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第30章 サア女王の判決と通貨バーシルの影響力
194 正義団結国の大統領と、光元国の最高責任者
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光元国の 2023年9月1日(金) 朝 10:30
正義団結国の 2023年8月31日(木) 夜 20:00
大きな時差がありますね。
正義団結国の大統領は、光元国の最高責任者を呼び出していた。
議題は、カセイダード王国がバーシル換算レートを、10,000丸に改訂したことだ。
光元国の最高責任者
「いやはや、いったいナニを根に持って、こんな対応をされるのか、理解に苦しみます。」
正義団結国の大統領
「親に怒られるのが嫌で、ウソはつかないが自分に不利なことは言わない卑怯者の中学生のような言動だな。」
光元国の最高責任者
「それは、いくら何でも無礼ではないですか?」
正義団結国の大統領
「光元国の住民が、我が国のSNSサービス【eks】に書き込んだ内容を印刷してあげた。
最初の数枚だけでも見て御覧なさい。」
☆ eks ☆ というSNSへの書き込みについて身元特定するためには、匿名性が有り、法的な手続きを済ませて、3ヵ月以上の日数が掛かる。
☆ そう思い込んでいる連中が多いようだ。
☆
☆ 司会:
☆ 「この束にある応募者は、色覚に対する配慮が無かったと文句を書き込んでいる。
☆ そして、もう1つの束にある応募者は、聴覚情報処理を苦手とするものの書き込みだ。
☆ さらに、この束が、一気にこれだけの量を覚えられるか、ふざけんな!という書き込みだ。」
☆
☆ 006 研修2日目 不合格者の声、朝食、個別面接
光元国の最高責任者
「こ、これは、その?」
正義団結国の大統領
「隠し通せるとか、誤魔化せると思ったのか?
そういう所が、中学生レベルだと言うのだ。
正義団結国の調査能力を、なめるな。」
☆ そうなったときに、原因となる者たちの情報を写真動画付きで、各国のスパイや新聞記者が手にするようにしよう。
☆
☆ 014 【挿絵】 司会(中路真々美)の課題
光元国の最高責任者
「す、すぐに謝ってきます。」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国が喜ぶ菓子折りを用意できるのか?
あの国に無いもので、光元国が用意できるものが何かあるのか?」
光元国の最高責任者
「わが国には非常に優れたアニメなどの芸術作品があります。」
正義団結国の大統領
「どこまで行っても絵に描いたケーキだよな。
いや、貴国では餅と言うのだったな。
あの国には、AI美女レベルの美しい女性が、あふれかえっているのだぞ。
本物の方が良いことくらい分かるよな。」
光元国の最高責任者
「それでは、どうしろというのですか?」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国のホームページからダウンロードできるものが2つある。
【7Dレポート】と【会談希望申請書】だ。
これを見る限り、光元国が非常に強く、カセイダード王国に嫌われたことが分かるな。
なあ?」
光元国の最高責任者
「こ、この内容は?」
正義団結国の大統領
「光元国と話し合うだけ時間の無駄だ。
どうせ、言い訳して、誤魔化すだけだろう。
と見抜かれていることが良く分かる。」
光元国の最高責任者
「わたしたちは栄語教育に力を入れています。
カセイダード王国の連中が満足する文章を書き上げて見せます。」
正義団結国の大統領
「無理だな。
カセイダード王国の栄語は、情報を伝えるためにある。
それに対して、光元国の栄語は、受験のためにあり、暗号だよな。」
光元国の最高責任者
「わたしたちの栄語が会話の役に立たないと、おっしゃるのですか?」
正義団結国の大統領
「そうではないか?
Good, Bad で良いところを、わざわざ、小難しい単語である Conformed, Uncomformed を使って、本題への追及をかわそうとするではないか?
光元国の栄語には、文法あやまりはないが、中身も無い。
カセイダード王国の栄語は、poor 貧弱で文法誤りも多いが、利益になる情報も多い。
あらためて聞くが、受け取るものとして、どちらが嬉しいと思う?」
光元国の最高責任者
「うぐ、それは、でも、わが国には、温かい歓迎の精神があります。」
正義団結国の大統領
「歓迎の精神か?
それは、いじめ歓迎の精神か?
貴国の学校責任者が記者会見で言っていたな。
いじめを苦に自殺してしまったひとりの生徒のことよりも、生きている生徒を大事にしたい。
いじめっ子5人の人生を守る方が大事だ。
この考え方は、カセイダードの国是 「Happy Share 幸せ半分こ」とは相反するな?」
光元国の最高責任者
「"Happiness Sharing" とするべきではないですか?
我が国の中学生でもそのような間違いはしませんよ。
文法的に明確であり、名詞 "happiness" に動名詞 "sharing" を組み合わせた形が正しいと考えられます。」
正義団結国の大統領
「そういうところだ。
"Happy Share"の方が、
・シンプルでキャッチーな表現。
・広告やタイトルなどに適している。
・魅力的に感じられる。
親しみやすいニュアンスを残したい場合は、"Happy Share" の方が適していると言える。
簡単な文章をムダに難しくして分かりにくくすることを好む貴国と、【幸せ半分こを】好むカセイダード王国とは、精神修養度の差において、天と地の差がある。」
光元国の最高責任者
「うぐぐ。
でも、わが国は、教育レベルを底上げすることに力を注いできたのです。」
正義団結国の大統領
「MiniApp社のTalkGETが開発された今では相対的に無価値となったな。
新型スマホがあふれかえる今でも、旧式の携帯電話を使いたいと思うか?」
光元国の最高責任者
「そんなことはありません。
AIはまだまだ完全ではありません。」
正義団結国の大統領
「貴国の学校では、なにを教えているのだ。」
光元国の最高責任者
「国語、算数、理科、社会、英語です。」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国では、精神修養を教えていることを知らないのか?
いじめをする者は、小中高で徹底的に排除しているぞ。
貴国では教員免許を取れば、いじめっ子の免罪符を得たとカン違いする者が多いよな。」
光元国の最高責任者
「そんなことはありません。」
正義団結国の大統領
「さきほど伝えた記者会見の話をもう忘れたのか?
仕方ない。もうひとつの事例を教えてやろう。
学校でいじめられてケガした場合は、医者と組んで、家庭内で児童虐待があったこととして封じ込める手法は見事だな。」
光元国の最高責任者
「恐縮です。」
正義団結国の大統領
「ほめてなどいない。
これだけ説明しても分からないか?
話し合うだけ時間の無駄と結論付けたカセイダード王国に賛成票を入れたくなったぞ。
偉大なる教師 正義団結国と
偉大なる生徒 光元国の関係は、幻想だったようだ。
ふう、さすがに疲れた。
貴国に残された価値は、紙幣の製造技術だけだな。
それだけが貴国の生命線だな。
おっと、いい忘れたが、カセイダード王国の医療サービスを受けている金持ち連中から苦情が来ていてな。 被害請求をするから、支払いの準備をしてもらおう。」
光元国の最高責任者
「ぜ、善処します。
ベストを尽くします。
あなたを、がっかりさせることは決してありません。」
正義団結国の大統領
「ああ、もういい。 期待しないことに決めたから。
そうだ、1つ忠告してやろう。
過去の言動は取り返しがつかないが、将来の言動には注意しろ。
どういう方法かは分からんが、カセイダード王国には、すべてバレているからな。
カセイダード王国を軽く見た結果だ。
自業自得として受け止めるんだな。
次に会う日を楽しみにしている。
そのときには、光元国は、本のタイトルと中身が一致していることだろう。
では、お疲れ様でした。
お見送りできないが、気を悪くしないでくれたまえ。」
光元国の最高責任者 こころの声
『おわりだ。
わたしだけでなく、国として終わった。
いいや、最後の砦が残されている。
紙幣の製造技術で、世界一の地位を守れば、光元国を無視できなくなるはずだ。
今から、1年以内に、さらに高度な【新紙幣】を発行しなければならない。』
つづく
【読者様へ】
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大きな時差がありますね。
正義団結国の大統領は、光元国の最高責任者を呼び出していた。
議題は、カセイダード王国がバーシル換算レートを、10,000丸に改訂したことだ。
光元国の最高責任者
「いやはや、いったいナニを根に持って、こんな対応をされるのか、理解に苦しみます。」
正義団結国の大統領
「親に怒られるのが嫌で、ウソはつかないが自分に不利なことは言わない卑怯者の中学生のような言動だな。」
光元国の最高責任者
「それは、いくら何でも無礼ではないですか?」
正義団結国の大統領
「光元国の住民が、我が国のSNSサービス【eks】に書き込んだ内容を印刷してあげた。
最初の数枚だけでも見て御覧なさい。」
☆ eks ☆ というSNSへの書き込みについて身元特定するためには、匿名性が有り、法的な手続きを済ませて、3ヵ月以上の日数が掛かる。
☆ そう思い込んでいる連中が多いようだ。
☆
☆ 司会:
☆ 「この束にある応募者は、色覚に対する配慮が無かったと文句を書き込んでいる。
☆ そして、もう1つの束にある応募者は、聴覚情報処理を苦手とするものの書き込みだ。
☆ さらに、この束が、一気にこれだけの量を覚えられるか、ふざけんな!という書き込みだ。」
☆
☆ 006 研修2日目 不合格者の声、朝食、個別面接
光元国の最高責任者
「こ、これは、その?」
正義団結国の大統領
「隠し通せるとか、誤魔化せると思ったのか?
そういう所が、中学生レベルだと言うのだ。
正義団結国の調査能力を、なめるな。」
☆ そうなったときに、原因となる者たちの情報を写真動画付きで、各国のスパイや新聞記者が手にするようにしよう。
☆
☆ 014 【挿絵】 司会(中路真々美)の課題
光元国の最高責任者
「す、すぐに謝ってきます。」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国が喜ぶ菓子折りを用意できるのか?
あの国に無いもので、光元国が用意できるものが何かあるのか?」
光元国の最高責任者
「わが国には非常に優れたアニメなどの芸術作品があります。」
正義団結国の大統領
「どこまで行っても絵に描いたケーキだよな。
いや、貴国では餅と言うのだったな。
あの国には、AI美女レベルの美しい女性が、あふれかえっているのだぞ。
本物の方が良いことくらい分かるよな。」
光元国の最高責任者
「それでは、どうしろというのですか?」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国のホームページからダウンロードできるものが2つある。
【7Dレポート】と【会談希望申請書】だ。
これを見る限り、光元国が非常に強く、カセイダード王国に嫌われたことが分かるな。
なあ?」
光元国の最高責任者
「こ、この内容は?」
正義団結国の大統領
「光元国と話し合うだけ時間の無駄だ。
どうせ、言い訳して、誤魔化すだけだろう。
と見抜かれていることが良く分かる。」
光元国の最高責任者
「わたしたちは栄語教育に力を入れています。
カセイダード王国の連中が満足する文章を書き上げて見せます。」
正義団結国の大統領
「無理だな。
カセイダード王国の栄語は、情報を伝えるためにある。
それに対して、光元国の栄語は、受験のためにあり、暗号だよな。」
光元国の最高責任者
「わたしたちの栄語が会話の役に立たないと、おっしゃるのですか?」
正義団結国の大統領
「そうではないか?
Good, Bad で良いところを、わざわざ、小難しい単語である Conformed, Uncomformed を使って、本題への追及をかわそうとするではないか?
光元国の栄語には、文法あやまりはないが、中身も無い。
カセイダード王国の栄語は、poor 貧弱で文法誤りも多いが、利益になる情報も多い。
あらためて聞くが、受け取るものとして、どちらが嬉しいと思う?」
光元国の最高責任者
「うぐ、それは、でも、わが国には、温かい歓迎の精神があります。」
正義団結国の大統領
「歓迎の精神か?
それは、いじめ歓迎の精神か?
貴国の学校責任者が記者会見で言っていたな。
いじめを苦に自殺してしまったひとりの生徒のことよりも、生きている生徒を大事にしたい。
いじめっ子5人の人生を守る方が大事だ。
この考え方は、カセイダードの国是 「Happy Share 幸せ半分こ」とは相反するな?」
光元国の最高責任者
「"Happiness Sharing" とするべきではないですか?
我が国の中学生でもそのような間違いはしませんよ。
文法的に明確であり、名詞 "happiness" に動名詞 "sharing" を組み合わせた形が正しいと考えられます。」
正義団結国の大統領
「そういうところだ。
"Happy Share"の方が、
・シンプルでキャッチーな表現。
・広告やタイトルなどに適している。
・魅力的に感じられる。
親しみやすいニュアンスを残したい場合は、"Happy Share" の方が適していると言える。
簡単な文章をムダに難しくして分かりにくくすることを好む貴国と、【幸せ半分こを】好むカセイダード王国とは、精神修養度の差において、天と地の差がある。」
光元国の最高責任者
「うぐぐ。
でも、わが国は、教育レベルを底上げすることに力を注いできたのです。」
正義団結国の大統領
「MiniApp社のTalkGETが開発された今では相対的に無価値となったな。
新型スマホがあふれかえる今でも、旧式の携帯電話を使いたいと思うか?」
光元国の最高責任者
「そんなことはありません。
AIはまだまだ完全ではありません。」
正義団結国の大統領
「貴国の学校では、なにを教えているのだ。」
光元国の最高責任者
「国語、算数、理科、社会、英語です。」
正義団結国の大統領
「カセイダード王国では、精神修養を教えていることを知らないのか?
いじめをする者は、小中高で徹底的に排除しているぞ。
貴国では教員免許を取れば、いじめっ子の免罪符を得たとカン違いする者が多いよな。」
光元国の最高責任者
「そんなことはありません。」
正義団結国の大統領
「さきほど伝えた記者会見の話をもう忘れたのか?
仕方ない。もうひとつの事例を教えてやろう。
学校でいじめられてケガした場合は、医者と組んで、家庭内で児童虐待があったこととして封じ込める手法は見事だな。」
光元国の最高責任者
「恐縮です。」
正義団結国の大統領
「ほめてなどいない。
これだけ説明しても分からないか?
話し合うだけ時間の無駄と結論付けたカセイダード王国に賛成票を入れたくなったぞ。
偉大なる教師 正義団結国と
偉大なる生徒 光元国の関係は、幻想だったようだ。
ふう、さすがに疲れた。
貴国に残された価値は、紙幣の製造技術だけだな。
それだけが貴国の生命線だな。
おっと、いい忘れたが、カセイダード王国の医療サービスを受けている金持ち連中から苦情が来ていてな。 被害請求をするから、支払いの準備をしてもらおう。」
光元国の最高責任者
「ぜ、善処します。
ベストを尽くします。
あなたを、がっかりさせることは決してありません。」
正義団結国の大統領
「ああ、もういい。 期待しないことに決めたから。
そうだ、1つ忠告してやろう。
過去の言動は取り返しがつかないが、将来の言動には注意しろ。
どういう方法かは分からんが、カセイダード王国には、すべてバレているからな。
カセイダード王国を軽く見た結果だ。
自業自得として受け止めるんだな。
次に会う日を楽しみにしている。
そのときには、光元国は、本のタイトルと中身が一致していることだろう。
では、お疲れ様でした。
お見送りできないが、気を悪くしないでくれたまえ。」
光元国の最高責任者 こころの声
『おわりだ。
わたしだけでなく、国として終わった。
いいや、最後の砦が残されている。
紙幣の製造技術で、世界一の地位を守れば、光元国を無視できなくなるはずだ。
今から、1年以内に、さらに高度な【新紙幣】を発行しなければならない。』
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