脳髄爆発世紀末 the ᛈᛟᛋᛏᛋᚲᚱᛁᛈᛏ

宮塚恵一

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ᚱᛖᚢᚢ(訳:講評)

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A「まず脳髄爆発世界の世紀末のおさらいを」

C「場所はTHE EARTH。未だ精神生命体との感応や、高位次元へのアクセスも充分とは言い切れない、未発達な世界」
B「いわゆるGe0tk-4tpね」

C「そういうのも面倒臭いから、以下、言語化水準はもう少し設定された世界のものに合わせてチューニングしておきます」
A「了解しました。その間、あの世界についてのBさんの講評をお願いします」

B「Cさんは肯定側なんだろうけど、僕の感想はお粗末。これに尽きる」
A「それは何故?」
B「進歩がない。世界滅亡の試練は、基本的にはその世界全体の進歩の為に組まれるべき、というのが俺の理想。けど、脳髄爆発世界は既存の技術で解決を図ろうとしたのみでしょ? それはちょっといただけない」

C「チューニング終わりました」
B「早いwww」

C「いいよ、続けて」

B「ボロクソ言うよ? 量子ウイルスへの対処って言うなら、量子世界へのアクセス方法くらいはᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏も人類に教示すべきだったんだよ。アンゴルモアでは少なくとも神的存在との対話くらいはさせてたでしょ? なのにそれもなし。だからᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏も最後はウイルスのリミッター外したんだろうけど、あれじゃヤケクソじゃん。だから申し訳ないけど、ノットフォーミー」

A「Bさん、ありがとうございました。ではお戻りいただきましたCさんの意見はどうでしょう」

C「Bさんの言いたいことはわかります。正直ね。ただ、その世界の既存の技術のみに頼って解決を試みようとしたからこその良さ、というのはあります。彼らはそれを理不尽に襲いくるノンリミッターのウイルスには対抗できなかったわけだけど、それもまた侘び寂びってもの」

B「侘び寂びで全部誤魔化されてたら世話ないよ」
C「涙ぐましい努力じゃないですか」
B「でも、こういうのが好きな層がいるってのはなんとなくわかった」

A「Cさん、他に語りたいポイントは?」

C「そうですね──。量子ウイルスの特定法を発見した彼。彼は結構面白かったんじゃないですかね。あの世界の人類にしては、だいぶ脳機能が発達してました」
B「あの子、最期ᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏の声、聞こえてなかった?」
C「聞こえてましたね。後もう少しだけ時間があれば、彼のような知的生命体が活躍する、Bさん好みの発展した世界になってたんでしょうけど」
A「あと少しというのは、どのくらい?」
C「3万年くらいでしょうか? その辺り、僕はやっぱりᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏は意図して進歩し過ぎないように世界運営をしていたように思いますね」

A「成程。ありがとうございます」

A「私も実はᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏の兼ねてからのファンです。アンゴルモアに限らず、アトランティス、マヤ文明、太陽系消失、第三次世界大戦など、THE EARTHを舞台とした、地球人類ならではの活躍を観れるのが、ᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏の魅力です。子供の遊びだと揶揄するような否定的意見も多いですが、子供の遊びめいているからこその緻密で、人類への愛に溢れた世界運営をしている、という評価は、実はCさんだけではなく、コアなファンを確実に獲得しています」

C「そうなんですよ。世界運営は娯楽。そう割り切っているクリエイターも多いですが、ᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏の作品には根底に、人類には試練を乗り越えてほしい、乗り越えられる筈だ、っていう愛があるので」

B「でもやっぱり規模が小さすぎるって批判は免れないと思う。他が銀河系単位は当たり前。並行宇宙間同士のインカージョンすら当たり前のクリエイターの中、ᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏だけずっとTHE EARTHで遊んでいるわけだから」
C「温故知新。原点回帰っていう面白さは忘れちゃいけないですよ」

A「まだまだ語り足りないとは思いますが、ᚮᚴᛆᛘᚮᛐᚮ ᛐᛆᚱᚮ氏のインタビューもいただいておりますので、そちらをご覧いただいてから、次の滅亡世界のレビューへと移りたいと思います!」
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