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断章1 エルフ族の剣聖
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この世界で、エルフは弓の名手としての素質が高く、剣を好んで使用する者は稀である。
エルフの里にある教育機関ではあらゆる武器の訓練を受けるが、重視されるのはやはり弓矢だ。
弓矢はエルフの高い視力及び聴力と相性がいい。
僅かな音も聞き逃さず、正確に狙いを定めて撃つことができるからである。
エルフの飛び道具として愛される弓矢は他種族から恐れられ、全種族が戦争し対立していた混沌の時代には、その弓矢の技術でエルフ族は一度全種族の頂点に立った。
そのうち、エルフの間では誰も剣に興味を示さなくなり、弓矢こそが唯一の武器である、という思想が根強く広がっていくのだった。
「お前、いつも剣ばっかり握ってるよな?」
同胞の友人にそう言われたのは、後に剣聖と呼ばれるようになる、ラメセスというエルフの男だ。
彼は難なく弓矢を使用し、他よりも遥かに扱いに長けているのにも関わらず、剣という野蛮な武器を好んだ。
そのせいか同じエルフの学生からは軽蔑され、貴族という家柄であるものの優遇されるようなことはなかった。
唯一の友人が、エルフの平民出身であるマルクスだ。
彼は他と同じように弓矢を重視していたが、誰がどんな武器を使おうが、それは個人の自由であると割り切った思考ができる人格者であった。
やたらと自尊心が高く、高慢なエルフ族の中で、マルクスとラメセスは珍しい思考の持ち主だったということは間違いない。
「剣は素晴らしいと思うんだ。その気になれば飛んできた矢でされも、払い落とすことができる。でも、弓矢で剣と戦う際、接近戦に持ち込まれればその時点で詰みだからね」
「そもそも接近戦なんかになるのか? ある程度の距離を保ってさえいれば、絶対に有利に戦えるんだぞ」
「普通は、ね。でも、魔王はどうかな?」
ふたりがまだ学生だった頃。
武器の訓練の際、ラメセスのように弓矢ではない武器を使用する者はいなかった。
周囲からは共に練習することが穢れのように思われていたので、毎度マルクスが彼の相手をしていた。
「お前、魔王と戦おうって思ってんのか?」
マルクスは高潔なエルフにしては、言葉遣いがよろしくない。
自分より身分の高いラメセスに対して、変に気を遣って敬語を使うことはなかった。
しかし、ラメセスもそんなことは気にしない。
「僕としても、魔王は倒されなければならない存在だからね。かつてこの里を破滅に追い込んだ最大の敵だ。できることなら僕がこの手で倒したい。それに──」
「それに?」
「──僕は剣で魔王を倒す。そうすれば、同胞の中での剣の地位が高まると思うんだ」
マルクスが笑った。
変わったやつだよなぁ、と。
そして素早く矢をつがえ、至近距離のラメセスに放つ。
その矢が彼に命中することはなかった。
マルクス以上の速さで攻撃に反応した彼は、手首のスナップを利用し、剣を体の前方で回転させ、矢の先端を弾き飛ばした。
「言っただろう? 剣は優秀なんだよ」
こればかりは、マルクスも驚いて溜め息をつくしかなかった。
「ほんと、すげぇよ、お前は」
***
それから10年の時が過ぎた。
ラメセスは冒険者となり、順調にランクを上げ、つい先日、とうとう最高のAランクにまで到達した。
パーティはまだ組まず、独りで任務をこなしている。
「ラメセス様、そろそろパーティーを結成されてはどうでしょうか? 地下迷宮の30階層以上からは、安全面を考慮して、流石に独りで潜らせるわけにはいきません」
美人な受付嬢が言う。
ラメセスは頷いた。
そろそろ潮時だ、と彼は思った。
頑なまでにパーティーの結成もしくは加入を断っていたのは、彼の崇高なる目標のためである。
──魔王の討伐。
ラメセスの人生の終着点はそこなのだ。
幼い頃から見続けた夢であり、エルフのため、人間のため、そして何より自分自身のため。魔王を己の剣で倒すことを神に誓っていた。
そんなラメセスが勇者としてでなく、冒険者としてギルドに登録したのは、地下迷宮に挑戦する怖いもの知らずの冒険者達の中から、強力な自分の仲間を見つけるためだった。
勇者という職は安定している。
定期的に国から依頼される魔族の討伐をこなすだけで、生活に困ることのない分の資金がもらえるからだ。
そのためなのか、今ではさほど強くもない、崇高な意志もない、ただの安定職として落ちぶれてしまっているのではないかという懸念もある。
一方で冒険者は別だ。
自分の力だけでモンスターに立ち向かい、死闘を繰り広げる。
生きるか死ぬかも自分次第。
モンスターを倒すことができれば一攫千金もあり得るが、負ければ死ぬ可能性もあるし稼ぐこともできない。
国からの全面的な援助のおかげで、ほぼ確実に魔族を討伐できる環境が整えられている勇者達より、遥かに冒険者の方がレベルが高いのだった。
(30階層を超えた冒険をすれば、自分よりも優れた冒険者に会えるかもしれない)
受付嬢の話を聞き、パーティの件も前向きに検討しようとした時。
『もうすぐダスケンデール学院から卒業生が出る頃だってな』
『あー、そうそう。なんつっても、注目株はレッド・モルドロスだ。あいつ、冒険者になるらしいぜ』
『まじか! 確か首席だろ? しかも学院の歴史上最強だとかなんとか』
『俺達もすぐ抜かされんだろーな』
『若いっていいよなー』
ギルドに集まった無数の冒険者達の会話が聞こえた。
ダスケンデール学院からの卒業生。
確かに彼らはそれなりに実力を持った上で卒業し、その時点ですでにギルドの定めるDランクほどの実力はあるという。
10年近くギルドに通っていたラメセスも、それを十分に承知していた。
しかし、彼が求めているのは自分より強い者。
Aランクに匹敵する手練れだ。
とはいえ、彼らが口にしていた「学院の歴史上最高」という言葉が、ラメセスの頭から離れなかった。
(レッド・モルドロス……)
「わかったよ。パーティはいずれ組ませて欲しい。でも、もう少しだけソロでいくことにするよ。学院の卒業生とやらに興味が湧いたからね」
エルフの剣聖は微笑むのであった。
そして、そのレッド・モルドロスという男の実力を、彼も後に知ることになる。
《次回9話 新しい仲間が加わる》
エルフの里にある教育機関ではあらゆる武器の訓練を受けるが、重視されるのはやはり弓矢だ。
弓矢はエルフの高い視力及び聴力と相性がいい。
僅かな音も聞き逃さず、正確に狙いを定めて撃つことができるからである。
エルフの飛び道具として愛される弓矢は他種族から恐れられ、全種族が戦争し対立していた混沌の時代には、その弓矢の技術でエルフ族は一度全種族の頂点に立った。
そのうち、エルフの間では誰も剣に興味を示さなくなり、弓矢こそが唯一の武器である、という思想が根強く広がっていくのだった。
「お前、いつも剣ばっかり握ってるよな?」
同胞の友人にそう言われたのは、後に剣聖と呼ばれるようになる、ラメセスというエルフの男だ。
彼は難なく弓矢を使用し、他よりも遥かに扱いに長けているのにも関わらず、剣という野蛮な武器を好んだ。
そのせいか同じエルフの学生からは軽蔑され、貴族という家柄であるものの優遇されるようなことはなかった。
唯一の友人が、エルフの平民出身であるマルクスだ。
彼は他と同じように弓矢を重視していたが、誰がどんな武器を使おうが、それは個人の自由であると割り切った思考ができる人格者であった。
やたらと自尊心が高く、高慢なエルフ族の中で、マルクスとラメセスは珍しい思考の持ち主だったということは間違いない。
「剣は素晴らしいと思うんだ。その気になれば飛んできた矢でされも、払い落とすことができる。でも、弓矢で剣と戦う際、接近戦に持ち込まれればその時点で詰みだからね」
「そもそも接近戦なんかになるのか? ある程度の距離を保ってさえいれば、絶対に有利に戦えるんだぞ」
「普通は、ね。でも、魔王はどうかな?」
ふたりがまだ学生だった頃。
武器の訓練の際、ラメセスのように弓矢ではない武器を使用する者はいなかった。
周囲からは共に練習することが穢れのように思われていたので、毎度マルクスが彼の相手をしていた。
「お前、魔王と戦おうって思ってんのか?」
マルクスは高潔なエルフにしては、言葉遣いがよろしくない。
自分より身分の高いラメセスに対して、変に気を遣って敬語を使うことはなかった。
しかし、ラメセスもそんなことは気にしない。
「僕としても、魔王は倒されなければならない存在だからね。かつてこの里を破滅に追い込んだ最大の敵だ。できることなら僕がこの手で倒したい。それに──」
「それに?」
「──僕は剣で魔王を倒す。そうすれば、同胞の中での剣の地位が高まると思うんだ」
マルクスが笑った。
変わったやつだよなぁ、と。
そして素早く矢をつがえ、至近距離のラメセスに放つ。
その矢が彼に命中することはなかった。
マルクス以上の速さで攻撃に反応した彼は、手首のスナップを利用し、剣を体の前方で回転させ、矢の先端を弾き飛ばした。
「言っただろう? 剣は優秀なんだよ」
こればかりは、マルクスも驚いて溜め息をつくしかなかった。
「ほんと、すげぇよ、お前は」
***
それから10年の時が過ぎた。
ラメセスは冒険者となり、順調にランクを上げ、つい先日、とうとう最高のAランクにまで到達した。
パーティはまだ組まず、独りで任務をこなしている。
「ラメセス様、そろそろパーティーを結成されてはどうでしょうか? 地下迷宮の30階層以上からは、安全面を考慮して、流石に独りで潜らせるわけにはいきません」
美人な受付嬢が言う。
ラメセスは頷いた。
そろそろ潮時だ、と彼は思った。
頑なまでにパーティーの結成もしくは加入を断っていたのは、彼の崇高なる目標のためである。
──魔王の討伐。
ラメセスの人生の終着点はそこなのだ。
幼い頃から見続けた夢であり、エルフのため、人間のため、そして何より自分自身のため。魔王を己の剣で倒すことを神に誓っていた。
そんなラメセスが勇者としてでなく、冒険者としてギルドに登録したのは、地下迷宮に挑戦する怖いもの知らずの冒険者達の中から、強力な自分の仲間を見つけるためだった。
勇者という職は安定している。
定期的に国から依頼される魔族の討伐をこなすだけで、生活に困ることのない分の資金がもらえるからだ。
そのためなのか、今ではさほど強くもない、崇高な意志もない、ただの安定職として落ちぶれてしまっているのではないかという懸念もある。
一方で冒険者は別だ。
自分の力だけでモンスターに立ち向かい、死闘を繰り広げる。
生きるか死ぬかも自分次第。
モンスターを倒すことができれば一攫千金もあり得るが、負ければ死ぬ可能性もあるし稼ぐこともできない。
国からの全面的な援助のおかげで、ほぼ確実に魔族を討伐できる環境が整えられている勇者達より、遥かに冒険者の方がレベルが高いのだった。
(30階層を超えた冒険をすれば、自分よりも優れた冒険者に会えるかもしれない)
受付嬢の話を聞き、パーティの件も前向きに検討しようとした時。
『もうすぐダスケンデール学院から卒業生が出る頃だってな』
『あー、そうそう。なんつっても、注目株はレッド・モルドロスだ。あいつ、冒険者になるらしいぜ』
『まじか! 確か首席だろ? しかも学院の歴史上最強だとかなんとか』
『俺達もすぐ抜かされんだろーな』
『若いっていいよなー』
ギルドに集まった無数の冒険者達の会話が聞こえた。
ダスケンデール学院からの卒業生。
確かに彼らはそれなりに実力を持った上で卒業し、その時点ですでにギルドの定めるDランクほどの実力はあるという。
10年近くギルドに通っていたラメセスも、それを十分に承知していた。
しかし、彼が求めているのは自分より強い者。
Aランクに匹敵する手練れだ。
とはいえ、彼らが口にしていた「学院の歴史上最高」という言葉が、ラメセスの頭から離れなかった。
(レッド・モルドロス……)
「わかったよ。パーティはいずれ組ませて欲しい。でも、もう少しだけソロでいくことにするよ。学院の卒業生とやらに興味が湧いたからね」
エルフの剣聖は微笑むのであった。
そして、そのレッド・モルドロスという男の実力を、彼も後に知ることになる。
《次回9話 新しい仲間が加わる》
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