【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。

サアロフィア

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第19章 お泊り会 2日目

120 オルアとシュウピンさんの後ろ姿

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 ボクは、シュウピンさんの後ろ姿を見て、オルアだと勘違いしてしまった。

真々美
「いやいや、アリムが間違まちがえても仕方しかたないだろう。
 大目おおめに見てやれ。」

冬香
「シュウピンさんは、オルアとおな髪型かみがたで、オルアのエプロンをけているからねえ。」

オルア
「でも、アリムのあいりないがする。」

絵美
「仕方ないわね。
 オルアさん、シュウピンさんとならんで背中せなかけてくれるかな?」

オルア
「絵美様、こうですか?」

シュウピン
「絵美様、この姿勢しせいでよろしいですか?」

絵美
「ええ、そうね。
 オルアさんは、あと2歩、シュウピンさんに近寄ちかよってくれる?
 そうよ、そこね。

 うし姿すがた撮影さつえいするから、うごかないでね。」

 絵美は、二人の後ろ姿の写真を撮影した。

絵美
「みんな、見てちょうだい。
 アリムさん、セーラさん、あなたたちも含まれているからね。」

 全員が、オルアとシュウピンさんの後ろ姿の写真を見た。

アリム
「背も同じくらい高い。
 体型たいけいもふたりとも、スラリとほそまっているけれど、出るところは出ている。
 髪の毛の色は、二人とも綺麗きれい黒髪くろかみおなじ。

 うーん、ポニーテールをめる位置も同じだし。
 ちがいと言えば、シュウピンさんの方が5cmくらい髪の毛が長いかな。」

絵美
「その通りよ。
 ならんでもらってくらべなきゃ分からないわ。」

オルア
「じゃあ、アリムの愛が足りないわけじゃないのね。」

真々美
「オルア、あまりきびしいことを要求ようきゅうしたら、ダメだぞ。」

オルア
「ごめんね。
 アリム。

 でも、雰囲気ふんいきちがいとか、いろいろ・・・」

アリム
「オルアが料理を作ってくれているときと同じ雰囲気だったよ。
 大好きな人のために、手料理を作れてしあわせを感じているの!
 というあたたかい雰囲気だった。」

シュウピン
「真々美様に手料理を作って差し上げることが出来る幸せにっていましたわ。」

オルア
「なるほどね。
 さすがのアリムでも見分けられなくて、当然とうぜんだったのね。」

アリム
「分かってくれて良かったよ。」

シュウピン
「料理をするときは、髪の毛を留めないと視界をふさいで邪魔じゃまになるので、ポニーテールが一番良いのです。 お風呂用のキャップをかぶった方が良かったですか?」

オルア
「ううん。 そんなことないわ。
 気をつかわせてごめんね。 シュウピンさん。
 ポニーテールが一番良いと賛成さんせいします。」

シュウピン
「オルア様、ありがとうございます。」



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