きみよ奇跡の意味を知れ 【本編完結・番外プチ連載5/14完結】

桜以和果

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20 魔術師の部屋にて

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(怖い……)

 リィは密かに身震いした。
 怖い。
 こんな感覚は初めてで、それが怖い。自分の中で何が起こっているのかよくわからないから。この感覚がすぐに過ぎるものなのか、そうでないのかもわからないから。

 その恐怖に耐えるように、リィが微かに唇を噛んだ時。
 ちょうどそこに、飲み物が運ばれてきた。
 香ばしいような芳香がする。
 揚苑茶だ。何種かの茶葉を燻し直して作ると言われている茶で、煎れる者の好みが出る。
 スゥファの白く美しい手が、テーブルの上に茶器を置いていく。
 形も、色合いも、おそらく作られた場所も全て違うものだ。
 リィの前には、乳白色の地に華やかな花々が描かれたつるりとした質感のものが、ルーランの前には、とろりとした緑の釉薬が印象的な少し足の高い素焼き風のものが置かれる。
 師が旅先で買い求めて来たものなのだろうか。
 
 美女に目がないルュオインは、スゥファを見て「お」と声を上げる。ちらりと見れば、その顔も満面の笑みだ。
 リィは、ルーランに近い側の半身がぎゅっと緊張するのを感じたが、今回は彼はスゥファには何も言わなかった。
 そのことに、なんだかホッとする。
 たまたまかもしれないが。

「いただきます」

 お茶に口をつけてからも、緊張は続いている。
 美味しいが、なんだか落ち着かない。落ち着けない。
 スゥファが下がると、ようやく身体の緊張が溶ける。

 リィは茶碗をテーブルに戻すと、微かに身を乗り出して言った。

「ではまず私から話をしてよろしいでしょうか」

 順を追って、なるべく詳しく話しますので。

 そう続けると、師は無言で頷き、ルュオインは「頼む」と頷く。
 リィは、自らが経験した遠征時の出来事を話し始めた。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




 それからどのくらい経っただろうか。
 リィがルーランの補足とともに自身の体験を話し、同じようにルュオインが遠征先での事を話し終えると、聞き終えた師はしばしの沈黙ののち、

「ふむ……」

 と小さく唸るように言い、長く息をついた。
 じっと目を閉じて、何か考えているようだ。

 リィはもう冷めてしまったお茶を静かに飲み干しながら、ちらりとルュオインを見る。彼も伺うようにリィを見つめてくる。
 彼もまた、師からの回答を待つしかない、という心境だろう。
 

 先刻、先にリィが話をし終えた時。
 ずっと聞いていたルュオインは「いやぁ……」「うーん……」としきりに首を捻っては唸っていた。
 だが、彼の話を聞き終えた今は、リィも同じような心境だ。
 声にこそ出さないけれど、妙な一致——と言っていいのだろうか? 別々のところで起こった奇妙な異変だ——に、驚かずにはいられなかった。

 彼の話はこうだ。



 リィたちが唯蘇国との国境近くへ遠征に出る少し前。
 彼もまた、依頼を受けて準王属領であるセルド(狭島)という街へ赴いていたらしい。

 そこは商取引が盛んな地で、それ故、比較的高額な地料を納める代わりに、普段はギルドが幅を利かせている地域だったらしい。
 商的な取り決めだけでなく、治安の維持にも積極的に介入し、だからそれまでは中央への訴えもなかったらしい。

「国に納めるものは納めるから、好きにやらせろ。何かあってもここで対処する」というわけだ。

 それに対し、中央も——つまり王都で政に関わっている者たちも、「それならそれで、よほどのことがない限り好きにしろ(但し納めるものはきちんと納めろ)」という応対をしていたらしいのだが、今回、そんなセルドから「こちらへ兵を送ってもらえないだろうか」という珍しい依頼があった、というのだ。

 それまで特に大きな問題を起こしていなかった地域だ。
 自衛団、自警団だけでは対処できない何かが起こったのだろう、と王都は腕の立つ者を送り出した。それがルュオインを隊長とした騎兵と歩兵の中隊だったらしいのだが——。

 そこで彼が見聞きしたことは、「妙」としか言いようのないものだったようなのだ。

 隣国から攻め込まれたわけではない。
 住人同士の争いであったり、他国の商人と揉め事があったわけでもない。
 だが、「怪異」が次々起こったらしい。

 曰く——-。

 死骸はないのに、なぜか大量の獣の血が街の大通りにぶちまけられている。
 子供たちがなぜかみな、同じ時間に同じ方向を見上げて動かなくなる。
 安全なはずの発光石の調整がなぜかできなくなり、あちこちで火災が引き起こされる。
 飼っている馬が、もしくは荷運びの馬車を引いている馬が一斉に暴れ始める。

 等々。


 そうした事がこの一月ほどの間に続けて起こっていたらしく、そのためとうとう王都に助けと調査を依頼した、ということのようだった。

 人が死んだり酷い災害が起こったりということはないものの、交易で人を集め、金を集めていた地域としては、こうした気味の悪い事が続くようでは困る、という事だったのだろう。
 
 そのため、ルュオインは街の顔役と相談しつつ警備と調査に入り、と同時に近隣の魔術師たちにも協力を依頼した。
 これが誰かの企んだ大掛かりな悪戯でなければ、何かしらの魔術が、つまり魔術師が関わっているだろう、と推理して。
 
『でもな』

 この話をしている途中、ルュオインは「今も納得いっていない」という顔で言った。

『「何もなかった」らしいんだよ。魔術が使われた痕跡が。複数の魔術師に調べてもらったんだが、「何もなかった」らしいんだよな……』

 加えて、ルュオインたちが街に入って以降、それまで起こっていた奇妙な事がピタリと収まったこともあり、「もう大丈夫だろうから帰ってくれ」と、ほとんど追い立てられるように王都へ戻る羽目になった、らしい。
 調子がいいなと思うが、魔術が関わっているのではなく、また人にも物にも深刻な被害が出ていないとなれば、これ以上王都から介入されたくない、という事なのだろう。
 
 とは言え、本当の意味に解決したわけではない以上ルュオインには引っかかるものが残り、今回、こうして師に相談に来た、ということのようだった。

『まあ、偶然かもしれないんだけど』

 彼は一通り話した後、そう付け加えた。

『自分でも少し調べてみたんだよ。王都に戻ってきてからね。そうしたら、実は他の地域でも似たような事が起こってたみたいでね。特に、馬。『いきなり馬が暴れ出した』っていう訴えは何件もあった。発情の季節でもないのに気が荒くなって手に負えない——ってね』

 まあ、そんなもの珍しいことじゃないと言えばそうなんだけど。

 ルュオインは付け加えたが、その表情は浮かないものだった。
 彼も多分、リィ同様「スッキリしない」のだろう。

「仕事」として請け負った遠征は終えたものの、疑問が解けないまま残っているのが、きっと落ち着かないのだ。

(でも「何もなかった」か……)

 ただの「不思議」に見える/思える魔術も、一つの、あるい複数の行為や行動によって引き起こされる事象である以上、そこには必ず痕跡が残る、と言われている。
 呪文を唱えた跡、ジェムを使った跡、さっき師が使った鳥のような使い魔だって、その痕跡を追おうと思えできないことはない。
 ただ、強力な魔術師になればその痕跡も偽装できるから、追う側にも技量が必要になる。
 そしてセルドは準王族領だから、きっとルュオインか協力を求めたという魔術師も、相応に強い力を持つもののはずだ。全員ではなくとも。
 だから彼らが揃って「何もなかった」というなら、やはり魔術の力は関わっていない可能性が高いだろう。
 高位の魔術師なら自らの痕跡をひた隠せるだろうが、そこまでして隠してやった事が、「馬が暴れる事」だったり「血をぶちまける事」だったりするというのも不自然だろう。
 手間と結果とのバランスが取れていない。
 これではそれこそ——なんの役にも立たない悪戯をしただけのようだ。

 そんなことを、果たして魔術師がするものだろうか。

(こいつじゃあるまいし)

 リィは、ちらりと傍のルーランを見る。
 
 時間が経ったからか、彼を見ることで生じていた混乱は、今は治っているようだ。リィはほっと胸を撫で下ろした。

 それに、ルュオインと師に気を使ってか、今のところ彼はちゃんと大人しくしている。それにもほっとする。
 さっきリィが説明した時に加えてくれた補足も、内容は的確かつ絶妙のタイミングで、申し分のないものだった。
 

『あれは阿呆ではない』


 リィの脳裏に蘇る師の言葉。
 その言葉が、俄かに信じがたいものであると同時に、ある意味真実であることは、誰よりリィがよく知っている。
 
 彼に乗り、向かってくる敵の人馬と戦っているときに痛いほどに思うのだ。
 これはなんと賢い兵器なのか、と。

 馬の姿になった時の彼の速さと強さは誰もが知るところだが、それは決して本能だけで戦っているからではないのだ。
 最も効率よく——もしくは最も早く——もしくは最も敵の戦意を失わせる形で戦うにはどうすればいいかを、彼は恐ろしいほどの速さで判断している。
 時にそれが鞍上の騎士の——つまりリィの意図と噛み合わない事があるせいで、折り合いがつかなかったり、もたつたりすることもあるが、戦場において彼を愚かだと思ったことは一度もなかった。
 むしろ——これほどの騏驥に乗れている喜びを噛みしめるほどだった。


 彼は——ルーランは問題も多い。だが、それでもあの速さと強さは別格だ。
 ずば抜けている。騎士なら誰でもそう思うだろう。
 
 騎士学校時代から、色々な騏驥に乗った。
 騎士になってからも、牡・牝、色々と。若いものから年を経たものまで。
 だが。
 跨ったときにあれほどの違いを感じた騏驥はいなかった。
 
 ルーランに騎乗したいと伝えると、調教師や他の騎士たちからは、危険だと言われた。止めろと言われたし、無理だと言われた。
 それでも、自分が騎士として手柄をあげるには、なにか絶対的な、「特別」な武器が必要だった。
 それが、彼だった。


 そして、実際にあの背に跨ったとき。

 
 ——今でも覚えている。


 一瞬で頭の芯まで突き抜けていった、あの甘い痺れ。

 それまで経験したことがなかった湧き立つような心の底からの歓び。
 それは、今に至っても変わっていない。

 彼の背に乗り、思い切り走らせた時の、あの風に溶けていくような感覚は、他のどんな心地良さとも比べものにならないほどだから。


 そうしていると、ルーランと目が合った。
 一瞬、彼との出会いを思い出していた事がやけに恥ずかしく、頬が熱くなる気がしたが、気にしないことにした。
 それより、確かにここのところ彼を見過ぎているかもしれない。
 いつになく一緒に行動している以上仕方のない事なのだろうが……。

(さっきのことを褒めてやろうかな)

 リィが、珍しくそんなことを思った時。
 
「あ、解った」

 それより早く、彼が声を上げる。やけに嬉しそうだ。

 解った? 何が?

 リィが首を傾げた時。

「ねえ、おかわり持ってきて! 飲み物の! おかわり! リィが飲みたいって! それと俺も!」

 ルーランはソファに座ったまま身を捩り、背後を見るようにして——スゥファに向けて言っているつもりなのだろう——大声で叫ぶ。

 そして改めて向き直ると、えらく自慢げに胸を張る。
 そんな騏驥を見ながら、リィは、
  
 褒めなくてよかった、と、

 そして、

 師もたまには間違うのかもしれない。

 ——と思った。

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