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閑古鳥武器屋番外中
とある使い魔の日記
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○月●日
主の命により、小動物を見守り始めてから3ヶ月。
僕と彼の関係は良好。僕が人でないことには全く気づいてない様子。
今日も特に明記する事柄はなし。至って平和な1日だった。
○月◇日
天使と出会った。
間違えた、少し訂正。
大きくて可愛い天使に出会った。
町のはずれで行き倒れている所を発見。涙目で食料を欲する彼にハートキャッチされた。
なけなしの魔力総動員での姫抱っこ(すごく照れてた可愛すぎた)で家に連れて帰り、ご飯を与える。
リスみたいに頬をぱんぱんにして食べまくる天使。やばいくらいに可愛い。
なんでも彼は騎士見習いらしく、剣が買いたいとのこと。
疲れてるだろうから今日はゆっくり休ませて、明日小動物の店に連れて行くことにしよう。
追伸:寝顔も可愛かった。
○月△日
お金が足りなかったのをいいことに、僕の家にアルバイトと称して住まわせることにした。
ちなみに寝るスペースは一つしかない。
昨日は天使をベッドで寝かせて僕が床で寝たから、今後もそれでいこうと思ってたら天使が反対してきた。
家主を床に寝かせられるか、客人を床に寝かせられますか、という問答の末、何故か一緒のベッドで寝ることになった。
拷問だ。
目が冴えてしまう僕とは裏腹に、さっさとすぴすぴ寝入ってしまった天使。
いらっとムラッときたので唇を奪っておいた。
ごちそうさまでした。
○月■日
危ない。
小動物のことを書く日記なのに本来の目的を忘れていた。
だからといって今日も特に表立ったことはない。
強いて記すとするなら、犬が苦手だったらしい天使が、出かけた先で野良犬にビビって僕に抱きついてきたのが役得だったってことぐらいだ。
△月○日
少し日が空いてしまった。
小動物と偽勇者の間に一悶着が起きて、それを主である魔王様が助けた。
僕達が止めないと殺す勢いだった。
小動物は天使が予約している剣を守ろうとして、次は道具屋に行くと言った偽勇者共に食ってかかったらしい。
何この子ほんと良い子。早く主と幸せになれ。
天使は俺のせいですまない、と謝っていた。小動物と天使のコンビは癒される。
しょんぼりする天使を僕と小動物とで慰めた後、帰宅。
寝る時は、その影響か僕を抱きしめて寝入っていた。
据え膳だ。
むらっときたので見えない所にキスマークをたくさん付けておいた。
△月◆日
クザリが惚気に来た。リア充末永く爆発しろ。
今日も天使は天使だった。
△月▼日
また少し日が空いた。
この度めでたく主と小動物が付き合うことになった。本当によかった。これで僕の役目も終わりだ。これからは天使に猛アタックしていこう。
気づいてもらえるかは分からないけど、僕が人間じゃないと知ったら距離を取られるかもだけど。
僕の溢れる想いだけは伝えたい。
大好きです、アーク君
ぱたん、と小さな音。
静まり返った道具屋で、一人の青年が顔を真っ赤に染め上げて震えていた。
「う、そだろ…………」
雇い主の正体のことではなく、自分のことを好いているという一文にどきりとしてしまった心情に向かって、そう呟く。
影から見守り続けていた使い魔に、春の光が訪れるのは、そう遠くない話だ。
【変態使い魔と純情騎士見習い】
(どうしたんです、アーク君。寝れないんですか?)
(あ、ああ……、ちょっと…………眠くないっつーか……)
(珍しいですね。いつもはすぐ夢の世界に旅立ってしまうのに)
(………………メリダール)
(はい?)
(……いや、やっぱ何でもねぇ)
(はぁ、そうですか。……とにかく明日は毒消し造りを手伝ってもらうので早く寝てくださいね)
(…………おう。……寝込みを襲うのは、勘弁な)
(分かってま、す……よ…………?…………………………………………え?)
主の命により、小動物を見守り始めてから3ヶ月。
僕と彼の関係は良好。僕が人でないことには全く気づいてない様子。
今日も特に明記する事柄はなし。至って平和な1日だった。
○月◇日
天使と出会った。
間違えた、少し訂正。
大きくて可愛い天使に出会った。
町のはずれで行き倒れている所を発見。涙目で食料を欲する彼にハートキャッチされた。
なけなしの魔力総動員での姫抱っこ(すごく照れてた可愛すぎた)で家に連れて帰り、ご飯を与える。
リスみたいに頬をぱんぱんにして食べまくる天使。やばいくらいに可愛い。
なんでも彼は騎士見習いらしく、剣が買いたいとのこと。
疲れてるだろうから今日はゆっくり休ませて、明日小動物の店に連れて行くことにしよう。
追伸:寝顔も可愛かった。
○月△日
お金が足りなかったのをいいことに、僕の家にアルバイトと称して住まわせることにした。
ちなみに寝るスペースは一つしかない。
昨日は天使をベッドで寝かせて僕が床で寝たから、今後もそれでいこうと思ってたら天使が反対してきた。
家主を床に寝かせられるか、客人を床に寝かせられますか、という問答の末、何故か一緒のベッドで寝ることになった。
拷問だ。
目が冴えてしまう僕とは裏腹に、さっさとすぴすぴ寝入ってしまった天使。
いらっとムラッときたので唇を奪っておいた。
ごちそうさまでした。
○月■日
危ない。
小動物のことを書く日記なのに本来の目的を忘れていた。
だからといって今日も特に表立ったことはない。
強いて記すとするなら、犬が苦手だったらしい天使が、出かけた先で野良犬にビビって僕に抱きついてきたのが役得だったってことぐらいだ。
△月○日
少し日が空いてしまった。
小動物と偽勇者の間に一悶着が起きて、それを主である魔王様が助けた。
僕達が止めないと殺す勢いだった。
小動物は天使が予約している剣を守ろうとして、次は道具屋に行くと言った偽勇者共に食ってかかったらしい。
何この子ほんと良い子。早く主と幸せになれ。
天使は俺のせいですまない、と謝っていた。小動物と天使のコンビは癒される。
しょんぼりする天使を僕と小動物とで慰めた後、帰宅。
寝る時は、その影響か僕を抱きしめて寝入っていた。
据え膳だ。
むらっときたので見えない所にキスマークをたくさん付けておいた。
△月◆日
クザリが惚気に来た。リア充末永く爆発しろ。
今日も天使は天使だった。
△月▼日
また少し日が空いた。
この度めでたく主と小動物が付き合うことになった。本当によかった。これで僕の役目も終わりだ。これからは天使に猛アタックしていこう。
気づいてもらえるかは分からないけど、僕が人間じゃないと知ったら距離を取られるかもだけど。
僕の溢れる想いだけは伝えたい。
大好きです、アーク君
ぱたん、と小さな音。
静まり返った道具屋で、一人の青年が顔を真っ赤に染め上げて震えていた。
「う、そだろ…………」
雇い主の正体のことではなく、自分のことを好いているという一文にどきりとしてしまった心情に向かって、そう呟く。
影から見守り続けていた使い魔に、春の光が訪れるのは、そう遠くない話だ。
【変態使い魔と純情騎士見習い】
(どうしたんです、アーク君。寝れないんですか?)
(あ、ああ……、ちょっと…………眠くないっつーか……)
(珍しいですね。いつもはすぐ夢の世界に旅立ってしまうのに)
(………………メリダール)
(はい?)
(……いや、やっぱ何でもねぇ)
(はぁ、そうですか。……とにかく明日は毒消し造りを手伝ってもらうので早く寝てくださいね)
(…………おう。……寝込みを襲うのは、勘弁な)
(分かってま、す……よ…………?…………………………………………え?)
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