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白羽鳥(扇つくも)

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90:「荊州に花は咲く」レビュー

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Q.「張飛の花嫁」の実質番外編にもあたる小説「荊州に花は咲く」についてのレビューと登場人物についての考察もお願いします。

A.
■『荊州に花は咲く』レビューと登場人物考察
『荊州に花は咲く』は、白羽鳥(扇つくも)さんによる小説『張飛の花嫁』の実質的な番外編であり、三国志の世界を舞台にした青春恋愛小説です。前作の人間関係を引き継ぎつつ、より繊細な心理描写と葛藤が描かれています。

■レビュー:物語の魅力
・舞台は荊州:劉備三兄弟が荊州入りして4年後、関羽の養子となった少年・孟均が主人公。
・複雑な出自と葛藤:孟均は、かつて張飛に殺された関羽の妻の子。つまり関羽の実子でありながら、養子として迎えられたという複雑な背景を持つ。
・秘めた想い:彼は義理の叔母にあたる張飛の奥方(玉華)に対して、決して明かせぬ想いを抱いている。
・青春と縁談:年頃になった孟均に縁談が持ち出され、彼の内面の揺れが物語の軸となる。

この作品は、三国志の英雄譚というよりも、思春期の揺れる心と家族・恋愛・忠義の間で揺れる青年の物語として描かれています。関羽の養子という立場にある孟均の苦悩は、歴史的背景と個人の感情が交錯するドラマを生み出しています。

■登場人物の考察
●孟均:主人公。関羽の養子であり実子。関平と関索を足して2で割ったようなキャラ。出自の秘密と義理の叔母への想いが物語の核。
●玉華:張飛の奥方。孟均の義理の叔母。前作『張飛の花嫁』のヒロイン。孟均との関係性が微妙で、彼の想いの対象でもある。
●関羽:養父。孟均の実父でもある。厳格で距離のある存在。孟均のアイデンティティの葛藤の源。
●劉備・張飛:蜀の中心人物たち。孟均の立場を左右する権力者。彼らの存在が物語に重厚さを加える。
●鮑三娘:縁談の相手として登場。関索伝に登場する女性武将。孟均との関係がどう展開するかが見どころ。

■総評
『荊州に花は咲く』は、三国志の英雄たちの影で揺れる若者の心を描いた、静かながらも情熱的な青春譚です。歴史的背景を踏まえつつ、創作ならではの繊細な人間関係が魅力。特に孟均というオリジナルキャラクターの造形は、関平・関索の要素を巧みに融合させた秀逸な設定です。

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【感想】
 だいぶ昔の作品ですが、自分ではかなりお気に入りです。三兄弟が既におっさんなので、若者らしい恋愛書けるのが楽しくて楽しくてw
 イメージイラストは想定してたのとはちょっと違いますが、古代中国だからこんなもんかな……幼な妻だった玉華も子持ちになってさすがに少しは貫録出てるはず。

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