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4周目(異世界ファンタジー:部族ハーレム)
第54話 新しく生まれてくる命
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15歳のジンクスを超えて16歳になった俺は、女性たちを妻に迎えて、子作りを始めた。
それまでは、もしかすると若く死ぬかもしれないという思いがあったので、子供を作るのは意識的に控えていた。子供が出来たとしても、早いうちに死んでしまうかもしれないという不安があったから。
だが、問題は無さそうだなと確認できた。安心して、子作りに励める。親になる、という覚悟も決めた。
「ナジャー。俺の妻となってくれないか。俺の子供を生んでくれ」
「はい!」
生まれて初めて行った女性へのプロポーズは成功。転生する前でも、一度も経験が無かった、初めての体験。
緊張しながら伝えた言葉に、彼女は笑顔で、はいと答えてくれた。
俺は、ナジャーを最初の妻として迎えた。子供の頃に、俺の服を作ってくれたことから始まった関係が今でも続いて、妻となってくれた。
俺よりも年上で、妻に迎えた時は29歳だった。だが、実年齢より見た目の年齢が若く見える。スラッとした体型で、女性にしては背が高い方だ。俺の目から見ると、とても美人なのだが部族の中ではモテていない。そんな女性。
ずっと好意を向けられているのに気付いていたし、遠回しに子供を作りたいという気持ちを告白されたこともあった。その時は、なんとかはぐらかして逃げたけれど。あれで、俺のもとから離れていた可能性もある。しかし、今でもナジャーは側に居てくれる。本当にありがたいことだ。
俺は、16歳になるまで頑なに子供を作るのを控えていた。妻を迎えることも避けてきた。俺の都合で、かなり待たせてしまったかもしれない。ようやく伝えることが出来た。
とても長い間、ナジャーを待たせてしまった。それでも、ずっと待ってくれていたようで、やっと言ってくれたましたねと彼女は喜んでくれたけれど。
これから先は、必ず彼女を幸せにしてみせると心に誓った。待たせてしまった分、人生をかけて愛情を注いでいきたい。
ナジュラ族のみんなから、俺がようやく子作りを始めたということで、注目されることになった。普通は成獣の儀式を終えた翌日から始める、というような族長が多いらしい。
「しかし、お前は遅かったな。俺の時は成獣の儀式が終わってから、その日のうちに一番目の妻を迎えて、抱いたのに」
「そうなんだ」
俺の父親で、元族長であるタミムが言う。彼と比べて、俺が子作りを始めた時期は遅いようだった。
「まぁ、でも。お前は、若くして族長の座を受け継いだからな。これからバンバン、女たちに子供を産ませろ。それが族長の仕事だからな」
「分かったよ」
元族長である父からのアドバイスを受けて、俺は頷く。忠告だけして、去っていくタミム。彼の言う通り、族長の務めを果たすために、子作りを始めよう。女性たちに俺の子供を生んでもらう。
ナジャーには、俺の都合に合わせてしまって申し訳ない気持ちもあったから、すぐ彼女との子作りを始めた。その成果は、一瞬で現れた。
ナジャーの妊娠が確定して、ナジュラ族の中でも出産の手助けに一番熟練している産婆に彼女を任せる。ナジュラ族の新しい族長の、初めて生まれる子供を取り上げるという大変なお願いに、産婆は緊張した顔で請け負ってくれた。
その後、ナジャーだけでなく他にもどんどん新しい妻を迎えていく。
今までそういう行為を控えていたからなのか、10代という年齢だからなのかな、それとも、もともと俺の持つ欲求が強かったからなのか。性欲が止まらなかった。
数多くの妻たちとの子作りは、はかどった。
新しい妻の中には、ラナもいた。元ラビア族で、俺が戦い方を教えている女性だ。魔力の扱い方を教えると、幼かった体は数年間で著しく成長して、年齢通りの大人な見た目に変化していた。訓練をして鍛えているので、引き締まった美しい体は彼女の魅力を引き立てている。
「俺の妻になってくれ」
「アタシで、いいの?」
二度目のプロポーズなのに、非常に緊張した。ラナも不安そうな表情で聞いてくるので、もちろんだと答える。一緒に訓練している時には、自信満々な彼女。こういう時だと、可愛らしい普通の女の子なのだなと感じた。
「ああ、君がいい。君と一緒になりたいんだ」
「……嬉しい! ありがとう、リヒト!」
笑顔を浮かべて抱き着いてくるラナを優しく受け止める。そのまま俺の家に連れて行き、抱いた。妻になることも受け入れてくれたし、本当に良かった。
そしてラナは、すぐに俺の子を妊娠した。
ナジャーとラナ、他にも8人の仲良くしている女性たち。合計10人の新しい妻を迎えることになった。族長として、ナジュラ族のみんなのために役目を果たしつつ、戦士たちの訓練を見守って、シハブと一緒に特訓する日々。
その合間に、妻たちと子作りをする。
ナジャーが産気づいた。
その報告を聞いて、ナジュラ族みんなの歓声が沸き起こる。俺の胸も熱くなった。出産が行われている住居の前で、俺は待たされることになった。
産婆という出産の専門家に任せているので、大丈夫だろうが。俺は落ち着かない。何事も問題は起きないように、無事で生まれてきてくれ。そう願いながら今か今かと、出産の報告を待ち続けていた。やがて、赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。
その声を聞いた瞬間、ブワッと鳥肌が立った。
「リヒト様、どうぞ中へ」
「あ、あぁ!」
産婆の許可が出た。俺は、急いで中に入っていく。すぐにナジャーの姿が見えた。彼女は、生まれたばかりで泣いている赤ん坊を胸に抱いて、その子をあやしていた。
「リヒト様、見てください、男子です。男子を産みました」
「あぁ。よくやった、ナジャー。ありがとう」
最高の笑顔を浮かべて、俺に赤ん坊を見せるナジャー。そんな彼女に感謝の言葉を伝える。そして俺は、ナジャーから赤ん坊を受け取って外に出た。生まれたばかりの男の子を天に向けて差し出す。
「精霊よ! わが子に祝福を!」
俺の記憶の中でも、初めて生まれた自分の子だ。腕に抱き、その子の顔を見ているだけで感動してくる。強い子に育ってくれよ、と心の底から願った。
それから、妻たちの出産ラッシュが始まった。新しく生まれてくる命に感謝して、改めて自分はどう生きていこうかと、これから先の人生について考えていた。自分にできることは何なのか。俺の使命は、生きる意味は。
それまでは、もしかすると若く死ぬかもしれないという思いがあったので、子供を作るのは意識的に控えていた。子供が出来たとしても、早いうちに死んでしまうかもしれないという不安があったから。
だが、問題は無さそうだなと確認できた。安心して、子作りに励める。親になる、という覚悟も決めた。
「ナジャー。俺の妻となってくれないか。俺の子供を生んでくれ」
「はい!」
生まれて初めて行った女性へのプロポーズは成功。転生する前でも、一度も経験が無かった、初めての体験。
緊張しながら伝えた言葉に、彼女は笑顔で、はいと答えてくれた。
俺は、ナジャーを最初の妻として迎えた。子供の頃に、俺の服を作ってくれたことから始まった関係が今でも続いて、妻となってくれた。
俺よりも年上で、妻に迎えた時は29歳だった。だが、実年齢より見た目の年齢が若く見える。スラッとした体型で、女性にしては背が高い方だ。俺の目から見ると、とても美人なのだが部族の中ではモテていない。そんな女性。
ずっと好意を向けられているのに気付いていたし、遠回しに子供を作りたいという気持ちを告白されたこともあった。その時は、なんとかはぐらかして逃げたけれど。あれで、俺のもとから離れていた可能性もある。しかし、今でもナジャーは側に居てくれる。本当にありがたいことだ。
俺は、16歳になるまで頑なに子供を作るのを控えていた。妻を迎えることも避けてきた。俺の都合で、かなり待たせてしまったかもしれない。ようやく伝えることが出来た。
とても長い間、ナジャーを待たせてしまった。それでも、ずっと待ってくれていたようで、やっと言ってくれたましたねと彼女は喜んでくれたけれど。
これから先は、必ず彼女を幸せにしてみせると心に誓った。待たせてしまった分、人生をかけて愛情を注いでいきたい。
ナジュラ族のみんなから、俺がようやく子作りを始めたということで、注目されることになった。普通は成獣の儀式を終えた翌日から始める、というような族長が多いらしい。
「しかし、お前は遅かったな。俺の時は成獣の儀式が終わってから、その日のうちに一番目の妻を迎えて、抱いたのに」
「そうなんだ」
俺の父親で、元族長であるタミムが言う。彼と比べて、俺が子作りを始めた時期は遅いようだった。
「まぁ、でも。お前は、若くして族長の座を受け継いだからな。これからバンバン、女たちに子供を産ませろ。それが族長の仕事だからな」
「分かったよ」
元族長である父からのアドバイスを受けて、俺は頷く。忠告だけして、去っていくタミム。彼の言う通り、族長の務めを果たすために、子作りを始めよう。女性たちに俺の子供を生んでもらう。
ナジャーには、俺の都合に合わせてしまって申し訳ない気持ちもあったから、すぐ彼女との子作りを始めた。その成果は、一瞬で現れた。
ナジャーの妊娠が確定して、ナジュラ族の中でも出産の手助けに一番熟練している産婆に彼女を任せる。ナジュラ族の新しい族長の、初めて生まれる子供を取り上げるという大変なお願いに、産婆は緊張した顔で請け負ってくれた。
その後、ナジャーだけでなく他にもどんどん新しい妻を迎えていく。
今までそういう行為を控えていたからなのか、10代という年齢だからなのかな、それとも、もともと俺の持つ欲求が強かったからなのか。性欲が止まらなかった。
数多くの妻たちとの子作りは、はかどった。
新しい妻の中には、ラナもいた。元ラビア族で、俺が戦い方を教えている女性だ。魔力の扱い方を教えると、幼かった体は数年間で著しく成長して、年齢通りの大人な見た目に変化していた。訓練をして鍛えているので、引き締まった美しい体は彼女の魅力を引き立てている。
「俺の妻になってくれ」
「アタシで、いいの?」
二度目のプロポーズなのに、非常に緊張した。ラナも不安そうな表情で聞いてくるので、もちろんだと答える。一緒に訓練している時には、自信満々な彼女。こういう時だと、可愛らしい普通の女の子なのだなと感じた。
「ああ、君がいい。君と一緒になりたいんだ」
「……嬉しい! ありがとう、リヒト!」
笑顔を浮かべて抱き着いてくるラナを優しく受け止める。そのまま俺の家に連れて行き、抱いた。妻になることも受け入れてくれたし、本当に良かった。
そしてラナは、すぐに俺の子を妊娠した。
ナジャーとラナ、他にも8人の仲良くしている女性たち。合計10人の新しい妻を迎えることになった。族長として、ナジュラ族のみんなのために役目を果たしつつ、戦士たちの訓練を見守って、シハブと一緒に特訓する日々。
その合間に、妻たちと子作りをする。
ナジャーが産気づいた。
その報告を聞いて、ナジュラ族みんなの歓声が沸き起こる。俺の胸も熱くなった。出産が行われている住居の前で、俺は待たされることになった。
産婆という出産の専門家に任せているので、大丈夫だろうが。俺は落ち着かない。何事も問題は起きないように、無事で生まれてきてくれ。そう願いながら今か今かと、出産の報告を待ち続けていた。やがて、赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。
その声を聞いた瞬間、ブワッと鳥肌が立った。
「リヒト様、どうぞ中へ」
「あ、あぁ!」
産婆の許可が出た。俺は、急いで中に入っていく。すぐにナジャーの姿が見えた。彼女は、生まれたばかりで泣いている赤ん坊を胸に抱いて、その子をあやしていた。
「リヒト様、見てください、男子です。男子を産みました」
「あぁ。よくやった、ナジャー。ありがとう」
最高の笑顔を浮かべて、俺に赤ん坊を見せるナジャー。そんな彼女に感謝の言葉を伝える。そして俺は、ナジャーから赤ん坊を受け取って外に出た。生まれたばかりの男の子を天に向けて差し出す。
「精霊よ! わが子に祝福を!」
俺の記憶の中でも、初めて生まれた自分の子だ。腕に抱き、その子の顔を見ているだけで感動してくる。強い子に育ってくれよ、と心の底から願った。
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