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番外編
マーキング
しおりを挟む「んん……っ」
「おはよう、スイ。よく眠れた?」
「んぁ、ミーシャル、はよ……」
隣で微笑むミーシャルからキスをされて、裸のままベッドから下りる。たくさん弄られたクリちんぽを見せつけるようにガニ股になって、ちんぽが揺れるようにしながら腰ヘコ挨拶。
ミーシャルが言うには、これが恋人専用の挨拶らしい。ジュンに聞いたらあいつも毎朝やってるって言ってたから、こっちには俺の知らない常識がまだまだありそうだ。
「ふふ。今日も可愛らしいね」
「っ、そーかよ」
くそ、可愛いって言われると嬉しくて堪らなくなってしまう。かっこいいクリちんぽを目指したはずなのに。ミーシャルから褒められると何でも嬉しくなっちまうんだよな。
いつもより多めにクリちんぽをぷるぷるさせた後は、服を着て朝食だ。
その後は基本自由で、一日中ミーシャルのおちんぽをハメてもらう時もあっけど……、今日は『あの日』だからそれはお預けだ。
「それじゃあ行こうか」
「おう」
ミーシャルの細い指が俺の手に絡んでくる。出かける時はいつもこうだ。俺は慣れ合うのは好きじゃねぇけど、ミーシャルだけは別。俺のミーシャルだって周りに見せつけれんのは気分がいい。
歩きながら、言い忘れてたけど、とミーシャルの声。
「今日の服もよく似合ってるよ」
「……あっそ」
「ほんと、すごく可愛い」
ミーシャルが俺のために用意してくれた透け透けのワンピース、俺には可愛すぎるって思ってたけど、かなり嬉しい。
たくさん愛してもらってふっくらしたおまんこも、白いおしっこが出なくなったクリちんぽもきゅんきゅん疼く。他のエルフ達に見せつけるのが恋人としての証らしいからな、存分に見せてやる。
すっかりミーシャル色に染まった自分を誇らしく思いながら歩いていくと、ようやく目当ての場所に辿り着いた。
小さめの家で、中に入ると花のような甘い匂いが漂っている。中央には木で出来たバスタブに似たような物が二つ。そして、その場には別の人影もあった。
「あ。スイくん」
「なんだ、お前も来てたのかよ」
ふにゃりとしまらない笑みを向けてくるのは、俺と同じように日本からやってきたらしいジュンとその番のメルローザだ。既に赤ちゃんを数人産んでて、ピチピチの水着みたいな服から母乳が滲んでるのはデフォルトだ。……俺もいつか、ミーシャルの子を孕みてぇな……♡
「メルローザ様もいらしていたのですね」
「ええ。折角ですから一緒に愛し子を愛でましょうか」
「はい。……スイ、準備は一人で大丈夫?」
「それくらい出来るっての」
最初はそんなことすんの信じらんねぇって思ったけど、今じゃ待ち遠しくなるくらいだ。
服を脱いで全裸になった後、バスタブの中に入る。ジュンも同じように隣に入ると、ミーシャル達がおちんぽを露出して近寄ってきた。
仄かに温かくて木の香りがするそこに座ると、ミシャールがおちんぽの先っぽをこっちに向けてきたのが見えた。
目を瞑って大きく口を開けておく。
すぐにぶっかかってきたあったかくて甘い液体は、ミシャールのおしっこだ。じょぼじょぼと降り注ぐそれが頭や顔……全身を濡らしていく。
「んぶ、んんっ♡」
あったかくて気持ちいいこの行為は、エルフのマーキング。自分のモノだって匂いをつけるための行為らしい。本当は一回すれば充分らしいが、俺とジュンはこの行為が気持ちよくて頻繁にやってもらってる。おまんこに出されんのも気持ちいいけど、全身に浴びれんの最高なんだよな♡
苦味がなくて、フルーティーで美味しいミーシャルのおしっこ。薄黄色のそれを自分の手で身体に塗り込みながらごくごくと飲み干す。
「っふ、う……。本当に美味しそうに飲んでくれるね。可愛いよ、スイ」
「ジュンも、おちんぽに吸い付いてこなくても逃げませんよ」
おしっこが終わった後は、精液やお湯を継ぎ足して暫く浸かる。けど、今日はその前にやってみたいことがあった。ジュンの方を見れば、びしょ濡れ姿のまま微笑んできた。
俺も頷いて身を乗り出す。元々バスタブがくっついていたから、距離を詰めるのも簡単だ。
「え。スイ?」
「ジュン?」
二人の戸惑うような声が聞こえてきたけどガン無視して、俺はジュンと唇を合わせた。口の中に溜めておいたおしっこを流し込むようにして舌を絡める。ジュンの方からもメルローザのおしっこが流れてきて口の中でミックスされる。甘い甘いブレンドおしっこ。
一番はもちろんミーシャルだけど、他のエルフの味も気になってたんだよな。というより、ジュンがいつも自慢してきやがるから、それなら飲み比べるかって話になったわけだ。
けど、それだけを呑むのは流石にってことで、こうして混ぜてみたんだが、いつもより濃厚で、くらくらするくらい美味しい……♡クセになる味だ♡
「はぁ……。そういうことをしちゃうんだね、スイ。メルローザ様の伴侶相手だから可愛らしい触れ合いだとは思うけど……」
「ええ。これは些か看過できませんね」
嫉妬丸出しの会話を交わす二人に気付かないまま、俺達は熱い味に溺れていった。
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