85 / 310
6周目(異世界ファンタジー:勇者)
第81話 試験のトーナメント2回戦
しおりを挟む
勇者の試験は、数日間にわたって行われるようだった。連日にわたり会場を訪れ、試験のトーナメントを見る観客たちも居るそうだ。舞台の上で実力を競い合う様子を観客に見られている状況で、順番に勝敗が決まっていく。
俺は1回戦の戦いが呆気なく終わって、観客の1人として試合を観戦していた。
盛り上がりを見せる試合、一方が圧倒する試合、観客が野次を飛ばすような泥仕合もあった。
この勇者の称号を得るための試験というのは、王都の市民たちが娯楽として楽しむイベントでもあるようだ。観戦中に酒を飲みながら、勝敗予想に賭けて楽しんでいる人々の姿もあった。
意外と、大衆的な雰囲気溢れる催し物という感じだ。勇者を決めるなんて、もっと厳かに、粛々とした儀式として行われるものかと思っていたな。けれども、違った。祭りのような盛り上がりである。
そして、2回戦。1回戦を勝ち上がった俺は、鉄の剣と鎧を身に着け、再び舞台に上がる。今度は、もう少し歯ごたえのあるような相手が出てきてくれると、いいのだが。でも、あまり目立つような戦いもしたくないし。
しかし、優勝したら結局は注目を集めてしまうかな。どうしようか。
対戦相手も支給された武器防具を装備して、反対側にある場所から上がってくる。1回戦では見なかった受験者だ。2回戦からの参加ということは、貴族なのかな。
勇者の試験は、貴族も参加するようだ。勇者という称号を手に入れて、箔をつけるために。それと、貴族の次男以下が仕事を求めて勇者になることが、意外と多いらしい。
勇者の試験にはシード制があった。貴族に対して、試験参加の優先権が与えられているようだ。貴族は試験に参加すれば、1回戦は無条件で突破をすることが出来る。
まぁでも、実力があれば勝ち上がっていける。貴族が優遇されて、シード制だったとしても特に問題は無いかな。
「それでは、第二回戦を始める! 両者、定位置について」
審判が俺たちの間に立ち、ルールの説明をする。説明された内容を簡単にまとめると、対戦相手を殺さないように注意しなさい、ということ。
試験が始まる前、それから1回戦の時にも同じ内容の警告を聞いていたので、もう分かっている。審判の言葉は聞き流しつつ、対戦相手の観察した。
向かい側に立つ相手は、真剣に審判の話を聞いて頷いていた。真面目だ。金髪に、整った顔で高身長。いかにも好青年、というような見た目をしている相手だった。
けれども彼の立ち振舞からは、あまり強さを感じなかった。それなりに鍛えているようだし、剣術を身に着けているみたい。けれど、隙は多かった。彼と対戦して俺が負ける可能性は低いだろうと予想する。
対戦相手も、俺と同じように感じていたらしい。感じ方は、逆だったけれど。
「残念だろうけれど、君は2回戦で敗退だ。今回の結果で気落ちせずに、来年もまた勇者の試験に挑戦してほしい」
「……」
審判の説明が終わった瞬間に、対戦相手から指をさされる。そして、宣言された。相手の青年は、とても自信満々だった。
彼は、申し訳無さそうに言う。まだ、勝敗は決まっていないのに、もう既に勝ったような物言いだった。それほど、自分の実力に自信があるのか。
対戦相手の挑発に、観客たちの大きな歓声で会場が湧き上がった。見ている分には楽しいのかな。
「なぜ、反論しない? 反応もなし。そもそも、この勝負に勝つ気がないのか」
「……」
黙ったままの俺に、眉をひそめて問いかけてくる対戦相手。反論しないんじゃなく言葉を返せないんだ。話すと喉が痛くなるし。いちいち、説明するのも面倒だから。俺は何も言い返すことはせず、青年と視線を交わした。
「なるほど。戦いに余計なお喋りは不要、ということか。分かった、やろう!」
「……」
黙ったままでいると、なぜか勝手に納得してくれた。それから、ヒートアップする対戦相手。少し接しただけで、対戦相手の暑苦しい性格が理解できた。まぁ、戦いが始まれば集中して、静かになるだろう。
「先手を譲るよ。せめて、一度ぐらいは攻撃してきてくれ。剣を交えよう」
「いいの?」
「もちろん! 一度でも私に有効な攻撃を入れられたなら、観客たちも喜ぶだろう」
「わかった」
その提案は、負けない自信があるからこそ出たのだろう。力の差を察知する能力は低いようだ。それに、先手を譲られる前から油断しているのか、攻め放題だった。
もしかしたら、俺ってかなり弱く見えるのかも。背丈は、周りと比べたら少し低めだけれど。でも、ちゃんと鍛えてるんだけどな。
本当に、先に攻撃していいのかな。俺が問いかけると、目の前の青年は問題ないと頷いた。彼の語る言葉から、俺の攻撃を受けきれるという自負を感じる。
「さぁ、来い!!」
本人がそう言っているけれど、いいのかなぁ。相手は待って、攻撃をしてこない。それじゃあ、お言葉に甘えて。俺はスピードに乗った剣の一撃を相手に喰らわせる。
これで終わらせるつもりで、相手に一瞬で近づいていく。そのまま、剣を振るう。偶然上手い所に入ったという感じに見せかけて、気絶させようか。
「な!? ガアッ!?」
フェイントを混ぜた、相手にとっては意識外からの攻撃。その一発で、対戦相手の青年は地面に倒れた。これで、勝負はついたかな。そう思ったが。
「ま、まだ……ッ!」
「ん」
お。根性はあるようだった。まだ戦えると言って、気力で立ち上がる。その戦意の高さは素晴らしいと思う。
「ぐぅ……、まさか、そんな力を秘めているとは。だが!」
まだ戦う意志を見せてくる相手。偶然だとは思ってくれないか。彼は、俺の実力を認めて、真剣な表情で剣を構えた。
「もう、油断はしないッ……!」
「「「ワァァァァ!」」」
観客たちが対戦相手の青年を応援する。頑張って立ち上がる姿を見て、彼の味方が一気に増えたようだ。この場では、俺がアウェーかな。
「ハァァァァ!」
相手の繰り出し続ける攻撃を、次々といなしていく。なかなか、有望そうな才能を秘めていそうな相手だった。
けれど、残念ながら今の彼の実力では、俺に敵わない。
「ッ!? あっ」
相手の振る剣のタイミングに合わせ、カウンターを入れる。俺は剣を振り上げた。青年の手に握られていた武器を、弾き飛ばすことに成功していた。明後日の方向に、飛んでいく剣。目の前で驚愕する表情を浮かべている、対戦相手。
「くっ!?」
「……」
呆然としている対戦相手は隙だらけ。突っ立っている対戦相手、その喉元に剣先を突きつけた。これで、決着はついたかな。
「「「オオォォォォッ!」」」
もう少し、実力を隠して戦うつもりだったが、予定が狂ってしまった。俺の実力の一端を垣間見せたことで、観客たちは盛り上がっている。
「ま、まいった……。降参だ」
「勝者、リヒト!」
「「「オォォォォ!」」」
悔しそうに降参する青年と、審判の声。よし、勝ったな。観客席から盛大な拍手と歓声が湧き上がる。
こうして俺は、試験の2回戦も無事に突破した。
俺は1回戦の戦いが呆気なく終わって、観客の1人として試合を観戦していた。
盛り上がりを見せる試合、一方が圧倒する試合、観客が野次を飛ばすような泥仕合もあった。
この勇者の称号を得るための試験というのは、王都の市民たちが娯楽として楽しむイベントでもあるようだ。観戦中に酒を飲みながら、勝敗予想に賭けて楽しんでいる人々の姿もあった。
意外と、大衆的な雰囲気溢れる催し物という感じだ。勇者を決めるなんて、もっと厳かに、粛々とした儀式として行われるものかと思っていたな。けれども、違った。祭りのような盛り上がりである。
そして、2回戦。1回戦を勝ち上がった俺は、鉄の剣と鎧を身に着け、再び舞台に上がる。今度は、もう少し歯ごたえのあるような相手が出てきてくれると、いいのだが。でも、あまり目立つような戦いもしたくないし。
しかし、優勝したら結局は注目を集めてしまうかな。どうしようか。
対戦相手も支給された武器防具を装備して、反対側にある場所から上がってくる。1回戦では見なかった受験者だ。2回戦からの参加ということは、貴族なのかな。
勇者の試験は、貴族も参加するようだ。勇者という称号を手に入れて、箔をつけるために。それと、貴族の次男以下が仕事を求めて勇者になることが、意外と多いらしい。
勇者の試験にはシード制があった。貴族に対して、試験参加の優先権が与えられているようだ。貴族は試験に参加すれば、1回戦は無条件で突破をすることが出来る。
まぁでも、実力があれば勝ち上がっていける。貴族が優遇されて、シード制だったとしても特に問題は無いかな。
「それでは、第二回戦を始める! 両者、定位置について」
審判が俺たちの間に立ち、ルールの説明をする。説明された内容を簡単にまとめると、対戦相手を殺さないように注意しなさい、ということ。
試験が始まる前、それから1回戦の時にも同じ内容の警告を聞いていたので、もう分かっている。審判の言葉は聞き流しつつ、対戦相手の観察した。
向かい側に立つ相手は、真剣に審判の話を聞いて頷いていた。真面目だ。金髪に、整った顔で高身長。いかにも好青年、というような見た目をしている相手だった。
けれども彼の立ち振舞からは、あまり強さを感じなかった。それなりに鍛えているようだし、剣術を身に着けているみたい。けれど、隙は多かった。彼と対戦して俺が負ける可能性は低いだろうと予想する。
対戦相手も、俺と同じように感じていたらしい。感じ方は、逆だったけれど。
「残念だろうけれど、君は2回戦で敗退だ。今回の結果で気落ちせずに、来年もまた勇者の試験に挑戦してほしい」
「……」
審判の説明が終わった瞬間に、対戦相手から指をさされる。そして、宣言された。相手の青年は、とても自信満々だった。
彼は、申し訳無さそうに言う。まだ、勝敗は決まっていないのに、もう既に勝ったような物言いだった。それほど、自分の実力に自信があるのか。
対戦相手の挑発に、観客たちの大きな歓声で会場が湧き上がった。見ている分には楽しいのかな。
「なぜ、反論しない? 反応もなし。そもそも、この勝負に勝つ気がないのか」
「……」
黙ったままの俺に、眉をひそめて問いかけてくる対戦相手。反論しないんじゃなく言葉を返せないんだ。話すと喉が痛くなるし。いちいち、説明するのも面倒だから。俺は何も言い返すことはせず、青年と視線を交わした。
「なるほど。戦いに余計なお喋りは不要、ということか。分かった、やろう!」
「……」
黙ったままでいると、なぜか勝手に納得してくれた。それから、ヒートアップする対戦相手。少し接しただけで、対戦相手の暑苦しい性格が理解できた。まぁ、戦いが始まれば集中して、静かになるだろう。
「先手を譲るよ。せめて、一度ぐらいは攻撃してきてくれ。剣を交えよう」
「いいの?」
「もちろん! 一度でも私に有効な攻撃を入れられたなら、観客たちも喜ぶだろう」
「わかった」
その提案は、負けない自信があるからこそ出たのだろう。力の差を察知する能力は低いようだ。それに、先手を譲られる前から油断しているのか、攻め放題だった。
もしかしたら、俺ってかなり弱く見えるのかも。背丈は、周りと比べたら少し低めだけれど。でも、ちゃんと鍛えてるんだけどな。
本当に、先に攻撃していいのかな。俺が問いかけると、目の前の青年は問題ないと頷いた。彼の語る言葉から、俺の攻撃を受けきれるという自負を感じる。
「さぁ、来い!!」
本人がそう言っているけれど、いいのかなぁ。相手は待って、攻撃をしてこない。それじゃあ、お言葉に甘えて。俺はスピードに乗った剣の一撃を相手に喰らわせる。
これで終わらせるつもりで、相手に一瞬で近づいていく。そのまま、剣を振るう。偶然上手い所に入ったという感じに見せかけて、気絶させようか。
「な!? ガアッ!?」
フェイントを混ぜた、相手にとっては意識外からの攻撃。その一発で、対戦相手の青年は地面に倒れた。これで、勝負はついたかな。そう思ったが。
「ま、まだ……ッ!」
「ん」
お。根性はあるようだった。まだ戦えると言って、気力で立ち上がる。その戦意の高さは素晴らしいと思う。
「ぐぅ……、まさか、そんな力を秘めているとは。だが!」
まだ戦う意志を見せてくる相手。偶然だとは思ってくれないか。彼は、俺の実力を認めて、真剣な表情で剣を構えた。
「もう、油断はしないッ……!」
「「「ワァァァァ!」」」
観客たちが対戦相手の青年を応援する。頑張って立ち上がる姿を見て、彼の味方が一気に増えたようだ。この場では、俺がアウェーかな。
「ハァァァァ!」
相手の繰り出し続ける攻撃を、次々といなしていく。なかなか、有望そうな才能を秘めていそうな相手だった。
けれど、残念ながら今の彼の実力では、俺に敵わない。
「ッ!? あっ」
相手の振る剣のタイミングに合わせ、カウンターを入れる。俺は剣を振り上げた。青年の手に握られていた武器を、弾き飛ばすことに成功していた。明後日の方向に、飛んでいく剣。目の前で驚愕する表情を浮かべている、対戦相手。
「くっ!?」
「……」
呆然としている対戦相手は隙だらけ。突っ立っている対戦相手、その喉元に剣先を突きつけた。これで、決着はついたかな。
「「「オオォォォォッ!」」」
もう少し、実力を隠して戦うつもりだったが、予定が狂ってしまった。俺の実力の一端を垣間見せたことで、観客たちは盛り上がっている。
「ま、まいった……。降参だ」
「勝者、リヒト!」
「「「オォォォォ!」」」
悔しそうに降参する青年と、審判の声。よし、勝ったな。観客席から盛大な拍手と歓声が湧き上がる。
こうして俺は、試験の2回戦も無事に突破した。
10
あなたにおすすめの小説
幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達より強いジョブを手に入れて無双する!
アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚。
ネット小説やファンタジー小説が好きな少年、洲河 慱(すが だん)。
いつもの様に幼馴染達と学校帰りに雑談をしていると突然魔法陣が現れて光に包まれて…
幼馴染達と一緒に救世主召喚でテルシア王国に召喚され、幼馴染達は【勇者】【賢者】【剣聖】【聖女】という素晴らしいジョブを手に入れたけど、僕はそれ以上のジョブと多彩なスキルを手に入れた。
王宮からは、過去の勇者パーティと同じジョブを持つ幼馴染達が世界を救うのが掟と言われた。
なら僕は、夢にまで見たこの異世界で好きに生きる事を選び、幼馴染達とは別に行動する事に決めた。
自分のジョブとスキルを駆使して無双する、魔物と魔法が存在する異世界ファンタジー。
「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つ物なのかな?」で、慱が本来の力を手に入れた場合のもう1つのパラレルストーリー。
11月14日にHOT男性向け1位になりました。
応援、ありがとうございます!
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~
志位斗 茂家波
ファンタジー
ある日、ひょんなことで死亡した僕、シアンは異世界にいつの間にか転生していた。
とは言え、赤子からではなくある程度成長した肉体だったので、のんびり過ごすために自給自足の生活をしていたのだが、そんな生活の最中で、あるメイドゴーレムを拾った。
…‥‥でもね、なんだろうこのメイド、チートすぎるというか、スペックがヤヴァイ。
「これもご主人様のためなのデス」「いや、やり過ぎだからね!?」
これは、そんな大変な毎日を送る羽目になってしまった後悔の話でもある‥‥‥いやまぁ、別に良いんだけどね(諦め)
小説家になろう様でも投稿しています。感想・ご指摘も受け付けますので、どうぞお楽しみに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる