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第一章
―不思議な不思議な新しい一日・二―
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再び輝きだしたタロットカードからは、微かに何かを感じずにはいられなかった。なんとも言い表したがいような、直感的で、それでいて確信的な何か。
菜奈花は見えるほうだ。だからか、気配とかそういうものに敏感だとは自覚しているらしい。
敢えて言い表すのならば、そういう気配とかに近い、けれど少し違う様な物が、菜奈花の持つそれから感じられるのである。
「――わけわかんない」
思考を放棄した。
菜奈花は、カードを片付いている勉強机の上に置き、また開けっ放しのクローゼットの元まで移動した。
「今日から中学生っていうのに、全くなんなのよ」
思考を放棄した末に、とりあえず菜奈花は着替えることにしたらしい。
新しい中学の制服は、袖口に赤インの入った白いYシャツに、赤い手結びのリボン、その上に同じく紺で、袖口に赤ラインの入ったブレーザーを重ねるタイプのもので、下は赤チェックのスカートと、制服だけで見てもなかなかに可愛らしく、菜奈花も早くこれを着て学校に行きたいと言っていたらしい。
その制服の類に袖を通し、改めて菜奈花は自分の姿を鏡で確認した。
自分でも一瞬顔が綻ぶのがわかった。
「やっぱり髪の毛直さなくちゃ」
バタンとクローゼットの扉を閉め、タロットカードを一瞥したあとで、菜奈花は部屋を後にした。
「おはよー……って、誰もいないか」
リビングに降りてきた菜奈花だが、それに返事する人は誰もいなかった。
「叔母さん、今日は朝いないんだっけ」
菜奈花の脳裏に浮かんだのは、申し訳なさそうに休みが取れなかった、と言い放った叔母さんの姿であった。
『ごめんね、菜奈花ちゃん。ちょっと夜勤が入っちゃって、どーしても抜けられそうにないの』
叔母さんはIT関係の仕事をしているとは聞いている。だから定期的にこういう事はあるのだ。
『折角の一生に一度の晴れ舞台、見れなくてごめんね』
(――別に、気にしなくていいのに。)
『でも友達に頼んでおいたから、写真はみれるよ』
叔母さんの友達、というのは菜奈花もよく知っている。
椎夏香穂、菜奈花の親友のその母である。
そんなことを思い出しながら、寂しげに無人のリビングをしばらく見ていた。
「顔、洗って髪直しちゃお」
菜奈花の髪はショート。下手なアレンジができるはずもなく、精々前髪をちょっと可愛い髪留めで留めるとかである。
伸ばさないのか、と聞かれたことも何度かあったらしいが、本人は頑なにセミショートを崩そうとはしないのだった。
本人曰く、「伸ばすと手入れが大変だし、重い」とのことらしいのだが、菜奈花自身が髪を伸ばしたことは無いため、半分近くが憶測と偏見である。
顔を洗い、髪を直したあとで、そのまま水道水を一口喉へと通す。これが、菜奈花の日常である。
もっとも、今日みたいに早起きしたのは珍しいわけで、大半が遅刻ギリギリで髪を直せない日もままあるそうな。
菜奈花の今日の髪留めはオレンジのスリーピンタイプで、左側の前髪をかきあげた形にしたらしい。
「ぷはっ……」
最後にもう一度、手ですくった水に顔を浸した。
冷たく、目が覚める。
あわよくば今朝の出来事は夢であってほしい、夢なら覚めて欲しいとも思いながら、しかしやはりあれは夢なんてものではなかったのだと、再確認せざるを得なかった。
「はぁ……。夢じゃ、ないんだ」
清潔な白さのタオルで顔をもう一度拭いたあとで、仕方なくカバンを取りに自室に戻るべく、階段を上った。
学校指定のカバンはよくあるような手持ちタイプのスクールバッグだが、黒、紺、白、赤の四色から選べるものだったりする。ちなみに菜奈花のは赤。
分類上赤とは言っているが、どちらかというと赤褐色に近い。
部屋に入ると、まず目に止まったのは、相変わらず光り続けているタロットカードだった。
「まだ、光ってる」
独特の空気感、独特の気配感を放っており、菜奈花にとってそれはあまり気分のいいものではなかった。
菜奈花は何度目かのため息を漏らした後で、勉強机の上の用意しておいたスクールバッグを持とうとした。しかし持つことはなく、伸ばしかけたその右手を止めた。
一瞬迷ったあとで、その右隣に置かれたタロットカード、「正義」を手にとろうとして触れたとき、菜奈花は後悔した。
「な、なに!?」
タロットカードを包む光は増し、輝き、そして爆ぜたのである。
「きゃあぁ!」
咄嗟に目を閉じ、右の腕を瞼の前で覆うようにした。
何かが起こった。それだけは菜奈花にも理解できた。
しかし、やがて光は消えたのだろうか、瞼の裏の眩しい感覚が消えたことを菜奈花は感じた。
恐る恐る、瞼を上へ押し上げる。
恐る恐る、腕をどける。
恐る恐る、勉強机の上のタロットカードへと視線を向ける。
――ドタッ。
そしてやっぱり、菜奈花は後悔した。
菜奈花は、その光景から、思わず尻餅をついてしまった。
信じられない光景に、全身が震えだすのが菜奈花自身にもわかった。
「な……に……」
ようやく口からでた言葉はただそれだけであった。
菜奈花の位置からタロットカードは見ることはできない。
しかし、その上にあるものなら、角度的に見ることができた。
否、できてしまう。
――五芒星の、魔法陣である。
菜奈花は見えるほうだ。だからか、気配とかそういうものに敏感だとは自覚しているらしい。
敢えて言い表すのならば、そういう気配とかに近い、けれど少し違う様な物が、菜奈花の持つそれから感じられるのである。
「――わけわかんない」
思考を放棄した。
菜奈花は、カードを片付いている勉強机の上に置き、また開けっ放しのクローゼットの元まで移動した。
「今日から中学生っていうのに、全くなんなのよ」
思考を放棄した末に、とりあえず菜奈花は着替えることにしたらしい。
新しい中学の制服は、袖口に赤インの入った白いYシャツに、赤い手結びのリボン、その上に同じく紺で、袖口に赤ラインの入ったブレーザーを重ねるタイプのもので、下は赤チェックのスカートと、制服だけで見てもなかなかに可愛らしく、菜奈花も早くこれを着て学校に行きたいと言っていたらしい。
その制服の類に袖を通し、改めて菜奈花は自分の姿を鏡で確認した。
自分でも一瞬顔が綻ぶのがわかった。
「やっぱり髪の毛直さなくちゃ」
バタンとクローゼットの扉を閉め、タロットカードを一瞥したあとで、菜奈花は部屋を後にした。
「おはよー……って、誰もいないか」
リビングに降りてきた菜奈花だが、それに返事する人は誰もいなかった。
「叔母さん、今日は朝いないんだっけ」
菜奈花の脳裏に浮かんだのは、申し訳なさそうに休みが取れなかった、と言い放った叔母さんの姿であった。
『ごめんね、菜奈花ちゃん。ちょっと夜勤が入っちゃって、どーしても抜けられそうにないの』
叔母さんはIT関係の仕事をしているとは聞いている。だから定期的にこういう事はあるのだ。
『折角の一生に一度の晴れ舞台、見れなくてごめんね』
(――別に、気にしなくていいのに。)
『でも友達に頼んでおいたから、写真はみれるよ』
叔母さんの友達、というのは菜奈花もよく知っている。
椎夏香穂、菜奈花の親友のその母である。
そんなことを思い出しながら、寂しげに無人のリビングをしばらく見ていた。
「顔、洗って髪直しちゃお」
菜奈花の髪はショート。下手なアレンジができるはずもなく、精々前髪をちょっと可愛い髪留めで留めるとかである。
伸ばさないのか、と聞かれたことも何度かあったらしいが、本人は頑なにセミショートを崩そうとはしないのだった。
本人曰く、「伸ばすと手入れが大変だし、重い」とのことらしいのだが、菜奈花自身が髪を伸ばしたことは無いため、半分近くが憶測と偏見である。
顔を洗い、髪を直したあとで、そのまま水道水を一口喉へと通す。これが、菜奈花の日常である。
もっとも、今日みたいに早起きしたのは珍しいわけで、大半が遅刻ギリギリで髪を直せない日もままあるそうな。
菜奈花の今日の髪留めはオレンジのスリーピンタイプで、左側の前髪をかきあげた形にしたらしい。
「ぷはっ……」
最後にもう一度、手ですくった水に顔を浸した。
冷たく、目が覚める。
あわよくば今朝の出来事は夢であってほしい、夢なら覚めて欲しいとも思いながら、しかしやはりあれは夢なんてものではなかったのだと、再確認せざるを得なかった。
「はぁ……。夢じゃ、ないんだ」
清潔な白さのタオルで顔をもう一度拭いたあとで、仕方なくカバンを取りに自室に戻るべく、階段を上った。
学校指定のカバンはよくあるような手持ちタイプのスクールバッグだが、黒、紺、白、赤の四色から選べるものだったりする。ちなみに菜奈花のは赤。
分類上赤とは言っているが、どちらかというと赤褐色に近い。
部屋に入ると、まず目に止まったのは、相変わらず光り続けているタロットカードだった。
「まだ、光ってる」
独特の空気感、独特の気配感を放っており、菜奈花にとってそれはあまり気分のいいものではなかった。
菜奈花は何度目かのため息を漏らした後で、勉強机の上の用意しておいたスクールバッグを持とうとした。しかし持つことはなく、伸ばしかけたその右手を止めた。
一瞬迷ったあとで、その右隣に置かれたタロットカード、「正義」を手にとろうとして触れたとき、菜奈花は後悔した。
「な、なに!?」
タロットカードを包む光は増し、輝き、そして爆ぜたのである。
「きゃあぁ!」
咄嗟に目を閉じ、右の腕を瞼の前で覆うようにした。
何かが起こった。それだけは菜奈花にも理解できた。
しかし、やがて光は消えたのだろうか、瞼の裏の眩しい感覚が消えたことを菜奈花は感じた。
恐る恐る、瞼を上へ押し上げる。
恐る恐る、腕をどける。
恐る恐る、勉強机の上のタロットカードへと視線を向ける。
――ドタッ。
そしてやっぱり、菜奈花は後悔した。
菜奈花は、その光景から、思わず尻餅をついてしまった。
信じられない光景に、全身が震えだすのが菜奈花自身にもわかった。
「な……に……」
ようやく口からでた言葉はただそれだけであった。
菜奈花の位置からタロットカードは見ることはできない。
しかし、その上にあるものなら、角度的に見ることができた。
否、できてしまう。
――五芒星の、魔法陣である。
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