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【第二部】二章 そうそう平穏ではいられない
十三、トーカシア国へ②
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「なるほど」
僕の得心したような声に、男は微かに首を傾げたようだった。それに答えるように顎を突き出す。
「本命はお前ということだな?」
ニィ、と大きな口が開いて、真っ暗な口から真っ白な歯が並んでいいるのが見える。
「……エドマンド!」
「イアン、深追いするなよ」
持ち場からやってきたイアンが横に並ぶ。見もせずに僕は目の前の男を睨み続けた。頭頂部の辺りがビリビリとした警鐘を鳴らしているような気がした。
「強い、気がする」
「ああ……」
イアンの呟きに同意した。僕等の声が届く距離にいるのに、男は何も言わない。……自信があるのか?
「後ろだっ!」
ジワジワと距離を計っていると、モクトスタを装備した状態の部隊長が駆け出すのが視界の隅に映った。すぐにイアンにアイコンタクトをして背後にあるのだろう、賊の攻撃を任せて僕は正面へ走り出す。
案の定、仮面の男がロングソードを構えて走り出していた。長さは一メートルを軽く超えているだろう。黒い装備だけでも問題なのに、長物を悠々と扱っていることに眉をひそめる。
いささか大ぶりな一撃を避けて懐へ入り込む。ここからは僕の射程距離だ。二対のショートソードで間髪入れずに斬撃を浴びせ、隙を見ては球体で急所を狙った。
何度も何度もモカト同士がぶつかるキィィンと高い音が辺り一帯に響く。なのに、僕の攻撃は一度も男に明確な一撃を入れることはできなかった。あれだけのロングソードが、まるで刃が変形しているかのような動きをするのだ。手数は明らかに僕の方が多いにも関わらず、だ。これ以上は埒が明かないと判断して、バックステップで距離を取る。
「なるほどな……」
僕は同じ言葉を繰り返した。僕は言わばモクトスタの天才だ。イアンには敵わなくなってきてしまったけれど、それは彼もまた天才であり、さらにブレイブに選ばれたからだ。やはりアーマーの性能差は大きい。
そして僕は今、目の前の賊に最新型のモクトスタを装備した状態でまともに一撃も入れることができていない。本来なら圧勝してもいい状況のはずなのに。
この男はこれ以上自由にしてはいけない。
トイメトアでのアーチー・カメルの言動をこんな形で理解するとは思わなかった。確かに驚異だ。
賊は恐らく三十人以上はいた。統率の取れた動きに反して、一人一人の動きはよくない。その理由はこの仮面の男にあったのだろう。計画としては、コイツさえ勝てればいい、もしくは僕たちの内の誰か一人がけがでもすれば上々といったところだろうか。
実はモクトスタを犯罪に利用する者は少ない。基本的に隠れて行動したいだろう犯罪者にモカト粒子の明るさが合っていないと言うのが理由の一つ。もう一つはモカトの価格だ。主な産出国であるニュドニアが価格を決定しているため、おいそれと手の出る金額ではなく、仮にモカトを入手したところで、加工するためには専門の知識や技師が必要だ。だから犯罪に使用されるモクトスタやその他の兵器は、そのほとんどが廃盤になった汎用機や壊れた物などを何らかの形で入手していることが多い。
しかし今目の前にいるのはどこの国の汎用機とも違う。黒いモクトスタは、闇に紛れるその色によって避けられる傾向にあるし、ロングソードは扱いが難しく汎用機に搭載されたことがない。誰かの専用機である可能性もあるけれど、そんな情報は今のところ入ってきていない。
つまり、――非合法モクトスタ。
「部隊長、ブライトル殿下。状況が変わりました。全力で当たります。……イアン、いけるか?」
「準備オーケーだよ」
背後にいた賊を掃討したイアンが横に並ぶ。仮面の男がロングソードを斜めに構えた。え……? という一瞬の驚きは、男が踏み出したことですぐに頭から消えた。
僕はジグザグにフェイントを入れながら突進し、イアンはすぐに上空へ飛んだ。当然のようにブーストトリプルを使用している男に焦りで背中が冷えた。ロングソードは風の抵抗が大きい分、ブーストを使うのは難しいのが定石だ。なのに、この男はまるで気にした様子がない。
それでも微かにスピードはこちらが上だ。僕もトリプルを使って背後に回り込み、勢いのまま左側のショートソードで首を狙った。当然のように切り込まれる前に対応してきた男に、今度は上空からイアンの中距離砲が発射される。
すぐに離脱すると、その場で小爆発が起こった。
『やったかっ?』
「……まだだっ!」
部隊長の声に僕とイアンは同時に答える。爆心地に向けて垂直に落下するイアンの手元の鍵爪と体を低くして突進する僕の両手のショートソード。
キィィィン……!
それなりの自負を持って仕掛けた攻撃は、果たして。男のロングソード一本で受け止め、往なされていた。
「なっ……!」
声は僕のものだったのか、イアンのものだったのか。とにかく、僕らは反撃に備えて二人同時に男から距離を取る。
ブォンッ……!! 辺りに響いた音はロングソードが一振りされたときのものだった。風圧で木々が揺れ、離れた位置にいた僕の前髪を揺らす。顔の横、高い位置に水平に構えられる。綺麗な型だった。腰が落とされる。
来る! 一歩踏み出された瞬間、男の足がピタリと止まった。そして、憎々し気に唇を歪めると、クルッと体の向きを変えてブーストトリプルで林の奥へ逃走した。
「あ! 待てっ!」
「いい! イアン!」
「でも! エドマンド……!」
「……言っただろう。深追いするな」
「う、ん……。エドマンド、あいつ……」
何か言いたそうなイアンに向き合って意識して口角を上げる。
「中々、平穏無事とはいかないな。――まずは部隊長とブライトル殿下に報告だ」
渋々と頷くイアンの背中を軽く叩いて、縛り上げられた賊の合間を縫って乗っていた馬車へ向かった。
逃げた者もいたけれど、捕まえた賊は全部で二十人以上となった。今回の兵だけで移送するのは難しく、仕方なく早馬を出してトーカシア国側からの援軍を待ちながら、その場で野営することとなった。
フルーリア王女たちだけでも近くの街へ移動させる案も出たものの、この場には要人が彼女を含めて四人もいる。その内の三人――僕やイアンやブライトルが自分の身を守れる強さを持っていたとしても、少数で守るには限界がある。万が一があってはならないという判断だった。
「非合法モクトスタか……」
「随分大物が出てきたみたいですね」
ブライトルと部隊長が眉をひそめる。フルーリア王女のテントの側にイアンと数人の護衛兵をつけると、僕等は部隊長のテントで情報の確認を行った。
「賊の方は簡単な尋問しかしていないですが、恐らくまともな情報は持っていなさそうですよ」
「捨て駒ということか?」
「恐らくは。統率が取れていたのも、短期間で徹底的に叩き込まれたと言っていました。その分待遇は破格だったと」
「あれだけの人数をまとめ上げる能力や高額の報酬、場所。さらに非合法モクトスタ、となると……」
恐らく、国家規模。全員が分かっていても、簡単には口にできなかった。分かっているからこそ、その恐ろしさに、だ。
「今は事実をニュドニア、トーカシア両国王陛下へ迅速に報告し、判断を待とう」
「そうですね」
ブライトルの決定に部隊長が慎重に頷いた。
僕の得心したような声に、男は微かに首を傾げたようだった。それに答えるように顎を突き出す。
「本命はお前ということだな?」
ニィ、と大きな口が開いて、真っ暗な口から真っ白な歯が並んでいいるのが見える。
「……エドマンド!」
「イアン、深追いするなよ」
持ち場からやってきたイアンが横に並ぶ。見もせずに僕は目の前の男を睨み続けた。頭頂部の辺りがビリビリとした警鐘を鳴らしているような気がした。
「強い、気がする」
「ああ……」
イアンの呟きに同意した。僕等の声が届く距離にいるのに、男は何も言わない。……自信があるのか?
「後ろだっ!」
ジワジワと距離を計っていると、モクトスタを装備した状態の部隊長が駆け出すのが視界の隅に映った。すぐにイアンにアイコンタクトをして背後にあるのだろう、賊の攻撃を任せて僕は正面へ走り出す。
案の定、仮面の男がロングソードを構えて走り出していた。長さは一メートルを軽く超えているだろう。黒い装備だけでも問題なのに、長物を悠々と扱っていることに眉をひそめる。
いささか大ぶりな一撃を避けて懐へ入り込む。ここからは僕の射程距離だ。二対のショートソードで間髪入れずに斬撃を浴びせ、隙を見ては球体で急所を狙った。
何度も何度もモカト同士がぶつかるキィィンと高い音が辺り一帯に響く。なのに、僕の攻撃は一度も男に明確な一撃を入れることはできなかった。あれだけのロングソードが、まるで刃が変形しているかのような動きをするのだ。手数は明らかに僕の方が多いにも関わらず、だ。これ以上は埒が明かないと判断して、バックステップで距離を取る。
「なるほどな……」
僕は同じ言葉を繰り返した。僕は言わばモクトスタの天才だ。イアンには敵わなくなってきてしまったけれど、それは彼もまた天才であり、さらにブレイブに選ばれたからだ。やはりアーマーの性能差は大きい。
そして僕は今、目の前の賊に最新型のモクトスタを装備した状態でまともに一撃も入れることができていない。本来なら圧勝してもいい状況のはずなのに。
この男はこれ以上自由にしてはいけない。
トイメトアでのアーチー・カメルの言動をこんな形で理解するとは思わなかった。確かに驚異だ。
賊は恐らく三十人以上はいた。統率の取れた動きに反して、一人一人の動きはよくない。その理由はこの仮面の男にあったのだろう。計画としては、コイツさえ勝てればいい、もしくは僕たちの内の誰か一人がけがでもすれば上々といったところだろうか。
実はモクトスタを犯罪に利用する者は少ない。基本的に隠れて行動したいだろう犯罪者にモカト粒子の明るさが合っていないと言うのが理由の一つ。もう一つはモカトの価格だ。主な産出国であるニュドニアが価格を決定しているため、おいそれと手の出る金額ではなく、仮にモカトを入手したところで、加工するためには専門の知識や技師が必要だ。だから犯罪に使用されるモクトスタやその他の兵器は、そのほとんどが廃盤になった汎用機や壊れた物などを何らかの形で入手していることが多い。
しかし今目の前にいるのはどこの国の汎用機とも違う。黒いモクトスタは、闇に紛れるその色によって避けられる傾向にあるし、ロングソードは扱いが難しく汎用機に搭載されたことがない。誰かの専用機である可能性もあるけれど、そんな情報は今のところ入ってきていない。
つまり、――非合法モクトスタ。
「部隊長、ブライトル殿下。状況が変わりました。全力で当たります。……イアン、いけるか?」
「準備オーケーだよ」
背後にいた賊を掃討したイアンが横に並ぶ。仮面の男がロングソードを斜めに構えた。え……? という一瞬の驚きは、男が踏み出したことですぐに頭から消えた。
僕はジグザグにフェイントを入れながら突進し、イアンはすぐに上空へ飛んだ。当然のようにブーストトリプルを使用している男に焦りで背中が冷えた。ロングソードは風の抵抗が大きい分、ブーストを使うのは難しいのが定石だ。なのに、この男はまるで気にした様子がない。
それでも微かにスピードはこちらが上だ。僕もトリプルを使って背後に回り込み、勢いのまま左側のショートソードで首を狙った。当然のように切り込まれる前に対応してきた男に、今度は上空からイアンの中距離砲が発射される。
すぐに離脱すると、その場で小爆発が起こった。
『やったかっ?』
「……まだだっ!」
部隊長の声に僕とイアンは同時に答える。爆心地に向けて垂直に落下するイアンの手元の鍵爪と体を低くして突進する僕の両手のショートソード。
キィィィン……!
それなりの自負を持って仕掛けた攻撃は、果たして。男のロングソード一本で受け止め、往なされていた。
「なっ……!」
声は僕のものだったのか、イアンのものだったのか。とにかく、僕らは反撃に備えて二人同時に男から距離を取る。
ブォンッ……!! 辺りに響いた音はロングソードが一振りされたときのものだった。風圧で木々が揺れ、離れた位置にいた僕の前髪を揺らす。顔の横、高い位置に水平に構えられる。綺麗な型だった。腰が落とされる。
来る! 一歩踏み出された瞬間、男の足がピタリと止まった。そして、憎々し気に唇を歪めると、クルッと体の向きを変えてブーストトリプルで林の奥へ逃走した。
「あ! 待てっ!」
「いい! イアン!」
「でも! エドマンド……!」
「……言っただろう。深追いするな」
「う、ん……。エドマンド、あいつ……」
何か言いたそうなイアンに向き合って意識して口角を上げる。
「中々、平穏無事とはいかないな。――まずは部隊長とブライトル殿下に報告だ」
渋々と頷くイアンの背中を軽く叩いて、縛り上げられた賊の合間を縫って乗っていた馬車へ向かった。
逃げた者もいたけれど、捕まえた賊は全部で二十人以上となった。今回の兵だけで移送するのは難しく、仕方なく早馬を出してトーカシア国側からの援軍を待ちながら、その場で野営することとなった。
フルーリア王女たちだけでも近くの街へ移動させる案も出たものの、この場には要人が彼女を含めて四人もいる。その内の三人――僕やイアンやブライトルが自分の身を守れる強さを持っていたとしても、少数で守るには限界がある。万が一があってはならないという判断だった。
「非合法モクトスタか……」
「随分大物が出てきたみたいですね」
ブライトルと部隊長が眉をひそめる。フルーリア王女のテントの側にイアンと数人の護衛兵をつけると、僕等は部隊長のテントで情報の確認を行った。
「賊の方は簡単な尋問しかしていないですが、恐らくまともな情報は持っていなさそうですよ」
「捨て駒ということか?」
「恐らくは。統率が取れていたのも、短期間で徹底的に叩き込まれたと言っていました。その分待遇は破格だったと」
「あれだけの人数をまとめ上げる能力や高額の報酬、場所。さらに非合法モクトスタ、となると……」
恐らく、国家規模。全員が分かっていても、簡単には口にできなかった。分かっているからこそ、その恐ろしさに、だ。
「今は事実をニュドニア、トーカシア両国王陛下へ迅速に報告し、判断を待とう」
「そうですね」
ブライトルの決定に部隊長が慎重に頷いた。
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