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いちゃらぶざまエロ推進委員会

中編

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 明るい部屋の中で、オレだけが裸にされて、さっきからずっと恥ずかしくて堪らない。

 しかも、脱いだパンツは三葉に奪われてしまった。なんでポケットに入れるんだよ。それはオレのパンツだぞ……!

「芹、もじもじしてる?芹が裸になってエロいことを見せるのは当たり前のことだから、恥ずかしがらずに剥き出しにしてろよ」
「……っ、そ、そう、だな」
「ほら。芹の好きならぶざま、いっぱい見せて」

 それは見るのが好きなのであって、自分なんかがやっても寒くて痛いギャグになるから……!
 そう叫びたくても、三葉に本当のことを言えないオレはズルズルと催眠にかかるしかない。

 亀頭が少しだけ見えてる包茎ちんこを隠すことも出来ず、そのまま膝を折ってしゃがみこむ。エロ蹲踞、と呼ばれる体勢になろうとしたところで、体幹がそんなによくないオレはバランスを崩してしまった。

「うわ……っ!」

 ベッドの上だから、お尻から転んでもそこまで痛くなかった。ただ、その拍子に脚をはしたなく開けたまま、股間を三葉に見せつけるような体勢になってしまった。これは恥ずかしすぎる……!ああでも、エロいことをするのは当たり前だから……っ。

「いたた……。み、三葉、お尻腫れてないか見てくれるか?」

 身体を捻って四つん這いになった後、咄嗟にそんな言葉を言っていた。腫れてるなんて有り得ないのに。

「……お尻振って可愛い、芹」
「え……っ」

 言われて気づく。どうやら無意識の内にお尻を揺らしていたらしい。は、恥ずかしい……っ!

「大丈夫、全然腫れてないし……、寧ろ揉みたくなる」
「うあっ」

 尻たぶを両手で掴んできた三葉が、ぐいっと左右に割り開いてくる。いや、待って!?そんなことされたら、尻の穴が……っ!

「……はは。芹のここ、ひくついてる」
「ひっ♡」

 ふっ、と息を吹きかけられて、思わず腰が跳ねてしまった。じ、自分でも直接見たことがないところを、三葉にまじまじと見られてる……っ♡あ、うそ、くぱくぱするなっ♡

「芹のアナルは、俺専用のおまんこだから」
「ぉ♡おま……♡」
「そ、おまんこ。下品な言葉使うの好きだろ?」
「それは……」

 見るのはいいけど、自分で言うのは……。

「ほら、言わないとこのまま舐めるけど……、どうする?」
「舐め……っ!?……~~っ!……ぉ、おまんこ、舐めたらだめ……!」
「なんだ、残念」
「んっ♡」

 伸ばされていた尻たぶがぺちんと戻された刺激で、オレは打開策を思いついた。どうして最初からこうしなかったんだろう。そう、催眠(偽)が解けたことにすればいいんだ。大丈夫、演技力に自信はないけど、これまで読んできたバイブル達が力をくれるはず!

「……っ、う、わああぁっっ!!?な、なななんで裸……っ!?み、三葉、どういうことこれ!!?」

 少し棒読みっぽくなったけど多分及第点!ちょっと反応してしまってるちんこを隠しながら三葉と距離を取れば、…………あれ?

 どうして、三葉に押し倒されてるんだ?

「み、三葉さん……?」
「『正気』に戻ったんだ、芹」
「あ……」
「遊びはおしまい?……でも、煽ってもらった分はきっちり返してもらうから」

 バレてる。バレてた。

 催眠だって嘘をついてたこと。

 やっぱり素直に謝るべきだったんだと、ごめんなさいの『ご』を発しようとしたところで、その手段を奪われた。

 三葉の、唇で。

「んッ!?んううぅ、っ!?」
「……かぁわい」

 オレがした子供のようなキスとは全然違う、呼吸ごと奪われそうな深いキス。どうしよう、やばい、なんだこれ。

「(……き、きもち、いい……っ♡)」

 触れ合う表面も、上顎を責められるのも、舌が絡み合うのも、全部……、全部、気持ちいい♡三葉のキステクが上手すぎるのかもしれないけど、比較対象がいないから分からない。ただただ、溶けそうなほど気持ちいいってのは分かる。角度を変えながら何度も塞がれる度に、肩がびくびく震えてしまう。
 唇だけじゃなくて、片手も恋人繋ぎで絡められて、股間も布越しにくっつきあって、ドキドキとムラムラが止まらない。三葉の攻めが最高すぎて、相手がオレなのが申し訳ないくらいだ。

 だけど、なんでだろう……、なずな君の方が受けとしてピッタリだと思うのに。

 この場所を、譲りたくない……♡

「ん、ちゅ……♡みちゅ、ば……♡♡」
「っ!」

 下手くそだけど、自分からも舌を絡めてみた。すぐに三葉のペースに持っていかれたけど、もっと激しくなったのがとても嬉しい♡三葉が、オレのこと求めてくれてる♡嬉しい、うれしいうれしい……ッッ♡♡

 チョロッ……♡

「みつば♡ん♡きもちい……♡すき♡」
「は……、俺の方が好きだっての、芹……」
「んうぅ♡♡しゅきっ、みちゅばぁ♡♡」

 ショワワ……♡シャアアアアアァァッ♡

「ん……?……っ、芹、お前……」
「ちゅ♡んむっ♡♡もっと、もっとちゅーしたい……っ♡♡三葉♡♡だいすき、みつば♡♡」

 ジョロロロロロロッ♡♡

「……すげぇ嬉しいけどさ、芹……、うれションするくらいお前も嬉しいってことでいいのか……?」
「うれ、しょ……?」

 そういえば、股間があったかい。さっきからずっと水の音もする。うれションって、嬉しい時におしっこ漏らすことだっけ……。

 ……………………え゛。


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