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第1話 原作通りのエンディング
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「エレノラ、君との婚約を破棄したい」
とあるパーティーの真っ最中に、婚約相手から告げられたのはそんな言葉だった。それを聞いた私は、やっぱりこうなってしまったかと心の中で思った。
表情にも出てしまったかもしれない。不満の気持ちが。でも、仕方ないでしょ。
今、私の目の前には婚約相手であるルドルフが立っている。彼は無表情で、私の顔を見てくる。そして周りには、パーティーの参加者である貴族たちが居た。彼らに、この愚かな状況を見られている。
当然、私たちの会話を聞いている。注目されている。ルドルフは周りのことなんて気にしてないみたいだけど、私はとても気になった。
わざわざ、こんな場所で言わなくても。
彼は王族であり、私は公爵令嬢。王族との結婚は栄誉あることで、私の両親も婚約が決まって大喜びしていた。
ルドルフは金髪碧眼で容姿端麗であり、学業でも優秀な成績を収めている将来有望な王太子だ。そんな彼の隣に立つということは、それだけでも価値がある。私の人生は安泰だったはず。それが突然、婚約を破棄されてしまった。この先、彼の隣に立つのは私ではない。
とある乙女ゲームのストーリーでも、そうだった。王子に婚約破棄を告げられる、悪役令嬢。
「……どうして、ですか?」
私は尋ねた。どうして、婚約を破棄するのか。そこまでする必要があるのか。
「私は真実の愛に目覚めたんだ。だけど、相手は君ではない。だから、君との婚約は破棄する」
「真実の愛、ですか……」
「そうだ。君には悪いが、私は、愛する女性と一緒になることを決めたんだ」
「……」
とある乙女ゲームで、このような婚約破棄されるシーンを見た覚えがある。画面に映し出されたスチルとセリフで、感動したような記憶があった。しかし今は、その時の気持ちとは真逆。怒りと悲しみが込み上げてくる。
当然よね。この気持ちは、画面の向こう側から見たゲームなんかではなく、現実。
そして、私の目の前に立っているのは前世でプレイした乙女ゲームの登場人物のようだけど違う。今は現実に生きている人間なんだから。
「初めまして、私の名はルドルフ。君の婚約者だよ」
「エレノラです。よろしくお願いいたしますわ、殿下」
乙女ゲームの世界に転生したんじゃないかと気づいたのは、メインキャラクターであるルドルフと出会った時。見覚えのある顔と聞き覚えのある名前だと思ったし、彼の声を聴いている間にゲームをプレイしていた頃の記憶が蘇ってきた。
いや、でも。似たような世界なのではないか、とも思った。このまま婚約する相手として仲良くなっていけば、ゲームの展開とは違う未来が待っているのではないかと考えた。私は、彼と一緒に幸せになれるんじゃないかと期待してしまった。
しかし、その願いは脆くも崩れ去る。ヒロインの登場によって、私の期待した未来は簡単に壊されてしまった。
ヒロインは、あっという間に登場人物を攻略していった。今まで育んできた婚約者としての絆は、彼女の前では無意味だった。攻略対象たちは、次々と彼女に好意を寄せていく。最初は警戒していた彼らも、簡単に心を開いていった。ヒロインは、特別な存在だった。そして、最終的には攻略対象全員が彼女を好きになってしまった。
いろいろと妨害してみたけれど、ヒロインの攻略を邪魔することは出来なかった。まるで、ゲームの物語をなぞっていくかのように見覚えのある出来事が発生して、ヒロインは次々と登場人物のイケメンたちを虜にしていったのだ。
そして結局、この場面に至ってしまった。
「わかりました。婚約破棄を受け入れます」
「ありがとう。君は、婚約者として素晴らしい人だったよ」
取ってつけたような褒め言葉。それを聞いて、本当にダメだったのねと私は理解した。どうあがいても、こうなる運命だった。ならば、今は素直に受け止める。
この結末を迎えないために行動してきたけれど、無駄だったみたいね。最後は諦めムードで、色々と別の準備をするために婚約相手については傍観してきた。けれど、ちょっとだけ期待していた。もしかしたら、最後の最後に何か変わるかもしれない。
私の記憶に残っている、作られたゲームの物語とは違う。現実の世界だからこそ起こるもしれない奇跡を。
でも結局、彼はヒロインに完全攻略されてしまった。ゲームと同じように。これは、強制力とか修正力というやつなのかしらね。だとしたら、このヒロインは世界に愛されすぎでしょ。
だってルドルフ以外の攻略対象も、次々と攻略されていた。いわゆる、逆ハーレムルートに突入していたのだ。とても簡単に、それを成立させてしまった。それを私は見せつけられた。やっぱり、彼女は特別な存在。ヒロインなのね。関わりたくない。
逆ハーレムルートでは、ルドルフが最後に攻略されるキャラ。そして今、全ての攻略が完了した。これでゲームクリアである。プレイヤーはエンディングを迎えた。おめでとう。よく一発で攻略キャラ全員を落とせたわね。私は声には出さず、心の中でヒロインを称賛した。
そのヒロインは、ルドルフから少し離れた場所に立って様子を見守っていた。私の反応をうかがっているようね。視線を感じる。なるべく、そちらを見ないように気をつけて。
ゲーム原作だと、この場面で私は半狂乱になってルドルフに掴みかかる。その後、泣き崩れる。だけど、そんなことはしない。淡々と受け入れて、この会場を去るだけ。それでいい。
怒りや悲しみの気持ちを落ち着かせて、ルドルフに向かって口を開く。大丈夫。私は、これから先へ行く。
「では、私はこれで失礼します」
「え!?」
私は踵を返して、パーティー会場から立ち去る。ヒロインが驚いた表情で、こちらを見ていた。声も聞こえた。自分の知っている状況とは違う。そう思ったのかしら。ここまで、本当に順調だったみたいだし。
やっぱり、彼女も原作知識持ちだったのね。今までは、関わらないように避けてきた。遠目から観察したり、人から聞いた話で知っている程度だった。
それが今回、こんなに近くで反応が見れた。最後の最後で確信した。この場面は、よく覚えていたのでしょう。だからこそヒロインも、違和感をすぐに感じ取れたのかもしれない。ゲームのイベントと展開が違う、って。
逆ハーレムルートに突入して、ゲームをクリアした後も世界は続いていくはず。だって、ここは私たちにとっての現実なんだから。むしろ、ここから先が大事だと私は考えている。さっさと動き始めないと。
婚約相手は居なくなったけれど、幸せになるために頑張らないといけない。そのために色々と準備してきた。これから忙しくなるはず。
まずはみんなと、今後の方針について話し合わないとね。
とあるパーティーの真っ最中に、婚約相手から告げられたのはそんな言葉だった。それを聞いた私は、やっぱりこうなってしまったかと心の中で思った。
表情にも出てしまったかもしれない。不満の気持ちが。でも、仕方ないでしょ。
今、私の目の前には婚約相手であるルドルフが立っている。彼は無表情で、私の顔を見てくる。そして周りには、パーティーの参加者である貴族たちが居た。彼らに、この愚かな状況を見られている。
当然、私たちの会話を聞いている。注目されている。ルドルフは周りのことなんて気にしてないみたいだけど、私はとても気になった。
わざわざ、こんな場所で言わなくても。
彼は王族であり、私は公爵令嬢。王族との結婚は栄誉あることで、私の両親も婚約が決まって大喜びしていた。
ルドルフは金髪碧眼で容姿端麗であり、学業でも優秀な成績を収めている将来有望な王太子だ。そんな彼の隣に立つということは、それだけでも価値がある。私の人生は安泰だったはず。それが突然、婚約を破棄されてしまった。この先、彼の隣に立つのは私ではない。
とある乙女ゲームのストーリーでも、そうだった。王子に婚約破棄を告げられる、悪役令嬢。
「……どうして、ですか?」
私は尋ねた。どうして、婚約を破棄するのか。そこまでする必要があるのか。
「私は真実の愛に目覚めたんだ。だけど、相手は君ではない。だから、君との婚約は破棄する」
「真実の愛、ですか……」
「そうだ。君には悪いが、私は、愛する女性と一緒になることを決めたんだ」
「……」
とある乙女ゲームで、このような婚約破棄されるシーンを見た覚えがある。画面に映し出されたスチルとセリフで、感動したような記憶があった。しかし今は、その時の気持ちとは真逆。怒りと悲しみが込み上げてくる。
当然よね。この気持ちは、画面の向こう側から見たゲームなんかではなく、現実。
そして、私の目の前に立っているのは前世でプレイした乙女ゲームの登場人物のようだけど違う。今は現実に生きている人間なんだから。
「初めまして、私の名はルドルフ。君の婚約者だよ」
「エレノラです。よろしくお願いいたしますわ、殿下」
乙女ゲームの世界に転生したんじゃないかと気づいたのは、メインキャラクターであるルドルフと出会った時。見覚えのある顔と聞き覚えのある名前だと思ったし、彼の声を聴いている間にゲームをプレイしていた頃の記憶が蘇ってきた。
いや、でも。似たような世界なのではないか、とも思った。このまま婚約する相手として仲良くなっていけば、ゲームの展開とは違う未来が待っているのではないかと考えた。私は、彼と一緒に幸せになれるんじゃないかと期待してしまった。
しかし、その願いは脆くも崩れ去る。ヒロインの登場によって、私の期待した未来は簡単に壊されてしまった。
ヒロインは、あっという間に登場人物を攻略していった。今まで育んできた婚約者としての絆は、彼女の前では無意味だった。攻略対象たちは、次々と彼女に好意を寄せていく。最初は警戒していた彼らも、簡単に心を開いていった。ヒロインは、特別な存在だった。そして、最終的には攻略対象全員が彼女を好きになってしまった。
いろいろと妨害してみたけれど、ヒロインの攻略を邪魔することは出来なかった。まるで、ゲームの物語をなぞっていくかのように見覚えのある出来事が発生して、ヒロインは次々と登場人物のイケメンたちを虜にしていったのだ。
そして結局、この場面に至ってしまった。
「わかりました。婚約破棄を受け入れます」
「ありがとう。君は、婚約者として素晴らしい人だったよ」
取ってつけたような褒め言葉。それを聞いて、本当にダメだったのねと私は理解した。どうあがいても、こうなる運命だった。ならば、今は素直に受け止める。
この結末を迎えないために行動してきたけれど、無駄だったみたいね。最後は諦めムードで、色々と別の準備をするために婚約相手については傍観してきた。けれど、ちょっとだけ期待していた。もしかしたら、最後の最後に何か変わるかもしれない。
私の記憶に残っている、作られたゲームの物語とは違う。現実の世界だからこそ起こるもしれない奇跡を。
でも結局、彼はヒロインに完全攻略されてしまった。ゲームと同じように。これは、強制力とか修正力というやつなのかしらね。だとしたら、このヒロインは世界に愛されすぎでしょ。
だってルドルフ以外の攻略対象も、次々と攻略されていた。いわゆる、逆ハーレムルートに突入していたのだ。とても簡単に、それを成立させてしまった。それを私は見せつけられた。やっぱり、彼女は特別な存在。ヒロインなのね。関わりたくない。
逆ハーレムルートでは、ルドルフが最後に攻略されるキャラ。そして今、全ての攻略が完了した。これでゲームクリアである。プレイヤーはエンディングを迎えた。おめでとう。よく一発で攻略キャラ全員を落とせたわね。私は声には出さず、心の中でヒロインを称賛した。
そのヒロインは、ルドルフから少し離れた場所に立って様子を見守っていた。私の反応をうかがっているようね。視線を感じる。なるべく、そちらを見ないように気をつけて。
ゲーム原作だと、この場面で私は半狂乱になってルドルフに掴みかかる。その後、泣き崩れる。だけど、そんなことはしない。淡々と受け入れて、この会場を去るだけ。それでいい。
怒りや悲しみの気持ちを落ち着かせて、ルドルフに向かって口を開く。大丈夫。私は、これから先へ行く。
「では、私はこれで失礼します」
「え!?」
私は踵を返して、パーティー会場から立ち去る。ヒロインが驚いた表情で、こちらを見ていた。声も聞こえた。自分の知っている状況とは違う。そう思ったのかしら。ここまで、本当に順調だったみたいだし。
やっぱり、彼女も原作知識持ちだったのね。今までは、関わらないように避けてきた。遠目から観察したり、人から聞いた話で知っている程度だった。
それが今回、こんなに近くで反応が見れた。最後の最後で確信した。この場面は、よく覚えていたのでしょう。だからこそヒロインも、違和感をすぐに感じ取れたのかもしれない。ゲームのイベントと展開が違う、って。
逆ハーレムルートに突入して、ゲームをクリアした後も世界は続いていくはず。だって、ここは私たちにとっての現実なんだから。むしろ、ここから先が大事だと私は考えている。さっさと動き始めないと。
婚約相手は居なくなったけれど、幸せになるために頑張らないといけない。そのために色々と準備してきた。これから忙しくなるはず。
まずはみんなと、今後の方針について話し合わないとね。
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