うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo

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第1章 中立自由都市エラリア

フーシェが仲間に入りたがっているそうです

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僕がこの町に害するようであれば、自決覚悟で室内を爆破しようとしていた。

ラムダンから話された言葉は予想通りではあったが、聞いてみれば随分と物騒な話であった。
ことさらに誤解を解けたことは良かった以外の何物でもない。

ふぅ、と僕はため息をつくとラムダンに向き直った。
隣には冷や汗を滝の様に流し終えたアルティナが憔悴しきったように固まっている。
隣を見ればイスカの表情も固く、その耳は怖さから逃れるように固く垂れ下がっている。

ラムダンの方も、首筋に珠のような汗をかいており、彼はポケットからハンカチを取り出すと汗を拭った。

「ふぅ。とりあえず、ユズキが敵ではないと知れて良かった。本当に失礼な対応をしてすまない。⋯⋯まずは、これを」

ラムダンはそう言って立ち上がると、後ろにある机に回り棚から袋を取り出すと、僕とイスカの前にドンッ!と置いた。

「これがクエスト受注分、二人で銀貨10枚分の金貨を1枚。ワイバーンの亜種を倒した分で金貨10枚。本当はこれで終わりなんだが、『城壁の守護者』と元リーダーのベスからは、討伐分の半分以上はユズキ達の功績だからと言って受け取らなかった。その分を追加する」

目の前にジャラジャラと袋から取り出されていく、眩いばかりの金貨に別の意味で背筋が寒くなる。

「本来、ワイバーン1体につき金貨3枚のところ23体を倒したことで報酬の金貨は69枚。だが、そのうち39枚はユズキ達に渡すことが決定されている。それは、そこにいるアルティナが証人になってくれる」

僕が余りの額の大きさに驚いてアルティナを見ると、まだ緊張冷めやらない顔でアルティナは深々と僕に頭を下げた。

「勿論でございますわ。ユズキ様の強化なくして今日の勝利、それも無血での勝利はありませんでした。これは、ベスを初め『城壁の守護者』パーティー全員の総意ですわ」

様をつけられることは、やはりこそばゆい感じがあるけど仕方ない。

「──分かりました」

僕が頷くと、ラムダンは大きく一つ頷くと次の金貨を差し出した。

「そして、これが俺からユズキとイスカに働いた非礼に対する慰謝料だ。金貨10枚、やったことに対する謝罪で足りないというのなら、俺の首一つ加えることで手打ちにしてくれないか」

バンッと、両手を膝につき深々と頭を下げるラムダンを見て、僕は慌ててしまう。

「いえ!僕の方こそレベルやスキルを見せないという、懸念をギルドマスターに残したままの立場です。このお金は受け取れません!」

慌てて金貨を返そうとしたが、ラムダンはゆっくりと顔を横に振ると、再び金貨を差し出した。

「これは、忠告になってしまうが。冒険者たる者、正当な報酬を受け取ることは義務だ。ユズキは優しさのつもりかもしれないが、それが時には相手にとって侮辱するように取られることもある。──これは当ギルドがユズキとイスカに対して行った非礼に対する、正式な謝罪として受け取ってほしい」

真摯なラムダンの瞳を見ると、僕はそれ以上続けることはできない。

「では、有り難く頂戴します」

僕は金貨が収められた袋をラムダンから受け取る。

ズシリとした重さは、きっと貨幣の重さだけではない。
このお金にはエラリアの町民と冒険者達の生命がかかっていたと考えると、その重さはきっと、このお金に込められた想いの重さだ。

「さて、それでお前たちはこれからどうするつもりだ?」

ラムダンは、今後の僕達の真意を知るべく再び眼光鋭く見つめてくる。

僕は隣のイスカの顔を見る。
イスカは少し微笑むと僕に頷き返した。

「この町が気に入っているので、当面はこのギルドのお世話になろうと思います。微力ながら、この町のお役に立てれば幸いです」

僕が頭を下げると、ラムダンは驚いたような表情をしたが、次に納得したような表情を作ると、彼も頭を下げた。

「有り難い、重ねて礼を言う。少しやっかいなことになっていてこのような対応にもなってしまった。お詫びとしては何だが、役立つ情報があれば率先して伝えるようにしよう」

帝国絡みのことかな?

そう考えるが、話してこないことを無理に聞き出すこともない。
僕とイスカはラムダンに頭を下げて退室することにした。

「アルティナさん、ちょっといいですか」

帰り際に、所在なさげに僕達を見送ろうとしていたアルティナに僕は声をかける。

「なんでしょう?ユズキ様」

僕は、ミュラーの洗脳から解かれたアルティナに対して深く頭を下げる。

「昼間は、ミュラーのせいで洗脳されていたとはいえ、イスカやベスに対する態度を見て、初めは軽蔑していました。ですが、正気に戻った後の二人に対する接し方を見て、本当はとても優しい人達なんだって思いました。『城壁の守護者』の皆さんのことをよく知らないまま、嫌な人達だって決めつけるような態度をとってしまいすみません」

そう、ミュラーのイスカやベスに対する侮辱的な態度を見て、僕は『城壁の守護者』のメンバーを残念な人達と勘違いをしていた。
しかし、ミュラーの『懐柔』による洗脳が解かれた今、彼らの振る舞いはまさしく『城壁の守護者』というパーティー名に恥じない立派なものであった。

僕の謝罪に、優しくアルティナは首を振る。

「いいえ、元はと言えば私達のパーティー全員がミュラーのスキルに付け入る隙を与えてしまったことが招いたこと。その間に他のパーティーは勿論、多くの人に恥じ入る行動をしてしまっていましたわ。それを正気に戻して頂き、こうして贖罪する機会を与えて下さりましたこと、感謝しかございません」

それにと、アルティナは付け加える。

「正気に戻ったおかげで、こうしてベスに対する私の本来の気持ちを取り戻すことができました。感謝してもしきれませんわ」

衝撃の事情を知ってしまった。
にっこり微笑むアルティナに対し、僕とイスカもポカンと口を開けてしまう。
恥ずかしそうに、アルティナは笑うと口元を隠した。
その所作の一つ一つが色っぽい。

ともかく、こうして僕達のギルド初クエストは終了したわけだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕とイスカが『星屑亭』に戻ってきたのは、陽もとっぷりと暮れた夜になってからだった。

重い扉を開けると、宿屋の主人のミドラがニヤニヤとした顔で僕を出迎えた。

うーん、これは話が知られているな。

「お帰り。大立ち回りだったようじゃないか」

ほらね。
きっと、フーシェから話が行ったんだと思うよ。

僕は次の言葉を身構えたが、ミドラはそれ以上追求することはなかった。

「今日の活躍の礼だよ。この町を救ってくれたお礼に、二人とも夕飯タダにしてあげるから食べといで」

「本当に!ミドラさん!」

嬉しそうに笑うイスカに、ミドラも顔の頬を緩める。

「行きましょう、ユズキさん!」

イスカは嬉しそうに笑い、僕の手を引っ張ってくる。
その力が昨日より少し強いことが僕は嬉しかった。

食堂に着くと、席はまばらに埋まっていたが給仕服の女性が近づいてくれると、僕達を席へと案内してくれた。

「昨日からのお客さんだね!私はリントって言うんだよ。これからよろしくね!」

明るいリントと名乗った少女は、歳は18くらいだろうか?
ウェーブのかかった栗色の髪。クリリとした瞳が愛らしい少女は、元気いっぱいといった声で、僕達を席に座らせるとテキパキとメニューを広げた。

「オススメはこれね!イークック鶏の香草包み焼き。そうそう、二人の食事は今日は無料って言われてるから、追加の注文もタダだから遠慮なく食べてね!」

ニコニコと笑う笑顔を見ると、こちらも嬉しくなる。
こうして、大仕事を終えた僕達の遅めの夕食が始まった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ユズキさぁん。もう、私食べれません~」

トロンと、とろける様な声で僕の目の前でテーブルに肘をつくイスカは少し色っぽい。

そりゃあ、お酒をあれだけ飲んだならね。

酒に溺れる、まではいかないとしてもワインを1瓶開けてしまったのだから酔い潰れるのも頷ける。

「いつもより沢山食べれる気がするし、これもレベルアップのおかげなんですかねー」

まるで酔いを覚ますように、長い耳がパタパタと揺れる。
僕はその動きが余りに可愛くて、思わず見入ってしまっていた。

僕もお腹を空かせていたおかげで、予定していたよりずっと食べてしまった。リントのオススメを含めて3品食べたのだが、どれも量は多く腹ははち切れそうだ。

食堂内はかなり人が減り、まばらにしかいない。
そういえば、冒険者の人達がほとんどいないが、きっとギルド内で飲み明かしているのだろう。

ラムダンとの話の後、僕とイスカは秘密の裏口から帰されたため、ギルド内には戻っていなかった。
早めに帰れたと思うと少しホッとする。

僕が、手元にある水を飲もうとコップを取ろうとすると、テーブルの横にちょこんと一人の人影が立っていることに気づいた。

フーシェだ。

「ん。ご飯追加はしない?」

少なくなったコップを僕から受け取ると、フーシェは手際良く水を追加してくれる。

「ありがとう。もう、お腹いっぱいだよ」

僕が笑うと、フーシェは少し口を閉ざすと、何か思案するような沈黙を作ったあと、再び口を開いた。

「単刀直入、私をパーティーに入れて」

「!?」
「え!」

思わず僕とイスカは顔を見合わせて、再びフーシェの方に向き直った。

「今日力を借りて分かった。ユズキは今まで出会った中で1番強い。ユズキについていけば、私のレベルも上げられる」

表情を余り出さないフーシェの顔から、真意を読み取るのは難しいが、その声色から本気なのだと伝わってくる。

「僕はレベルを上げたり、滅茶苦茶金持ちになってやろうなんて思ってないよ」

だって、レベルはカンストしているし、お金も今日だけで日本円換算で6000万だ。
勿論、ギルドの依頼をこなしていく気持ちはあるが、わざわざリスクを取る必要もない。

「ん。ユズキならそう言うと思ったけど構わない」

身じろぎせず、僕を見つめてくる視線は真剣だ。

「私はぁ、フーシェちゃんが入ってくれた方がいいと思います」

うーん、ぼーっとしているイスカさんの言葉は信じていいのやら、悪いのやら。

「理由は、ユズキはサポート。イスカは前衛はこなせるけど、魔法を使うことが多くなる場面では前衛が足りない。そこで、私は職業が双剣使い。手数が多くて機動もあるから前衛向き。⋯⋯どう?」

うーん、確かに魅力的だ。

セラ様の仰った通り、段々とこの身体に慣れてきたのか力の使い所は分かってきている。
だけど、肝心のスキルはサポート系ばかりで、僕自身が攻撃の要になれるわけでもなさそうだ。

見知った人物の方が裏を取れて安心ではあるけど⋯⋯

「フーシェは、ここの仕事があるけど、ミドラさんには話しているのかな」

「⋯⋯」

間があった。

うん、これは話してないね。

「僕としては、有り難いけどお母さんであるミドラさんが了承してくれないと、いいとは言えないよ」

小首を傾げて聞いていたフーシェだが、僕が駄目だと言わなかったことを喜んだらしい。
少し声を高くすると、フーシェは僕に告げる。

「おっかぁがオーケーなら、ユズキもいいの?」

勿論だ。

僕とイスカは力強く頷く。

「フーシェちゃんなら大歓迎ですよぉ」

ヒラヒラと蒸気させた顔でイスカが笑う。

「ん。分かった。おっかぁに話してくる」

明らかに喜んでいることが分かる、軽やかなステップでフーシェは仕事へと戻っていった。

「フーシェちゃん、説得できるといいですね」

妹を見るような視線を送るイスカの声も優しい。

ふぅ、さてと。せっかく入れてくれた水でも飲もうかな。
僕が水を口に含んだ時だ。

『対象、フーシェの友好度が親愛度に到達しました。これにより『レベル譲渡』を含め、全てのスキルをフーシェに対して使用できます』

ブーッ!!

なんでだよ!!

唐突に脳内に響くセラ様AIの声に、盛大に僕は水を吹き出してしまい心の中でツッコミを入れた。

「わーい、噴水です。クク、噴水⋯⋯ククッ、ククッ」

見事な放物線を描いてしまった僕を指さしながらイスカが笑う。

うん、なんていうかカオスですよね。
何か、これ以上に恐ろしいことが起こりそうな嫌な気配を感じて、僕は減らしてしまった水を一気に飲み干した。

早く寝よう。
心から僕はそう誓うのだった。

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