ショボい人生のやり直し?!絶対に消えたくないので真逆の人生でポイント貯める

亀野内アンディ

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貴族学院編

ボリスと四人の悪魔

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それは昼食を済ませ、書類仕事を熟している時だった。 

――パン―― 

いきなり俺のコート掛けの所に、四人の学院の制服を着た少女達が現れた。 
突然の事に驚きつつも、要件を尋ねようとしたら―― 

体に力が入らず椅子から滑り落ちた。俺とした事が完全にしくじった。魔法を発動された。 

「おいおい~床でいいからキチンと座れよ。あぁダメだ。倒れてしまう」 

この少女が次期獣王だな。滑り落ちた俺を壁にもたれかからせようとしているが⋯⋯
それ以前に俺を軽々動かしているから相当な力持ちだ。 

そして次期獣王は勝手にカーテンを千切って紐にし、俺の右腕とコート掛けを結んだ。そして次に左手と個室に繋がるドアノブを繋いだ。今の俺は大の字になっている。何をされるんだ俺は⋯⋯って、おい?コート掛けが傾いているぞ?こっちに倒れそうだぞ?! 

――ボコ―― 

コート掛けの出っ張りが俺の繊細な耳に直撃した⋯⋯地味に痛い。この魔法は体が動かなくなるのに痛覚は感じるのか。拷問用か? 

「あ、コート掛けが倒れた。どんな重い腕してんだよ。えい!――ビリッ――あぁ破れた」 

肩からビリビリと服を破られた。大雑把過ぎやしないか。 

体が動かせないので目も緩慢にしか動かせないが、俺の机に黒髪の女生徒が何か魔道具の様な物を置いているのが見える。 

「ちょっと!シュクル何してるのよ!右がそれじゃあ左も破かないと駄目じゃない」 

――ビリビリ―― 

おい?どんな理屈だ?俺の服をどうする気だ?一瞬、貴族院での襲撃事件を思い出した。 

「いや、タチアナさん?シャツのボタンも外れましたけど?!私はそこまでやってないし。余計に左右不対象じゃん。もう」 

――ビリビリ―― 

ちょっと?!君達は何をしに来たんだ?!目的は?! 

「シュクルはバカ力過ぎよ。服がボロボロじゃないの。こんなの世紀末の不良よ」 

「あ~面倒臭い!男は黙ってパンイチだ!!」 

――ビリビリ――スッポ~ン――ポイ―― 

おいおいおいおいおい?! 

「嫌!白のブリーフなんてマジ無理!!」「えぇぇ?!えんがちょ!」 

え⋯⋯⋯⋯?他の奴らはどんな下着なんだ?体は動かないが嫌な汗が出てきた⋯⋯ 

「あら?どうしてこの男は裸なのかしら?」 

「⋯⋯勿論、昨日の襲撃に対する仕返しです⋯⋯⋯⋯」 

昨日の襲撃の仕返し?もしかして俺が疑われている?いや、あり得ない。 
⋯⋯まさか犯人は犯行現場に戻るとの通例に則って、彼女達は犯行現場を張っていたのか?確かに俺はその現場に行ったけれども!

「ねぇ?この人北斗七星が似合うと思わない?!」 

「おぉ~マジだ」「似合い過ぎだから!絶対」 「見たい!」

女子四人がペンを片手に俺に近づいて来る。何を言っているのかわからないし、何がしたいのだ? 
三人の女子は俺の体に落書きを始めた。くすぐったいって、だから何がしたいんだ君らは! 

「おおぐま座のαは右乳首で」「ζが左乳首」「ふふふ好いわね~」「え?どうして星の名前覚えてるの?」 

――グサ―― 

うっ!?黒髪の生徒が俺の後の穴にペンを挿しこんだ?!ニヤニヤしながら『ふふふ』と笑っているのだが?!しかもそのペン、団長に就任した時に国王から頂いた大事なペンなのだが?!その表情⋯⋯分かっていてやっているな?! 

ちょ、体内をグリグリしないでくれ⋯⋯!ってこの生徒はローヌ公爵家のご令嬢じゃないか! 

「うわ~!!メッチャ強そうじゃん!」「ヤバい兄がいそう~」「変形バイクの不良と戦わせたい」 

何言ってるんだ?この姿のどこが強そうなんだ?それに家にいるのはヤバイ姉だ。何を言っているのか分らんが、この姿で誰と戦わせたいんだ?君達は感性がおかしいぞ?! 

 「あら?見て?下着の下の方が黄ばんでいるのでいるのではないかしら?お恥ずかしいわね」 

「「「え?マジ」」」 

え?嘘だろう?そんな訳⋯⋯⋯⋯まさかペンを挿しこんでグリグリしたから? 

「よいしょ」

痛てぇ!次期獣王よ!俺の股間を大開脚しないでくれ!それに 三人で俺の股間に近づき過ぎだぞ!離れてくれ!

 ――ツンツン――「どこだ?」 

どこ触っているんだ!!先端をツンツンするなぁあああ! あと俺の股間と顔が近い!

――ツンツン――「ここ?」 

止め!止め!いかんぞソコはあああ! じっくり見るなぁ!小刻みにツンツンするなぁああ!

――ツンツン――「もっと下じゃない?ってきゃあ!!なんか質量増えてない?!」 

チーン。もう墓があったら入りたい⋯⋯⋯⋯辱めを受けた。 

四人の少女達にイタズラされ、酷い屈辱に打ちひしがれていると―― 

「シュクル勝ちに行きます!えい!」 

――ザスッ――百点 

サオォオオオ!!!点数高ぁぁぁぁ! イキなりナニ?!?!

「ちょ、容赦なさ過ぎ!次は私!エイ!」 

――ガツッ――五十点 

タァマァアアアアアア!!!痛みは百点ンン!@#$%!! 

「え~タチアナさんも酷くない?!私のお小遣い少ないんだよ~えい!!」 

――ガツッ――五十点 

!@#$%^&*?⋯⋯⋯⋯俺ノ跡継ギ終ワタ⋯⋯⋯⋯ 

「あら?三人とも怒Sでいいじゃない。これは皆の勝ちね!今日は私のおごりよ。さぁレストランに行きましょう」 

「「「アンジェラさんありがとう!行こう!!」」」 

おおお、終わった?痛みで朦朧とする意識の中、目の前に一人の少女が見える。その少女は俺の机から何かを持ってきて⋯⋯⋯⋯ 

「ふふふ~これ映像を記憶する魔道具なの。いい映像が撮れたわ。じゃあね~団長さん」 

――ザク―― 

悪魔は俺の尻にペンを深く挿し込んで去って行った。そうか、君はまだペンを投げていなかったな⋯⋯⋯⋯俺の意識はここで途切れた。 
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