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「はっ、はっ……ごめ、ごめんなさい……っ、ごめんなさい……!」
ルノーが嫌いなんじゃない。
ルノーとのセックスが嫌な訳じゃない。
本当は、どんな時だって彼を拒みたくない。
どんなことだって、受け止めたい。
愛しているから、愛されているから、彼が望むなら、この身を丸ごと差し出したっていい。
心の底からそう思うのに、どうしても、こんなにも悲しくて寂しい気持ちのまま、『初めて』を失いたくなかった。
「ごめんなさい! 違う、違うんだ……っ、ルゥくんがヤなんじゃない……!!」
ブンブンと首を振りながら、無我夢中で言葉を発した。
「本当に、違うんだ……! ルゥくん、ルゥくんと、は、初めての、セックスだから……っ、お仕置きで、したくない……!」
「──」
「ルゥくんと、ちゃんと、初めてのセックス、したいから……っ、お仕置きでしないで……!!」
ぐずぐずと泣きながら懇願する姿の、どれほどみっともないことか。
それでも懇願を止められず、ルノーを拒絶してしまった恐怖と悲しさから涙も止まらず、幼い子どものように愚図ることしかできなかった。
「ごめんなさ、あっ、やっ! 待って!!」
謝り続ける中、後孔の縁を圧迫していた肉が離れ、同時にルノーの体が離れていく気配がして、手足が暴れた。
ルノーがどこかに行ってしまう──新たな恐怖に、四肢を拘束する布が肌に食い込む痛みも忘れ、腕を伸ばそうともがいた。
「いやだ!! ルゥくん!! 行かないで!!」
「……どこにも行きませんよ」
「!!」
半狂乱でルノーを追おうとする中、耳に馴染む優しい声が降ってきた。同時に、暴れる手足を宥めるように、懐かしさすら感じる温もりに体を包まれ、強張っていた四肢からゆるりと力が抜ける。
「ル、く……」
「……ごめんなさい」
どこか遠慮がちに体を締め付ける腕。その温もりに安心感が広がる中、ルノーがポツリと呟いた。
「ごめんなさい。たくさん怖がらせて、本当にごめんなさい……っ」
「ルゥくん……まって、謝らないでくれ……!」
悔恨の混じる声に、咄嗟に首を振っていた。
元はと言えば、自分が悪いのだ。深く考えもせず、「大丈夫だろう」という根拠のない自信で軽率な行動をして、彼を悲しませた。ルノーが怒るのも、結果としてお仕置きをされるのも、当然のことだ。
「……ルゥくん、腕、解いて」
そうお願いすれば、ルノーがゆっくりと体を起こし、手足を縛る布を解いてくれた。
ベッドと手足を繋いでいた布が解け、自由に動かせるようになった手で目隠しを外す。
涙と汗で重くなったそれをそっと外せば、眩しさで細めた視界の中、目を赤く染め、憔悴しきったルノーの顔が見えた。
(ああ……)
自分は、自分の愛する人を、どれだけ傷つけてしまったのだろう。
いつの間にか消えていたらしいGlareのことも忘れ、痛みで軋む両腕を愛しい人に伸ばせば、ルノーの愛らしい顔がくしゃりと歪み、倒れるように腕の中に飛び込んできた。
「ごめんなさい、ベル……! ごめんなさい……!!」
「ルゥくん……私なら大丈夫だから、謝らないで……私こそ、勝手なことをして、ごめんなさい」
成人男性にしては、幾分細い体。その体を離すまいと、両腕をルノーの背に回し、閉じ込めるように足を絡ませた。
「ごめんね……いっぱい、悲しい気持ちにさせて、本当にごめんなさい」
「っ……!」
全身で強くルノーを抱き締めれば、それに応えるように、体を締め付けるルノーの腕の力が強くなった。
何かを否定するように、肩口に埋めた顔を僅かに振るルノー。そのたびに、柔らかな毛先が首筋を擽り、こんな時だというのに愛しさが込み上げる。
(ああ……ルゥくんだ)
この部屋に入った時から、一度も褒めてもらえず、一度も抱き締めてもらえず、温もりという名の愛情に飢えていた体が、じわじわと満たされていく。
もっと、もっと、と喘ぐようにルノーの体を抱き締め、柔らかな髪の毛に頬を寄せると、貪欲なまでにその温もりを享受した。
「……大好きだよ、ルゥくん」
満たされ、満たされて、たふりと溢れたのは、純粋な彼への愛だった。
「大好き……ルゥくん、大好き」
「大好き」と言葉にするたび、脳が溶けてしまいそうな幸福感が溢れて止まらなくなる。
他にも言わなければいけないことがあるはずなのに、彼の怒りや悲しみも、全部ぶつけてほしいのに、「大好き」と言いたくて、伝えたくて、堪らなくなったのだ。
「大好き。大好きだよ、ルゥくん」
「……僕も、愛しています。ベル」
ゆるりと顔を上げ、こちらを見つめる穏やかな満月色。
大好きなその色に口づけるよう、長い睫毛の端に唇を寄せれば、愛らしい顔が今にも泣き出しそうな微笑みの形に崩れた。
ルノーが笑ってくれた──それだけで嬉しくて、もっと彼が欲しくて、強請るように唇を差し出せば、彼の柔らかなそれがゆっくりと重なった。
深い深い口づけは長く、呼吸すら支配されるような心地良さに、涙が溢れた。
長い口づけの後、ルノーに手を引かれ、浴室へと向かった。ルノーからは、体を拭くだけにしようと提案されたのだが、全身色んな体液で濡れており、できれば一度洗い流したかったのだ。
震えすぎたせいで足には力が入らず、歩くのに難儀したが、なんとか自分の足で立って歩くことができた。
通された浴場では、赤みの残る手首の跡や、全身に散った噛み跡とキスマークにルノー自身がショックを受けて落ち込んだり、それを宥めたり励ましたり等、そこでも一悶着あったが、なんとか湯浴みを済ませた。
室内へ戻ってくれば、馴染みのソファーには恒例となった山盛りのクッションが用意されており、その上に体を預ければ、安心感からほぅっと息が漏れた。
「飲み物を持ってきますから、少しだけ待っていてくださいね」
「うん……」
本音を言えば、今ルノーと離れるのは少し落ち着かない。
一度、飢えを覚えてしまったせいか、それともまだ精神的に不安定なのか、ソファーに腰掛けたまま、縋るように傍らに立つ彼を見上げた。
「……早く、戻ってきてくれたら、嬉しい」
「! ……ええ、仰せのままに」
まだぎこちなさの残る微笑みと共に、頬に唇が触れ、また心が満たされていくのが分かる。そっと離れていくルノーの背を見送れば、彼が扉の付近で足を止めた。
「……桃?」
「あ」
不思議そうな一言に、ようやくその存在を思い出す。すっかり忘れていたが、見舞いの品として桃を持参していたのだった。
紙袋ごと落としたそれをルノーが拾い上げ、こちらを振り返った。
「これは、ベルの物ですか?」
「あ、いや、その……ルゥくんへの、お見舞いにと、思って……」
「……僕に?」
先程までのことがあったせいか、どうにも後ろめたい。ルノーの体調不良の原因である自分が、見舞いの品を持ってのこのこやって来るなど、滑稽極まりないだろう。
「す、すまない……持って、帰るから……」
恥ずかしさから視線を落とせば、短い沈黙の後、声が返ってきた。
「……ベルが僕のために用意してくれた物を、持って帰らないでください」
「!」
パッと顔を上げれば、眉を下げて笑むルノーと目が合った。
「僕が貰ってもいいですか?」
「あ、ああ、勿論……!」
コクコクと頷けば、ルノーは瞳を細め、桃を抱えたまま部屋を出ていった。
一人残された部屋の中、不思議と寂しさを感じず、ぽわぽわと夢現な感覚に浸っている間に、ルノーが大きなトレイを持って戻ってきた。
テーブルの上、水の入ったピッチャーとグラス、湯気が立ち上る紅茶の入ったカップ、マドレーヌとチョコレートが載った皿、それと、切り分けられた桃が並べられた。
「桃は僕のですよ」
「! ……ああ、ルゥくんが食べてくれ」
「これは……」と尋ねる前に発せられた言葉に思わずクスリとしながら、差し出されたグラスを受け取る。中に満たされた水を一気に飲み干せば、食道から胃まで、冷たい水がゆっくりと流れていった。
「もっと飲まれますか?」
「うぅん、もう大丈夫だ」
今も、そして浴室でも、普段と変わらず、甲斐甲斐しく世話をしようとするルノーに視線を送ると、グラスをテーブルに置き、両手を彼に伸ばした。
「ルゥくん……」
「……!」
まだ、彼が足りない。
そんな想いを込めて名前を呼べば、ルノーが隣に腰を下ろし、伸ばした腕の中にすっぽりと収まった。
同じ石鹸の香りがする体をぎゅうっと抱き締め、閉じ込めた温もりに頬擦りをする。
甘く、柔らかな体温を堪能する間、ルノーは一言も喋らなかったが、甘えるように胸元に添えられた手が愛おしく、欲するままにその身を抱き締めた。
ルノーが嫌いなんじゃない。
ルノーとのセックスが嫌な訳じゃない。
本当は、どんな時だって彼を拒みたくない。
どんなことだって、受け止めたい。
愛しているから、愛されているから、彼が望むなら、この身を丸ごと差し出したっていい。
心の底からそう思うのに、どうしても、こんなにも悲しくて寂しい気持ちのまま、『初めて』を失いたくなかった。
「ごめんなさい! 違う、違うんだ……っ、ルゥくんがヤなんじゃない……!!」
ブンブンと首を振りながら、無我夢中で言葉を発した。
「本当に、違うんだ……! ルゥくん、ルゥくんと、は、初めての、セックスだから……っ、お仕置きで、したくない……!」
「──」
「ルゥくんと、ちゃんと、初めてのセックス、したいから……っ、お仕置きでしないで……!!」
ぐずぐずと泣きながら懇願する姿の、どれほどみっともないことか。
それでも懇願を止められず、ルノーを拒絶してしまった恐怖と悲しさから涙も止まらず、幼い子どものように愚図ることしかできなかった。
「ごめんなさ、あっ、やっ! 待って!!」
謝り続ける中、後孔の縁を圧迫していた肉が離れ、同時にルノーの体が離れていく気配がして、手足が暴れた。
ルノーがどこかに行ってしまう──新たな恐怖に、四肢を拘束する布が肌に食い込む痛みも忘れ、腕を伸ばそうともがいた。
「いやだ!! ルゥくん!! 行かないで!!」
「……どこにも行きませんよ」
「!!」
半狂乱でルノーを追おうとする中、耳に馴染む優しい声が降ってきた。同時に、暴れる手足を宥めるように、懐かしさすら感じる温もりに体を包まれ、強張っていた四肢からゆるりと力が抜ける。
「ル、く……」
「……ごめんなさい」
どこか遠慮がちに体を締め付ける腕。その温もりに安心感が広がる中、ルノーがポツリと呟いた。
「ごめんなさい。たくさん怖がらせて、本当にごめんなさい……っ」
「ルゥくん……まって、謝らないでくれ……!」
悔恨の混じる声に、咄嗟に首を振っていた。
元はと言えば、自分が悪いのだ。深く考えもせず、「大丈夫だろう」という根拠のない自信で軽率な行動をして、彼を悲しませた。ルノーが怒るのも、結果としてお仕置きをされるのも、当然のことだ。
「……ルゥくん、腕、解いて」
そうお願いすれば、ルノーがゆっくりと体を起こし、手足を縛る布を解いてくれた。
ベッドと手足を繋いでいた布が解け、自由に動かせるようになった手で目隠しを外す。
涙と汗で重くなったそれをそっと外せば、眩しさで細めた視界の中、目を赤く染め、憔悴しきったルノーの顔が見えた。
(ああ……)
自分は、自分の愛する人を、どれだけ傷つけてしまったのだろう。
いつの間にか消えていたらしいGlareのことも忘れ、痛みで軋む両腕を愛しい人に伸ばせば、ルノーの愛らしい顔がくしゃりと歪み、倒れるように腕の中に飛び込んできた。
「ごめんなさい、ベル……! ごめんなさい……!!」
「ルゥくん……私なら大丈夫だから、謝らないで……私こそ、勝手なことをして、ごめんなさい」
成人男性にしては、幾分細い体。その体を離すまいと、両腕をルノーの背に回し、閉じ込めるように足を絡ませた。
「ごめんね……いっぱい、悲しい気持ちにさせて、本当にごめんなさい」
「っ……!」
全身で強くルノーを抱き締めれば、それに応えるように、体を締め付けるルノーの腕の力が強くなった。
何かを否定するように、肩口に埋めた顔を僅かに振るルノー。そのたびに、柔らかな毛先が首筋を擽り、こんな時だというのに愛しさが込み上げる。
(ああ……ルゥくんだ)
この部屋に入った時から、一度も褒めてもらえず、一度も抱き締めてもらえず、温もりという名の愛情に飢えていた体が、じわじわと満たされていく。
もっと、もっと、と喘ぐようにルノーの体を抱き締め、柔らかな髪の毛に頬を寄せると、貪欲なまでにその温もりを享受した。
「……大好きだよ、ルゥくん」
満たされ、満たされて、たふりと溢れたのは、純粋な彼への愛だった。
「大好き……ルゥくん、大好き」
「大好き」と言葉にするたび、脳が溶けてしまいそうな幸福感が溢れて止まらなくなる。
他にも言わなければいけないことがあるはずなのに、彼の怒りや悲しみも、全部ぶつけてほしいのに、「大好き」と言いたくて、伝えたくて、堪らなくなったのだ。
「大好き。大好きだよ、ルゥくん」
「……僕も、愛しています。ベル」
ゆるりと顔を上げ、こちらを見つめる穏やかな満月色。
大好きなその色に口づけるよう、長い睫毛の端に唇を寄せれば、愛らしい顔が今にも泣き出しそうな微笑みの形に崩れた。
ルノーが笑ってくれた──それだけで嬉しくて、もっと彼が欲しくて、強請るように唇を差し出せば、彼の柔らかなそれがゆっくりと重なった。
深い深い口づけは長く、呼吸すら支配されるような心地良さに、涙が溢れた。
長い口づけの後、ルノーに手を引かれ、浴室へと向かった。ルノーからは、体を拭くだけにしようと提案されたのだが、全身色んな体液で濡れており、できれば一度洗い流したかったのだ。
震えすぎたせいで足には力が入らず、歩くのに難儀したが、なんとか自分の足で立って歩くことができた。
通された浴場では、赤みの残る手首の跡や、全身に散った噛み跡とキスマークにルノー自身がショックを受けて落ち込んだり、それを宥めたり励ましたり等、そこでも一悶着あったが、なんとか湯浴みを済ませた。
室内へ戻ってくれば、馴染みのソファーには恒例となった山盛りのクッションが用意されており、その上に体を預ければ、安心感からほぅっと息が漏れた。
「飲み物を持ってきますから、少しだけ待っていてくださいね」
「うん……」
本音を言えば、今ルノーと離れるのは少し落ち着かない。
一度、飢えを覚えてしまったせいか、それともまだ精神的に不安定なのか、ソファーに腰掛けたまま、縋るように傍らに立つ彼を見上げた。
「……早く、戻ってきてくれたら、嬉しい」
「! ……ええ、仰せのままに」
まだぎこちなさの残る微笑みと共に、頬に唇が触れ、また心が満たされていくのが分かる。そっと離れていくルノーの背を見送れば、彼が扉の付近で足を止めた。
「……桃?」
「あ」
不思議そうな一言に、ようやくその存在を思い出す。すっかり忘れていたが、見舞いの品として桃を持参していたのだった。
紙袋ごと落としたそれをルノーが拾い上げ、こちらを振り返った。
「これは、ベルの物ですか?」
「あ、いや、その……ルゥくんへの、お見舞いにと、思って……」
「……僕に?」
先程までのことがあったせいか、どうにも後ろめたい。ルノーの体調不良の原因である自分が、見舞いの品を持ってのこのこやって来るなど、滑稽極まりないだろう。
「す、すまない……持って、帰るから……」
恥ずかしさから視線を落とせば、短い沈黙の後、声が返ってきた。
「……ベルが僕のために用意してくれた物を、持って帰らないでください」
「!」
パッと顔を上げれば、眉を下げて笑むルノーと目が合った。
「僕が貰ってもいいですか?」
「あ、ああ、勿論……!」
コクコクと頷けば、ルノーは瞳を細め、桃を抱えたまま部屋を出ていった。
一人残された部屋の中、不思議と寂しさを感じず、ぽわぽわと夢現な感覚に浸っている間に、ルノーが大きなトレイを持って戻ってきた。
テーブルの上、水の入ったピッチャーとグラス、湯気が立ち上る紅茶の入ったカップ、マドレーヌとチョコレートが載った皿、それと、切り分けられた桃が並べられた。
「桃は僕のですよ」
「! ……ああ、ルゥくんが食べてくれ」
「これは……」と尋ねる前に発せられた言葉に思わずクスリとしながら、差し出されたグラスを受け取る。中に満たされた水を一気に飲み干せば、食道から胃まで、冷たい水がゆっくりと流れていった。
「もっと飲まれますか?」
「うぅん、もう大丈夫だ」
今も、そして浴室でも、普段と変わらず、甲斐甲斐しく世話をしようとするルノーに視線を送ると、グラスをテーブルに置き、両手を彼に伸ばした。
「ルゥくん……」
「……!」
まだ、彼が足りない。
そんな想いを込めて名前を呼べば、ルノーが隣に腰を下ろし、伸ばした腕の中にすっぽりと収まった。
同じ石鹸の香りがする体をぎゅうっと抱き締め、閉じ込めた温もりに頬擦りをする。
甘く、柔らかな体温を堪能する間、ルノーは一言も喋らなかったが、甘えるように胸元に添えられた手が愛おしく、欲するままにその身を抱き締めた。
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