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28. ロアの魔王襲名披露パーティー
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ロアの襲名披露夜会の当日、クロエは早朝から、コワいくらいに張り切っている侍女達に磨かれ、ルカから送られたドレスに着替えて髪を結って化粧を施すと、侍女達はやり切った感を出しながらクロエの前に全身鏡を持ってきた。
ルカから送られたドレスは艶やかなネイビーの生地にシルクの銀糸で刺しゅうが施されたAラインのドレスで、ホルダーネックの襟元にはダイヤが散りばめられている最高級のドレスだった。
「えっ、これが私?」
クロエは鏡の中に写った自分の姿を呆然と見ていると、ドアをノックして辺境伯夫妻たちが入ってきた。
「「クロエ!まじか!」」
「お兄様方、第一声が『まじか!』ってどうかと思いますが」
「クロエ凄く綺麗よ。来年16歳になって成人したら、もうルカ君のお嫁さんになれる歳だものね」
辺境伯夫人のレーナは感慨深くクロエを見ていた。
「いや、クロエ。そんなに早く結婚しなくてもいいんだぞ。ずっとここにいてもいいんだからな」
辺境伯のジョンも薄っすらと目を潤ませながらクロエを見つめていた。
「あっ、ダン兄様、シルビアも支度はできたの?」
「あぁ、もうすでに王女様仕様になってるよ。俺とシルビアは先に会場に行ってるから、お前はルカが迎えに来たら一緒に来いよ」
ダンは公の行事に、初めてブラウン辺境伯国の王太子として出席するのであった。
クロエが辺境伯城の玄関ホールに降りていくと、迎えに来ていたルカは辺境伯と話をしているところだった。ルカは階段から降りてくるクロエを見上げると目を瞠って見つめていた。そしてクロエも、正装したルカがいつも以上に精悍に見えてドキドキしながらルカを見つめた。
(ルカ~!かっこ良過ぎる~!心臓の音がうるさい~!)
ルカは、階段を下りてくるクロエに手を差し出すと「孫にも衣装だな。クロエ、綺麗だ……」と言って、玄関ホールに集まっていた辺境伯夫妻達の前にクロエをエスコートしてきた。
「お父様、お母様行ってまいります」
「クロエ、楽しんできなさいね」
「ルカ君、クロエを頼む」辺境伯がルカにそう言うと、ルカは辺境伯の目を見て「はい。俺がクロエを守ります」と頷いた。
クロエとルカが夜会の会場の入り口に転移してくると、入り口でシルバーズ侯爵家の皆が待ってくれていた。
「お待たせして申し訳ありません」
クロエがカーテシーをして顔を上げると、レイラが涙を浮かべながらクロエを見ていた。
「クロエちゃん、シエラの昔の姿にそっくりで……。すごく素敵よ」
ルイがレイラの肩を抱いてハンカチを渡すと「あぁ。シエラと見間違えるぐらいだ。綺麗だよクロエ」と言って微笑んだ。
ルミはクロエの前に出てくると、クロエの手をとって手の甲に挨拶のキスをしようとしたところをルカに手を叩き落された。
「クロエちゃん、初めまして。ルカの兄のルミです。こんな綺麗な妹が出来るなんて。あっ、妹じゃなくて、俺の婚約者になってもいいけど」
「「「ルミ!」」」
「冗談だよ~。クロエちゃん、ルカをよろしくね」
ルカは無表情でルミを睨んでいたが、師匠がみんなで魔王様へ挨拶へ行こうと会場の中へ入っていくと、ルカはクロエの手を取り「後で話がある」とクロエに耳打ちした。
夜会の会場は、天井いっぱいに吊り下げられたクリスタルのシャンデリアがキラキラと会場を照らし、白い壁と床には金色で模様が描かれた豪華絢爛な広間だった。
壇上にはすでに魔王様とロアが椅子に座り、来場している近隣国の代表達の挨拶を受けていた。シルバーズ侯爵一家とクロエが魔王様に挨拶に行くと、ロアが「クロエとルカ、後でちょっといいか?」と念話を送ってきたのでクロエとルカは無言で頷き檀上から静かに降りた。
そして魔王は挨拶の列が途切れるとロアに目配せをして椅子から立ち上がり、檀上に2人で並んだ。
「皆の者、今日はロアの魔王襲名に集まってくれて感謝する。今日のこの場を持って、新魔王は俺の息子のロアとなる」
魔王が会場の皆に宣言すると、会場は大きな拍手で包まれた。
ロアは檀上で一歩前に出ると新魔王として挨拶をした。
「新魔王となりましたロアです。王位を継承したばかりですが、新魔王として初めての勅命を出したいと思います。俺の従兄妹のクロエを次の魔王に任命します」
(えぇぇ~!ロア、どういうこと!)
側にいたシルバーズ侯爵家の皆は、前もってロアから話を聞いていたらしく、師匠は驚きもなくクロエを檀上に連れて上がった。レイは会場の皆に振り返るとクロエに笑顔を向けながら話し始めた。
「クロエ様は、亡きシエラ王女の御息女である。前魔王様と新魔王のロア様が、前魔王妃と謀叛を起こした地底族の制裁のために他世界に転移される。そして次の魔王としてクロエ様を任命された。クロエ様は王配を迎えて魔国の王位に就くことになる。まだ若い魔王様だが、儂らでお支えしていこうではないか」レイが会場に向かって言うと、会場からはさらに大きな拍手が沸き上がった。
(えっ……。ロアもいなくなる?)
クロエは呆然とロアを見つめていると、念話で「クロエ、詳しいことは後で話す」とロアがクロエにウィンクを送った。
クロエが檀上から別室に案内されると、ロアがルカを連れて部屋に入ってきた。
「ロア、どういうことなの?」
「あぁ、実はな、親父から地底族の裁きを俺がしろって命じられてさぁ、色々考えたんだけど、地底族を先代魔王妃が魔国に嫁いでくる前の世界に連れて行こうと思ってるんだ。まぁ地底族はデーモン族だったガーラン公爵家に騙されたようなもんだけど、何もお咎めなしってわけにはいかないから、この世界から追放っていうことで、俺が地底族を連れて異世界に飛ぶことにした。で、次の魔王にクロエを任命したってわけ」
「ロアは、戻ってこれないの……?」
「あぁ、異世界に転移したら、ここには戻ってこれない。地底族をその世界に連れて行った後は、どこかの世界にまた転生するつもりだ」
「……いつ行くの?」クロエは涙を流しながらロアに訊ねた。
「クロエに暗黒魔法の使い方を伝授してからだな。今のクロエなら、1ヶ月もあれば、コントロール出来るようになる」
「ロア、哲兄さん。せっかくこの世界で会えたのに、また離れ離れになっちゃう……」
「また、どこかで会えるよ。なんたって、魂の片割れだからな」ロアは、クロエの肩を抱きしめながら笑顔を作ってクロエに笑いかけた。
「それでここからは仕事の話だ。クロエ、魔王を継承するにあたって、王配を決めなくてはならないんだ。俺はな女児が魔王を継承するのが一番いいんだと思う。クロエなら暗黒魔法を持つ子を宿しても問題なく産めるだろ。今までの魔王妃は子を出産すると、暗黒魔法を持つ子の出産に耐えられなくてすぐに亡くなってしまっていた。だけど暗黒魔法を持つ女児が魔王になって王配を持てば、何の問題もなくなる。今までの魔王家では、男児しか生まれてこなかったが、クロエの子供は女児になりそうな気がするんだ。俺の感だけどな」
「王配……」
クロエはチラっとルカを見ると、ルカと視線が合った。
ルカは椅子から立ち上がりクロエの側に来て躓くと、クロエの目を見て話し始めた。
「クロエ、ここ数ヶ月、クロエに冷たい態度を取っていてすまなかった。俺と結婚したら、俺の家族は、シルバーズ侯爵家に恨みを持つ者たちから狙われる危険がある。だから俺となんか結婚するよりもっと普通の男と結婚した方がクロエが幸せになれると思って婚約解消を提案したんだ。だけど俺、クロエの隣に他の男が立つのを許せない自分に気が付いたんだ。クロエ、俺がどんな敵からも命を懸けてお前を守る。こんな俺だけど結婚してくれるか……?」
クロエは涙を流しながらルカを見つめて言った。
「ルカ、王配として私を支えてくれますか?」
「あぁ。永遠に、お前を守ると誓う」
ルカから送られたドレスは艶やかなネイビーの生地にシルクの銀糸で刺しゅうが施されたAラインのドレスで、ホルダーネックの襟元にはダイヤが散りばめられている最高級のドレスだった。
「えっ、これが私?」
クロエは鏡の中に写った自分の姿を呆然と見ていると、ドアをノックして辺境伯夫妻たちが入ってきた。
「「クロエ!まじか!」」
「お兄様方、第一声が『まじか!』ってどうかと思いますが」
「クロエ凄く綺麗よ。来年16歳になって成人したら、もうルカ君のお嫁さんになれる歳だものね」
辺境伯夫人のレーナは感慨深くクロエを見ていた。
「いや、クロエ。そんなに早く結婚しなくてもいいんだぞ。ずっとここにいてもいいんだからな」
辺境伯のジョンも薄っすらと目を潤ませながらクロエを見つめていた。
「あっ、ダン兄様、シルビアも支度はできたの?」
「あぁ、もうすでに王女様仕様になってるよ。俺とシルビアは先に会場に行ってるから、お前はルカが迎えに来たら一緒に来いよ」
ダンは公の行事に、初めてブラウン辺境伯国の王太子として出席するのであった。
クロエが辺境伯城の玄関ホールに降りていくと、迎えに来ていたルカは辺境伯と話をしているところだった。ルカは階段から降りてくるクロエを見上げると目を瞠って見つめていた。そしてクロエも、正装したルカがいつも以上に精悍に見えてドキドキしながらルカを見つめた。
(ルカ~!かっこ良過ぎる~!心臓の音がうるさい~!)
ルカは、階段を下りてくるクロエに手を差し出すと「孫にも衣装だな。クロエ、綺麗だ……」と言って、玄関ホールに集まっていた辺境伯夫妻達の前にクロエをエスコートしてきた。
「お父様、お母様行ってまいります」
「クロエ、楽しんできなさいね」
「ルカ君、クロエを頼む」辺境伯がルカにそう言うと、ルカは辺境伯の目を見て「はい。俺がクロエを守ります」と頷いた。
クロエとルカが夜会の会場の入り口に転移してくると、入り口でシルバーズ侯爵家の皆が待ってくれていた。
「お待たせして申し訳ありません」
クロエがカーテシーをして顔を上げると、レイラが涙を浮かべながらクロエを見ていた。
「クロエちゃん、シエラの昔の姿にそっくりで……。すごく素敵よ」
ルイがレイラの肩を抱いてハンカチを渡すと「あぁ。シエラと見間違えるぐらいだ。綺麗だよクロエ」と言って微笑んだ。
ルミはクロエの前に出てくると、クロエの手をとって手の甲に挨拶のキスをしようとしたところをルカに手を叩き落された。
「クロエちゃん、初めまして。ルカの兄のルミです。こんな綺麗な妹が出来るなんて。あっ、妹じゃなくて、俺の婚約者になってもいいけど」
「「「ルミ!」」」
「冗談だよ~。クロエちゃん、ルカをよろしくね」
ルカは無表情でルミを睨んでいたが、師匠がみんなで魔王様へ挨拶へ行こうと会場の中へ入っていくと、ルカはクロエの手を取り「後で話がある」とクロエに耳打ちした。
夜会の会場は、天井いっぱいに吊り下げられたクリスタルのシャンデリアがキラキラと会場を照らし、白い壁と床には金色で模様が描かれた豪華絢爛な広間だった。
壇上にはすでに魔王様とロアが椅子に座り、来場している近隣国の代表達の挨拶を受けていた。シルバーズ侯爵一家とクロエが魔王様に挨拶に行くと、ロアが「クロエとルカ、後でちょっといいか?」と念話を送ってきたのでクロエとルカは無言で頷き檀上から静かに降りた。
そして魔王は挨拶の列が途切れるとロアに目配せをして椅子から立ち上がり、檀上に2人で並んだ。
「皆の者、今日はロアの魔王襲名に集まってくれて感謝する。今日のこの場を持って、新魔王は俺の息子のロアとなる」
魔王が会場の皆に宣言すると、会場は大きな拍手で包まれた。
ロアは檀上で一歩前に出ると新魔王として挨拶をした。
「新魔王となりましたロアです。王位を継承したばかりですが、新魔王として初めての勅命を出したいと思います。俺の従兄妹のクロエを次の魔王に任命します」
(えぇぇ~!ロア、どういうこと!)
側にいたシルバーズ侯爵家の皆は、前もってロアから話を聞いていたらしく、師匠は驚きもなくクロエを檀上に連れて上がった。レイは会場の皆に振り返るとクロエに笑顔を向けながら話し始めた。
「クロエ様は、亡きシエラ王女の御息女である。前魔王様と新魔王のロア様が、前魔王妃と謀叛を起こした地底族の制裁のために他世界に転移される。そして次の魔王としてクロエ様を任命された。クロエ様は王配を迎えて魔国の王位に就くことになる。まだ若い魔王様だが、儂らでお支えしていこうではないか」レイが会場に向かって言うと、会場からはさらに大きな拍手が沸き上がった。
(えっ……。ロアもいなくなる?)
クロエは呆然とロアを見つめていると、念話で「クロエ、詳しいことは後で話す」とロアがクロエにウィンクを送った。
クロエが檀上から別室に案内されると、ロアがルカを連れて部屋に入ってきた。
「ロア、どういうことなの?」
「あぁ、実はな、親父から地底族の裁きを俺がしろって命じられてさぁ、色々考えたんだけど、地底族を先代魔王妃が魔国に嫁いでくる前の世界に連れて行こうと思ってるんだ。まぁ地底族はデーモン族だったガーラン公爵家に騙されたようなもんだけど、何もお咎めなしってわけにはいかないから、この世界から追放っていうことで、俺が地底族を連れて異世界に飛ぶことにした。で、次の魔王にクロエを任命したってわけ」
「ロアは、戻ってこれないの……?」
「あぁ、異世界に転移したら、ここには戻ってこれない。地底族をその世界に連れて行った後は、どこかの世界にまた転生するつもりだ」
「……いつ行くの?」クロエは涙を流しながらロアに訊ねた。
「クロエに暗黒魔法の使い方を伝授してからだな。今のクロエなら、1ヶ月もあれば、コントロール出来るようになる」
「ロア、哲兄さん。せっかくこの世界で会えたのに、また離れ離れになっちゃう……」
「また、どこかで会えるよ。なんたって、魂の片割れだからな」ロアは、クロエの肩を抱きしめながら笑顔を作ってクロエに笑いかけた。
「それでここからは仕事の話だ。クロエ、魔王を継承するにあたって、王配を決めなくてはならないんだ。俺はな女児が魔王を継承するのが一番いいんだと思う。クロエなら暗黒魔法を持つ子を宿しても問題なく産めるだろ。今までの魔王妃は子を出産すると、暗黒魔法を持つ子の出産に耐えられなくてすぐに亡くなってしまっていた。だけど暗黒魔法を持つ女児が魔王になって王配を持てば、何の問題もなくなる。今までの魔王家では、男児しか生まれてこなかったが、クロエの子供は女児になりそうな気がするんだ。俺の感だけどな」
「王配……」
クロエはチラっとルカを見ると、ルカと視線が合った。
ルカは椅子から立ち上がりクロエの側に来て躓くと、クロエの目を見て話し始めた。
「クロエ、ここ数ヶ月、クロエに冷たい態度を取っていてすまなかった。俺と結婚したら、俺の家族は、シルバーズ侯爵家に恨みを持つ者たちから狙われる危険がある。だから俺となんか結婚するよりもっと普通の男と結婚した方がクロエが幸せになれると思って婚約解消を提案したんだ。だけど俺、クロエの隣に他の男が立つのを許せない自分に気が付いたんだ。クロエ、俺がどんな敵からも命を懸けてお前を守る。こんな俺だけど結婚してくれるか……?」
クロエは涙を流しながらルカを見つめて言った。
「ルカ、王配として私を支えてくれますか?」
「あぁ。永遠に、お前を守ると誓う」
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