淫魔の呪いで女体化した僕がおもらしなんてするわけがない!

桜羽根ねね

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地下3階:催淫と治療のトッカータ

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◆グレイの装備『紙製の包帯→チャイナ服』
◆状態異常『なし』


「だから、そういう副作用なんだししょーがないでしょ」
「まるで見せつけるかのように漏らしていましたけど、そういう願望があるのでは?」
「恥ずかしいかもしんないけどさ~、別に漏らしたくらいで嘲ったりしないし」
「グレイを中心にすっかり薄い黄色に染まってましたね。あれだけの量を蓄えられるなんて流石です」
「ちょっとメイズ、油ばっか注いでくんのやめてよね? 混乱してんのは分かるけどさぁ」

 背後から聞こえてくるそんなやり取りを、グレイは聞くともなしに流していた。頬はずっと火照ったままで、寧ろ全身が火に炙られているかのように熱い。

 3階に続く階段の前で運良く装備をゲット出来た彼は、現在ノーパンノーブラのチャイナ服姿だ。胸の谷間が惜しげもなく晒され、乳首の形が浮き出ていて、短いスカートにはえげつない程深いスリットが入っているが、恥部が丸見えな包帯よりかはマシだ。
 びっしょりと濡れた靴も履き替えることが出来たが、ヒールが高めなため全力疾走は難しいだろう。ちなみに、着替えないと階段を塞ぐ障壁が消えなかったため、着ないという選択肢は無いに等しかった。

「(う゛うぅ……。あ、あんなにはっきりとお漏らしを見られるなんて……っ! まともにあいつらの顔が見れない……)」

 現時点で尿意はあまりないが、とにかく暑い。浮き出てくる汗を拭って、砂利が転がる道を進む。この階層は、これまでと違いいくつもの扉がそこかしこに設置されていた。多数ある扉の中のどれかに4階に通じる階段や、トイレがあるはずだが、なかには魔物まみれのトラップ部屋もあるだろう。

「(開ける時は……慎重に……)」

 そう頭では思っても、ふらついてしまった身体を支えきれなかった。慣れないヒールも相まって、すぐ近くにあった扉に凭れかかってしまう。
 物事とは何とも都合よく出来ているようで、そのはずみで内開きのそれがギイッと音を立てて開いてしまった。

 ブシュウウゥ!

「う……!? げほっ、ん、こほ……っ! これ、は、ガス……!?」

 扉にすがりつくような形でどうにか転びはしなかったが、中から噴出した謎のガスをまともに浴びてしまう。甘い、花のような香り。全身を巡る熱が、更に熱くなって──……、あらぬところが、疼き出す。

「うわ……っ、グレイちゃん! 何か変な煙浴びてなかった!?」

 少し離れた後ろから、コルクが慌てた様子で走り寄ってくる。メイズはといえば、何かに気付いたのかまたもや真顔になっていた。
 ふらふらと吸い寄せられるように部屋の中に入っていったグレイを追うと、中はこぢんまりとした休憩所になっていた。簡素なベッドが一つに、テーブルと椅子も一つずつ。
 ひとまず魔物とのエンカウントはなかったと安堵したのも束の間。ベッドに乗り上がったグレイが、おもむろに脚を開いてきたものだから、コルクはかちんと硬直してしまった。

 短いスカートから覗くのは、何も纏っていない秘部。着替えの際に綺麗に拭かれたはずのそこはてらてらと光っていて、グレイが自らの指を宛がうと、くちゅりといやらしい水音が鳴った。

「うあ……っ♡ きもち、い……♡」

 うっとりと零したグレイの瞳には、桃色のハートマークが浮かんでいる。コルクが見ているにも関わらず、大胆に開脚したままくちゅくちゅと蜜壷を弄り始めた。湧き水のようにとろとろ溢れてくる愛液から、淫靡な香りが漂ってくる。

「な……っ、何してんのグレイちゃん!?」
「……おそらく、先程の淫毒ガスのせいでしょう。今のグレイには『催淫』と『自慰中毒』の状態異常が出ていますね」
「はあぁ!? そんな罠知らないんだけど!」
「このダンジョンも広いですから。知らない罠の一つや二つ、あってもおかしくはありませんよ」

 にこりと微笑んだメイズは、まるで何かから吹っ切れたかのようだ。良く言えば爽やか、悪く言えば胡散臭い笑みをうっそりと浮かべたまま、喘ぐグレイへと近づいていく。

「ひぐっ♡ もっと、おく、ううぅ♡ あっ♡ こすこす、するの、いっちゃ、~~っ♡♡」
「ああ、もうクリトリスで潮吹き出来るんですね」
「くり……っ♡ ひゃうっ、さわるのっ……、やめられな……ぁんっ♡ きもちい♡ クリ、しこしこする、の……っ♡♡」

 片手で陰核を、もう片方で蜜壷を。潮をプシュッと噴きながら何度も達している内に、後ろにぽすりと倒れてしまった。
 背中がついたブリッジのような体勢で、スカートが捲れるのも構わず激しい自慰を続けるグレイ。高く掲げられることになったびしょびしょの秘部が、メイズにも、釣られて近寄ったコルクの視線にもばっちりと映る。

 艶めかしい媚肉がきゅうきゅうと指に絡みつく様に、自然と喉が鳴った。ぼたぼた溢れる潮は臀部の方まで垂れていて、まるでお漏らしをしたかのようだ。綺麗だったベッドは、あっと言う間に淫らにメイキングされてしまった。

「……やっば」

 プシャアッと飛んできた潮が頬に当たり、つうっと伝ってきたそれをぺろりと舐め取る。味はしないが、グレイの一部だと思うと興奮してしまう。

「ねぇ、メイズ。今のグレイなら俺達が挿れても文句言わないんじゃない?」
「ふむ……、そうしたい気持ちは山々ですが……、我慢しましょう、コルク。理性のないグレイと繋がっても満たされませんから」
「ん~。まあ、そーだよね。グレイの素の反応ないとつまんないし」
「では、『催淫』の方を治しましょうか。運よく商人から薬もぶん取れていた……いただいていたことですしね」
「あれって『催淫』に効くんだ? なんだっけ、『自慰中毒』の方は治んないの?」
「残念ながら。まあ、そちらに関しては、股間を触ると勝手に自慰を始めてしまうという状態異常なので、触らなければ無害ですよ」
「あははっ、おしっこ我慢しよーとして触ったらオナっちゃうんだ? 大変だねぇ、グレイちゃん♡」
「ひぐっ♡ ひっれる♡♡ あっ、んあ……っ♡ あああぁっ♡♡」

 二人の会話は、喘ぎ続けるグレイには聞こえていない。見せつけるかのように手淫を繰り返すと、程なくして、がくんと震えた身体から、勢いが衰えない潮が噴き出した。そのままべちょりとお尻をつけたグレイは、ぱかりとガニ股に開いたまま、尖った肉芽をくちゅくちゅしこしこと弄り続ける。

「んひっ♡ は、ぁ……っ♡」
「グレイ。お楽しみのところ悪いのですが、お薬の時間ですよ」
「あ。そーいや水とか持ってんの? 錠剤でも粉でも今のグレイちゃんに飲ませんの難しいんじゃない?」
「いえ、水は必要ありません」

 にこりと微笑んだメイズが取り出したのは、細長く白い、カプセルに似た薬。

「座薬ですので」

「……うっわ。俺には我慢しろとか言っといてさぁ……。……ま、それしかないんなら仕方ないか」
「ええ。れっきとした薬ですからね」

 悪い笑みを浮かべ合った二人は、治療という名目の行為を開始する。
 仰向けになっているグレイをころりと転がしてうつ伏せにし、頭の方に枕を差し入れた。上半身はそのままに、腰をぐいっと高く上げさせると、短いチャイナ服は完全に意味をなさなくなる。
 その間も、グレイの手は自らの秘部をいじめ続ける。ぐちゅぐちゅと水音が響くそこは、いつの間にか三本もの指をぐっぽりと咥え込んでいた。泡立った愛液がつうっと垂れて、シーツを更に濡らしていく。
「すっごいとろとろじゃん。お尻もひくひくしてる~」

 女性器の上、露わになった蕾は、弄られてこそいないものの、快感を待つかのようにひくついていた。

「男だった時に後ろを弄っていたのかもしれませんね」
「なにそれえっち。だったら、座薬も簡単に入るかもね」
「コルク、お尻を広げてもらえますか?」
「りょうか~い」

 びしょ濡れのベッドに膝をつけたコルクが、背中側からグレイの臀部をもにりと掴む。そのまま揉み込むようにぐっと広げれば、秘められた菊門がくぱりと虚空を覗かせた。

「あっ♡ おしりっ♡ もみもみ、きもちい……っ♡♡」

 たったそれだけのことでも、催淫が染み渡ったグレイにとっては、雷にうたれたかのような刺激を受けたようだ。柔らかなお尻が、コルクの手の中でびくびくと痙攣する。

「グレイちゃんのお尻、すべすべしててマシュマロみたいで美味しそ~♡」
「ふふ、食べてしまいたくなりますね」

 もちもちの触感を楽しむコルクに同意しつつ、手に持った座薬をグレイの後孔にぴたりとあてがう。そのまま、つぷ、と挿し込めば、予想していたより抵抗感なく埋め込まれていった。

「ひっ♡ あ♡ はいっ……てるぅ♡」
「っと」

 不意に。むずがるように腰が動いたせいで、メイズの指が離れてしまう。まだ浅いところにあった座薬は、ナカにそのまま飲み込まれることなく、白い顔を覗かせてブプッと飛び出してしまった。

「あーあ、産卵しちゃった」
「揉むのはいいですけど、しっかり押さえていてください、コルク」

 シーツに転がった座薬を拾い上げ、再び蕾の奥へと挿入する。今度は、指までずぷずぷと一緒に埋めていった。慣らしていないはずなのに、熱いそこはきゅうきゅうと指を締め付けてくる。

「ぃああっ♡ なかっ♡ とんとんされてる、ぅ♡」

 プシャッ、ビシャッ、と断続的に溢れる潮が、シーツに含み切れず水溜まりとなって蓄積されていく。座薬を押し込みつつ、中指を根元まで挿入したメイズが、ついでのように腸壁をぬぷぬぷと刺激したせいだ。本来なら前立腺があったであろう場所を指先で擦ると、一際激しく潮が噴き出た。

「らめっ♡ おしりとクリ……っ、いっしょなの、イぐっ♡♡ あ、ああ、も、漏れちゃ、うぅ♡♡」

 その後を追うように、ビシャアアア、と鉄砲水のように飛び出したのは、潮ではなく尿だった。ビチャビチャと潮溜まりに混じっていき、その色をじわりと変えていく。

「うわ、そっちからだとおもらししてるとこ丸見えじゃない?」
「たいへん可愛らしく漏らしていますよ。後ろも反応が良くて……僕の指が食い千切られてしまいそうです」
「え~、ずるい、俺も見たいのに」
「ひあっ♡♡」

 戯れに強くお尻を揉めば、短い放尿が終わった下肢がびくびくと小刻みに跳ねる。ぬぷ、とメイズが指を引き抜こうとすると、まだ奥を触ってと言わんばかりにきゅうっと収縮した。

「は、う♡ おしり、きもちい……♡」
「これは……、どうやらあの座薬で『お尻弱点』の状態異常が付加されたようですね」
「おし……、何それ」
「ここをほじられると脱力してしまうという、可愛らしいデバフですよ」
「んあっ♡」

 びくんと跳ねる尻肉が、その答えを示してくる。

 メイズの指を感じつつも、ちゅくちゅくと陰核や膣を弄り続けるグレイだが、座薬に即効性があるのか、あれだけ撒き散らしていた潮が一向に出て来なくなった。
 ゆっくり、じんわりと。瞳のハートマークが薄れていく。

「う、あ……♡ んぇ……?」

 グレイの反応が少しずつ落ち着いていることに、気付けない程鈍くはない。

「あ。もう催淫の効果消えかけてるね。メイズ、グレイちゃんが気づく前に指抜いたら?」
「ふふ、それが、締め付けられて指が抜けないんですよ」

 そう嘯きながらもずぷずぷと腸壁を刺激するメイズに、呆れたような溜息をつくコルク。無理矢理彼の手首を掴んで指を引き抜くと、くったりと弛緩したグレイを横にして抱き上げる。
 その際、陰核と膣を弄り続けていた手をどかしてやれば、自慰中毒の効果が一時的に切れた。

「俺だってすっごい我慢してんだから、メイズばっかいい思いすんの禁止~」

 そのまま、グレイを抱く手にぎゅっと力を込めた。
 剥き出しのお尻を伝って、尿と潮の混じった水滴がぽたぽたと落ちていく。程なくして、抱きしめた身体がわなわなと震え出した。

「あれ」

 見下ろせば、羞恥で真っ赤になったグレイがビショビショになったベッドを見つめていた。そのペリドットのような瞳には、混乱の色がぐるぐると渦巻いている。

「……う、う、そ……、何だ、これ……、この、ベッド……、僕が……?」

 どうやら催淫状態に起きたことは覚えていないらしく、コルクの腕の中で譫言のようにブツブツと呟いている。

 どこからどこまでを、どのように伝えようか。

 自分達に都合のいいように経緯を説明しようと即断した二人は、プルプル震えるグレイに向かって楽しそうに口を開いた。
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