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第2章 学園編
第19話 作戦決行
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料理部を復興するための作戦会議を行ってから、1週間ちょっと経った。会議した後に、3人で放課後に集まり色々と計画して準備を進めてきた。
部員を部室まで連れてくるのは、部長が担当した。所属部員の教室まで行き、一人ひとりに話をして、地道に集めてきた。部室に遊びに来たらお菓子を出すと言う誘い文句で。
部室にやって来た部員達に提供するのは、僕特製のアップルパイと鏡さんの入れた紅茶に決定した。
アップルパイは一度作ってみて、部長と鏡さんの2人に試食してもらった。食べた結果、高評価を頂いた。これで大丈夫だろうと。
紅茶は鏡さんが更に腕を磨いて、当日はストレートティーとレモンティー、それとミルクティーを用意するとのこと。どれも、アップルパイによく合う飲み物だ。
作戦前日にアップルパイを作るための材料を、鏡さんと部長と僕の3人で買い出しに行った。
話を聞くと、部員の数は僕たち含めて全員で41人も居るらしい。食材費は部費があるので大丈夫だけど、食材の量が凄いことに。何度か往復する必要があるほどの量となった。
購入した荷物はほとんど全て鏡さんに持ってもらい、学園まで運んでもらったので大丈夫だっけれど。男性である部長も、当然という顔で荷物を持たせていた。やはりそれが常識なのか。まだ僕は、慣れそうにない。
学園に到着して早速、アップルパイのパイ生地作りとリンゴの準備に取り掛かる。2人にも手伝ってもらい、部長にはリンゴの芯のくり抜きの準備を、鏡さんにパイの生地を作るための準備を手伝ってもらう。
念のため事前に試食を作った時にも、部長と鏡さんに手伝ってもらった。その時の経験があったので、今回は結構スムーズに準備することが出来た。
料理室にはオーブンもあった。これを使えば、しっかりアップルパイを焼くことが出来る。後は明日、部員達の前に提供できるように全て用意を済ませておく。これで待たせること無く、お菓子を食べてもらえるだろう。
事前準備は夜の九時までかかって、外は真っ暗になっていた。この時間から1人で帰るのは危ないから、鏡さんが家まで送ってくれることになった。
部長の家は、学園から歩いて15分のところにあるそうなので3人で、部長の家がある場所まで歩いて行く。
「送ってくれてありがとう、桜。それじゃあ、明日は頼むよ。桜、優さん」
この1週間で部長とそれなりに仲良くなっていた。下の名前で呼んでくれるようになった。僕は、部長のことを役職で呼んでいるけれど。
「はい。明日は、よろしくお願いします部長」
手を振って別れを告げると、部長が自宅へ入っていくのを見届ける。鏡さんと2人きりになったので、改めてお願い。
「あの、それじゃあ見送りよろしくお願いします」
「は、はいッ! 精一杯、務めさせていただきます!」
えらく、硬い返事をされた。電車に乗り、明日の作戦について話したりしながら、自宅の前まで鏡さんに見送ってもらった。鏡さんと別れて、僕も家に入る。鏡さんが少し心配だったけれど、男の僕じゃ送っていけないみたいだから。
***
翌日の放課後、料理室には20人の部員が集まっていた。今は部屋の中で、2人や3人組の仲が良いグループで固まって座っている。ヒソヒソと会話をしている皆は、期待と不安の表情だった。
彼らは僕と部長、鏡さんが居るこちらを興味深く見ている。だが、話しかけてくることはなかった。
「部長、残念ながら部員全員は集まりませんでしたね」
「うん、そうだね。何人か参加できないと言われたんで、41人の部員全員が集まることは無いだろうと思っていたけれど、大体予想どおりの人数かな。今日は、これで来てくれるのは全員集まっているだろうから、始めてしまおうか」
「はい!」
集まった部員達を眺めながら、部長が語る。
「皆、わざわざ集まってくれてありがとう! これから、本日のイベントについてを説明するから、聞いてくれ」
そして、集まった部員たちに向けて語り始める。20人の部員に対して、これから何をするのか説明した。
早速、僕達も取り掛かろう。
「それじゃあ鏡さん、紅茶お願いしますね」
「はい、任せてください!」
鏡さんの頼もしい返事と表情を確認して、僕も昨日から準備していたアップルパイをオーブンで次々と焼いていく。部屋の中に、美味しい匂いが充満していく。
部員達の皆が、オーブンで焼き上がったアップルパイを凝視している。
淹れたてのストレートティと、アツアツのアップルパイがみんなの席の前に配られていく。かなり良い反応。これは作戦成功かな。
「皆の目の前に出されたそれは、料理部部員の佐藤さんが作ってくれたアップルパイです。皆、どうやら待ちきれないようなので、早速頂いて下さい」
部長が言った瞬間、部員達の皆が一斉に食べ始める。
おいしい、うまい、という言葉が辺りから沢山聞こえてくる。とても好評なようで嬉しい。
「皆さんのお口に合ったようですね。次は皆さんが、自分たちの手でも作りたいって思えるように、レシピと調理方法の解説お願いしますね」
部員たちが食べ終わったのを見計らって、部長が次の行動を開始する。
「あっ、はい」
アップルパイを食べてもらってから、美味しいと思った物をどうやって作るのかを解説をして、自分たちでも作ってみたいという興味を持ってもらう。これが、僕達が話し合った作戦の第二段階である。
料理室にあるホワイトボードを使って、アップルパイのレシピを説明する。かなり興味津々な部員たちの視線を感じる。途中色々と質問もあったので、解説を加える。かなり意欲的な姿勢に、今回の作戦の成功を感じた。
アップルパイは次々と消費されていき、ちょっと余裕をもって準備していたものも、全て食べつくされた。結構な量を用意していたはずだったけれど……。
予定通り、希望する部員達にはストレートティーの他にも、レモンティー、ミルクティーを鏡さんが提供していく。これも、かなり好評だった。
部長が次回の部活動日の予定を告げると、部員たちは解散となった。部員が帰った後に、僕達は作戦についての反省会を行った。
「本当に、大成功だったな。さすが、優さんのアップルパイだ」
「僕の力だけじゃないですよ。部長が色々と準備をしてくれなかったら、この作戦も出来なかったです。それに、鏡さんの紅茶にも助けられました」
「ありがとうございますッ! 私も役に立てて本当に、よかったです」
僕達3人は作戦の成功を喜んだ。これでまた、部員が部活に参加してくれるはず。
部員を部室まで連れてくるのは、部長が担当した。所属部員の教室まで行き、一人ひとりに話をして、地道に集めてきた。部室に遊びに来たらお菓子を出すと言う誘い文句で。
部室にやって来た部員達に提供するのは、僕特製のアップルパイと鏡さんの入れた紅茶に決定した。
アップルパイは一度作ってみて、部長と鏡さんの2人に試食してもらった。食べた結果、高評価を頂いた。これで大丈夫だろうと。
紅茶は鏡さんが更に腕を磨いて、当日はストレートティーとレモンティー、それとミルクティーを用意するとのこと。どれも、アップルパイによく合う飲み物だ。
作戦前日にアップルパイを作るための材料を、鏡さんと部長と僕の3人で買い出しに行った。
話を聞くと、部員の数は僕たち含めて全員で41人も居るらしい。食材費は部費があるので大丈夫だけど、食材の量が凄いことに。何度か往復する必要があるほどの量となった。
購入した荷物はほとんど全て鏡さんに持ってもらい、学園まで運んでもらったので大丈夫だっけれど。男性である部長も、当然という顔で荷物を持たせていた。やはりそれが常識なのか。まだ僕は、慣れそうにない。
学園に到着して早速、アップルパイのパイ生地作りとリンゴの準備に取り掛かる。2人にも手伝ってもらい、部長にはリンゴの芯のくり抜きの準備を、鏡さんにパイの生地を作るための準備を手伝ってもらう。
念のため事前に試食を作った時にも、部長と鏡さんに手伝ってもらった。その時の経験があったので、今回は結構スムーズに準備することが出来た。
料理室にはオーブンもあった。これを使えば、しっかりアップルパイを焼くことが出来る。後は明日、部員達の前に提供できるように全て用意を済ませておく。これで待たせること無く、お菓子を食べてもらえるだろう。
事前準備は夜の九時までかかって、外は真っ暗になっていた。この時間から1人で帰るのは危ないから、鏡さんが家まで送ってくれることになった。
部長の家は、学園から歩いて15分のところにあるそうなので3人で、部長の家がある場所まで歩いて行く。
「送ってくれてありがとう、桜。それじゃあ、明日は頼むよ。桜、優さん」
この1週間で部長とそれなりに仲良くなっていた。下の名前で呼んでくれるようになった。僕は、部長のことを役職で呼んでいるけれど。
「はい。明日は、よろしくお願いします部長」
手を振って別れを告げると、部長が自宅へ入っていくのを見届ける。鏡さんと2人きりになったので、改めてお願い。
「あの、それじゃあ見送りよろしくお願いします」
「は、はいッ! 精一杯、務めさせていただきます!」
えらく、硬い返事をされた。電車に乗り、明日の作戦について話したりしながら、自宅の前まで鏡さんに見送ってもらった。鏡さんと別れて、僕も家に入る。鏡さんが少し心配だったけれど、男の僕じゃ送っていけないみたいだから。
***
翌日の放課後、料理室には20人の部員が集まっていた。今は部屋の中で、2人や3人組の仲が良いグループで固まって座っている。ヒソヒソと会話をしている皆は、期待と不安の表情だった。
彼らは僕と部長、鏡さんが居るこちらを興味深く見ている。だが、話しかけてくることはなかった。
「部長、残念ながら部員全員は集まりませんでしたね」
「うん、そうだね。何人か参加できないと言われたんで、41人の部員全員が集まることは無いだろうと思っていたけれど、大体予想どおりの人数かな。今日は、これで来てくれるのは全員集まっているだろうから、始めてしまおうか」
「はい!」
集まった部員達を眺めながら、部長が語る。
「皆、わざわざ集まってくれてありがとう! これから、本日のイベントについてを説明するから、聞いてくれ」
そして、集まった部員たちに向けて語り始める。20人の部員に対して、これから何をするのか説明した。
早速、僕達も取り掛かろう。
「それじゃあ鏡さん、紅茶お願いしますね」
「はい、任せてください!」
鏡さんの頼もしい返事と表情を確認して、僕も昨日から準備していたアップルパイをオーブンで次々と焼いていく。部屋の中に、美味しい匂いが充満していく。
部員達の皆が、オーブンで焼き上がったアップルパイを凝視している。
淹れたてのストレートティと、アツアツのアップルパイがみんなの席の前に配られていく。かなり良い反応。これは作戦成功かな。
「皆の目の前に出されたそれは、料理部部員の佐藤さんが作ってくれたアップルパイです。皆、どうやら待ちきれないようなので、早速頂いて下さい」
部長が言った瞬間、部員達の皆が一斉に食べ始める。
おいしい、うまい、という言葉が辺りから沢山聞こえてくる。とても好評なようで嬉しい。
「皆さんのお口に合ったようですね。次は皆さんが、自分たちの手でも作りたいって思えるように、レシピと調理方法の解説お願いしますね」
部員たちが食べ終わったのを見計らって、部長が次の行動を開始する。
「あっ、はい」
アップルパイを食べてもらってから、美味しいと思った物をどうやって作るのかを解説をして、自分たちでも作ってみたいという興味を持ってもらう。これが、僕達が話し合った作戦の第二段階である。
料理室にあるホワイトボードを使って、アップルパイのレシピを説明する。かなり興味津々な部員たちの視線を感じる。途中色々と質問もあったので、解説を加える。かなり意欲的な姿勢に、今回の作戦の成功を感じた。
アップルパイは次々と消費されていき、ちょっと余裕をもって準備していたものも、全て食べつくされた。結構な量を用意していたはずだったけれど……。
予定通り、希望する部員達にはストレートティーの他にも、レモンティー、ミルクティーを鏡さんが提供していく。これも、かなり好評だった。
部長が次回の部活動日の予定を告げると、部員たちは解散となった。部員が帰った後に、僕達は作戦についての反省会を行った。
「本当に、大成功だったな。さすが、優さんのアップルパイだ」
「僕の力だけじゃないですよ。部長が色々と準備をしてくれなかったら、この作戦も出来なかったです。それに、鏡さんの紅茶にも助けられました」
「ありがとうございますッ! 私も役に立てて本当に、よかったです」
僕達3人は作戦の成功を喜んだ。これでまた、部員が部活に参加してくれるはず。
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