常識改変あつめました

桜羽根ねね

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敏感おもらし聖騎士様の性なる戦い

後編

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*****


「お、おまんこを使えなかったなんて……、そんな……」
「随分と俺のちんこが気に入ったようだな?」
「違うっ!貴様、何か私に魔法を使ったな!?私はこんなに貴様のおちんぽにベタ惚れじゃなかったのに!確かに、朝からおまんこ解していたせいで、おちんぽが恋しくて堪らなかったけど……!っ……、全部魔法のせいだ!」
「常識改変の魔法は使っているが、お前をちんこ狂いにした覚えはない。性癖や性感帯に関してはお前の素質だ」
「常識改変?何を馬鹿なことを。私はいつも真剣に戦っているんだ。そんなものにかかっているわけないだろう!」
「くく……、本当にお前は見ていて飽きぬぞ、ルーン」
「……っ♡♡♡」

 今日の戦いは終わったというのに、絶倫な陰茎からこぷりと精液が溢れた。触ってもいないし、カルマのペニスを見た訳でもない。
 かあぁっ、と全身を赤く染め上げたルーンは咄嗟に言い訳を始める。

「い、いきなり、私の名を、呼ぶな……♡驚いて、漏らしたではないか……っ♡」
「は……」

 カルマがこの国にかけた常識改変の魔法は、魔族に対する偏見をなくすという単調なものだ。だが、その効力が唯一中途半端にしか効かなかったルーンには、特別に別の魔法をかけている。戦いは全てえっちな方法で行うこと。そこに付随する性癖や性感帯はカルマが言った通りルーン自身の素質である。そしてまた、名前を呼ばれただけで射精して恥じらっているのも……、魔法のせいではない。

「まさかとは思うが……、お前は俺のことが好きなのか?」
「だ、誰が、貴様のことなど……っ!私と貴様はただの敵同士だっ!」
「……俺は好きだがな。ルーン」
「はぅ……っ♡」

 わざと声を低くして、吐息と共に耳元で囁けば、今度はチョロチョロとおもらしが始まってしまった。
 ふにゃふにゃと嬉しそうに破顔して、火照った頬を抑えてうっとりと涎を垂らしている。これはどう見ても嬉ションだ。

「す、すき、って……♡かるまが、私の、こと……♡♡だ、騙されないんだからな……♡……はぁ、ん……っ、きょ、今日のところはっ、これで、勘弁してやりゅ……っ♡♡」

 シャアアァ、と尿を漏らしながら全裸のまま歩き始めたルーンだが、背後から「ルーン、愛しているぞ」と声をかけられた瞬間、かくりと力が抜けてその場にへたりこんでしまった。ルーンを中心にじわじわとおもらしの染みが広がっていくが、最早そのことに気を回せる余裕がない。

「う、嬉しい……っ♡私も、本当はっ、すきで、だいすきでっ、魔族だと分かっていても、愛しくて堪らないんだ……♡♡あ、いや、ちが、う、ぅ……、んっ、たたかわ、ないと♡おちんぽを倒して……、っ、おちんぽもだいしゅきっ♡ほんとは見ただけで射精したしっ、ずっとずっとカルマのことオカズにしてオナニーもアナニーもしてるんだ……♡あ……、ん♡準備したおまんこ、切なくなってきた、ぁ……♡」

 自白をするかのように赤裸々に吐き出されていく言葉が、部屋の中で甘く反響する。今にもアナルに指を挿入しそうなルーンを前にして、カルマはゆるりと立ち上がった。ふにゃんと蕩けている彼に音もなく近付き、そして。

「ん゛ぁっ!?」
「……延長戦だ、聖騎士よ」
「あ……、あ゛あぁ……♡おち、んぽぉ……♡♡」

 成人体型のルーンを軽々と持ち上げ、そのままペニスを挿入した。所謂、駅弁の体位である。ルーン曰くふわとろに仕上げたというアナルは、もぐもぐと美味しそうにペニスを咥え、カルマのたぷりとした玉がぺちりと肌に当たった。
 あまりにも突然すぎた挿入だが、この行為自体はこれまで幾度となくしてきたことである。自らのアナルでカルマのペニスを先にイかせるのが、ルーンにとっての勝利条件だからだ。駅弁自体も初めてではない。繋がったまま城の中を徘徊されたこともある。だが、その時と比べて、今の方が何十倍にも気持ちよく感じていた。

「う……、う゛ぅ……♡♡」
「感じやすいな、お前は」

 ずっぷりと挿入されただけで、ピストンされているわけでもないのに、甘イキが止まらない。待ち侘びていたペニスをきゅうきゅうと抱きしめて、もう離したくないと吸い付くアナル。カルマの腹で擦れるルーンの陰茎からは、歓喜の潮がプシュッ♡と飛び出していた。

 両腕と両足をカルマの肢体に絡めてぎゅっと抱きつくと、それだけで心も身体も満たされていく。蕩けた思考から、戦いという免罪符が消えていくような気がした。

「これ……っ♡好きぃ……♡♡おちんぽ、ハメハメ、嬉しい……♡抜きたくない……、ずっとこのままがいい……っ♡」
「……っ、……俺を倒さなくて、いいのか?」
「たおす……?たおすより、えっちがしたいな……♡私は、カルマ専用のおまんこだから、いつでも使ってくれ……♡♡」
「くく……っ、……そうか、この常識改変すら変えてしまうのか……。お前は面白い男だな、ルーンよ」
「ん゛んっ♡♡♡」

 名前呼びでピュルッと白濁を零したルーンは、うっとりと潤んだ瞳をカルマへと向ける。そして、あまりの距離の近さに驚いたのか顔を背けてしまった。露出した耳が真っ赤に染まっている。

「……どうした?キスがしたいのならすればいい」
「キ……っ!キス、なんてっ、この私が、そんな……♡きす、なんて……♡♡」

 言葉では戸惑いながらも、ゆっくりと背けた顔を戻すルーンの表情は期待と興奮に満ちていた。カルマの方から顔を寄せることはしない。金の瞳をしっかり開けたまま、ルーンの動向を見守っている。

「ん……♡」

 恥じらいながら目を伏せたルーンは、そろそろと顔を近づけ、薄い唇に自らのそれを重ねた。最初は、ほんの少しだけ触れ合う程度。二回目は、ちゅうっ、と強めに押し付けて。三回目、四回目、と軽いキスを何度も続けていく内に、気がつけば互いの舌が絡み合っていた。
 快楽に弱すぎるペニスはお約束のように蜜を零し、後ろに嵌められたままの陰茎の気持ちよさに浸りながら、何度も何度もキスを交わす。

 聖騎士として武の道を邁進していたルーンにとっては、これが初めてのキスだった。

「んぷっ♡は、あっ♡♡すき……♡かるま、ぁ♡♡」
「……俺もだ。ルーン」

 ……控えている魔族達に見守られながら、二人の甘ったるい睦み合いはそれからたっぷり数時間は続いたのだった。


*****


 ──翌日、国中にとある号外が配られた。

 紙面をでかでかと飾っているのは、カルマとルーンが駅弁状態でキスをしている写真だ。ルーンのペニスが射精した瞬間が綺麗に切り取られている。
 その他にも、ガニ股で放尿しているルーンの写真や、美味しそうにペニスを頬張っている写真、種付けプレスで大量射精された後に精液を真上に噴射した一部始終が載っていた。ルーンのアナルの接写まであり、縦割れアナル、中出し後のアナル、綺麗にした後のぽっかりアナルまで晒されていた。

『国王と元聖騎士、結婚秒読み!』

 号外のタイトルはそのように記され、国中がお祝いの空気一色になっていた。
 ただ一人、当人であるルーンを除いて。

「は、はは恥ずかしい……!わっ、私の身体が、おもらしが、国民に知れ渡って……っ!!」
「別に問題ないだろう。お前が常に淫乱なことは常識にしておいたからな」
「い、淫乱ではないっ!私が貴様とえっちなことをするのが大好きなのは常識だが……っ、それを知られるのは恥ずかしいのだぞ……!」
「羞恥を抱くポイントが不思議だな、お前は」
「それにっ!私と貴様が、け、結婚……なんてっ♡私はただの、カルマ専用おまんこなのに、こんなの間違ってる……っ♡」
「なんだ、嬉しくないのか?今時人間と魔族の結婚など珍しくもないぞ」
「う゛……、し、しかしだな……」
「嬉しくないかと聞いている、ルーン」
「はぅっ♡」

 ジョボボボボ……!

 ぬこぬこと立ちバックで貫かれたまま、元気なペニスから嬉ションが漏れていく。王城に新しいおもらしの染みが出来るのを、カルマは愉快な気持ちで眺めていた。

「放尿で返事をするとは、やはり面白い奴だ」
「い、今のはっ、貴様のせいだ……!」

 ──常識改変をされていてもなかなか素直になれない人間と、本当は彼のことが大好きで堪らず必死に平静を装っている魔族が心身共に結ばれるのは、それから程なくした未来の話である。



【敏感おもらし聖騎士様の性なる戦い】

(はーーーーーー、ルーン可愛すぎではないか……?名前を読んだだけで普通イくか?いやイかない。俺のことがどれだけ好きなんだ。甘やかして抱きしめて閉じ込めて一生可愛がりたい……)
(カルマ様、お声が漏れていますよ)
(今はルーンがおらぬ故問題ない。……聖騎士の頃から目をつけていて、身体だけでもと思っていたが、まさか、……まさか、好きなどと……!)
(カルマ様、お顔がだらしなくなっていますよ)
(ルーンに知られなければ問題ない。それより、号外用に撮った写真は全て引き伸ばして額に入れろ。俺の部屋に飾るのは当たり前だが、廊下にも飾るか。今度は写真だけではなく映像も残して結婚式の際に大々的に流すとしよう。ルーンが恥じらって喜んで漏らす姿が目に浮かぶ……、っく、くく……っ)
(カルマ様……。いえ、もう何も言いません……)
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みんなの感想(2件)

キクラゲの妖精

ネコが正気になる部屋......!?!?
頭空っぽで読めるドスケべなバラエティ番組だと思っていたのに!!!
正気部屋ver.も気になりました。( *´`*)

解除
椿
2024.05.20 椿

次回の㊙️レポート気になる*ˊᵕˋ*

2024.05.22 桜羽根ねね

気になってもらえたのなら本望です!
書くかどうかは分からないけど、私が見てみたいものを予告にしちゃえという気持ちがそのまま形になりました😊

解除

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