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五章 高天原へ?
二十六話 神様は勝手に進路を決めてくれるようです。え?俺?何で居るんでしょうね?勇者…だからですかね?
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ムー大陸を後にして、街に戻る。家に帰って、作戦会議をする事にしたが…。家が暑い!!どうにかならないかな?ていうか、道中ずっと暑かった!天照大神も着いて来る…なら気温60度は固いか。うん、死んだ。でも、その前に…。
「あのね、俺は魔王を倒さなきゃいけないんだけど?」
「む?しかし、魔王を倒してもこの世界からは帰れないであろう?」
「は?!初耳?!ていうか、なんで知って…え?なんで知ってるんだ?!」
「いや、そういうものなのだ。世界の仕組み的にな。」
えぇ…。また、なんか言われてるけど。仕組みとか言われたら…どうすんの?俺の目的は何なの?この世界で暮らしていく事なの?神様助けて?魔王倒して?ボケ成分の流出を止めて?
「そうだ。極めて重要な事である。飲んだくれている神はウザがらみをし始め、仕事をしている神にも支障をきたしている。」
「現代社会みたいだ?!神様の世界は現代社会の上層部なのかな?!」
「私も平突の傍に居ないとボケをし始めてしまうのですよ。」
「いや、元々ボケてなかった気がするけど。ていうか、普通に殺しに来た神様って認識なんだけど?!」
「私もそうですよ~?ボケ三昧です~!」
「いや、そういうの大丈夫です。間に合ってます。」
「僕もそうだ!平突が居ないと僕のボケが生きなくてね…。」
「お前…名前負けしてるぞ?最近どうした?出番が神と天使に取られて影が薄くなってるぞ?」
「うぐ…僕が気にしていた事を平気で刺してくる平突…それが突撃の構えなんだね…。」
「突撃の構えってなんだよ?!別に突撃してねぇよ?!」
はぁ…話しが進まない。しかし、この"正拳"…何処でどう使うのか全く理解出来てない。たまに平突をツッコんだりしてるけど…神様相手にどうしろって言うんだ?もしかして…正拳するのか?神様相手にも?でも、俺の傍に居ればボケないって言ってた…よな?
「神様も容赦なく殴ると良い。しかし、下手なツッコみを見せると死ぬかもしれんな?」
「ナチュラルに心読んでくる?!怖い…。ダブルで怖い…。」
「まぁ、神は寛容である。問題は寛容ではない神に当たった場合であろうな?」
「居ますよね、すぐにキレ散らかす神様。」
「え?どこに…?」
「次のゲットすべき相手の兄弟であるな。素戔嗚尊(すさのおのみこと)だ。」
えぇ…あの英雄的な神様ってキレ散らかすので名を馳せてるの?待てよ…天照大神様…兄弟だと?素戔嗚尊、月読命(つくよみ)様か…。何だか、大御所じゃないか?もっと手順踏んで…。そうだった…ここに居るラー神もかなりの重鎮だった…。
「月読命は穏やかな奴だ。本を読む事が好きなやつでな?我と気が合うのだ。」
「あぁ…気難しいタイプ…か?!」
「平突よ、気難しく考えるのではありません。問題はそこでは無いのです。」
「俺が気難しくされてるの?!おかしくない?!」
「問題は…どうやってあの大陸まで行くか、です。」
「あの大陸…?」
なんだ?あの大陸って…。ムー大陸、アトランティスと来たらレムリア大陸じゃないの?行くの難しいのか?いや…これもしかして…違う?高天原とか言われる?それはまずい…そんな所に人間はいけないだろ?!
「行けはするのですが…霊体でのみ行く事を許されているのです。」
「うん?死ねって事かな?!霊体になれる人間は人間じゃないよね?!死者だよね?!」
「我らの力をもってすれば簡単な事ではあるがな?」
「簡単なら問題なくない?ってそういう問題じゃない!!何?!怖いんだよ?!」
「天岩戸が攻略出来ないのです。」
「なんで閉じこもってるのかな?!もう、この世界滅んでるんじゃない?!太陽出てな…まさか?!ラー神がここに居るのは…。」
「そうだ、我が代役を務めているのだ。」
そ、そんな事あんのか?!神様の代役?!というか…あの有名なエピソードがもう起こってしまったのか…。素戔嗚尊様が天照大神様の神殿にうんこをした…。あぁ…それ起こって出てこれないならもうしょうがないよ。だって、うんこされてるんだもん。
「だから一緒に行くぞ?」
「だから?!ていうか、俺に何が出来るの?!俺、ツッコみ入れるの?!」
「そうです。ツッコみを入れるのです。」
あぁ…さっきの会話で含みがあったのって…そういう理由か。長い事あってないって、物理的に不可能だったのか。でも、踊り子の神とかが中心になって引っ張りだしたんでしょ……?待て、これ神話が変わるぞ?!俺が居たら、俺平突神になるのか?!
「平突?神になるとか思ってない?」
「ギグッ…思ってないぞ?」
「あぁ、霊体になるので、木瓜もなりますよ?」
「木瓜神?!それ、なんか別の意味で敬われる神様になりそうだ?!」
「私はどうすればいいですか~?」
「そうですね、貴方は高天原に行けないのでオシリス神に頼むと良いですよ?」
「無責任?!急に仲間を切り捨てる?!」
「仲間だと思ってくれていたんですね~?嬉しいです、平突神~!」
「やめろ!くっつくな!!ていうか、まだなってない!!」
「あのね、俺は魔王を倒さなきゃいけないんだけど?」
「む?しかし、魔王を倒してもこの世界からは帰れないであろう?」
「は?!初耳?!ていうか、なんで知って…え?なんで知ってるんだ?!」
「いや、そういうものなのだ。世界の仕組み的にな。」
えぇ…。また、なんか言われてるけど。仕組みとか言われたら…どうすんの?俺の目的は何なの?この世界で暮らしていく事なの?神様助けて?魔王倒して?ボケ成分の流出を止めて?
「そうだ。極めて重要な事である。飲んだくれている神はウザがらみをし始め、仕事をしている神にも支障をきたしている。」
「現代社会みたいだ?!神様の世界は現代社会の上層部なのかな?!」
「私も平突の傍に居ないとボケをし始めてしまうのですよ。」
「いや、元々ボケてなかった気がするけど。ていうか、普通に殺しに来た神様って認識なんだけど?!」
「私もそうですよ~?ボケ三昧です~!」
「いや、そういうの大丈夫です。間に合ってます。」
「僕もそうだ!平突が居ないと僕のボケが生きなくてね…。」
「お前…名前負けしてるぞ?最近どうした?出番が神と天使に取られて影が薄くなってるぞ?」
「うぐ…僕が気にしていた事を平気で刺してくる平突…それが突撃の構えなんだね…。」
「突撃の構えってなんだよ?!別に突撃してねぇよ?!」
はぁ…話しが進まない。しかし、この"正拳"…何処でどう使うのか全く理解出来てない。たまに平突をツッコんだりしてるけど…神様相手にどうしろって言うんだ?もしかして…正拳するのか?神様相手にも?でも、俺の傍に居ればボケないって言ってた…よな?
「神様も容赦なく殴ると良い。しかし、下手なツッコみを見せると死ぬかもしれんな?」
「ナチュラルに心読んでくる?!怖い…。ダブルで怖い…。」
「まぁ、神は寛容である。問題は寛容ではない神に当たった場合であろうな?」
「居ますよね、すぐにキレ散らかす神様。」
「え?どこに…?」
「次のゲットすべき相手の兄弟であるな。素戔嗚尊(すさのおのみこと)だ。」
えぇ…あの英雄的な神様ってキレ散らかすので名を馳せてるの?待てよ…天照大神様…兄弟だと?素戔嗚尊、月読命(つくよみ)様か…。何だか、大御所じゃないか?もっと手順踏んで…。そうだった…ここに居るラー神もかなりの重鎮だった…。
「月読命は穏やかな奴だ。本を読む事が好きなやつでな?我と気が合うのだ。」
「あぁ…気難しいタイプ…か?!」
「平突よ、気難しく考えるのではありません。問題はそこでは無いのです。」
「俺が気難しくされてるの?!おかしくない?!」
「問題は…どうやってあの大陸まで行くか、です。」
「あの大陸…?」
なんだ?あの大陸って…。ムー大陸、アトランティスと来たらレムリア大陸じゃないの?行くの難しいのか?いや…これもしかして…違う?高天原とか言われる?それはまずい…そんな所に人間はいけないだろ?!
「行けはするのですが…霊体でのみ行く事を許されているのです。」
「うん?死ねって事かな?!霊体になれる人間は人間じゃないよね?!死者だよね?!」
「我らの力をもってすれば簡単な事ではあるがな?」
「簡単なら問題なくない?ってそういう問題じゃない!!何?!怖いんだよ?!」
「天岩戸が攻略出来ないのです。」
「なんで閉じこもってるのかな?!もう、この世界滅んでるんじゃない?!太陽出てな…まさか?!ラー神がここに居るのは…。」
「そうだ、我が代役を務めているのだ。」
そ、そんな事あんのか?!神様の代役?!というか…あの有名なエピソードがもう起こってしまったのか…。素戔嗚尊様が天照大神様の神殿にうんこをした…。あぁ…それ起こって出てこれないならもうしょうがないよ。だって、うんこされてるんだもん。
「だから一緒に行くぞ?」
「だから?!ていうか、俺に何が出来るの?!俺、ツッコみ入れるの?!」
「そうです。ツッコみを入れるのです。」
あぁ…さっきの会話で含みがあったのって…そういう理由か。長い事あってないって、物理的に不可能だったのか。でも、踊り子の神とかが中心になって引っ張りだしたんでしょ……?待て、これ神話が変わるぞ?!俺が居たら、俺平突神になるのか?!
「平突?神になるとか思ってない?」
「ギグッ…思ってないぞ?」
「あぁ、霊体になるので、木瓜もなりますよ?」
「木瓜神?!それ、なんか別の意味で敬われる神様になりそうだ?!」
「私はどうすればいいですか~?」
「そうですね、貴方は高天原に行けないのでオシリス神に頼むと良いですよ?」
「無責任?!急に仲間を切り捨てる?!」
「仲間だと思ってくれていたんですね~?嬉しいです、平突神~!」
「やめろ!くっつくな!!ていうか、まだなってない!!」
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