13 / 30
12
しおりを挟む
「んーお腹いっぱいー。もう食べれない。」
ふーっと息を吐く。もうこれ以上は入らない。
「お前、あれで足りるのかよ。もっと食え。」
カザムさんがそう言う。
「そう言いますけど、これ以上食べたら吐いちゃいます。それに太っちゃいます。」
「太るってお前・・・・・・。そんな太ってねーだろ。」
「いいえ、これ以上体重が増えたら困ります。」
そう言うとカザムさんは歩いてきた。そして私の目の前に立つと、私の両脇に手を入れてヒョイっと持ち上げた。
「めっちゃ軽いぜ。ちゃんと食ってんのか?」
「食べてますっ!!下ろしてください!」
バタバタと暴れる。すると下ろしてくれた。膨れる私をカザムさんは笑って再び椅子に座る。
「明日の予定だが、旅の装備を整えるぞ。流石に今日の服装は、バレやすいからな」
確かにそうだ。白ベースのピンクと赤の花があしらわれたワンピースは人混みの中でも目立つだろう。
「そうですね。どうしような。出来ればこの服は売りたくないんですけど」
「いや、売るなんて一言も言ってないだろ。目立ちにくい服と装備を買うだけだ。別に売る必要なんかねーよ。それに、その服気に入ってんだろ?」
「よく・・・分かりましたね」
何故わかったんだろう?私この服がお気に入りだなんて言ってないよね?
「なんで分かったのかって顔してんな。その服を売りたくねぇって言った時の顔見りゃ誰だってわかるだろ?」
そう言った。そして可笑しそうに笑う。恥ずかしくて、照れ隠しのために話題を変える。
「ほらっ、もう遅いから寝ましょう?」
「そうだな。お前ベッド使えよ俺ソファで寝るから」
そう言ってソファに歩いていくカザムさんを引き止める。
「待ってください!ダメです!!ここの宿代はカザムさんが払ってるんですから!私がソファで寝るのでカザムさんがベッドで寝てください!!!」
するとカザムさんが言った。
「バカかお前は。なんで俺がベッドで寝て女をソファで寝かさなきゃなんねーんだよ。それにお前、俺がベッド使ったら布団ねーだろ。布団は一式しかねーんだからよ。大人しくベッドで寝とけ。」
「嫌です!布団が無いのはカザムさんだって一緒でしょう!?」
「俺は男だから平気なんだよ!!早くベッドで寝ろ!!」
カザムさんが負けじと言い返してくる。だが、私もここでは引き下がれない。私の良心が痛むじゃない!!
「嫌です!!カザムさんがベッドで寝てくれるまで口聞きませんから!!」
するとカザムさんは髪を掻きむしりこちらに向かって歩いて来る。そして私をガッと抱き上げると、ベッドに向かって歩いて行く。
「えっ、何するんですか!?離して下さいっ!!」
そして私をベッドに下ろして自分もベッドに寝転ぶ。そして布団を被る。
「ほら、これでいいだろ!!ったく、強情なやつだな。」
そう言って体を外に向けた。私はというと、顔が真っ赤になっていた。ドキドキする。だが、何故か安心した。
ー後書きー
どうも祐翔です。何か若いですね。2人が若々しすぎて、二人より若いはずの私が胸焼けしそうです。そして、ピーな展開になると思った人騙されましたね?・・・・・・いや、騙すつもりは無かったんですけどね。なんか読み直しててカザムさんのあの行動ちょっとアウトじゃ・・・って思ったので、あの展開になるように頑張りました。
ただ今カザムのイメージ図を描いてます。めっちゃ下描きがぐしゃぐしゃで何を書いてるか分からなくなりました(笑)ちゃんと書けるかなー?
ふーっと息を吐く。もうこれ以上は入らない。
「お前、あれで足りるのかよ。もっと食え。」
カザムさんがそう言う。
「そう言いますけど、これ以上食べたら吐いちゃいます。それに太っちゃいます。」
「太るってお前・・・・・・。そんな太ってねーだろ。」
「いいえ、これ以上体重が増えたら困ります。」
そう言うとカザムさんは歩いてきた。そして私の目の前に立つと、私の両脇に手を入れてヒョイっと持ち上げた。
「めっちゃ軽いぜ。ちゃんと食ってんのか?」
「食べてますっ!!下ろしてください!」
バタバタと暴れる。すると下ろしてくれた。膨れる私をカザムさんは笑って再び椅子に座る。
「明日の予定だが、旅の装備を整えるぞ。流石に今日の服装は、バレやすいからな」
確かにそうだ。白ベースのピンクと赤の花があしらわれたワンピースは人混みの中でも目立つだろう。
「そうですね。どうしような。出来ればこの服は売りたくないんですけど」
「いや、売るなんて一言も言ってないだろ。目立ちにくい服と装備を買うだけだ。別に売る必要なんかねーよ。それに、その服気に入ってんだろ?」
「よく・・・分かりましたね」
何故わかったんだろう?私この服がお気に入りだなんて言ってないよね?
「なんで分かったのかって顔してんな。その服を売りたくねぇって言った時の顔見りゃ誰だってわかるだろ?」
そう言った。そして可笑しそうに笑う。恥ずかしくて、照れ隠しのために話題を変える。
「ほらっ、もう遅いから寝ましょう?」
「そうだな。お前ベッド使えよ俺ソファで寝るから」
そう言ってソファに歩いていくカザムさんを引き止める。
「待ってください!ダメです!!ここの宿代はカザムさんが払ってるんですから!私がソファで寝るのでカザムさんがベッドで寝てください!!!」
するとカザムさんが言った。
「バカかお前は。なんで俺がベッドで寝て女をソファで寝かさなきゃなんねーんだよ。それにお前、俺がベッド使ったら布団ねーだろ。布団は一式しかねーんだからよ。大人しくベッドで寝とけ。」
「嫌です!布団が無いのはカザムさんだって一緒でしょう!?」
「俺は男だから平気なんだよ!!早くベッドで寝ろ!!」
カザムさんが負けじと言い返してくる。だが、私もここでは引き下がれない。私の良心が痛むじゃない!!
「嫌です!!カザムさんがベッドで寝てくれるまで口聞きませんから!!」
するとカザムさんは髪を掻きむしりこちらに向かって歩いて来る。そして私をガッと抱き上げると、ベッドに向かって歩いて行く。
「えっ、何するんですか!?離して下さいっ!!」
そして私をベッドに下ろして自分もベッドに寝転ぶ。そして布団を被る。
「ほら、これでいいだろ!!ったく、強情なやつだな。」
そう言って体を外に向けた。私はというと、顔が真っ赤になっていた。ドキドキする。だが、何故か安心した。
ー後書きー
どうも祐翔です。何か若いですね。2人が若々しすぎて、二人より若いはずの私が胸焼けしそうです。そして、ピーな展開になると思った人騙されましたね?・・・・・・いや、騙すつもりは無かったんですけどね。なんか読み直しててカザムさんのあの行動ちょっとアウトじゃ・・・って思ったので、あの展開になるように頑張りました。
ただ今カザムのイメージ図を描いてます。めっちゃ下描きがぐしゃぐしゃで何を書いてるか分からなくなりました(笑)ちゃんと書けるかなー?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる