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リディーは天然なのだ
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「リディー・スペキュロス、任務だ」
「は!」
「明日からお忍びで、隣国であるブドワ王国から王太子の右腕と言われるレオンス・ブリオッシュ小侯爵が我が国に入国するそうだ」
「は!」
レオンス・ブリオッシュ小侯爵は確か⋯⋯隣国の少々のんびりしている王太子の仕事をほぼ捌いていると有名な人物だったはずです。
彼は次期ブドワ王国の頭脳だと言われておりますが、その人物がこの国に何をしに来るのでしょうか。
「今この国セレアル王国とブドワ王国は緊張状態だ。分かるな?」
「は!」
私が住む国、セレアル王国のロバート王太子がブドワ王国の王女と婚約する予定だったのですが、愛する人が出来たと言い出し、婚約寸前で断ったのです。水面下ではすでに婚約、婚姻に向けて動き出していたのに。
この件でブドワ王国はセレアル王国に対し悪感情を抱いてしまったのだとか。
「そこでリディー・スペキュロス、いいか?この国に滞在している間にレオンス・ブリオッシュをヤれ。これが命令だ」
「?は!」
「命令は以上だ。仕事に戻れ」
「は!」
「諜報部部長、大丈夫でしょうか?あのリディー・スペキュロスにこの任務を任せて⋯⋯」
「あぁ、だが彼女ほど殺意を抱かせないのほほんは他にはいない。レオンスという男はかなりの切れ者だと聞く。リディーなら警戒されずにヤツの懐に入り込めるだろう。暗殺術を教え込んだのは副部長である君だ。一応合格レベルであろう?」
「ギリギリですが⋯⋯確かに人に警戒心を持たせない人物ではありますね」
「ヤツさえ消えればブドワなど簡単に落とせると我らが王や宰相はお考えだからな」
「では成功を祈りましょう」
「ど、どうしょう?!」
私リディー・スペキュロスはここセレアル王国の騎士団で騎士をしている十八歳の新人騎士です。
小さい頃から兄に連れられて騎士団の公開練習を見学したり、兄と共に一緒に剣を振ったりして子供時代を過ごしてきました。そしていつからか立派な騎士になる事が目標になり、頑張って騎士学校へ入学。騎士に憧れる気持ちはどんどん高まる割に全く剣の才能が無く、頑張って鍛えても肉体は変わらず、座学は一位、実技は最下位という騎士学校の七不思議の一つと認定されてしまう様な人物が私なのです。
「命令を遂行できるかな?いえ、させるのよ!」
そんな残念な私は卒業後、騎士団の諜報、暗部に所属しました。始めはどうして私が?!とも思ったのですが、私が人より優れている部分は見た目だけでした。鍛錬で走り込みをするのを邪魔する大きな胸、自分の足元が見えなくて何度転んだか⋯⋯一生懸命戦う顔をしているつもりでも、赤ちゃんがムっとしてる位の覇気しか出ない顔⋯⋯戦闘相手から一度でも攻撃を受けたら折れてしまいそうな腰⋯⋯スクワットを何回繰り返しても筋肉の付かないムッチリお尻に太もも⋯⋯
諜報、暗部に配属されてから私は同じ女性であるジュディー副部長から諜報について叩き込まれ、暗殺も一通り教わりました。その中でも特にジュディーさんが私に仕込んだのは閨術でした。
『リディーは男性器は見た事ある?これが張形』
『ひぇぇぇ!』
兄が子供の頃プラプラさせて歩いていたブツと同じとは到底思えないその形状にその大きさ。私は度肝を抜かれてしまいました。
(ビビってちゃダメよ私!騎士として私に出来る事はこれしかないのだから!とにかく慣れるべきよね!)
私は気合を入れて様々な張形を購入しました。きっと毎日男根が視野に入ればそのうち慣れるだろうと思い、張形の中をくり抜きシャンプー張形ディスペンサーを作成。それで毎晩髪を洗い、固形の石鹸を削り男性器型にして体を洗い、塩、コショウの入れ物も小さめの張形をくり抜いて頂点からサラサラ出る感じに工作。食べ物もソーセージの切れ込みを屹立風にしてマヨを頂点から漏れ出た感じにして舐めたり⋯⋯とにかく出来る限りの努力をしてきました。
(大丈夫。男根ぬいも沢山作ったし、毎晩抱きチン枕を抱きしめて同衾しているのだから)
「よし!レオンス・ブリオッシュ小侯爵をヤレるわ!!」
リディー・スペキュロスは人生最大のミスを犯している事に気づいていなかった。
「は!」
「明日からお忍びで、隣国であるブドワ王国から王太子の右腕と言われるレオンス・ブリオッシュ小侯爵が我が国に入国するそうだ」
「は!」
レオンス・ブリオッシュ小侯爵は確か⋯⋯隣国の少々のんびりしている王太子の仕事をほぼ捌いていると有名な人物だったはずです。
彼は次期ブドワ王国の頭脳だと言われておりますが、その人物がこの国に何をしに来るのでしょうか。
「今この国セレアル王国とブドワ王国は緊張状態だ。分かるな?」
「は!」
私が住む国、セレアル王国のロバート王太子がブドワ王国の王女と婚約する予定だったのですが、愛する人が出来たと言い出し、婚約寸前で断ったのです。水面下ではすでに婚約、婚姻に向けて動き出していたのに。
この件でブドワ王国はセレアル王国に対し悪感情を抱いてしまったのだとか。
「そこでリディー・スペキュロス、いいか?この国に滞在している間にレオンス・ブリオッシュをヤれ。これが命令だ」
「?は!」
「命令は以上だ。仕事に戻れ」
「は!」
「諜報部部長、大丈夫でしょうか?あのリディー・スペキュロスにこの任務を任せて⋯⋯」
「あぁ、だが彼女ほど殺意を抱かせないのほほんは他にはいない。レオンスという男はかなりの切れ者だと聞く。リディーなら警戒されずにヤツの懐に入り込めるだろう。暗殺術を教え込んだのは副部長である君だ。一応合格レベルであろう?」
「ギリギリですが⋯⋯確かに人に警戒心を持たせない人物ではありますね」
「ヤツさえ消えればブドワなど簡単に落とせると我らが王や宰相はお考えだからな」
「では成功を祈りましょう」
「ど、どうしょう?!」
私リディー・スペキュロスはここセレアル王国の騎士団で騎士をしている十八歳の新人騎士です。
小さい頃から兄に連れられて騎士団の公開練習を見学したり、兄と共に一緒に剣を振ったりして子供時代を過ごしてきました。そしていつからか立派な騎士になる事が目標になり、頑張って騎士学校へ入学。騎士に憧れる気持ちはどんどん高まる割に全く剣の才能が無く、頑張って鍛えても肉体は変わらず、座学は一位、実技は最下位という騎士学校の七不思議の一つと認定されてしまう様な人物が私なのです。
「命令を遂行できるかな?いえ、させるのよ!」
そんな残念な私は卒業後、騎士団の諜報、暗部に所属しました。始めはどうして私が?!とも思ったのですが、私が人より優れている部分は見た目だけでした。鍛錬で走り込みをするのを邪魔する大きな胸、自分の足元が見えなくて何度転んだか⋯⋯一生懸命戦う顔をしているつもりでも、赤ちゃんがムっとしてる位の覇気しか出ない顔⋯⋯戦闘相手から一度でも攻撃を受けたら折れてしまいそうな腰⋯⋯スクワットを何回繰り返しても筋肉の付かないムッチリお尻に太もも⋯⋯
諜報、暗部に配属されてから私は同じ女性であるジュディー副部長から諜報について叩き込まれ、暗殺も一通り教わりました。その中でも特にジュディーさんが私に仕込んだのは閨術でした。
『リディーは男性器は見た事ある?これが張形』
『ひぇぇぇ!』
兄が子供の頃プラプラさせて歩いていたブツと同じとは到底思えないその形状にその大きさ。私は度肝を抜かれてしまいました。
(ビビってちゃダメよ私!騎士として私に出来る事はこれしかないのだから!とにかく慣れるべきよね!)
私は気合を入れて様々な張形を購入しました。きっと毎日男根が視野に入ればそのうち慣れるだろうと思い、張形の中をくり抜きシャンプー張形ディスペンサーを作成。それで毎晩髪を洗い、固形の石鹸を削り男性器型にして体を洗い、塩、コショウの入れ物も小さめの張形をくり抜いて頂点からサラサラ出る感じに工作。食べ物もソーセージの切れ込みを屹立風にしてマヨを頂点から漏れ出た感じにして舐めたり⋯⋯とにかく出来る限りの努力をしてきました。
(大丈夫。男根ぬいも沢山作ったし、毎晩抱きチン枕を抱きしめて同衾しているのだから)
「よし!レオンス・ブリオッシュ小侯爵をヤレるわ!!」
リディー・スペキュロスは人生最大のミスを犯している事に気づいていなかった。
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