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第1話「捨てられた花は辺境で芽吹く」
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灰色の雲が垂れ込める王都の空から、冷たい雨が絶え間なく降り注いでいた。石畳を叩く雨音は、人々のざわめきをかき消し、世界を湿った静寂で包み込んでいる。
王都彩雲の一角に店を構える、国内でも指折りの名門薬店「白龍堂」。その豪奢な門扉が重々しい音を立てて開かれると、一人の青年が外へと放り出された。
泥水が跳ね、青年の簡素な衣服を汚す。地面に手をついた彼、白 蓮華は、濡れた前髪の隙間から、かつて家と呼んだ場所を見上げた。
「二度とその顔を見せるな! 我が白家の面汚しめ!」
門の向こうで怒鳴り声を上げているのは、実の父親である白 厳山(ハク・ゲンザン)だった。きらびやかな絹の衣をまとい、手には蓮華が大切にしていた調合道具の入った木箱を持っている。厳山は侮蔑の表情を隠そうともせず、その木箱を蓮華の足元へと投げつけた。
木箱が砕け、中から乾燥した薬草や使い古された乳鉢が散乱する。
「お前のようなフェロモンの薄い欠陥オメガは、誰の相手も務まらん。その上、作る薬ときたら泥団子のような見た目のガラクタばかり。これ以上、我が店の格式を下げるわけにはいかんのだ」
厳山の隣には、義母と異母弟が立っていた。異母弟は優秀なベータとして育てられ、父の期待を一身に背負っている。彼は冷ややかな目で蓮華を見下ろし、口元に薄ら笑いを浮かべていた。
「兄さん、悪いけど荷物はそれだけだよ。僕たちが兄さんの部屋を掃除しておいてあげたから、感謝してよね」
「……はい」
蓮華は短く返事をした。反論する気力も、その必要も感じなかった。
白家で求められるのは、見た目が美しく、芳醇な香りを放つ薬だ。効果よりも華やかさが重視される王都の貴族たちにとって、薬は一種の装飾品でもあった。
対して、蓮華が作る薬は色は濁り、匂いも土臭い。しかし、その効果は本物だった。素材一つ一つの声を聴き、最も力が発揮される組み合わせを選び抜いた結晶なのだ。けれど、そんなことは父には理解されなかった。
「とっとと失せろ! 辺境へ行くなり、野垂れ死ぬなり、好きにするがいい!」
バタン、と大きな音を立てて門が閉ざされた。
残されたのは、降りしきる雨の音だけ。
蓮華はゆっくりと立ち上がり、泥にまみれた衣服を払った。不思議と涙は出なかった。胸の奥にあるのは、絶望ではなく、重い鎖から解き放たれたような静かな安堵だった。
『やっと、終わったんだ』
蓮華は心の中でつぶやいた。
幼い頃から、オメガとして生まれたことへの失望と、期待に応えられない罪悪感に苛まれてきた。どれだけ努力して薬を作っても、見た目が悪いと捨てられ、フェロモンが薄いと嘲笑された。
けれど、もう誰の顔色も窺わなくていい。
蓮華は散らばった道具の中から、割れていない乳鉢と、わずかな薬草の種を拾い集めた。そして、懐に入れていた一冊の古い手帳を確かめる。これは亡き母が残してくれた、薬草に関する知識が記された唯一の形見だ。これさえあれば、どこでだって生きていける。
「行こう」
彼は王都の門へと背を向けた。
目指すのは北の果て。人が寄り付かないような深い森と、険しい山々が連なる辺境の地だ。そこなら、豊富な薬草が自生しているはずだ。
雨は冷たかったが、頬を打つその感触さえも、新しい人生への洗礼のように思えた。
蓮華の足取りは、追放された者とは思えないほど軽く、確かな意思に満ちていた。
***
王都を出てから数週間。蓮華は乗り合い馬車を乗り継ぎ、最後は自分の足で山道を歩き続けた。
景色は徐々に変わり、整備された街道は消え、鬱蒼とした森が視界を覆うようになる。空気は澄み渡り、王都特有の香水と汚物が混ざったような匂いは、森の湿った土と緑の香りに取って代わられた。
息を切らしながら峠を越えると、眼下に小さな集落が広がっていた。
翠玉村。
国の最北端に位置し、魔獣の脅威と隣り合わせの場所。冒険者や訳ありの者たちが集まる、最果ての村だ。
「ここが、僕の新しい場所……」
蓮華は額の汗をぬぐい、眼下の村を見つめた。
村は決して豊かそうには見えない。建物は古びた木造ばかりで、畑も痩せている。しかし、村全体を包む空気は穏やかで、どこか懐かしさを感じさせた。
村へ続く坂道を下りていくと、道端に生えている草花たちが、風に揺れてざわめいているのが分かった。
『ようこそ、ようこそ』
『水が欲しい、水が欲しい』
『ここはいい土だよ』
まるでささやき声のように、植物たちの意思が蓮華の感覚に流れ込んでくる。これが、彼だけが持つ特別な力だった。植物の状態や効能が、色や音として知覚できるのだ。
蓮華は道端のしおれかけた薬草に歩み寄り、水筒の水を少しかけた。
「ごめんね、もう少しで雨が降るから頑張って」
優しく葉を撫でると、薬草は嬉しそうに葉を広げたような気がした。
村の入り口には、古びた看板が掲げられていたが、文字は風化して読めなくなっている。村の中に入ると、数人の村人が不思議そうな顔で蓮華を見ていた。
この村には、オメガもアルファも少ない。多くはベータの一般市民だ。蓮華の薄いフェロモンのおかげで、彼がオメガであることに気づく者はいないようだった。それは蓮華にとって好都合だった。ここではただの薬師として生きていきたいのだから。
事前に手配していた物件は、村の外れにあった。
村長から鍵を受け取り、案内されたその場所は、廃屋と呼ぶにふさわしい荒れ果てた小屋だった。屋根には穴が空き、窓ガラスは割れ、庭は雑草で埋め尽くされている。
「すまねぇな、若いの。長いこと使ってなかったもんで、こんな有様だ」
案内してくれた初老の村長が、申し訳なさそうに頭をかいた。
「いいえ、構いません。壁と柱はしっかりしていますし、手直しすれば十分住めます。それに、庭が広くて日当たりがいい。薬草を育てるには最高です」
蓮華は本心からそう言った。王都の狭苦しい地下室での生活に比べれば、ここは天国だ。
「変わった若者だなぁ。まあ、何か困ったことがあったら言ってくれ。村の連中も、新しい薬師様が来てくれて喜んでるんだ。ここいらは魔獣も出るし、怪我人も多いからな」
村長が去った後、蓮華は改めて小屋を見回した。
荷物を床に置き、腕まくりをする。
「さて、まずは掃除から始めよう」
蓮華の瞳には、希望の光が宿っていた。誰にも邪魔されず、自分の信じる薬を作れる。その事実だけで、体の中から力が湧いてくるようだった。
王都で「無能」と呼ばれた彼はもういない。ここにあるのは、ただひたむきに生と向き合う一人の薬師、白 蓮華の姿だけだった。
こうして、蓮華の辺境での生活が静かに幕を開けた。彼がこの地で、国の運命をも左右する出会いを果たすことになるのは、もう少し先の話である。
王都彩雲の一角に店を構える、国内でも指折りの名門薬店「白龍堂」。その豪奢な門扉が重々しい音を立てて開かれると、一人の青年が外へと放り出された。
泥水が跳ね、青年の簡素な衣服を汚す。地面に手をついた彼、白 蓮華は、濡れた前髪の隙間から、かつて家と呼んだ場所を見上げた。
「二度とその顔を見せるな! 我が白家の面汚しめ!」
門の向こうで怒鳴り声を上げているのは、実の父親である白 厳山(ハク・ゲンザン)だった。きらびやかな絹の衣をまとい、手には蓮華が大切にしていた調合道具の入った木箱を持っている。厳山は侮蔑の表情を隠そうともせず、その木箱を蓮華の足元へと投げつけた。
木箱が砕け、中から乾燥した薬草や使い古された乳鉢が散乱する。
「お前のようなフェロモンの薄い欠陥オメガは、誰の相手も務まらん。その上、作る薬ときたら泥団子のような見た目のガラクタばかり。これ以上、我が店の格式を下げるわけにはいかんのだ」
厳山の隣には、義母と異母弟が立っていた。異母弟は優秀なベータとして育てられ、父の期待を一身に背負っている。彼は冷ややかな目で蓮華を見下ろし、口元に薄ら笑いを浮かべていた。
「兄さん、悪いけど荷物はそれだけだよ。僕たちが兄さんの部屋を掃除しておいてあげたから、感謝してよね」
「……はい」
蓮華は短く返事をした。反論する気力も、その必要も感じなかった。
白家で求められるのは、見た目が美しく、芳醇な香りを放つ薬だ。効果よりも華やかさが重視される王都の貴族たちにとって、薬は一種の装飾品でもあった。
対して、蓮華が作る薬は色は濁り、匂いも土臭い。しかし、その効果は本物だった。素材一つ一つの声を聴き、最も力が発揮される組み合わせを選び抜いた結晶なのだ。けれど、そんなことは父には理解されなかった。
「とっとと失せろ! 辺境へ行くなり、野垂れ死ぬなり、好きにするがいい!」
バタン、と大きな音を立てて門が閉ざされた。
残されたのは、降りしきる雨の音だけ。
蓮華はゆっくりと立ち上がり、泥にまみれた衣服を払った。不思議と涙は出なかった。胸の奥にあるのは、絶望ではなく、重い鎖から解き放たれたような静かな安堵だった。
『やっと、終わったんだ』
蓮華は心の中でつぶやいた。
幼い頃から、オメガとして生まれたことへの失望と、期待に応えられない罪悪感に苛まれてきた。どれだけ努力して薬を作っても、見た目が悪いと捨てられ、フェロモンが薄いと嘲笑された。
けれど、もう誰の顔色も窺わなくていい。
蓮華は散らばった道具の中から、割れていない乳鉢と、わずかな薬草の種を拾い集めた。そして、懐に入れていた一冊の古い手帳を確かめる。これは亡き母が残してくれた、薬草に関する知識が記された唯一の形見だ。これさえあれば、どこでだって生きていける。
「行こう」
彼は王都の門へと背を向けた。
目指すのは北の果て。人が寄り付かないような深い森と、険しい山々が連なる辺境の地だ。そこなら、豊富な薬草が自生しているはずだ。
雨は冷たかったが、頬を打つその感触さえも、新しい人生への洗礼のように思えた。
蓮華の足取りは、追放された者とは思えないほど軽く、確かな意思に満ちていた。
***
王都を出てから数週間。蓮華は乗り合い馬車を乗り継ぎ、最後は自分の足で山道を歩き続けた。
景色は徐々に変わり、整備された街道は消え、鬱蒼とした森が視界を覆うようになる。空気は澄み渡り、王都特有の香水と汚物が混ざったような匂いは、森の湿った土と緑の香りに取って代わられた。
息を切らしながら峠を越えると、眼下に小さな集落が広がっていた。
翠玉村。
国の最北端に位置し、魔獣の脅威と隣り合わせの場所。冒険者や訳ありの者たちが集まる、最果ての村だ。
「ここが、僕の新しい場所……」
蓮華は額の汗をぬぐい、眼下の村を見つめた。
村は決して豊かそうには見えない。建物は古びた木造ばかりで、畑も痩せている。しかし、村全体を包む空気は穏やかで、どこか懐かしさを感じさせた。
村へ続く坂道を下りていくと、道端に生えている草花たちが、風に揺れてざわめいているのが分かった。
『ようこそ、ようこそ』
『水が欲しい、水が欲しい』
『ここはいい土だよ』
まるでささやき声のように、植物たちの意思が蓮華の感覚に流れ込んでくる。これが、彼だけが持つ特別な力だった。植物の状態や効能が、色や音として知覚できるのだ。
蓮華は道端のしおれかけた薬草に歩み寄り、水筒の水を少しかけた。
「ごめんね、もう少しで雨が降るから頑張って」
優しく葉を撫でると、薬草は嬉しそうに葉を広げたような気がした。
村の入り口には、古びた看板が掲げられていたが、文字は風化して読めなくなっている。村の中に入ると、数人の村人が不思議そうな顔で蓮華を見ていた。
この村には、オメガもアルファも少ない。多くはベータの一般市民だ。蓮華の薄いフェロモンのおかげで、彼がオメガであることに気づく者はいないようだった。それは蓮華にとって好都合だった。ここではただの薬師として生きていきたいのだから。
事前に手配していた物件は、村の外れにあった。
村長から鍵を受け取り、案内されたその場所は、廃屋と呼ぶにふさわしい荒れ果てた小屋だった。屋根には穴が空き、窓ガラスは割れ、庭は雑草で埋め尽くされている。
「すまねぇな、若いの。長いこと使ってなかったもんで、こんな有様だ」
案内してくれた初老の村長が、申し訳なさそうに頭をかいた。
「いいえ、構いません。壁と柱はしっかりしていますし、手直しすれば十分住めます。それに、庭が広くて日当たりがいい。薬草を育てるには最高です」
蓮華は本心からそう言った。王都の狭苦しい地下室での生活に比べれば、ここは天国だ。
「変わった若者だなぁ。まあ、何か困ったことがあったら言ってくれ。村の連中も、新しい薬師様が来てくれて喜んでるんだ。ここいらは魔獣も出るし、怪我人も多いからな」
村長が去った後、蓮華は改めて小屋を見回した。
荷物を床に置き、腕まくりをする。
「さて、まずは掃除から始めよう」
蓮華の瞳には、希望の光が宿っていた。誰にも邪魔されず、自分の信じる薬を作れる。その事実だけで、体の中から力が湧いてくるようだった。
王都で「無能」と呼ばれた彼はもういない。ここにあるのは、ただひたむきに生と向き合う一人の薬師、白 蓮華の姿だけだった。
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