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忘れもしない、私が30歳になった日の話。
その夜、私は夢を見た。
何かのイベントに参加した私は、ビンゴゲームに興じていた。カードを2枚持ち、読み上げられる番号に耳をそばだてて居た。
すると1枚目が『B』の列で、2枚目が『I』の列でビンゴになったのだ。
『ちょっと待って!ビンゴ!!ダブルです』
私は進行役の所までカードを持って行った。
『おめでとうございます!100万円当たりです』
『え?2口あるんですけど…』
『それでは200万ですね!』
会場スタッフが騒然とする。番号確認でカードを預かられる前に、ふと私は気付いた。
(この夢、もうすぐ終わるな。あ、番号覚えなくちゃ…!)
目録を持ってくるスタッフを差し置いて、私は夢から醒める寸前まで、10個の数字を繰り返し唱えて覚えようとした。
夢から醒めた瞬間、10個の数字の内2個を忘れてしまった。枕元の携帯に8個の数字を打ち込むと、私は再び眠りについた。
起床後。私はこの8個の数字をどう使おうかと考えた。
宝くじの高額当選者が、夢に出た数字でクジを買い当たったとか聞く。夢の中でそれを思い出し、咄嗟に数字を覚えたのだ。
私は早速、宝くじに詳しい友人へメールをした。
『1から30前半までの数字を使うなら、ロトかな。最近、7個まで選べるやつが出来たよ』
と有益な情報を教えてもらった。
初めての宝くじ売り場、店員に教えてもらいつつ、私は1口だけ購入した。
(当たるか?当たらないか?)
それにしても、何たって30歳の誕生日の夜にあんな夢を見たのだろう?
もしや神的な存在が『あいつ誕生日なのに、男は無いし、友達とは予定が合わなくて寂しく過ごしてるし、しかも去年大病をしてる。なんならクジでも当たらせてやるか!』とスペシャルな采配をしたのかも…?
そして『タダ当てるのも癪だから、夢で数字を見せつけて、覚えたうえでクジ買わないと当たらないって風にしよ!』とか…?
もしこれで当たりが出たら、寄付か何かした方がいいか。
今は特にお金に困ってないし、抱えきれないお金を持ったら(目に見えないスピ的なのが関係してたら)不幸になるかも…。
まずはロトを教えてくれた友人に奢ろう。それと両親。後は…、車検代にも充てよう。
結果。3回連続で買ったが、かすりもしなかった。
神的な存在は、30歳を迎えた私への贈り物に『夢見る心』を与えてくれたらしい。
余計なお世話なような、身の程を知れと言われたような。
その夜、私は夢を見た。
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すると1枚目が『B』の列で、2枚目が『I』の列でビンゴになったのだ。
『ちょっと待って!ビンゴ!!ダブルです』
私は進行役の所までカードを持って行った。
『おめでとうございます!100万円当たりです』
『え?2口あるんですけど…』
『それでは200万ですね!』
会場スタッフが騒然とする。番号確認でカードを預かられる前に、ふと私は気付いた。
(この夢、もうすぐ終わるな。あ、番号覚えなくちゃ…!)
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夢から醒めた瞬間、10個の数字の内2個を忘れてしまった。枕元の携帯に8個の数字を打ち込むと、私は再び眠りについた。
起床後。私はこの8個の数字をどう使おうかと考えた。
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私は早速、宝くじに詳しい友人へメールをした。
『1から30前半までの数字を使うなら、ロトかな。最近、7個まで選べるやつが出来たよ』
と有益な情報を教えてもらった。
初めての宝くじ売り場、店員に教えてもらいつつ、私は1口だけ購入した。
(当たるか?当たらないか?)
それにしても、何たって30歳の誕生日の夜にあんな夢を見たのだろう?
もしや神的な存在が『あいつ誕生日なのに、男は無いし、友達とは予定が合わなくて寂しく過ごしてるし、しかも去年大病をしてる。なんならクジでも当たらせてやるか!』とスペシャルな采配をしたのかも…?
そして『タダ当てるのも癪だから、夢で数字を見せつけて、覚えたうえでクジ買わないと当たらないって風にしよ!』とか…?
もしこれで当たりが出たら、寄付か何かした方がいいか。
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まずはロトを教えてくれた友人に奢ろう。それと両親。後は…、車検代にも充てよう。
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