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②無知
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「──ジュン様、こちらへ。足元に気を付けてくださいね」
「ありがと。えっと、メルローザ、さん?ここって誰かの家なのか?」
「いいえ、この建物は神聖なる契りの部屋。ジュン様には主にこちらで過ごしていただく予定です。それと、どうか私のことはメルとお呼びください。敬称は必要ありませんので」
「じゃあ……。お言葉に甘えて、メル」
「はい、ジュン様」
ふんわりと微笑むメルの姿がとても綺麗で、妙にドキドキしてしまう。誤魔化すように部屋を見渡せば、生活感はあまりないけど、生活するために必要最低限の物が揃っているようだった。
オレは今日からここに住む、ってことでいいんだよな?
メルに促されて、広いベッドに腰かけると、彼はオレの隣に座ってきた。すり、と手の甲をなぞってきた指が離れていって、オレの頬を包む。宝石みたいにぴかぴかな青い瞳がゆっくり近づいてきて、ふにりと唇が当たった。
「メル?今のって……?」
「お嫌でしたか?」
「嫌ではないけど、よく分からなかったからもう一回いい?」
「ええ、勿論。一度と言わず何度でも」
微笑んだメルが、その言葉通りふにふにと何度も口を重ねてくれた。むずむずして、ぽかぽかする、不思議な感じ。でも、嫌な感じじゃない。
「ん、あ。メル、これ、にゃに……?」
「これはキスという行為です。ジュン様が私達エルフとの仲を深める触れ合いの一つで、好きな時に好きなだけしていただいて大丈夫ですよ」
「んっ、き、す……。これ、気持ちいいかも。んっ、ちゅ、へへ、メルとキスするの、なんか嬉しい」
「っ、ジュン様……!」
「んぷっ!んっ、んんん!?」
れろ、と口の中に入ってきたものにびっくりして噛みそうになった。だけど、優しく丁寧に歯や舌をなぞってくるそれがメルの舌だと分かって安心する。きっとこれも、もっと仲良くなるためのキスなんだ。オレからもちゃんと返した方がいいよな?
「ん、ふぁ」
「っん!ジュン様っ」
慣れないながらに舌を動かしてメルのそれと絡ませてみれば、更に激しく絡み返された。チュバチュバチュブチュブと水音が響いて、口の中に溜まる唾液をこくりと飲み込む。なんだろう、さらっとしていて……水飴みたいに甘い味だ。それから一頻り仲良しのキスを続けて、頭がくらくらしてもう火照りそうだという時に、メルの唇が離れていった。
「はぁ、は、ぅ……♡」
「仲良くなればなるほど気持ちよくなれるのですが……。どうでしたか、ジュン様」
「ん、すごく気持ちよかった……♡もう、しないのか?もっとメルと仲良くなりたい……」
「ああ……♡なんと愛らしいんでしょう。ですがジュン様、今はキスよりも先にこちらをどうにかしないといけませんね」
「ひあっ♡あ、え、なに……?」
メルの手がオレの股間に触れてきて、思わず変な声が出てしまった。そこはおしっこをするところで、布越しとはいえ触っていいところじゃないのに。慌ててメルの手を離そうとして、オレはちんちんの異変に気が付いた。
「へっ?ち、ちんちん膨らんで、おっきくなってる……?」
スラックスを押し上げるようにして、大きくなっているオレのちんちん。
なんだ、これ。こんなの知らない。こわいっ……!
「メ、メルっ、オレのちんちん、おかしくなってるっ!」
「大丈夫ですよ、ジュン様。私に全てお任せください。何も怖いことはありませんよ」
「ん、う。メルぅ……♡」
オレをあやすようにちゅうっとキスしてくれるメルが優しくて、荒だった心が落ち着いていく。脱がしますね、と言われて下半身を裸にされても、怖いという気持ちは湧いてこなかった。ただ、おっきくなったちんちんにびっくりしてしまう。
「──ジュン様、こちらへ。足元に気を付けてくださいね」
「ありがと。えっと、メルローザ、さん?ここって誰かの家なのか?」
「いいえ、この建物は神聖なる契りの部屋。ジュン様には主にこちらで過ごしていただく予定です。それと、どうか私のことはメルとお呼びください。敬称は必要ありませんので」
「じゃあ……。お言葉に甘えて、メル」
「はい、ジュン様」
ふんわりと微笑むメルの姿がとても綺麗で、妙にドキドキしてしまう。誤魔化すように部屋を見渡せば、生活感はあまりないけど、生活するために必要最低限の物が揃っているようだった。
オレは今日からここに住む、ってことでいいんだよな?
メルに促されて、広いベッドに腰かけると、彼はオレの隣に座ってきた。すり、と手の甲をなぞってきた指が離れていって、オレの頬を包む。宝石みたいにぴかぴかな青い瞳がゆっくり近づいてきて、ふにりと唇が当たった。
「メル?今のって……?」
「お嫌でしたか?」
「嫌ではないけど、よく分からなかったからもう一回いい?」
「ええ、勿論。一度と言わず何度でも」
微笑んだメルが、その言葉通りふにふにと何度も口を重ねてくれた。むずむずして、ぽかぽかする、不思議な感じ。でも、嫌な感じじゃない。
「ん、あ。メル、これ、にゃに……?」
「これはキスという行為です。ジュン様が私達エルフとの仲を深める触れ合いの一つで、好きな時に好きなだけしていただいて大丈夫ですよ」
「んっ、き、す……。これ、気持ちいいかも。んっ、ちゅ、へへ、メルとキスするの、なんか嬉しい」
「っ、ジュン様……!」
「んぷっ!んっ、んんん!?」
れろ、と口の中に入ってきたものにびっくりして噛みそうになった。だけど、優しく丁寧に歯や舌をなぞってくるそれがメルの舌だと分かって安心する。きっとこれも、もっと仲良くなるためのキスなんだ。オレからもちゃんと返した方がいいよな?
「ん、ふぁ」
「っん!ジュン様っ」
慣れないながらに舌を動かしてメルのそれと絡ませてみれば、更に激しく絡み返された。チュバチュバチュブチュブと水音が響いて、口の中に溜まる唾液をこくりと飲み込む。なんだろう、さらっとしていて……水飴みたいに甘い味だ。それから一頻り仲良しのキスを続けて、頭がくらくらしてもう火照りそうだという時に、メルの唇が離れていった。
「はぁ、は、ぅ……♡」
「仲良くなればなるほど気持ちよくなれるのですが……。どうでしたか、ジュン様」
「ん、すごく気持ちよかった……♡もう、しないのか?もっとメルと仲良くなりたい……」
「ああ……♡なんと愛らしいんでしょう。ですがジュン様、今はキスよりも先にこちらをどうにかしないといけませんね」
「ひあっ♡あ、え、なに……?」
メルの手がオレの股間に触れてきて、思わず変な声が出てしまった。そこはおしっこをするところで、布越しとはいえ触っていいところじゃないのに。慌ててメルの手を離そうとして、オレはちんちんの異変に気が付いた。
「へっ?ち、ちんちん膨らんで、おっきくなってる……?」
スラックスを押し上げるようにして、大きくなっているオレのちんちん。
なんだ、これ。こんなの知らない。こわいっ……!
「メ、メルっ、オレのちんちん、おかしくなってるっ!」
「大丈夫ですよ、ジュン様。私に全てお任せください。何も怖いことはありませんよ」
「ん、う。メルぅ……♡」
オレをあやすようにちゅうっとキスしてくれるメルが優しくて、荒だった心が落ち着いていく。脱がしますね、と言われて下半身を裸にされても、怖いという気持ちは湧いてこなかった。ただ、おっきくなったちんちんにびっくりしてしまう。
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