私が居なくなってもあなたをずっと愛してる

手遅れマッキー(旧 来栖祐翔)

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そんな話を聞いていて。

いつも通り、本当に最近と同じ流れだったけど。



「・・・ちゃんと話したいんだけど」

「・・・私的にはちゃんと話してるつもりなんだけどなぁ・・・ごめん・・・っ・・・」

「結のバカ・・・」

「・・・ごめん」



ふと話をするのをやめた彼はそんな事を言い出して。しばらく押し黙った。すると、いきなり堰を切ったように泣き出した。

あぁ、こら篠原。男の子がそんなに情けなく泣いちゃダメじゃない。君がそんなに泣くのを見るのは久しぶりだよ。



(・・・・・・ごめん、私のせいだよね)



それを思った瞬間、つられるように私も泣き出した。苦しくて苦しくて、たまらない。

私の前で延々と彼は泣き続け、彼の涙で足元のカーペットの色がポツポツと濃くなっていく。部屋で一ヶ所だけ、色の変わっていくそこは無機質な部屋には際立って私を余計に悲しくさせた。



ただいまが辛くなった理由。

あの日以降仲が悪くなったからではない。

でも、あの日以降仲が良くなったわけでもないのだ。

「ただいま」は、返事があってこその「ただいま」であるわけで。「おかえり」のないただいまは、「ただいま」として成り立たないのだ。

返事することの出来ない・・・・ただいまは、私にとっても、彼にとっても辛いのだ。


~後書き~
お分かりいただけただろうか?
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