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貴族学院編
シュクルを見る謎の男達
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「マジで見たんです!この世の者ではないアレを!!」
「嘘?!羨ましい!シュクルってば霊感あったの?!」
放課後になりシュクルはあまりの怖さ故、三人にアレを見た事を告げた。
「どんな見た目なの?私も見たい!男子更衣室に居座るBLな霊とか!好みの男子に触れたいけど手がすり抜けちゃうの!」
「老人と目が光る暗い髪色の男と、明るい髪の男でした。夕焼け色に染まる校舎の影と窓からこちらを見ていたんです!」
超怖い。今夜一人で寝られるだろうか。でもエロチェリーとは寝たくない。
そういえばまだシュクル邸宅にあるであろう古井戸の場所を見つけていなかった。イレーヌさんが言っていたではないか。井戸は危険だと。
まさか古井戸からあの世の者が出入りしているのだろうか。もしかすると彼らの住処であった廃墟で勝手に生活を始めたシュクルを恨み、生気をすすったり呪ったりしているのかもしれない。
「ダークマタージョエルが必要だ⋯⋯そうだ、もらった苺の鉢とか魔除けになるんじゃないか?」
「ねぇ、その霊は今はいないの?」
「ん?そうだな⋯⋯」
イレーヌさんに言われてシュクルはビビりながらもカフェの周りを探る。すると――
「うぇ?!な、何かいる!!三つの顔がこちらを見ています!!」
シュクル達の方を向いている男三人の顔は、カフェの植え込みからポンポンポンと信号の様に横に三つ並んでいた。
「あら?アレは違うわよ?アレは百合豚三兄弟よ」
「は?」
百合豚三兄弟?アンジェラさんは何を言っているのだろうか。だがこの世の者ならいいかな⋯⋯?
「シュクル、あまり見ちゃダメよ?いない者としてあげなさいね」
「はい?」
意味が分からない。
「シュクル?毎日のように私たちはここで飲食を楽しんでいるわね。例えばここにあるマカロン。これは誰が用意した物だか分かる?」
「?カフェですよね?」
「違うわ。百合豚三兄弟よ」
「え?!」
知らなかった。でも何故?
「じゃあお礼を言わなくてはいけませんね。ちょっと伝えてきま――――」
「駄目よシュクル。言ったでしょ?百合豚はいない者とするの。彼らは百合に挟まる事を死と考えるストイックなタイプの百合豚なの」
「⋯⋯⋯⋯」
え?その百合豚って何が楽しくて高いお菓子を私たちにくれるのだろうか?
「はい、シュクルあ~ん」
「え?あーん」
うむ。これはシトロンなマカロン。爽やかでいいじゃないか。初夏のアフタヌーンにぴったりだ。
「ん?」
視界の隅に見える百合豚三兄弟が喜んでいる?
「分かったかしら?彼らは私たちがイチャイチャしているのを眺める事が生きがいなの。お礼をしたいのなら、はい、あ~ん」
「あ~ん」
百合豚はよく分からないが、お菓子を買い与えて孫を愛でるおじいちゃん的な感じか?それにしてもお菓子が素晴らしい。これはフランボワーズかな?甘酸っぱい。
「美味しい~」
「ほらね?喜んでいるわ。ちなみに左から赤い頭は伯爵家の嫡男、黄色い頭は侯爵家の嫡男、緑の頭が伯爵家の次男よ。いつも私たちにお菓子を用意してくれている粋な百合豚共なのよ」
無料でお菓子をくれるなんていい豚達だな。やっぱり今度お礼をしなくてはな。
「それでシュクルは霊に取りつかれているの?」
「分からないよ。もしかしたら学校に居座っているだけのアレかもしれないし、どちらでも怖いけど」
強い敵ならいくらでも戦うがアレが相手では戦えないよな。物理攻撃は効かなそうだし。
多分神殿にはアレのスペシャリストとかがいるのかもしれない。だが私にはお布施など払えないし人間至上主義な神殿は危険だ。
今のところ実害はないのだから耐えるべきだろう。極貧なのだから。
「聖水とかがあればいいけど、お清めの塩は効くのかなぁ?そういえばファ〇〇ーズは効くらしいよね」
「塩か⋯⋯」
塩なら勝てるかな。塩ほど古の昔から使われてきたメジャーなお清め物質はないだろう。信頼に値する。
シュクルはカフェにあった塩を分けてもらった。 そして――
「安眠のための戦いを決行する」
ヴィジョンで見た校庭に来た。今日もアレは現れるだろうか。放課後のオレンジ色に染まった校舎を眺めながらポケットから塩を取り出した。
「塩を固めて弾丸にした。これを弾いて悪霊には退散してもらう。それにダークマタージョエルの苺も持ってきた」
最凶なダークマタージョエルが味方だ。最早この聖戦は勝ったも同然か。
逢魔が時の薄暗い校庭で一人、どっしりと仁王立ちをして悪霊を迎え撃つ。
準備は完璧だ。どこからでも来い!シュクルは校舎を睨みながらニャリと歪んだ笑みを浮かべた。
そのまま待つ事数分、校舎の影から視線を感じた。しかし気配がしない。
「なるほど?魔術師並みの気配遮断とは流石だな悪霊よ。まぁ気配も何も肉体が無いからかな」
シュクルはソレに向かって一発目の弾丸を慎重に弾いた。そしてすぐに暗黒な苺も飛ばした。ちなみに苺は勿体ないので先端の甘い所はかじっておいた。
「悪霊退散。まずは一体目」
何だか学院を守るエクソシストな感じがかっこいいかもしれない。シュクルは久しぶりにごっこ遊びを楽しむ。
すると同じ場所から二体の気配を感じた。
「ほう?この二体はやられた悪霊の確認に来たのか?気配が全く隠せていない。焦っていると悪霊でも気配は出るのかな?」
ピンピンと二発塩弾丸を打ち込んだ。
そしてまた数分後、今度は違う場所から視線を感じた。
「多分アレが老人風な悪霊だろう。ほぅ実物は迫力が半端ない。だがこの最強エクソシストである私に勝てるのか?無論、否だ」
シュクルは手持ちの塩弾丸の中でも一番大きい物を老人に選んだ。この老人がボス悪霊に違いないからな。
「まずはその横の目が光る雑魚からだ」
シュクルがピンっと弾き出した塩弾丸は見事雑魚の光る目に命中し、その横の老人悪霊は突然の悪魔祓いに驚いたのか、あわあわと動き出した。
「フッ、私の前で取り乱すとは死を意味する。邪悪な悪霊退散!!」
ピンと弾き出した大き目な塩弾丸は老人悪霊の後頭部に命中。
「おや?小物な霊も沸いている」
暗い花壇に小物な気配を感じた。シュクルはファ〇〇-ズを持っていないので、今日の薬草学で抽出したハーブ液を塩弾丸に少し染み込ませ、小物に向かって弾く。すると小物は簡単に祓われた。
「イレーヌさんが言っていた。香りとは結界になるのだと。小物程度ならハーブで対抗できそうだ」
そして祓い逃しは無いか辺りを見て確認していると、のこのこと歩いているアホな後ろ姿のライオンと赤毛がいたので余った弾丸を弾き出しておいた。
「よし!弾丸を使い切ったから帰るかな」
悪霊を見事消滅させたシュクルは元気に帰宅した。
そして邸宅の周りに薬草学の授業で手に入れたハーブの種を植え、成長させた。
「これで香りによる結界は完璧だ。安眠間違いなし」
「シュクルサマ、コレいい匂いネ 女の子のニオイ」
「⋯⋯⋯⋯そうか」
この悪魔な見た目の生き物には効かないらしい。
「ス~ハ~(雌の匂い)」
「変態馬まで⋯⋯」
ハーブは変態に好評なのか。そうか。
「ギル~どこ~?」 「ギル~?」
「先に帰ってしまったのでは?もう暗くなってきましたよ?」
彼女らはロールキャベツ男子ギルのハーレム女子だ。
「あ!あそこ見て!」「え?」「あんな所で寝ているのですか?」 「まさか」
花壇から足が出ているのが見える。その足が履いている靴に見覚えがあったので、すぐに四人は花壇へと走って近づいてみた。
「ギル?どうしたの?!嘘?!意識がないわ!」 「えぇ?!」
花壇でなぜか意識を失っているギルを見つけた。怪我でもしているのだろうか。四人はギルの怪我の有無を確認していると⋯⋯
「⋯⋯⋯⋯ねぇ?ギルから香水の匂いがしない?」
「⋯⋯本当ね。私は香水を付けていないわ。あなたの香水?」
「違うわよ。それにこんなにも香りが移るほど密着した事なんて無いし⋯⋯まさか浮気?」
「「「「⋯⋯⋯⋯」」」 」
最近ギルは一人行動が多い。理由を聞いても先生に呼ばれたとか、ちょっとお手洗いに行っただけとか、いつも適当に流されていた。怪しいなと思っていた私たちは、ギルが誰かに懸想でもしているのではないかと疑っていたのだ。
「私たちに嘘をついて女と密会していたのかしら?」「匂いって誤魔化せない証拠になるね」
「でもどうして倒れているのでしょう?その女性と痴話喧嘩でもしたのでしょうか?」
みんなで考えても答えなんてわからないし、ギルは起きる気配もない。
「⋯⋯何か冷めたわ~結局ギルも他の男と変わらないんだ」
「「「確かに」」」」
四人のハーレム女子はギルの元を去って行った。女性の恋とは一瞬で冷めるものなのかもしれない。
「嘘?!羨ましい!シュクルってば霊感あったの?!」
放課後になりシュクルはあまりの怖さ故、三人にアレを見た事を告げた。
「どんな見た目なの?私も見たい!男子更衣室に居座るBLな霊とか!好みの男子に触れたいけど手がすり抜けちゃうの!」
「老人と目が光る暗い髪色の男と、明るい髪の男でした。夕焼け色に染まる校舎の影と窓からこちらを見ていたんです!」
超怖い。今夜一人で寝られるだろうか。でもエロチェリーとは寝たくない。
そういえばまだシュクル邸宅にあるであろう古井戸の場所を見つけていなかった。イレーヌさんが言っていたではないか。井戸は危険だと。
まさか古井戸からあの世の者が出入りしているのだろうか。もしかすると彼らの住処であった廃墟で勝手に生活を始めたシュクルを恨み、生気をすすったり呪ったりしているのかもしれない。
「ダークマタージョエルが必要だ⋯⋯そうだ、もらった苺の鉢とか魔除けになるんじゃないか?」
「ねぇ、その霊は今はいないの?」
「ん?そうだな⋯⋯」
イレーヌさんに言われてシュクルはビビりながらもカフェの周りを探る。すると――
「うぇ?!な、何かいる!!三つの顔がこちらを見ています!!」
シュクル達の方を向いている男三人の顔は、カフェの植え込みからポンポンポンと信号の様に横に三つ並んでいた。
「あら?アレは違うわよ?アレは百合豚三兄弟よ」
「は?」
百合豚三兄弟?アンジェラさんは何を言っているのだろうか。だがこの世の者ならいいかな⋯⋯?
「シュクル、あまり見ちゃダメよ?いない者としてあげなさいね」
「はい?」
意味が分からない。
「シュクル?毎日のように私たちはここで飲食を楽しんでいるわね。例えばここにあるマカロン。これは誰が用意した物だか分かる?」
「?カフェですよね?」
「違うわ。百合豚三兄弟よ」
「え?!」
知らなかった。でも何故?
「じゃあお礼を言わなくてはいけませんね。ちょっと伝えてきま――――」
「駄目よシュクル。言ったでしょ?百合豚はいない者とするの。彼らは百合に挟まる事を死と考えるストイックなタイプの百合豚なの」
「⋯⋯⋯⋯」
え?その百合豚って何が楽しくて高いお菓子を私たちにくれるのだろうか?
「はい、シュクルあ~ん」
「え?あーん」
うむ。これはシトロンなマカロン。爽やかでいいじゃないか。初夏のアフタヌーンにぴったりだ。
「ん?」
視界の隅に見える百合豚三兄弟が喜んでいる?
「分かったかしら?彼らは私たちがイチャイチャしているのを眺める事が生きがいなの。お礼をしたいのなら、はい、あ~ん」
「あ~ん」
百合豚はよく分からないが、お菓子を買い与えて孫を愛でるおじいちゃん的な感じか?それにしてもお菓子が素晴らしい。これはフランボワーズかな?甘酸っぱい。
「美味しい~」
「ほらね?喜んでいるわ。ちなみに左から赤い頭は伯爵家の嫡男、黄色い頭は侯爵家の嫡男、緑の頭が伯爵家の次男よ。いつも私たちにお菓子を用意してくれている粋な百合豚共なのよ」
無料でお菓子をくれるなんていい豚達だな。やっぱり今度お礼をしなくてはな。
「それでシュクルは霊に取りつかれているの?」
「分からないよ。もしかしたら学校に居座っているだけのアレかもしれないし、どちらでも怖いけど」
強い敵ならいくらでも戦うがアレが相手では戦えないよな。物理攻撃は効かなそうだし。
多分神殿にはアレのスペシャリストとかがいるのかもしれない。だが私にはお布施など払えないし人間至上主義な神殿は危険だ。
今のところ実害はないのだから耐えるべきだろう。極貧なのだから。
「聖水とかがあればいいけど、お清めの塩は効くのかなぁ?そういえばファ〇〇ーズは効くらしいよね」
「塩か⋯⋯」
塩なら勝てるかな。塩ほど古の昔から使われてきたメジャーなお清め物質はないだろう。信頼に値する。
シュクルはカフェにあった塩を分けてもらった。 そして――
「安眠のための戦いを決行する」
ヴィジョンで見た校庭に来た。今日もアレは現れるだろうか。放課後のオレンジ色に染まった校舎を眺めながらポケットから塩を取り出した。
「塩を固めて弾丸にした。これを弾いて悪霊には退散してもらう。それにダークマタージョエルの苺も持ってきた」
最凶なダークマタージョエルが味方だ。最早この聖戦は勝ったも同然か。
逢魔が時の薄暗い校庭で一人、どっしりと仁王立ちをして悪霊を迎え撃つ。
準備は完璧だ。どこからでも来い!シュクルは校舎を睨みながらニャリと歪んだ笑みを浮かべた。
そのまま待つ事数分、校舎の影から視線を感じた。しかし気配がしない。
「なるほど?魔術師並みの気配遮断とは流石だな悪霊よ。まぁ気配も何も肉体が無いからかな」
シュクルはソレに向かって一発目の弾丸を慎重に弾いた。そしてすぐに暗黒な苺も飛ばした。ちなみに苺は勿体ないので先端の甘い所はかじっておいた。
「悪霊退散。まずは一体目」
何だか学院を守るエクソシストな感じがかっこいいかもしれない。シュクルは久しぶりにごっこ遊びを楽しむ。
すると同じ場所から二体の気配を感じた。
「ほう?この二体はやられた悪霊の確認に来たのか?気配が全く隠せていない。焦っていると悪霊でも気配は出るのかな?」
ピンピンと二発塩弾丸を打ち込んだ。
そしてまた数分後、今度は違う場所から視線を感じた。
「多分アレが老人風な悪霊だろう。ほぅ実物は迫力が半端ない。だがこの最強エクソシストである私に勝てるのか?無論、否だ」
シュクルは手持ちの塩弾丸の中でも一番大きい物を老人に選んだ。この老人がボス悪霊に違いないからな。
「まずはその横の目が光る雑魚からだ」
シュクルがピンっと弾き出した塩弾丸は見事雑魚の光る目に命中し、その横の老人悪霊は突然の悪魔祓いに驚いたのか、あわあわと動き出した。
「フッ、私の前で取り乱すとは死を意味する。邪悪な悪霊退散!!」
ピンと弾き出した大き目な塩弾丸は老人悪霊の後頭部に命中。
「おや?小物な霊も沸いている」
暗い花壇に小物な気配を感じた。シュクルはファ〇〇-ズを持っていないので、今日の薬草学で抽出したハーブ液を塩弾丸に少し染み込ませ、小物に向かって弾く。すると小物は簡単に祓われた。
「イレーヌさんが言っていた。香りとは結界になるのだと。小物程度ならハーブで対抗できそうだ」
そして祓い逃しは無いか辺りを見て確認していると、のこのこと歩いているアホな後ろ姿のライオンと赤毛がいたので余った弾丸を弾き出しておいた。
「よし!弾丸を使い切ったから帰るかな」
悪霊を見事消滅させたシュクルは元気に帰宅した。
そして邸宅の周りに薬草学の授業で手に入れたハーブの種を植え、成長させた。
「これで香りによる結界は完璧だ。安眠間違いなし」
「シュクルサマ、コレいい匂いネ 女の子のニオイ」
「⋯⋯⋯⋯そうか」
この悪魔な見た目の生き物には効かないらしい。
「ス~ハ~(雌の匂い)」
「変態馬まで⋯⋯」
ハーブは変態に好評なのか。そうか。
「ギル~どこ~?」 「ギル~?」
「先に帰ってしまったのでは?もう暗くなってきましたよ?」
彼女らはロールキャベツ男子ギルのハーレム女子だ。
「あ!あそこ見て!」「え?」「あんな所で寝ているのですか?」 「まさか」
花壇から足が出ているのが見える。その足が履いている靴に見覚えがあったので、すぐに四人は花壇へと走って近づいてみた。
「ギル?どうしたの?!嘘?!意識がないわ!」 「えぇ?!」
花壇でなぜか意識を失っているギルを見つけた。怪我でもしているのだろうか。四人はギルの怪我の有無を確認していると⋯⋯
「⋯⋯⋯⋯ねぇ?ギルから香水の匂いがしない?」
「⋯⋯本当ね。私は香水を付けていないわ。あなたの香水?」
「違うわよ。それにこんなにも香りが移るほど密着した事なんて無いし⋯⋯まさか浮気?」
「「「「⋯⋯⋯⋯」」」 」
最近ギルは一人行動が多い。理由を聞いても先生に呼ばれたとか、ちょっとお手洗いに行っただけとか、いつも適当に流されていた。怪しいなと思っていた私たちは、ギルが誰かに懸想でもしているのではないかと疑っていたのだ。
「私たちに嘘をついて女と密会していたのかしら?」「匂いって誤魔化せない証拠になるね」
「でもどうして倒れているのでしょう?その女性と痴話喧嘩でもしたのでしょうか?」
みんなで考えても答えなんてわからないし、ギルは起きる気配もない。
「⋯⋯何か冷めたわ~結局ギルも他の男と変わらないんだ」
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