お前もダンジョンマイスターにならないか?

国見 紀行

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第4殿 迷宮の向こう側へ

第67洞 母の面影

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「……君はさっきから何をしてるんだ」

 気を抜けば迷い込んで帰れなくなるのは、何も現実の話だけではない。
 迷宮の力を取り込んでからは時々潜って中から外の様子を覗き込んでいたが、今日ほどその探索が役に立つ日が来るなんて。

「なあ、ロレンシナに近い迷宮はどの辺か分かるか?」
「ボクは転送空間ここの外には興味がなくてね」
「でもいい迷宮あいてがいたら出るんだろ?」
「もともとここはそういう場所じゃないか」

 ゼツリンは得意げに腰を振る。もうちょっと「わからせ」たほうがいいかな?

「それより君、やたら変な力を引っ張ってきたね」
「ああ、これだろ? ちょうど今回の件で使えそうだなって」

 そう言って俺の魂から抜き出したのは、先日魔王の意志と取り合いになった「原初の欠片」だ。

「使う、って? そう簡単に扱える代物にも見えないけど」
「ああ。だから持っておくより出しちゃう方がいいだろ?」

 俺が取り合いで手に入れたものをコネコネといじくる。

「うーん、うまくいかないなぁ」
「……何を作るつもり?」
「迷宮」
「はぁ!?」
「ほらお前も知ってるだろ? どうやら敵さんは空高くに根城を構えるつもりみたいなんだよ」
「ああ。迷宮界隈でも強制徴収や種狩り、核喰いがひどいみたいだね。ロレンシナの方なんか影響力が強すぎて近場の迷宮は地盤ごと持っていかれて地形が変わったらしいよ」

 取りこんだ欠片が悪いのか他者の話を聞きながらなのか、人の形にしようとしてるんだけど、これがなかなか思うようにならない。

「地形が変わるのは、前のからの迷宮時代からあったことだし驚かないけど、やっぱり無理やり飲み込まれることもあるんだ」
「潜在意識の親玉みたいなものだしね、魔王って。……って、その形はないんじゃない?」
「ハハハ…… やっぱそう思う?」

 どう見ても立派な穴付きの桃。ジョークグッズのそれにしか見えない。

「それのどこが迷宮なわけ?」
「俺の種と混ぜ込めば、自由に迷宮を創造できないかなって。ただの迷宮じゃなくて、地面からまっすぐ空に届く塔を建てたいんだよ。普通の種や核だと無理かもしれないけど、この欠片を種に変えることができれば、建設時間もサイズも規格外の物ができるんじゃないかなってさ」

 そう言う意味では理想的な形なんだよな、この桃は。

「君らしい発想だね。できたものが卑猥なものにならなきゃいいけど」
「そのためにもさ、設置場所を考えるとできるだけ近くに行きたいんだよ」

 相変わらず外側はファルアスト地元の景色ばかりだ。近場のは空へ持ち上げられたかもしれない。

「ジッポンを中継地に挟んだらどうだい? ロレンシナへ直接行くのは危険だと思うし」
「やっぱり少しは歩かなきゃダメか……」
「運動は大事だよ? ひとつ試してみるかい?」
「……じゃあ、造形の把握に付き合ってもらおうか」
「本気にするとは思わなかった」



   ◇



 ジッポンの迷宮はまだ魔王城の影響下ではないらしく、かといって俺の知ってる迷宮となると過去に宿泊した温泉施設の近くということになる。

「わ、なんだかもう懐かしく感じるね」

 ベルが湯けむりが立ち上る様を見上げて呟いた。
 あれからまだそんなに経ってないのに、やたらと時間が過ぎ去ったように感じるのは何故だろう。

「俺はもう少し別の迷宮に用事があるから、皆は先に休んでおいて」
「……それはいいんだけど、その子は?」

 ベルが指さすその子とは、学園から無理を言って連れてきたミルさんだ。

「はい、私の故郷でもある『レントピアの迷宮』に用事があるとかで、案内を頼まれました!」
「――? もう廃宮になったから何もないはずだけど」

 その通り。核となるドラゴン―― ミルさんの育ての親であるクリスタルドラゴンがいなくなったので、もう迷宮としては稼働していない。
 だけど、俺はどうしてもドラゴンの姿をもう一度見たい。そのためには彼女の力は不可欠なのだ。

「なあなあ。わっちも一緒に行ってかまへん?」
「え? ええ。いいですよ」
「じゃあ、あたしたちはフジタカ山脈経由で雲上の迷宮、見とくから」
「ああ。頼むよ」

 そういうわけで「迷宮たらし」本体はロレンシナ領境へ、俺とイレーナさん、ミルさんとでレントピア迷宮跡地へと向かう。ベルたちは進むけど俺たちは少し戻る感じだ。
 なにせ、レントピアは転送円が開かない。役目を終えた迷宮に転送円を開くことができないからな。
 そう言うわけで、俺たちはここから例の大暴走の爪痕をひたすら歩いて向かう。

「ところで、ミルって言うたっけ」
「はい! ミル・マワッセンドと申します!」
「自分、どこの出身なん? もしかしてジッポン?」
「え、いえ…… 私は、その、捨て子というか。今から向かう迷宮の主を母親代わりに育ったんです」
「あ! すまん! ちょっと聞きたいことがちごたなぁ…… その髪、ひょっとしてわっちと同じ種族の血縁かと思うてな」

 そう言われると、ミルさんもイレーナさんと同じ青い髪だ。けど、イレーナさんはミナナギという種族であることが分かってるけど、ミルさんは親がいないこともあってよく分かってないんだよな。

「確かミルさんの髪はマナを貯め込みやすいとかなんとか、だっけ?」
「はい! あれから先生方と訓練して暴走もしにくくなりました。マナ操作もうまくなって今では在学生の中で物理適性トップ三に入ってます!」
「そりゃすげぇ」

 そんなやりとりをイレーナさんはちょっと複雑そうな顔で眺めていた。

「もしかしてミルやんも『迷宮たらし』に入りたいんか?」
「え? 『迷宮たらし』ですか?」
「ちょっ、彼女はまだ在学生だし俺も誘うつもりはないよ」
「そういえば最近、先輩を学園で見なくなりましたけど、そっちの仕事が忙しいんですか?」
「いや、俺のは全くの別件だけどね。それより、イレーナさんは何か聞きたいんじゃなかったの?」
「ああ、そうやった」

 話題を修正すると、イレーナさんはそっと両手を胸の前で向かい合うように構えると、手のひらの間に小さなマナの塊を作り出した。

「わっちらミナナギは、マナの力を筋力に変換することを得意とするんよ。体の一部にマナを貯めることができるさかいにな。もしかしたら、こういう事もできるかな思うて聞いてみたんやけど、どうや?」
「えっと…… こうですか?」

 ミルさんは両手の拳に力を入れる。するとそれぞれの拳がふわりと光る。俺が見えてるだけかと思ったがしっかりイレーナさんも驚いているから確かに光っているのだろう。

「なあなあ、やっぱ自分もミナナギの力を持ってるんちゃうか? 同族を最近見んくなって寂しかったんや! 仲良うしてな!」
「え、ええ! こちらこそ!」
「あれ、ミナナギって減ってるんですか?」
「せやねん。無駄に長寿やからなかなか子作りせえへんくなってもうてな。気が付いたら人口がどんどん減ってってん。せやから、わっちは子供を最低でも十人は作るつもりでおるんよ」

 そう言ってイレーナさんは俺にしなだれかかる。悪い気はしないが十人目を産むころには俺は何歳になってるだろうか。

「せやから、ミルやんもディーやんと子作りしぃや。『迷宮たらし』入らへんか?」
「ちょっと! イレーナさん!」
「わわわ、私はまだそういうのは……」
「そういう誘い方はダメ! 色々気まずくなるでしょう!」
「そうなん? てっきり気があると思うて…… ごめんなー」

 あけすけもここまでくると清々しいけど、まだミルさんは学生だ。やりたいこともあるんだから無理に探索者へ誘うことがあってはならない。

「でも、探索者には憧れますけど、私は先輩と同じダンジョンマイスターに興味があります」
「え、そうなの?」
「いつか生まれ育った迷宮を再現してみたいと思ってるんです!」
「そ、それはすごいね」

 彼女の願いを叶えたいけど、それにはまずあの雲の上の迷宮を何とか片づける必要がある。

「でも、ディーやんどうするつもりなんや? ふわっと何がしたいかはわっちらでもわかるけど、具体的に何をするつもりかはサッパリや」
「ああ、それはレントピアに着いた時にでも説明するよ」
「けど、今あの迷宮に行っても特にできることは少ないですよ?」
「ミルさんは、あれから迷宮に戻ったことは?」
「……ないです」
「今でも、お母さんのことは思い出せる?」
「もちろんです!」
「うん、なら大丈夫だよ」
「??」



   ◇



 途中一日半かけて、俺たちは大暴走の終着点、レントピアの迷宮跡にやってきた。

「なんだか、ここに来ると…… 思い出します」

 胸を強く抑えるミルさん。
 けど、今回は彼女でないと成しえない。
 それに少なからず世界の命運もかかっている。

「大丈夫? 少し休んでから行く?」
「ううん、大丈夫です! 行きましょう!」

 ミルさんはむしろ先頭を買って出て先に進み始めた。
 俺もここに来るのは当時の大暴走の時以来だからかなりの時間が経っている。

「……中はちょっとひんやりしてるみたいだな」
「時期的なもんとちゃう? 迷宮なんてどこも一緒やさかいな」

 以前入ったときは部屋ごとのトラップや試練が稼働していた。今は何も言わぬ静かな空間がただそこにあるだけ。例の無限ループする通路もただの道になっていた。

「あ、ちょっと待って」
「どうしたんです?」
「ほら、前使った転送円。まだ使えないかなって」

 俺は前回飛んできた小部屋に入り込む。しかし、本来淡い光を放つ転送円の設置台は何の反応も示さない。

「やっぱり機能してないか」
「……ですね。迷宮が生きてないと転送円って起動しないですから」

 転送円は、いわば迷宮の性器だ。種の通り道として拡張・接続を繰り返してきた空間であるがゆえに、機能を失った迷宮への接続はこうして断たれてしまう。

「わかってはいたけど、こうして目の当たりにするときついな」
「……はい」

 少し無言になりつつ、俺たちは最奥の広間に到着した。
 ミルさんが覚醒し、クリスタルドラゴンが最期を迎えた場所。

「ここ、ですね」

 だだっ広い広間に魔工具で明かりをともすと、かつての戦闘跡が床や壁に広がっているのが見えた。当時気が付かなかったが、結構あちこちに残っている。

「よし、じゃあ…… ミルさん、服脱いでくれる?」
「はい!?」

 ひときわ高い声で返事をするミルさんに、俺は慌てて取り繕う。

「ああ! えっとね…… 今からお願いすることを実行するには、服が邪魔で」
「何をするつもりなんですか!」
「せやで! 種付けやったらわっちが代わりに……」
「いやいやいや、違うよ、そっちの方面は今回ないから!」

 俺はまず、自身の中に溶け込みつつある「原初の欠片」を取り出す。
 それは乳白色の粘土のようににゅるにゅると飛び出ては形をなさずに床へと広がる。

「これ、は?」
「俺もよく分かんないんだけど、これをうまく使って迷宮の苗床にしたいんだ」
「なえ、どこ? ですか」
「簡単に言うと、塔のような建物を作りたいんだ。だけど俺が作るとなると建物のイメージより生き物のイメージで作るほうが、頭の中で組み立てやすくてさ」

 俺ははるか上空を貫く高い塔を、階段状に積み重ねるジェスチャーを示す。

「それと、ここがどんな関係なんですか?」
「やっぱり巨大な生き物って言えば、ドラゴンじゃないかな」
「ああ、なるほど!」
「で、ミルさんはこの欠片を体に纏って、お母さんのことを強くイメージしてもらいたいんだよ。そうすれば想像の型取りができるんじゃないかと思ってさ」
「そ、そういうことなら……」

 ミルさんはそっと服を脱ぎ始める。
 普段から動きやすさ重視で重い防具などをつけていないために、その点数は割と少ない。
 一番外側の防具を外したところで、ちらりと健康的な下着が見えそうになったので俺は後ろを向いた。自分で行った事だが、相手の了解なくその先を見るのはやはりマナー違反だと思ったからだ。

「えっと、下着も…… ですか?」
「ああ、うん。それから、脱ぎ終わったらその白い欠片を体に巻き付けてほしいんだ」
「わかりました」

 衣擦れの音が終わると同時に、原初の欠片がずるずると動く気配を感じた。完全に俺の手から離れて少し待つと、彼女が声をかけてきた。

「先輩、纏い終わりました。もうこっち見て大丈夫ですよ」

 振り返ると、服の代わりに白く光る粘土を貼り付けたミルさんが立っていた。
 思ったより…… 体のラインが見えるもんだな。

「じゃあ、どうすればいいですか?」
「うん。そしたらここでの生活を思い出しながら、あのクリスタルドラゴンを強く思い出してみて」
「……はい」

 ミルさんは小さく息を吐くと、少しずつゆっくりと肺に空気を送り込み始めた。

「おっ、立ち姿勢腹式やな」

 肺がいっぱいになるとそのまま息を止める。徐々に体に貼り付いた欠片たちがまるで意志を持ったかのように彼女の体全体を覆い始め、頭を含め完全に真っ白な人の形になってしまった。

『……ママ』

 彼女の呟きをきっかけに、それは大きな卵の形へとシルエットが変化した。

「な、なんや!?」
「しっ。……今、彼女の記憶と欠片が同調してるんだよ」
「な、なんでそんなこと分かるんよ!?」
「だって、俺がやろうとしたら必ず最後は誰かのおし…… 桃みたいな形になっちゃうからさ」
「何を作ろう思て記憶を同調させてんねん!」
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