いちゃらぶ話あつめました

桜羽根ねね

文字の大きさ
50 / 51
いちゃらぶざまエロ推進委員会

中編

しおりを挟む

*****


 明るい部屋の中で、オレだけが裸にされて、さっきからずっと恥ずかしくて堪らない。

 しかも、脱いだパンツは三葉に奪われてしまった。なんでポケットに入れるんだよ。それはオレのパンツだぞ……!

「芹、もじもじしてる?芹が裸になってエロいことを見せるのは当たり前のことだから、恥ずかしがらずに剥き出しにしてろよ」
「……っ、そ、そう、だな」
「ほら。芹の好きならぶざま、いっぱい見せて」

 それは見るのが好きなのであって、自分なんかがやっても寒くて痛いギャグになるから……!
 そう叫びたくても、三葉に本当のことを言えないオレはズルズルと催眠にかかるしかない。

 亀頭が少しだけ見えてる包茎ちんこを隠すことも出来ず、そのまま膝を折ってしゃがみこむ。エロ蹲踞、と呼ばれる体勢になろうとしたところで、体幹がそんなによくないオレはバランスを崩してしまった。

「うわ……っ!」

 ベッドの上だから、お尻から転んでもそこまで痛くなかった。ただ、その拍子に脚をはしたなく開けたまま、股間を三葉に見せつけるような体勢になってしまった。これは恥ずかしすぎる……!ああでも、エロいことをするのは当たり前だから……っ。

「いたた……。み、三葉、お尻腫れてないか見てくれるか?」

 身体を捻って四つん這いになった後、咄嗟にそんな言葉を言っていた。腫れてるなんて有り得ないのに。

「……お尻振って可愛い、芹」
「え……っ」

 言われて気づく。どうやら無意識の内にお尻を揺らしていたらしい。は、恥ずかしい……っ!

「大丈夫、全然腫れてないし……、寧ろ揉みたくなる」
「うあっ」

 尻たぶを両手で掴んできた三葉が、ぐいっと左右に割り開いてくる。いや、待って!?そんなことされたら、尻の穴が……っ!

「……はは。芹のここ、ひくついてる」
「ひっ♡」

 ふっ、と息を吹きかけられて、思わず腰が跳ねてしまった。じ、自分でも直接見たことがないところを、三葉にまじまじと見られてる……っ♡あ、うそ、くぱくぱするなっ♡

「芹のアナルは、俺専用のおまんこだから」
「ぉ♡おま……♡」
「そ、おまんこ。下品な言葉使うの好きだろ?」
「それは……」

 見るのはいいけど、自分で言うのは……。

「ほら、言わないとこのまま舐めるけど……、どうする?」
「舐め……っ!?……~~っ!……ぉ、おまんこ、舐めたらだめ……!」
「なんだ、残念」
「んっ♡」

 伸ばされていた尻たぶがぺちんと戻された刺激で、オレは打開策を思いついた。どうして最初からこうしなかったんだろう。そう、催眠(偽)が解けたことにすればいいんだ。大丈夫、演技力に自信はないけど、これまで読んできたバイブル達が力をくれるはず!

「……っ、う、わああぁっっ!!?な、なななんで裸……っ!?み、三葉、どういうことこれ!!?」

 少し棒読みっぽくなったけど多分及第点!ちょっと反応してしまってるちんこを隠しながら三葉と距離を取れば、…………あれ?

 どうして、三葉に押し倒されてるんだ?

「み、三葉さん……?」
「『正気』に戻ったんだ、芹」
「あ……」
「遊びはおしまい?……でも、煽ってもらった分はきっちり返してもらうから」

 バレてる。バレてた。

 催眠だって嘘をついてたこと。

 やっぱり素直に謝るべきだったんだと、ごめんなさいの『ご』を発しようとしたところで、その手段を奪われた。

 三葉の、唇で。

「んッ!?んううぅ、っ!?」
「……かぁわい」

 オレがした子供のようなキスとは全然違う、呼吸ごと奪われそうな深いキス。どうしよう、やばい、なんだこれ。

「(……き、きもち、いい……っ♡)」

 触れ合う表面も、上顎を責められるのも、舌が絡み合うのも、全部……、全部、気持ちいい♡三葉のキステクが上手すぎるのかもしれないけど、比較対象がいないから分からない。ただただ、溶けそうなほど気持ちいいってのは分かる。角度を変えながら何度も塞がれる度に、肩がびくびく震えてしまう。
 唇だけじゃなくて、片手も恋人繋ぎで絡められて、股間も布越しにくっつきあって、ドキドキとムラムラが止まらない。三葉の攻めが最高すぎて、相手がオレなのが申し訳ないくらいだ。

 だけど、なんでだろう……、なずな君の方が受けとしてピッタリだと思うのに。

 この場所を、譲りたくない……♡

「ん、ちゅ……♡みちゅ、ば……♡♡」
「っ!」

 下手くそだけど、自分からも舌を絡めてみた。すぐに三葉のペースに持っていかれたけど、もっと激しくなったのがとても嬉しい♡三葉が、オレのこと求めてくれてる♡嬉しい、うれしいうれしい……ッッ♡♡

 チョロッ……♡

「みつば♡ん♡きもちい……♡すき♡」
「は……、俺の方が好きだっての、芹……」
「んうぅ♡♡しゅきっ、みちゅばぁ♡♡」

 ショワワ……♡シャアアアアアァァッ♡

「ん……?……っ、芹、お前……」
「ちゅ♡んむっ♡♡もっと、もっとちゅーしたい……っ♡♡三葉♡♡だいすき、みつば♡♡」

 ジョロロロロロロッ♡♡

「……すげぇ嬉しいけどさ、芹……、うれションするくらいお前も嬉しいってことでいいのか……?」
「うれ、しょ……?」

 そういえば、股間があったかい。さっきからずっと水の音もする。うれションって、嬉しい時におしっこ漏らすことだっけ……。

 ……………………え゛。


しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

「これからも応援してます」と言おう思ったら誘拐された

あまさき
BL
国民的アイドル×リアコファン社会人 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 学生時代からずっと大好きな国民的アイドルのシャロンくん。デビューから一度たりともファンと直接交流してこなかった彼が、初めて握手会を開くことになったらしい。一名様限定の激レアチケットを手に入れてしまった僕は、感動の対面に胸を躍らせていると… 「あぁ、ずっと会いたかった俺の天使」 気付けば、僕の世界は180°変わってしまっていた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 初めましてです。お手柔らかにお願いします。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

処理中です...