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地下4階:狭所と電流のアラベスク
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◆グレイの装備『チャイナ服』
◆状態異常『自慰中毒・お尻弱点』
4階は、これまでの階層と打って変わった様相だった。
エリア一面、透明なぶよぶよとしたモノでみっちりと埋まっており、人一人が這って通れる程の横穴が空いて、縦横無尽に伸びていた。透明なため、次の階段のすぐ近くにトイレがあることは分かったものの、正しいルートを選ばないと遠回りになってしまうだろう。
「うわ。ぶよぶよして剣通んないや。メイズの魔法で焼き払ってよ」
「試してみたのですが、どうやら魔法の類は効かないようです。無駄打ちはしたくないので、素直に穴の中を這っていくしかなさそうですね」
「え~……。やだなぁ、めんどい。グレイちゃんもそう思うよねぇ?」
くるりと振り返った先では、表情を硬く曇らせたチャイナ服姿のグレイが、腰を突き出した前傾体勢でぷるぷると震えていた。ぎゅっと太腿を擦り合わせ、両手は身体の横でぐっと握りしめられている。
4階のスタート地点だというのに、既に尿意が半分以上きているグレイは、股間を押さえることも出来ずにもじもじと足踏みをしていた。触ったが最後、『自慰中毒』のせいでオナニーを始めてしまうことを知らされたからだ。
「めんど……う、でも、進むしか、ないだろ」
ふいっと顔を逸らして、噛み締めた唇から声を絞り出す。
ずっと脳内でリフレインし続けるのは、3階でのガストラップ。催淫中の行為こそ覚えていないが、あの惨状を見れば自分がどれだけイきまくったのか、ついでにおもらしもしてしまったことまで、一目瞭然すぎた。痴態を彼等に晒したのが恥ずかしく、記憶がなくてもまともに顔を見ることが出来ない。
その上、『自慰中毒』などというトンデモ状態異常にかかっているのだから、羞恥がどんどん上乗せされていく。
「メイズ、コルク。先に、行ってくれ」
「我慢出来そうにないなら、グレイが先に……。ああ、なるほど。穴の中で漏らしてしまっても、しんがりなら問題ありませんね」
「……いいから。早く行け……っ!」
からかうように告げてくるメイズに、言い返す時間すら惜しい。膀胱を刺激しないようにして強く促すと、ようやく二人続けて穴の中へと入っていった。ちなみに、這うのに邪魔な長剣はメイズの魔法でナイフサイズにされていた。
「(絶対に、漏らしたりなんかしない……っ)」
そんな彼等の後を追って、よたよたと穴に近寄ったグレイは、決意を新たにしてぶよぶよの縁に手を置いた。
*****
予想に反して、ぶよぶよ迷路は迷うことなく攻略出来た。解析魔法の賜物である。
最後は透明な立方体から一直線に道が続き、ゴールとなる開けた場所へと出ることが出来た。メイズに続いてコルクも到着し、狭い道で不自由だった肩をならす。
あとは、我慢しながらも地道に進み続けているグレイだけである。這っているせいでずりずりと捲れ上がったスカートから、形の良い尻が露出している。だが、我慢と進むことだけに集中しているグレイは、自分の状態に気付けていなかった。トンネルのような透明な一本道を下半身丸出しで進んでいく姿が、二人にじっくりと見下ろされていることも。
「お尻振って誘ってるみたいでかぁわい~♡」
「ふふ、ここまで粘るなんて、流石グレイです」
ねっとりと向けられる視線に気づかぬまま、我慢が限界に近付いているグレイは必死に身体を動かす。
「あと……っ、少し……」
そして、ようやく辿り着いた出口から、顔や腕、胸まで這い出した、その時。
ぎゅううううっ
「んっ!?」
突然、穴がぐぐっと収縮した。そのせいで、身体ががっちり捕らえられ、動きを封じられてしまう。出口の縁に手をついて力を込めても、びくとも動かない。
「え、何? 嵌まった?」
「お尻がつっかえている……わけではなさそうですね」
「っ、二人共……っ、引っ張って、くれ……! いきなり、穴が、縮まって……っ!」
やっと解放出来ると、安心してしまった膀胱がちゃぷんと波打つ。こんなところで捕まっている暇はないのだ。とにかく一刻も早く脱出するため、自由な手を彼等へと伸ばす。
だが、その手が掴まれることはなかった。
「い゛っ♡ う゛あ゛ああぁっ!?」
まるで雷に打たれたかのごとく、びくびくと跳ねる肢体。喉から迸るのは、嬌声というより叫び声に近かった。伸ばした手を引っ込め、必死に口元を押さえるグレイの瞳からは、ポロポロと雫が零れ落ちる。流石にぎょっとした二人は、そんな彼の身体を見渡して──、全てを理解した。
剥き出しになっているグレイの下肢に張り付いた透明な『それら』が、バチバチと蠢いていたのだ。
見た目はウミウシのようだが、その身にはバチリとした電気を纏っている。そんな物体が、よりにもよって幾度も達して敏感になっている女性器に群がれば、何が起きるかは明白だった。あまりにも強すぎる刺激に、グレイの身体も思考もスパーク状態だ。
「……メイズ、これって……」
「見たところ、魔物の一種……電流寄生虫のようです。水気がある所を好み、寄生して微弱な電流で相手を弱らせていく……。どうやら、このぶよぶよは寄生虫の卵と巣を兼ねていて、こうして内壁から現れてグレイを捕食しようとしている……といったところでしょうか。……虫の分際で、不快極まりないことを」
冷静に分析する傍らで、沸々と湧いてくる嫉妬と怒りの感情。グレイが淫らに乱れる姿には唆るものがあるが、それはそれだ。
「なんかやばそうだし、早くグレイちゃん引き抜こ」
「ええ、そうしましょう」
一周回って真顔になった二人は、先程掴み損なった彼の腕を取る。塞いでいた手が外れたそこからは、とめどない嬌声が溢れ出した。
「あ゛ぇっ♡ お゛っ♡ び、びりびりっ、するう゛……っ♡♡ はや、ぐ、ひっぱっ……ひぎっ♡ う、うあ゛……っ♡ だ、め、やら゛、そごっ、お゛しっこの、あ゛な……ぁ♡♡」
どうやら、寄生虫が尿道に潜り込もうとしているらしい。我慢して溜め込んでいる膀胱に、少しでも電流を流されたら。細い糸一本で保っている均衡が、全て水の泡になってしまうだろう。
「っ……、今、出してあげるから」
せーの、と力を込めて、震える彼の腕を引く。逃がさないとばかりに吸い付いてくる縁に負けじと、ぐいぐい引っ張った。
「いだっ♡ あ゛♡ 痛いのに……っ、へん、きもちい゛……♡♡」
ビリッと陰核に与えられる刺激が、身体を引っ張られることによって生じる痛みが、何故だか、気持ち良く感じる。痛いよりマシとはいえ、危険な兆候だと頭の片隅で警鐘が鳴った。
「もう、少し……!」
にゅぽんっ、と。
永遠に思われた根比べが、不意に終わりを告げる。グレイが穿いていたスカートは、ぶよぶよの中に取り残されてしまったが、どうにか脱出することに成功したのだ。腕を握られたまま、がくがく震える足で地面に立ったグレイは、そのままぺたりとへたり込んでしまう。図らずもM字開脚のようになってしまったものの、今はそのことを気にする余裕はない。
「ふーっ♡ は、ぁ……♡」
荒れ狂うような電流責めから解放されたのだと。涙で濡れた顔がじわじわと安堵の色に染まっていく、そんな時。
ピチッ、と。
何かが下で、跳ねたような気がした。
バチバチバチィッ!!
「ぃ、あ゛あ゛あああああぁっ♡♡♡」
「グレイちゃん!?」
「グレイ!」
尿道に挿入り込んでいた小さな個体が、グレイの膀胱に向かって電流を放つ。痛みは快感へと変換され、胎のナカがずぐりと甘く疼いた。
「く、ぅ……っ♡♡」
そして、そうなることが必然だったかのように、薄黄色の小水がブシャアアッと放物線を描き出した。激しい水流に押し出された寄生虫は、形成されていく水溜まりの中でぴちぴちと跳ねている。
「はう♡ あ、なん、で……っ♡♡ きもち、い……っ♡ おしっ、こ、感じちゃ……あうっ♡ おもらし、きもちいぃ、よぉ……♡♡」
ジョボジョボと放尿するグレイの表情は、うっとりと蕩けていた。涙で潤んだ瞳がとろんと揺れ、艶めいた唇からはあえかな吐息が零れる。甘イキを繰り返しているのか、身体がびくびく痙攣する度に、きらりとした小水もプシャプシャと飛距離を変えた。
「……」
「……っ」
「あ……♡ まだ、でるぅ……♡」
互いに無言のまま、前を窮屈にしながらジッと見下ろしてくる二人の視線の先。
下半身を堂々と晒したグレイは、ふわふわ幸せな気持ちに浸りながら、我慢していた尿を全て出し切ったのであった。
*****
「──……っ、ド、『ドM』に、『ゆるゆる』、『尿道性感』……!?」
「はい。グレイに付加された新しい状態異常ですね。『ドM』は痛みが快楽になり、『ゆるゆる』はおしっこの長い我慢が出来なくなり、『尿道性感』は放尿する度に射精と同じくらいの快感を齎す……。そういった内容です」
「いっ、異常すぎるだろ、そんなモノ……っ!」
「まあ、状態異常ですから」
「大丈夫だって。最下層まで行って女体化治ったら、ついてる状態異常も消えると思うからさぁ」
わなわなと震えるグレイの姿は、シックなメイド服へと変わっていた。背中が大きく開いていて、案の定スカートは短い。ただ、今回は女性用の下着があったため、布面積は少ないものの一応身につけている。寧ろ、全て身に付けないと障壁が消えない仕様なのだから、そうするしかないのだが。
「(……こんな、……こんなえっちな身体になるなんて……っ! うぅ、最悪だ……っ)」
今出来ることは、ただ一つ。地下へと続く階段を下りることだけだ。
◆状態異常『自慰中毒・お尻弱点』
4階は、これまでの階層と打って変わった様相だった。
エリア一面、透明なぶよぶよとしたモノでみっちりと埋まっており、人一人が這って通れる程の横穴が空いて、縦横無尽に伸びていた。透明なため、次の階段のすぐ近くにトイレがあることは分かったものの、正しいルートを選ばないと遠回りになってしまうだろう。
「うわ。ぶよぶよして剣通んないや。メイズの魔法で焼き払ってよ」
「試してみたのですが、どうやら魔法の類は効かないようです。無駄打ちはしたくないので、素直に穴の中を這っていくしかなさそうですね」
「え~……。やだなぁ、めんどい。グレイちゃんもそう思うよねぇ?」
くるりと振り返った先では、表情を硬く曇らせたチャイナ服姿のグレイが、腰を突き出した前傾体勢でぷるぷると震えていた。ぎゅっと太腿を擦り合わせ、両手は身体の横でぐっと握りしめられている。
4階のスタート地点だというのに、既に尿意が半分以上きているグレイは、股間を押さえることも出来ずにもじもじと足踏みをしていた。触ったが最後、『自慰中毒』のせいでオナニーを始めてしまうことを知らされたからだ。
「めんど……う、でも、進むしか、ないだろ」
ふいっと顔を逸らして、噛み締めた唇から声を絞り出す。
ずっと脳内でリフレインし続けるのは、3階でのガストラップ。催淫中の行為こそ覚えていないが、あの惨状を見れば自分がどれだけイきまくったのか、ついでにおもらしもしてしまったことまで、一目瞭然すぎた。痴態を彼等に晒したのが恥ずかしく、記憶がなくてもまともに顔を見ることが出来ない。
その上、『自慰中毒』などというトンデモ状態異常にかかっているのだから、羞恥がどんどん上乗せされていく。
「メイズ、コルク。先に、行ってくれ」
「我慢出来そうにないなら、グレイが先に……。ああ、なるほど。穴の中で漏らしてしまっても、しんがりなら問題ありませんね」
「……いいから。早く行け……っ!」
からかうように告げてくるメイズに、言い返す時間すら惜しい。膀胱を刺激しないようにして強く促すと、ようやく二人続けて穴の中へと入っていった。ちなみに、這うのに邪魔な長剣はメイズの魔法でナイフサイズにされていた。
「(絶対に、漏らしたりなんかしない……っ)」
そんな彼等の後を追って、よたよたと穴に近寄ったグレイは、決意を新たにしてぶよぶよの縁に手を置いた。
*****
予想に反して、ぶよぶよ迷路は迷うことなく攻略出来た。解析魔法の賜物である。
最後は透明な立方体から一直線に道が続き、ゴールとなる開けた場所へと出ることが出来た。メイズに続いてコルクも到着し、狭い道で不自由だった肩をならす。
あとは、我慢しながらも地道に進み続けているグレイだけである。這っているせいでずりずりと捲れ上がったスカートから、形の良い尻が露出している。だが、我慢と進むことだけに集中しているグレイは、自分の状態に気付けていなかった。トンネルのような透明な一本道を下半身丸出しで進んでいく姿が、二人にじっくりと見下ろされていることも。
「お尻振って誘ってるみたいでかぁわい~♡」
「ふふ、ここまで粘るなんて、流石グレイです」
ねっとりと向けられる視線に気づかぬまま、我慢が限界に近付いているグレイは必死に身体を動かす。
「あと……っ、少し……」
そして、ようやく辿り着いた出口から、顔や腕、胸まで這い出した、その時。
ぎゅううううっ
「んっ!?」
突然、穴がぐぐっと収縮した。そのせいで、身体ががっちり捕らえられ、動きを封じられてしまう。出口の縁に手をついて力を込めても、びくとも動かない。
「え、何? 嵌まった?」
「お尻がつっかえている……わけではなさそうですね」
「っ、二人共……っ、引っ張って、くれ……! いきなり、穴が、縮まって……っ!」
やっと解放出来ると、安心してしまった膀胱がちゃぷんと波打つ。こんなところで捕まっている暇はないのだ。とにかく一刻も早く脱出するため、自由な手を彼等へと伸ばす。
だが、その手が掴まれることはなかった。
「い゛っ♡ う゛あ゛ああぁっ!?」
まるで雷に打たれたかのごとく、びくびくと跳ねる肢体。喉から迸るのは、嬌声というより叫び声に近かった。伸ばした手を引っ込め、必死に口元を押さえるグレイの瞳からは、ポロポロと雫が零れ落ちる。流石にぎょっとした二人は、そんな彼の身体を見渡して──、全てを理解した。
剥き出しになっているグレイの下肢に張り付いた透明な『それら』が、バチバチと蠢いていたのだ。
見た目はウミウシのようだが、その身にはバチリとした電気を纏っている。そんな物体が、よりにもよって幾度も達して敏感になっている女性器に群がれば、何が起きるかは明白だった。あまりにも強すぎる刺激に、グレイの身体も思考もスパーク状態だ。
「……メイズ、これって……」
「見たところ、魔物の一種……電流寄生虫のようです。水気がある所を好み、寄生して微弱な電流で相手を弱らせていく……。どうやら、このぶよぶよは寄生虫の卵と巣を兼ねていて、こうして内壁から現れてグレイを捕食しようとしている……といったところでしょうか。……虫の分際で、不快極まりないことを」
冷静に分析する傍らで、沸々と湧いてくる嫉妬と怒りの感情。グレイが淫らに乱れる姿には唆るものがあるが、それはそれだ。
「なんかやばそうだし、早くグレイちゃん引き抜こ」
「ええ、そうしましょう」
一周回って真顔になった二人は、先程掴み損なった彼の腕を取る。塞いでいた手が外れたそこからは、とめどない嬌声が溢れ出した。
「あ゛ぇっ♡ お゛っ♡ び、びりびりっ、するう゛……っ♡♡ はや、ぐ、ひっぱっ……ひぎっ♡ う、うあ゛……っ♡ だ、め、やら゛、そごっ、お゛しっこの、あ゛な……ぁ♡♡」
どうやら、寄生虫が尿道に潜り込もうとしているらしい。我慢して溜め込んでいる膀胱に、少しでも電流を流されたら。細い糸一本で保っている均衡が、全て水の泡になってしまうだろう。
「っ……、今、出してあげるから」
せーの、と力を込めて、震える彼の腕を引く。逃がさないとばかりに吸い付いてくる縁に負けじと、ぐいぐい引っ張った。
「いだっ♡ あ゛♡ 痛いのに……っ、へん、きもちい゛……♡♡」
ビリッと陰核に与えられる刺激が、身体を引っ張られることによって生じる痛みが、何故だか、気持ち良く感じる。痛いよりマシとはいえ、危険な兆候だと頭の片隅で警鐘が鳴った。
「もう、少し……!」
にゅぽんっ、と。
永遠に思われた根比べが、不意に終わりを告げる。グレイが穿いていたスカートは、ぶよぶよの中に取り残されてしまったが、どうにか脱出することに成功したのだ。腕を握られたまま、がくがく震える足で地面に立ったグレイは、そのままぺたりとへたり込んでしまう。図らずもM字開脚のようになってしまったものの、今はそのことを気にする余裕はない。
「ふーっ♡ は、ぁ……♡」
荒れ狂うような電流責めから解放されたのだと。涙で濡れた顔がじわじわと安堵の色に染まっていく、そんな時。
ピチッ、と。
何かが下で、跳ねたような気がした。
バチバチバチィッ!!
「ぃ、あ゛あ゛あああああぁっ♡♡♡」
「グレイちゃん!?」
「グレイ!」
尿道に挿入り込んでいた小さな個体が、グレイの膀胱に向かって電流を放つ。痛みは快感へと変換され、胎のナカがずぐりと甘く疼いた。
「く、ぅ……っ♡♡」
そして、そうなることが必然だったかのように、薄黄色の小水がブシャアアッと放物線を描き出した。激しい水流に押し出された寄生虫は、形成されていく水溜まりの中でぴちぴちと跳ねている。
「はう♡ あ、なん、で……っ♡♡ きもち、い……っ♡ おしっ、こ、感じちゃ……あうっ♡ おもらし、きもちいぃ、よぉ……♡♡」
ジョボジョボと放尿するグレイの表情は、うっとりと蕩けていた。涙で潤んだ瞳がとろんと揺れ、艶めいた唇からはあえかな吐息が零れる。甘イキを繰り返しているのか、身体がびくびく痙攣する度に、きらりとした小水もプシャプシャと飛距離を変えた。
「……」
「……っ」
「あ……♡ まだ、でるぅ……♡」
互いに無言のまま、前を窮屈にしながらジッと見下ろしてくる二人の視線の先。
下半身を堂々と晒したグレイは、ふわふわ幸せな気持ちに浸りながら、我慢していた尿を全て出し切ったのであった。
*****
「──……っ、ド、『ドM』に、『ゆるゆる』、『尿道性感』……!?」
「はい。グレイに付加された新しい状態異常ですね。『ドM』は痛みが快楽になり、『ゆるゆる』はおしっこの長い我慢が出来なくなり、『尿道性感』は放尿する度に射精と同じくらいの快感を齎す……。そういった内容です」
「いっ、異常すぎるだろ、そんなモノ……っ!」
「まあ、状態異常ですから」
「大丈夫だって。最下層まで行って女体化治ったら、ついてる状態異常も消えると思うからさぁ」
わなわなと震えるグレイの姿は、シックなメイド服へと変わっていた。背中が大きく開いていて、案の定スカートは短い。ただ、今回は女性用の下着があったため、布面積は少ないものの一応身につけている。寧ろ、全て身に付けないと障壁が消えない仕様なのだから、そうするしかないのだが。
「(……こんな、……こんなえっちな身体になるなんて……っ! うぅ、最悪だ……っ)」
今出来ることは、ただ一つ。地下へと続く階段を下りることだけだ。
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