと到着した。玄関前には上品な制服を身に着けた数人の従者が整列し、一斉に深く頭を下げる。
「お帰りなさいませ、ご当主様、ミナ様」
その響きは、まるで宮殿の謁見を告げる合図のようだった。
「こ、こんにちは⋯⋯」
(この人たちもレオンさんに雇われている人たちなのかな)
「ただいま。出迎えありがとう。今からミナを部屋に案内するから、その間に食事の用意をしてもらえるかな」
レオンさんは近くにいた一番年長の執事らしき人物にそう指示した。
「かしこまりました。ミナ様、何かございましたら私どもにいつでもお申しつけください」
「は、はい。ありがとうございます」
大勢の人に一斉に頭を下げられるなんて初めてで、どう反応していいか分からない。
それに、胸の奥に、微かな違和感のようなざわめきが残る。豪奢な屋敷の空気か、それとも人々の視線か、その正体は掴めない。
「ミナさん、では部屋に案内しますね」
「あ、は、はい!」
こうして私はレオンさんの後についていった。
「では、この部屋を自由にお使いください」
「ここですか!?」
案内された部屋は、広さも調度も私の想像を遥かに超えていた。淡い水晶色の壁、光を受けてきらめく魔導灯。どれも私好みのものばかりだ。大きな窓の外には手入れの行き届いた庭が広がり、王都の王宮さえ望める。
「これって──」
私はある一つの家具に目を留めた。
「もうお気づきになりましたか。本当に家具がお好きなんですね」
そこにあったのは、以前フリーマーケットへ行く途中に見かけた高級家具店のドレッサーだった。
「これ、私のために⋯⋯?」
「もちろんです。ミナさんの引っ越し祝いにと思いまして。お気に召しましたか?」
「それはもちろん嬉しいのですが、その⋯⋯なんといいますか⋯⋯」
「部屋が狭かったでしょうか。もしそうなら別の部屋に──」
「そんなわけないです!本当に嬉しくて、感動してるんですけど、あ、あのレオンさん。先ほどからずっと聞きたいことがあるのですが⋯⋯!」
「なんでしょう?」
レオンさんは本当に、何も特別なことだとは思っていない様子だ。
「まず、確認したいのですが、ここはレオンさんのお屋敷なんですよね?」
「はい」
「王都の中心、しかもこんな大きな敷地に住むのは、普通の人じゃ難しいと思うのですが⋯⋯。大変失礼ですが、レオンさんは一体何者なのでしょう⋯⋯か?」
(ここまできたら、正体を確かめないと不安だ。こんなにも大きいと、危ない仕事をしている可能性すらある⋯⋯)
「以前にもお伝えしましたが、私は言語学者です」
「言語学者⋯⋯その、私は外国から来たので、この国の階級制度に詳しくないのですが、何か⋯⋯その⋯⋯言語学者の中でもすごい方なのでしょうか?
私の国でも言語学者様は素晴らしい職業ではありますが、王都の一等地区に住める職業ではなくて⋯⋯その⋯⋯」
「階級のことですか?階級ならば、私は公爵位です」
「えぇ?!」
公爵──国の防衛や外交、広大な領地の統治を任される最高位の貴族。王に次ぐ権威を持つ存在だ。
(やばい。頼る人間違えた。一刻も早くここから出ないと)
「た、大変申し訳ありません。私のような一般庶民が、このような公爵様の屋敷に住まわせていただくなんて⋯⋯その、存じ上げなくて⋯⋯今からでも──」
「ミナさん」
レオンさんの顔から、先ほどまでの笑顔が消えた。
「あなたはここに住むと約束したではありませんか」
真っ直ぐに目を見てそう告げる彼。その視線に胸がどくりと鳴った。
「いや、しかし⋯⋯」
(ただの一般人が、何の関係もないのに公爵家にお世話になるって、そんなことあっていいの?)
「ミナさん。あなたと話すのはとても楽しいですし、ずっと続けたいくらいですが、この話題はここで終わりにしましょう」
その笑顔からなんとも言えない威圧感を感じた。
申し訳なさと胸の奥の熱が入り混じる中、私は深く頭を下げた。
「わ、わかりました。では、次の家が見つかるまでの間、よろしくお願いいたします」
「もちろんです」
すると突然、レオンさんが私を抱き寄せた。
「あ、あの⋯⋯どうかされましたか?」
(びっくりした⋯⋯心臓に悪い⋯⋯!)
「これから一緒に暮らすので、挨拶です」
「⋯⋯いきなりだからびっくりしました」
「申し訳ありません。あまりに嬉しくてつい。以後、気をつけます」
だが、私は気づかなかった。
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そして、その小さな声も。
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