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第1章 異種族交流編
20. 新武器ゲット
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「ウソだろおい…」
暴走した黒竜を倒せた思った束の間…
上空から翼が羽ばたく音が聞こえて見上げると、同じ黒竜3頭が姿を現した。
まずいな、レベル差によっては連戦はきついもんだぞ…レインボーオーブの量は十分にあるが…。
『無事か!?』
『父上!?』
女性がそう言った。
え!?父上って!という事は、黒竜族の長か!
『大丈夫であったか?こちらの方角へ逃げたと仲間が言っていたが…というより、この人間達は何者だ?なぜこんなところに冒険者がいる?』
黒竜族の長が愛娘の無事を確認すると、今度はこちらに目を向ける。
確かに国から離れたこんな偏狭な土地で人間に会うのが珍しいのだろう。もしかして、ここって案外魔族領の近くなのか?それにしても、先程からイナズマのテレパシーのように声が聞こえるが…
『じ、実はそこの人間の男が…兄者を倒してしまって…』
『『『な、なんだってぇぇーー!?!?』』』
黒竜族3体がそう驚くように叫んだ。
こちらからは、まるでスーパーボイスが発せられたかのような衝撃波に襲われる。うるせぇ!耳がジンジンするんだがぁ!?
「あわわわ…」
因みに俺は声が聞こえるのだが、アルナから聞けば竜の鳴き声しか聞こえない。突然の訪問にどうすればいいか、顔が青ざめあわあわと口を動かしている…。
倒すのはマズかったか…?もし家族を殺されたら肉親なんて黙っていないだろう。
『う……うぅ………』
「兄様、あの黒竜が!」
その場の何者かの声が聞こえ、振り返ってみる。
すると…俺が倒したはずの黒竜が瀕死の状態ながらも、立ち上がろうとしているのが見えた。しかしあの黒い瘴気が消えているので、もう既に戦う気には見えない。
『兄者!?』
「ダメだ!近づくんじゃない!!」
『!!』
俺は咄嗟に、黒竜の女性が近づこうとするのを止める。
エフェクト的に消えているが、こういうモンスター系の精神汚染の危険性も無視できなかった。もしかしたら、同族が近づく事で発生するのではないかと踏んだからだ。
『し、しかし…!』
『そ…その、声…妹…か?』
どうやら兄と呼ぶべきドラゴンは、妹を認識できる程瘴正気を取り戻したようだ。しかし、体力ゲージは既に0である為、今は気力だけで最後の力を振り絞っているというところか。
『その、男が…我、を…助けた、のか?』
「やむを得なかった。すまない」
俺は謝罪する。そこにいる妹と黒竜の妹を守るために、止む無く殺した。
なんなんだこの気持ち……今まで散々モンスターを狩りつくしたというのに…。この寂しい気持ちは…。
『責め、ない……見事、我を、討った……』
「!!」
この黒竜の兄。あろうことか責めずに、自身を討ってくれた俺に対して敬意を評していた。義理堅いモンスターとはいえ、一瞬心が揺らぎ涙腺が緩みそうになる。
『勇敢な、者よ、もう、時間、が…ない…我が魂……受け取れぃ…!!』
「!?」
これから命そのものが尽きかけようとしたその時だ。黒竜の身体が、ガラスのように砕け散る。せめて名前だけでも教えとくべきだったか…。
そのまま肉片だらけのグロテスクではなく、モンスターの最期だというのにこういう表現をするのもどうかと思うが、綺麗で儚い最期だった。
しかし、身体が消滅しても…その場に残っているものがあった。それは光だ。それはゆっくり俺に近付いて来る。俺はおもむろに手を伸ばす。
「!」
「兄様…それって……???」
手を伸ばした瞬間、より一層光が強くなった。そして、その光が弱まるとその手にあった物は――――
構造的にはリボルバー拳銃を大きくしたような…マグナムのような、とてつもなく大きい六連発のシリンダー弾倉…
「(これどう見ても、グレネードランチャーですよねーー!?)」
ファンタジー世界により一層似合わない、現代兵器がオルタの腕に納まったのであった…。
・グレネードランチャーBD を獲得しました。
〇グレネードランチャーBD
黒竜の魂が込められた、軍用六連発のグレネード・ランチャー。
六連発のシリンダー弾倉に炸裂弾・硫酸弾・火炎弾・氷結弾を込める事が可能。しかし威力が高い為、取り扱うには両手で使用しなければならない。
暴走した黒竜を倒せた思った束の間…
上空から翼が羽ばたく音が聞こえて見上げると、同じ黒竜3頭が姿を現した。
まずいな、レベル差によっては連戦はきついもんだぞ…レインボーオーブの量は十分にあるが…。
『無事か!?』
『父上!?』
女性がそう言った。
え!?父上って!という事は、黒竜族の長か!
『大丈夫であったか?こちらの方角へ逃げたと仲間が言っていたが…というより、この人間達は何者だ?なぜこんなところに冒険者がいる?』
黒竜族の長が愛娘の無事を確認すると、今度はこちらに目を向ける。
確かに国から離れたこんな偏狭な土地で人間に会うのが珍しいのだろう。もしかして、ここって案外魔族領の近くなのか?それにしても、先程からイナズマのテレパシーのように声が聞こえるが…
『じ、実はそこの人間の男が…兄者を倒してしまって…』
『『『な、なんだってぇぇーー!?!?』』』
黒竜族3体がそう驚くように叫んだ。
こちらからは、まるでスーパーボイスが発せられたかのような衝撃波に襲われる。うるせぇ!耳がジンジンするんだがぁ!?
「あわわわ…」
因みに俺は声が聞こえるのだが、アルナから聞けば竜の鳴き声しか聞こえない。突然の訪問にどうすればいいか、顔が青ざめあわあわと口を動かしている…。
倒すのはマズかったか…?もし家族を殺されたら肉親なんて黙っていないだろう。
『う……うぅ………』
「兄様、あの黒竜が!」
その場の何者かの声が聞こえ、振り返ってみる。
すると…俺が倒したはずの黒竜が瀕死の状態ながらも、立ち上がろうとしているのが見えた。しかしあの黒い瘴気が消えているので、もう既に戦う気には見えない。
『兄者!?』
「ダメだ!近づくんじゃない!!」
『!!』
俺は咄嗟に、黒竜の女性が近づこうとするのを止める。
エフェクト的に消えているが、こういうモンスター系の精神汚染の危険性も無視できなかった。もしかしたら、同族が近づく事で発生するのではないかと踏んだからだ。
『し、しかし…!』
『そ…その、声…妹…か?』
どうやら兄と呼ぶべきドラゴンは、妹を認識できる程瘴正気を取り戻したようだ。しかし、体力ゲージは既に0である為、今は気力だけで最後の力を振り絞っているというところか。
『その、男が…我、を…助けた、のか?』
「やむを得なかった。すまない」
俺は謝罪する。そこにいる妹と黒竜の妹を守るために、止む無く殺した。
なんなんだこの気持ち……今まで散々モンスターを狩りつくしたというのに…。この寂しい気持ちは…。
『責め、ない……見事、我を、討った……』
「!!」
この黒竜の兄。あろうことか責めずに、自身を討ってくれた俺に対して敬意を評していた。義理堅いモンスターとはいえ、一瞬心が揺らぎ涙腺が緩みそうになる。
『勇敢な、者よ、もう、時間、が…ない…我が魂……受け取れぃ…!!』
「!?」
これから命そのものが尽きかけようとしたその時だ。黒竜の身体が、ガラスのように砕け散る。せめて名前だけでも教えとくべきだったか…。
そのまま肉片だらけのグロテスクではなく、モンスターの最期だというのにこういう表現をするのもどうかと思うが、綺麗で儚い最期だった。
しかし、身体が消滅しても…その場に残っているものがあった。それは光だ。それはゆっくり俺に近付いて来る。俺はおもむろに手を伸ばす。
「!」
「兄様…それって……???」
手を伸ばした瞬間、より一層光が強くなった。そして、その光が弱まるとその手にあった物は――――
構造的にはリボルバー拳銃を大きくしたような…マグナムのような、とてつもなく大きい六連発のシリンダー弾倉…
「(これどう見ても、グレネードランチャーですよねーー!?)」
ファンタジー世界により一層似合わない、現代兵器がオルタの腕に納まったのであった…。
・グレネードランチャーBD を獲得しました。
〇グレネードランチャーBD
黒竜の魂が込められた、軍用六連発のグレネード・ランチャー。
六連発のシリンダー弾倉に炸裂弾・硫酸弾・火炎弾・氷結弾を込める事が可能。しかし威力が高い為、取り扱うには両手で使用しなければならない。
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