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第2話「原作ブレイカーの皇太子」
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アシュレイ殿下が帰った後、俺はどっと疲れて自室のベッドに倒れ込んだ。
たった数十分。されど精神的な消耗は計り知れない。
あの皇太子、いったい何なんだ。
『君に会えるのが待ち遠しい、だと?』
どの口が言うか。
原作では婚約者であるルシアンのことなど空気同然に扱い、ヒロインのリリアナに夢中だったくせに。
今日のあのアシュレイは、まるで別人のようだった。親しげな態度、甘い言葉、そして妙に近い距離感。どれもこれも俺の知る『アス恋』のアシュレイとはかけ離れている。
考えられる可能性は二つ。
一つは俺が転生したことで何らかのバタフライエフェクトが起こり、彼の態度が変わった。
もう一つは……。
『まさか、こいつも転生者とか?』
いや、それはないか。
もし彼が転生者でゲームのシナリオを知っているなら、悪役令息である俺にわざわざ関わってくる理由がない。むしろヒロインとのハッピーエンドを目指して、さっさと俺を切り捨てるはずだ。
だとすればやはり前者か。俺の魂がルシアンの体に入ったことで微妙に何かが変化し、それがアシュレイの態度に影響を与えている……?
どちらにせよ状況は最悪だ。
彼が俺に好意的(?)である以上、「関わらないようにする」という当初の計画は大幅な修正を余儀なくされる。
向こうから接触してくるなら、こちらもそれ相応の対応をしなければならない。無視すればそれはそれで不興を買い、別の破滅フラグが立つ可能性がある。
「……詰んでるじゃないか」
思わず独り言が漏れる。
入学前からこの調子では先が思いやられる。
だが諦めるわけにはいかない。俺の、そしてヴァイスハイト家の未来がかかっているのだ。
数日後、俺は不安と決意を胸に、聖アストライア魔導学園の入学式に臨んでいた。
壮麗な講堂には真新しい制服に身を包んだ新入生たちが集まっている。貴族の子弟が多く、皆一様に誇らしげな顔をしていた。
俺、ルシアン・フォン・ヴァイスハイトは公爵家の嫡男として、最前列の席に座っている。
そしてその隣には……言うまでもなく、あの男がいた。
「いい天気だな、ルシアン」
涼やかな声で話しかけてきたのは、皇太子の制服を見事に着こなしたアシュレイだった。
きらびやかな装飾が施された制服は彼の美貌をさらに引き立てている。周囲の女子生徒たちがうっとりとしたため息を漏らしているのが聞こえた。
「……ええ、まことに」
俺は当たり障りのない返事を返し、できるだけ彼と視線を合わせないように舞台の方を向いた。
頼むから話しかけてこないでくれ。お前と俺が話しているだけで、どれだけ目立つと思っているんだ。
俺の心の叫びなど届くはずもなく、アシュレイはさらに言葉を続ける。
「学園では、身分を気にせず話してくれて構わない。殿下ではなく、アシュレイと」
「恐れ多いことです。そのようなことは……」
「私の頼みだ」
有無を言わせない強い口調。
その声にはアルファとしての威圧がかすかに含まれていた。逆らえばどうなるか分かっているな、とでも言うように。
くそ、と心の中で悪態をつく。こいつ、自分の立場を最大限に利用してきやがる。
「……わかり、ました。アシュレイ、殿下」
せめてもの抵抗で最後に「殿下」を付け加える。
アシュレイは少し不満そうな顔をしたが、それ以上は何も言わなかった。
やがて式典が始まり、学園長の長い挨拶が始まった。その間も俺は隣からの視線をひしひしと感じていた。針の筵とは、まさにこのことだ。
式典が終わり、各クラスに分かれてのホームルームが始まる。
俺は当然、最上級クラスであるSクラス。そしてアシュレイも同じクラスだった。原作通りだからこれは仕方ない。
問題はヒロインのリリアナ・ブルームも、平民ながら魔力適性がずば抜けて高いという理由で、特待生としてこのSクラスに所属していることだ。
教室に入ると、すでにほとんどの生徒が席に着いていた。
自分の席は……窓際の後ろから二番目。悪くない席だ。ここなら目立たずに過ごせるだろう。
そう思って席に向かおうとした、その時。
「ルシアン、君の席は私の隣だ」
アシュレイがこともなげにそう言った。
彼の指し示した先は俺の席の隣、つまり窓際の一番後ろの席だった。
いや待て。なんでお前が俺の席を知ってるんだ。しかも自分の席を勝手に俺の隣に決めるな。
「席は自由だと聞いているが」
「だから私が決めた。君は私の隣だ。異論は認めない」
そのサファイアの瞳が、有無を言わせぬ光を宿して俺を射抜く。
周囲の生徒たちが何事かとこちらを窺っている。ここで騒ぎを起こすのは得策ではない。
俺は深いため息を心の中でつき、諦めてアシュレイの隣の席に腰を下ろした。
『最悪だ……』
これでは目立たないように過ごすなんて夢のまた夢。
皇太子の隣の席なんて、全校生徒の注目の的じゃないか。
俺が頭を抱えていると、教室の入り口が少しざわついた。
見れば一人の少女が、おどおどとした様子で立っている。亜麻色の髪に少し大きな青い瞳。小動物のような愛らしい容姿は、まさにゲームで見たヒロイン、リリアナ・ブルームその人だった。
彼女は貴族ばかりの教室の空気に気圧されているのか、不安げに周囲を見回している。
原作ではここで困っているリリアナにアシュレイが優しく声をかけ、二人の物語が始まるはずだった。
俺は固唾をのんで、隣のアシュレイの様子を窺う。
アシュレイは、確かにリリアナの方を見ていた。
だがその瞳は氷のように冷え切っていた。まるで道端の石ころでも見るかのような、何の感情もこもっていない瞳。
そして彼はリリアナに声をかけるどころか、一瞥しただけですぐに興味を失ったように、俺の方へと向き直った。
「教科書は持ってきたか? もし忘れたなら、私が見せてやろう」
にこりと完璧な王子様の笑みを浮かべて、俺に話しかけてくる。
『……え?』
嘘だろ。ヒロイン、完全スルー?
これが運命の出会いのシーンじゃなかったのか?
呆然とする俺をよそに、アシュレイはごく自然に俺との会話を続けようとする。一方、入り口で立ち尽くしていたリリアナは誰にも声をかけられないまま、仕方なく空いていた一番前の席にしょんぼりと座った。
何かが、明らかにおかしい。
アシュレイの行動は原作のシナリオから大きく逸脱している。
ヒロインを無視して、悪役令息である俺に執着する皇太子。
こんなの、俺の知っている『アス恋』じゃない。
もしかしたら俺が転生したこの世界は、『アス恋』によく似た、まったく別の世界なのかもしれない。
いや、だとしてもこの状況は異常だ。
アシュレイは一体、何を考えているんだ?
彼の真意が読めず、俺はただ混乱するしかなかった。
これから始まる学園生活は俺が想像していた以上に、困難で予測不可能なものになるだろう。
破滅フラグを回避するどころか、未知のデッドエンドに突き進んでいるような、そんな嫌な予感だけが心を重く支配していた。
たった数十分。されど精神的な消耗は計り知れない。
あの皇太子、いったい何なんだ。
『君に会えるのが待ち遠しい、だと?』
どの口が言うか。
原作では婚約者であるルシアンのことなど空気同然に扱い、ヒロインのリリアナに夢中だったくせに。
今日のあのアシュレイは、まるで別人のようだった。親しげな態度、甘い言葉、そして妙に近い距離感。どれもこれも俺の知る『アス恋』のアシュレイとはかけ離れている。
考えられる可能性は二つ。
一つは俺が転生したことで何らかのバタフライエフェクトが起こり、彼の態度が変わった。
もう一つは……。
『まさか、こいつも転生者とか?』
いや、それはないか。
もし彼が転生者でゲームのシナリオを知っているなら、悪役令息である俺にわざわざ関わってくる理由がない。むしろヒロインとのハッピーエンドを目指して、さっさと俺を切り捨てるはずだ。
だとすればやはり前者か。俺の魂がルシアンの体に入ったことで微妙に何かが変化し、それがアシュレイの態度に影響を与えている……?
どちらにせよ状況は最悪だ。
彼が俺に好意的(?)である以上、「関わらないようにする」という当初の計画は大幅な修正を余儀なくされる。
向こうから接触してくるなら、こちらもそれ相応の対応をしなければならない。無視すればそれはそれで不興を買い、別の破滅フラグが立つ可能性がある。
「……詰んでるじゃないか」
思わず独り言が漏れる。
入学前からこの調子では先が思いやられる。
だが諦めるわけにはいかない。俺の、そしてヴァイスハイト家の未来がかかっているのだ。
数日後、俺は不安と決意を胸に、聖アストライア魔導学園の入学式に臨んでいた。
壮麗な講堂には真新しい制服に身を包んだ新入生たちが集まっている。貴族の子弟が多く、皆一様に誇らしげな顔をしていた。
俺、ルシアン・フォン・ヴァイスハイトは公爵家の嫡男として、最前列の席に座っている。
そしてその隣には……言うまでもなく、あの男がいた。
「いい天気だな、ルシアン」
涼やかな声で話しかけてきたのは、皇太子の制服を見事に着こなしたアシュレイだった。
きらびやかな装飾が施された制服は彼の美貌をさらに引き立てている。周囲の女子生徒たちがうっとりとしたため息を漏らしているのが聞こえた。
「……ええ、まことに」
俺は当たり障りのない返事を返し、できるだけ彼と視線を合わせないように舞台の方を向いた。
頼むから話しかけてこないでくれ。お前と俺が話しているだけで、どれだけ目立つと思っているんだ。
俺の心の叫びなど届くはずもなく、アシュレイはさらに言葉を続ける。
「学園では、身分を気にせず話してくれて構わない。殿下ではなく、アシュレイと」
「恐れ多いことです。そのようなことは……」
「私の頼みだ」
有無を言わせない強い口調。
その声にはアルファとしての威圧がかすかに含まれていた。逆らえばどうなるか分かっているな、とでも言うように。
くそ、と心の中で悪態をつく。こいつ、自分の立場を最大限に利用してきやがる。
「……わかり、ました。アシュレイ、殿下」
せめてもの抵抗で最後に「殿下」を付け加える。
アシュレイは少し不満そうな顔をしたが、それ以上は何も言わなかった。
やがて式典が始まり、学園長の長い挨拶が始まった。その間も俺は隣からの視線をひしひしと感じていた。針の筵とは、まさにこのことだ。
式典が終わり、各クラスに分かれてのホームルームが始まる。
俺は当然、最上級クラスであるSクラス。そしてアシュレイも同じクラスだった。原作通りだからこれは仕方ない。
問題はヒロインのリリアナ・ブルームも、平民ながら魔力適性がずば抜けて高いという理由で、特待生としてこのSクラスに所属していることだ。
教室に入ると、すでにほとんどの生徒が席に着いていた。
自分の席は……窓際の後ろから二番目。悪くない席だ。ここなら目立たずに過ごせるだろう。
そう思って席に向かおうとした、その時。
「ルシアン、君の席は私の隣だ」
アシュレイがこともなげにそう言った。
彼の指し示した先は俺の席の隣、つまり窓際の一番後ろの席だった。
いや待て。なんでお前が俺の席を知ってるんだ。しかも自分の席を勝手に俺の隣に決めるな。
「席は自由だと聞いているが」
「だから私が決めた。君は私の隣だ。異論は認めない」
そのサファイアの瞳が、有無を言わせぬ光を宿して俺を射抜く。
周囲の生徒たちが何事かとこちらを窺っている。ここで騒ぎを起こすのは得策ではない。
俺は深いため息を心の中でつき、諦めてアシュレイの隣の席に腰を下ろした。
『最悪だ……』
これでは目立たないように過ごすなんて夢のまた夢。
皇太子の隣の席なんて、全校生徒の注目の的じゃないか。
俺が頭を抱えていると、教室の入り口が少しざわついた。
見れば一人の少女が、おどおどとした様子で立っている。亜麻色の髪に少し大きな青い瞳。小動物のような愛らしい容姿は、まさにゲームで見たヒロイン、リリアナ・ブルームその人だった。
彼女は貴族ばかりの教室の空気に気圧されているのか、不安げに周囲を見回している。
原作ではここで困っているリリアナにアシュレイが優しく声をかけ、二人の物語が始まるはずだった。
俺は固唾をのんで、隣のアシュレイの様子を窺う。
アシュレイは、確かにリリアナの方を見ていた。
だがその瞳は氷のように冷え切っていた。まるで道端の石ころでも見るかのような、何の感情もこもっていない瞳。
そして彼はリリアナに声をかけるどころか、一瞥しただけですぐに興味を失ったように、俺の方へと向き直った。
「教科書は持ってきたか? もし忘れたなら、私が見せてやろう」
にこりと完璧な王子様の笑みを浮かべて、俺に話しかけてくる。
『……え?』
嘘だろ。ヒロイン、完全スルー?
これが運命の出会いのシーンじゃなかったのか?
呆然とする俺をよそに、アシュレイはごく自然に俺との会話を続けようとする。一方、入り口で立ち尽くしていたリリアナは誰にも声をかけられないまま、仕方なく空いていた一番前の席にしょんぼりと座った。
何かが、明らかにおかしい。
アシュレイの行動は原作のシナリオから大きく逸脱している。
ヒロインを無視して、悪役令息である俺に執着する皇太子。
こんなの、俺の知っている『アス恋』じゃない。
もしかしたら俺が転生したこの世界は、『アス恋』によく似た、まったく別の世界なのかもしれない。
いや、だとしてもこの状況は異常だ。
アシュレイは一体、何を考えているんだ?
彼の真意が読めず、俺はただ混乱するしかなかった。
これから始まる学園生活は俺が想像していた以上に、困難で予測不可能なものになるだろう。
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