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最強不良主人公になるはずだった俺、カミサマの手違いでおちんぽ奴隷にされる
後編
しおりを挟む「……ふーん。何でもするってことは、今ここで犬の真似しろって言っても聞いてくれんのか?」
「い、犬……っ!?」
「ああ、やっぱ口だけか。じゃあな」
「ぐ……っ、で、出来る……!……わ、……わんっ」
「っは、ヘタクソ」
こいつ……!こっちが下手に出るしかないから良い気になりやがって……!
「ほら、お手」
「ッ……、……わん」
「おかわり」
「わん」
今すぐにでも殴りたい気持ちを抑え、屈辱に耐えながら手を乗せていく。にやにやと小馬鹿にするように笑ってくるのがムカついて堪らない。……くそ、我慢だ、我慢。
「そういやトイレ行きたかったんだよな。足上げて犬みたいに漏らしてみろよ」
「はあぁっっ!?」
「それか、ちんちんポーズで漏らすのもいいけど。早くやんねぇと飽きて帰っちまうかもなぁ」
「う゛……、く」
クソ野郎……!!何がモブだ!とんだ変態野郎じゃねぇか……!!!
そう叫びたい気持ちは山々だが、今の俺に選択肢なんてものはない。唇を噛んで耐えながら、座ったまま足を開いた。握った両拳を振り被りたい衝動を抑えて、口元に持っていく。……これがもう、今の俺に出来る限界だ。
「ヘッタクソなちんちんだな?……まあ、身体にガタ来てるみたいだし許してやるよ」
「……」
「あーあ、耳まで真っ赤になってんの。ほら、オレも暇じゃないんだから早く済ませろよ」
「……っう」
覚悟を決めて、我慢していた尿意を解放する。くたりと萎えたちんこからショロショロと漏れ出したそれは、白いタイルをみるみるうちに黄色く染めていった。
パチャパチャと反響する水音も、小便特有のニオイも、何もかもが恥ずかしい。そんなキャラじゃねぇのに、目の前がじわりと潤んでいく。
「(嘘だろ……。無理矢理掘られた時すら、泣かなかったのに……っ)」
俺を無言で見下ろしているこいつに、きっと馬鹿にされる。精液を浴びせられた状態な上、無様な姿で放尿して泣いている俺はさぞ滑稽だろう。
自棄になりつつ睨むように見上げた俺は、『それ』を見て思わず息を呑んだ。
「な…………んで、勃起してんだ……?」
「知らねぇよ。何でだろうな」
「キ、キモいって言ってたじゃねぇか……!」
「そのはずだったんだけどなぁ。……お前の泣き顔、結構クるわ」
「は……?」
「前言撤回。お前、今日からオレの奴隷にするから」
「ふ……っ、ふざけんな……!俺は、お前が何もしないと思って……!」
「だったらここから一人で出て行くか?別にオレはそれでもいーけど、確か出て早々クスリ嗅がされて一週間監禁レイプされんじゃなかったっけ。クソビッチなら楽しめるんじゃないか?」
「……ッ!!」
チョロ……、と、小便はようやく終わったものの、俺は動くことすら出来ない。「どうする?」と悪戯を仕掛けてくるような笑みを浮かべながら、シャワーを向けてきたそいつに、どう返せばいいのか分からなくなる。
粗相の恥ずかしい跡が流されていくのを他人事のように感じつつ、羞恥と混乱でどうにかなってしまった脳内は、
「……分かっ、た。お前の……、奴隷に、なる。……っ、けど、オナホには絶対なんねぇからな……!!」
モブらしくない自称『モブ』の奴隷になる道を、選んでしまっていた。
*****
「──ん……♡ちゅ♡……っふ♡……な、なぁ、もう、いいだろ……?」
「何が?」
「お……っ、ぉまんこ、ずっと疼いて仕方ないんだよ……っ♡昨日から、キスと愛撫ばっかで一度もハメられてねぇし……♡」
「そうだなぁ……、キスイキ出来たらハメてやるよ。乳首イキも出来たんだから、簡単だろ?」
「んあっ♡……ふ、あ♡う、うぅ……♡♡意地悪、すんな……っっ♡♡」
──ラブホを後にして、抱き抱えられて家に連れて行かれてから早数週間。
俺は、完全に堕ちてしまっていた。
いや、これは全部こいつが悪い。あんだけ突き放すようなことを言っておきながら、『奴隷』の俺を死ぬ程甘やかして、蕩けさせて、思考がふにゃふにゃになるまで抱いてきやがったから……っ♡
酷い気分屋の癖に、俺のことを手酷く扱ってこないし、もちろんオナホ扱いもしてこない。最初に二人がかりで掘られた記憶なんて、もうどこか遠くに行ってしまった。
こいつが言うに、昔買っていた犬と俺が似ている……らしいが、多分こじつけだ。俺だって馬鹿じゃねぇから、向けられる熱視線の意味ぐらい分かる。
「……素直じゃ、ねぇよな、お前……」
「へぇ……、『奴隷』の分際で、そんなこと言うんだ?」
「あ、っ♡♡んぢゅっ♡んむ、うぅっ♡♡」
離れたと思ったら、また始まった深いキス。こんなの、『喧嘩道』だったら無縁だっただろうな。
内側から全部侵食されていくような、じんわりした刺激が気持ちいい。口寂しい時にキスをねだるようになってしまったのも、こいつのせいだ。
こいつ……『モブ』には名前がなかったから、一応主人公である俺がつけた。安直だけど、まあ……こいつも気に入ってくれてるみたいだからいいだろ。
「んは、ぁ……♡とら、ぁ……っ♡これ、ほし、い……っっ♡ち、……ちん、ぽ♡♡おちんぽ、埋めてくれ……♡♡♡」
「……はー……、無意識ビッチになってないか?オレは絶倫だから無理させたくねぇんだけどな」
「そんくらい……っ♡最強の俺が受け止めてやるっ……♡♡とら、虎ぁ……、はやく、欲しい……っっ♡♡♡ら、らぶ、はめ……してくれ……、虎♡♡♡」
「あ゛ー……、ったく、こっちがどんだけ抑えてやってると思ってんだ、よ……っ!!」
「ひぐっっ♡♡♡あ♡お゛っ♡♡ふか、いいぃっっ♡♡♡」
ドチュンッ♡♡
解していたまんこを勢いよく貫いてきたちんこは、熱くて硬くて、俺を一気に満たしてくれる。
絶倫な虎のことだから、抜かずの三発もあるかもしれない。それはそれで嬉しいと思ってしまう俺は、きっともう駄目になってるんだろう。
でも、構わない。寧ろそれでいい。
虎と一緒に居られることが、幸せだと思うようになっちまったんだから。
これも一つのハッピーエンドだろ?
【最強不良主人公になるはずだった俺、カミサマの手違いでおちんぽ奴隷にされる】
(ランダムチュートリアル後のシークレットモブルートは、唯一のいちゃらぶエンドです。主人公に一目惚れしたものの素直になれず冷たい態度を取ってしまうモブですが、連れ帰った後は砂糖を吐くほど溺愛します)
【おまけ】
『喧嘩道』の世界に行ってしまった『オナホちゃん』の主人公、兎々野ミヤビくんサイド
「ボクはさ~、楽しくえっちが出来ればそれでいいの。喧嘩なんて野蛮なの嫌いだし、SMはソフトなのが好きなんだよね。たださぁ、折角開発した身体が何故か感度悪くなってるし、変に力が強くなってるしで違和感やばいしびっくりだよね~。まあ、おかげで、ボクに殴りかかってきた君をこうして拘束出来たわけだけど、ね?」
「ん゛ー!!んん、ん~~っっ!!」
「それにしても、綺麗な筋肉♡亀甲縛りが映えるし、おちんちんもすっごく大きい♡ボクのおまんこで食べちゃいたいけど、縦割れアナルがすっかり元に戻っちゃったからさ。代わりに君のココをおまんこにしてあげるね♡」
「んん゛っ!?んんんっっ!!!」
「あはっ♡そんなに涎を垂らして喜んでくれるなんて嬉しいよ♡君……えーと、紅狼くんだったよね。安心して、ちゃーんと気持ちよくメスイキさせてあげるから♡」
「んん!!んっ、っん゛~~ッッ♡♡♡」
(攻める側になったバリネコくんと、受けになってしまった敵勢力のトップなバリタチくん)
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