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二章 怖がりには酷な世界?
十一話 事あるごとに降りてくる天使、そして進まない話。
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神と人間を繋ぐ存在である天使。今目の前に居るはずのそれらの存在。彼らは…何らかのバグを起こしてしまったのか、堕天してしまっているのか。最上位クラスの天使でさえ堕天してしまう世界なのか。
「平突?何があると堕天って言うんだろね?」
「う~ん…神に誓った忠誠を失ったとか?怠惰になったとか?傲慢になったとか?」
「でも、今目の前にいる皆は別にそんな気配がしないね?」
「そうなのか?ゾンビを使っていたけどな?」
「難しい話は分かんないや!」
木瓜…。お前が始めた物語だろ?!俺に考えるだけ考えさせるって事か?!有名な堕天使ルシファーは神との対立があって…。
「神との対立が今の現状を生んだって事か?」
「そんな事ある訳ないじゃないですか~!」
「え?じゃあなんだ?」
「神は言いました~!全ての人間にボケさせよと!」
「ボケ神様?!あり得ないでしょ?!」
「あり得ない事はあり得ない。お前たち人間が祀っている神はとんでもない数居るのだから。」
あ~。ボケの神が真面目過ぎる人間ばかりだったから全員ボケさせたくなってさせたって事?じゃあ、俺らはなんで呼ばれてるの?
「お前らはツッコみ女神が召喚したのだろう?」
「ツッコみ神?!いよいよなんの対立か分からなくなってきた…。」
「その証拠がそれですよ~!って臭い?!なんですかその臭う棒は!」
「これが"正拳"なんで…。」
「まさか~?!こんな所に弊害が出てしまうなんて…。」
「どうする?まずいぞ。」
「あんなので叩かれたらまた清めなくてはいけなくなってしまう。」
「臭いをやっぱり気にしてたんだ?!」
なんだかすごい人間味あふれる一面を見た気がする。天使って見える存在じゃないと思ってたし、清める必要とか無いと思ってた。でも、なんだか…いい意味で人間臭い感じ?かな。
「天使は人間に翼が生えて~見えなくなって~神と人間を繋ぐ役目がある人間ですよ~?」
「それは最早人間ではない!!空を飛べる人間が居てたまるか!!」
「おかしなことは無い。いるではないか、飛行機、ヘリコプター、戦闘機…多岐に渡って空を飛ぶだろ。」
「翼!!忘れてる!!」
「平突?鳥人間だっているんだよ?」
「居ない!そんな人間は居ない!!」
「テレビでよく見かけるじゃない?」
「あれは人間に翼が生えたわけじゃない!!」
あれは…努力の結晶です。皆が頑張って一つの目的に向かって進むという。
「忙しすぎて終わらせるのを忘れていた!!」
「嫌です~!それで叩かれるのは嫌すぎます~!!」
「あ、逃げるんじゃない!もうツッコみは十分でしょうが!!」
「ツッコみに十分とかはない。きっと、いつでもどこでもツッコみが無ければいけないだろう。」
「やめるつもりはない!!けど、貴方たちが終わらないといつまでたっても先に進まないでしょうが!!」
「いやぁ…急いては事を仕損じるってね?」
「この場合は急かないといけないでしょうが!!!」
くっ…空を飛ばれてしまっては、どうしようもない!!この世界を浄化しないと…俺が過労死してしまう!!ツッコみなんて何人いてもいいのに…。いや、ツッコみだけでも世界は回らない?!
「その通りですよ~!ツッコみだけでは世界は回らないです~!」
「逃げながら言うな!!」
「空を飛べないからな。負け犬の遠吠え。」
「貴方たちの事だろうがぁ!!!!」
「平突!僕の肩を使って空を飛んでよ!!」
「お前の肩を使って空を飛んでも届く距離じゃないだろ?!ていうか、飛ぶじゃなくて跳ぶだそれ!」
「こういう四天王も居るんだ、気を付けたまえよ」
「うぐぐぐ…。」
「ぐうの音も出ないですか~?」
「よし…こうしよう。」
人間には考えるという武器があるじゃないか。じゃあ、どうするか。そうだ、投擲だ。投げれば終わるんだ。投げればどんな距離でもある程度は届く…はず!さぁ…行くぞ!!!
「天使がこんな所で俺らをからかっていていい訳ないでしょうがぁぁぁ!!」
ヒュー……。ポカリ。うん、ナイスヒット。俺って、こういう投擲出来るんだなぁ…。
「そ、そんな~…臭い~…。」
「それじゃあ、皆さん…人間の元に帰れ~!!!」
ポカリ。ポカリ。ラファエル、ミカエルと名乗った緑と青の髪の天使は消え去った……?!え?何で残ってるの?!
「からかい過ぎました~…。」
「え?!なんで残ってるの?!」
「私はお二人を導くために来たんですよ~…大層オシリス様が気に入っていましたので~…臭い…。」
「あはは!語尾が臭くなってる!」
オシリス様…?オシリス神は俺らの事を気に入っていたと?どんな展開なんだよ…。ていうか、もしかして仲間になるって事?臭い…。
「平突?何があると堕天って言うんだろね?」
「う~ん…神に誓った忠誠を失ったとか?怠惰になったとか?傲慢になったとか?」
「でも、今目の前にいる皆は別にそんな気配がしないね?」
「そうなのか?ゾンビを使っていたけどな?」
「難しい話は分かんないや!」
木瓜…。お前が始めた物語だろ?!俺に考えるだけ考えさせるって事か?!有名な堕天使ルシファーは神との対立があって…。
「神との対立が今の現状を生んだって事か?」
「そんな事ある訳ないじゃないですか~!」
「え?じゃあなんだ?」
「神は言いました~!全ての人間にボケさせよと!」
「ボケ神様?!あり得ないでしょ?!」
「あり得ない事はあり得ない。お前たち人間が祀っている神はとんでもない数居るのだから。」
あ~。ボケの神が真面目過ぎる人間ばかりだったから全員ボケさせたくなってさせたって事?じゃあ、俺らはなんで呼ばれてるの?
「お前らはツッコみ女神が召喚したのだろう?」
「ツッコみ神?!いよいよなんの対立か分からなくなってきた…。」
「その証拠がそれですよ~!って臭い?!なんですかその臭う棒は!」
「これが"正拳"なんで…。」
「まさか~?!こんな所に弊害が出てしまうなんて…。」
「どうする?まずいぞ。」
「あんなので叩かれたらまた清めなくてはいけなくなってしまう。」
「臭いをやっぱり気にしてたんだ?!」
なんだかすごい人間味あふれる一面を見た気がする。天使って見える存在じゃないと思ってたし、清める必要とか無いと思ってた。でも、なんだか…いい意味で人間臭い感じ?かな。
「天使は人間に翼が生えて~見えなくなって~神と人間を繋ぐ役目がある人間ですよ~?」
「それは最早人間ではない!!空を飛べる人間が居てたまるか!!」
「おかしなことは無い。いるではないか、飛行機、ヘリコプター、戦闘機…多岐に渡って空を飛ぶだろ。」
「翼!!忘れてる!!」
「平突?鳥人間だっているんだよ?」
「居ない!そんな人間は居ない!!」
「テレビでよく見かけるじゃない?」
「あれは人間に翼が生えたわけじゃない!!」
あれは…努力の結晶です。皆が頑張って一つの目的に向かって進むという。
「忙しすぎて終わらせるのを忘れていた!!」
「嫌です~!それで叩かれるのは嫌すぎます~!!」
「あ、逃げるんじゃない!もうツッコみは十分でしょうが!!」
「ツッコみに十分とかはない。きっと、いつでもどこでもツッコみが無ければいけないだろう。」
「やめるつもりはない!!けど、貴方たちが終わらないといつまでたっても先に進まないでしょうが!!」
「いやぁ…急いては事を仕損じるってね?」
「この場合は急かないといけないでしょうが!!!」
くっ…空を飛ばれてしまっては、どうしようもない!!この世界を浄化しないと…俺が過労死してしまう!!ツッコみなんて何人いてもいいのに…。いや、ツッコみだけでも世界は回らない?!
「その通りですよ~!ツッコみだけでは世界は回らないです~!」
「逃げながら言うな!!」
「空を飛べないからな。負け犬の遠吠え。」
「貴方たちの事だろうがぁ!!!!」
「平突!僕の肩を使って空を飛んでよ!!」
「お前の肩を使って空を飛んでも届く距離じゃないだろ?!ていうか、飛ぶじゃなくて跳ぶだそれ!」
「こういう四天王も居るんだ、気を付けたまえよ」
「うぐぐぐ…。」
「ぐうの音も出ないですか~?」
「よし…こうしよう。」
人間には考えるという武器があるじゃないか。じゃあ、どうするか。そうだ、投擲だ。投げれば終わるんだ。投げればどんな距離でもある程度は届く…はず!さぁ…行くぞ!!!
「天使がこんな所で俺らをからかっていていい訳ないでしょうがぁぁぁ!!」
ヒュー……。ポカリ。うん、ナイスヒット。俺って、こういう投擲出来るんだなぁ…。
「そ、そんな~…臭い~…。」
「それじゃあ、皆さん…人間の元に帰れ~!!!」
ポカリ。ポカリ。ラファエル、ミカエルと名乗った緑と青の髪の天使は消え去った……?!え?何で残ってるの?!
「からかい過ぎました~…。」
「え?!なんで残ってるの?!」
「私はお二人を導くために来たんですよ~…大層オシリス様が気に入っていましたので~…臭い…。」
「あはは!語尾が臭くなってる!」
オシリス様…?オシリス神は俺らの事を気に入っていたと?どんな展開なんだよ…。ていうか、もしかして仲間になるって事?臭い…。
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