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第一章 催眠の愛
5話 勇者の子孫
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5話 勇者の子孫
マスターが居なくなって一週間が経ちます。
私の幸せな日々は依頼の所為で壊されてしまいました。
マスター・フェル様・エイン様に会えない思い出身体が疼きます。
『ふぅ~、皆様元気でしょうか…。他の女性等も抱いているのでしょうか?』
そう思うと胸が苦しくなります。
だけど、仕事だから仕方のない事なのです。
そう、だから泣いてはダメなのです。
「あれれ?こんな所に可愛いメイドさんがいる~」
『え??』
突然知らない声に私は戸惑いながら振り返りました。
「いや~、なんか久しぶりに弟子に会いに来たら不在って言われちゃってさ。そしたら可愛らしいメイドさんが居るから俺キュンキュンしちゃった」
ここは屋敷の中なのに何故入って来れたのでしょうか。
金髪のショートヘアである男性に私は首を傾げました。
『えっと、どうやって入ったのですか?』
「ん~、そこら辺にいる奴らは全部ボコった。あははは、弟子の部下は弱すぎて話にならなかったよ。俺ってば強いからな~。あとなんか小賢しい魔法が掛かってたから壊しちゃった。てへ」
『ボコった!?えええ!?あ、あの弟子と言うのは?』
「弟子??あぁ、俺の弟子はゼル=エイビスだよ。ここの暗殺者の長だね。俺はアーロン=ベイク。勇者の子孫なんだよ」
『勇者??えっと…あの…マスターは今不在でして…』
「らしいね。…ん~、さっきから気になったけど君は催眠の魔法が掛かっているね。それから追跡も出来る契約魔法も掛けられている。……俺ってば良い事思いついちゃった」
『え?』
アーロンさんはニヤリ顔をすると指を鳴らして私を見る呟く。
「全解除」
パリンッ。
頭の中で何かが割れた気がした。
なんだろう。
…あれ?私…どうしたの?
何何何??
どう言う事??
今までの事はどう言う事??
混乱している私を見てアーロンさんは声をあげて笑っていた。
「あはははっ。俺は最強だから、催眠魔法も契約魔法も壊してあげたんだよ。さすが勇者の子孫だけあって俺ってば優しいな~」
『あ、あの…私…。何がなんだか、記憶は有ります。でもあんなやらしい事をしたなんて信じられなくて…。でも、自分でも望んだってマスターが…』
「くくく、弟子の力もまだまだだね。俺にかかればこんな魔法なんてどうって事は無いよ。君が望んだなんて適当な事を言われただけさ。だから混乱しなくて良いよ。…所で、俺は自分の花嫁を探しているんだけど君はなってくれない?結構タイプなんだよね」
何を言っているのこの人?
私は不審な目でアーロンさんを睨んでキッパリと断った。
『お断りします。絶対にいやです』
「あはははっ!!良いね、その強い眼差し。ならさ、ここから逃げるのを手伝ってあげるよ。俺が痕跡も消してあげる、弟子から君を隠してあげるからさ着いておいでよ」
『わ、私は…。その…どうしたら良いか…分からない…です』
今までの記憶に戸惑う私にアーロンさんが手を掴んだ。
「迷ったら行けってね。それじゃ移動するよ、ほいっと」
『ちょ、ちょっと待っ……』
私の声を遮る様に手を握ったまま瞬間移動をしたアーロンさん。
私はどうすれば良いか分からないままアジトを離れた。
◯◯◯◯
瞬間移動で着いた先は森だった。
「はい到着~。ここはイルファナって国だよ。もう国として成立しているか怪しいけどね。ここは何十年前に王が死んだんだ。そこから衰退してしまってね。でも、住んでいる人達は逃げる事も出来ないからそのまま住んでいるんだよ。さっきいた弟子のアジトからはるかに遠いから気にしなくて良いよ」
『か、勝手に出て行ってしまったら、マスターが…』
私は辺りを見渡しながら戸惑った。
ここは何処か分からない森だ。
アーロンさんの話では別の国に来た事に来たと言う。
「君はもう自由なんだ。催眠は解けたし、もうあんな危ない所に居る必要はないんだよ」
『で、でも…』
ガサガサガサ。
私が戸惑っていると物音が聞こえて思わず振り返った。
「えっと、大丈夫ですか?…ってアーロンさん!?」
「あれ?アルシアじゃん!お久しぶり~」
声の正体は青い瞳の銀髪、目の色以外マスターに顔がそっくりな知らない男性がそこに立っていた。
マスターが居なくなって一週間が経ちます。
私の幸せな日々は依頼の所為で壊されてしまいました。
マスター・フェル様・エイン様に会えない思い出身体が疼きます。
『ふぅ~、皆様元気でしょうか…。他の女性等も抱いているのでしょうか?』
そう思うと胸が苦しくなります。
だけど、仕事だから仕方のない事なのです。
そう、だから泣いてはダメなのです。
「あれれ?こんな所に可愛いメイドさんがいる~」
『え??』
突然知らない声に私は戸惑いながら振り返りました。
「いや~、なんか久しぶりに弟子に会いに来たら不在って言われちゃってさ。そしたら可愛らしいメイドさんが居るから俺キュンキュンしちゃった」
ここは屋敷の中なのに何故入って来れたのでしょうか。
金髪のショートヘアである男性に私は首を傾げました。
『えっと、どうやって入ったのですか?』
「ん~、そこら辺にいる奴らは全部ボコった。あははは、弟子の部下は弱すぎて話にならなかったよ。俺ってば強いからな~。あとなんか小賢しい魔法が掛かってたから壊しちゃった。てへ」
『ボコった!?えええ!?あ、あの弟子と言うのは?』
「弟子??あぁ、俺の弟子はゼル=エイビスだよ。ここの暗殺者の長だね。俺はアーロン=ベイク。勇者の子孫なんだよ」
『勇者??えっと…あの…マスターは今不在でして…』
「らしいね。…ん~、さっきから気になったけど君は催眠の魔法が掛かっているね。それから追跡も出来る契約魔法も掛けられている。……俺ってば良い事思いついちゃった」
『え?』
アーロンさんはニヤリ顔をすると指を鳴らして私を見る呟く。
「全解除」
パリンッ。
頭の中で何かが割れた気がした。
なんだろう。
…あれ?私…どうしたの?
何何何??
どう言う事??
今までの事はどう言う事??
混乱している私を見てアーロンさんは声をあげて笑っていた。
「あはははっ。俺は最強だから、催眠魔法も契約魔法も壊してあげたんだよ。さすが勇者の子孫だけあって俺ってば優しいな~」
『あ、あの…私…。何がなんだか、記憶は有ります。でもあんなやらしい事をしたなんて信じられなくて…。でも、自分でも望んだってマスターが…』
「くくく、弟子の力もまだまだだね。俺にかかればこんな魔法なんてどうって事は無いよ。君が望んだなんて適当な事を言われただけさ。だから混乱しなくて良いよ。…所で、俺は自分の花嫁を探しているんだけど君はなってくれない?結構タイプなんだよね」
何を言っているのこの人?
私は不審な目でアーロンさんを睨んでキッパリと断った。
『お断りします。絶対にいやです』
「あはははっ!!良いね、その強い眼差し。ならさ、ここから逃げるのを手伝ってあげるよ。俺が痕跡も消してあげる、弟子から君を隠してあげるからさ着いておいでよ」
『わ、私は…。その…どうしたら良いか…分からない…です』
今までの記憶に戸惑う私にアーロンさんが手を掴んだ。
「迷ったら行けってね。それじゃ移動するよ、ほいっと」
『ちょ、ちょっと待っ……』
私の声を遮る様に手を握ったまま瞬間移動をしたアーロンさん。
私はどうすれば良いか分からないままアジトを離れた。
◯◯◯◯
瞬間移動で着いた先は森だった。
「はい到着~。ここはイルファナって国だよ。もう国として成立しているか怪しいけどね。ここは何十年前に王が死んだんだ。そこから衰退してしまってね。でも、住んでいる人達は逃げる事も出来ないからそのまま住んでいるんだよ。さっきいた弟子のアジトからはるかに遠いから気にしなくて良いよ」
『か、勝手に出て行ってしまったら、マスターが…』
私は辺りを見渡しながら戸惑った。
ここは何処か分からない森だ。
アーロンさんの話では別の国に来た事に来たと言う。
「君はもう自由なんだ。催眠は解けたし、もうあんな危ない所に居る必要はないんだよ」
『で、でも…』
ガサガサガサ。
私が戸惑っていると物音が聞こえて思わず振り返った。
「えっと、大丈夫ですか?…ってアーロンさん!?」
「あれ?アルシアじゃん!お久しぶり~」
声の正体は青い瞳の銀髪、目の色以外マスターに顔がそっくりな知らない男性がそこに立っていた。
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