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4.これからの後宮
しおりを挟む「冬麗様!」「何故ここにいるのですか…稲華、貴方には各宮に連絡を入れるように頼んだはずです…」
稲華は己の上司でもある冬麗を見つけ、
「凛灯様と張麗華様が大変なのです!」とだけ声をかけ直ぐに冬麗の腕を掴み元いた場所に走り出した。
「ちょっ、稲華一体何のつもりですか、張麗華様と凛灯様になにかあったのなら説明を…」
「申し訳ありません!ですが、それどころではないのですっ!」そう言って切羽詰まったような表情で己に訴えかける稲華に、掴まれている手を解いて説教をする気にはなれなかった。
「いたっ!張麗華様!」
己の主の姿が見えたのか稲華は、冬麗の手を離して走っていく。
全く…何があったのと…そう言おうとした筈の冬麗の声は目の前の惨状を目の当たりにして消えていった。
「これは…どういうことですか」冬麗の前には泣き乱れ美しい桃色の髪を床につけてしまっている淑妃である凛灯と、壁にもたれ掛かるように倒れ込んでいる徳妃である張麗華の姿があった。
「冬麗様…?ねぇ…白羽お姉様が亡くなったって嘘…よね?なにかの間違いじゃないとおかしいわ…」
冬麗に気づいた凛灯が震える足を立たせて声を上げる
その問いに冬麗は無言で首を横に振った。
その行動を見た凛灯と顔だけ覗かせていた張麗華はまた冬麗の前で同じように泣き崩れた。
「嘘よぉ…嘘…嘘だって言ってよ…」
「嫌、…嫌嫌嫌嫌……」
泣き崩れた二人を冬麗はどうすることもできず稲華と近くにいた侍女に任せて宮に戻った。
一方その頃皇帝は…
____________________
「あれも白羽に似合いそうだな…」
「あちらも買われますか?」
「あぁ、白羽の誕生日何だ…金に糸目をつけない。」
「了解致しました。」
白羽への誕生日祝いを購入していた。
それもそのはず、白羽が皇后になってから初めての誕生日なのだ。
「あれも美しいな…よし、玄斗あれを」
そう言って蒼矢が側近である宦官に商品を買うように言おうとした…が、先程後宮からの連絡を受けた玄斗の顔は真っ青だった。
「玄斗?顔が青いぞ…体調でも悪いのか、」その蒼矢の問に声を震わせながら玄斗は答えた。
「蒼矢様…失礼ながら申し上げます…今すぐ後宮にお戻りになられたほうが良いかと、」いつもは余り自分から声を出そうとしない玄斗からの言葉だ、なにかあるに違いない、そう確信した蒼矢は「後宮でなにか問題でもあったか、」と聞いた。
その言葉に玄斗は蒼矢に向かって数分前に自分の手元に届いた情報をまだごちゃまぜ状態の脳内を無理やり整理して蒼矢に伝えた。
「蒼矢様、どうか落ち着いて聞いてくださいませ…先程皇后・白羽様がお亡くなりになられました。死因は不明、今現在は白羽様のお付きである冬麗が宮を仕切っているとの事…」
その言葉に蒼矢は「…何を言っておる。」と顔を少し歪めながら言った。
その蒼矢の言葉に玄斗はもう一度「ですから、白羽様がお亡くなりに…「煩い!聞こえておるわ、」
「!失礼いたしました…」
「良い、なぁ玄斗、白羽は一昨日俺を見送りに来ていたよな?」「は、はい…」
「ならば何故其のような戯言を信じることがある、」「っ…しかし…」玄斗はこのままでは後宮に戻ることが亡くなってしまうと思い声を荒げた。
「煩い、…しかしそのような戯言を言うものを見逃してはおけぬ…良いか、俺は白羽が死んだとは一度も聞いておらぬ、ただ戯言を行ったものを罰するために戻るだけよ」
白羽が亡くなったことは認めない。暗にそういったような蒼矢の言葉に玄斗は直ぐに蒼矢が求めている答えを出した。
「!直ぐに馬を用意させます。」
「ん、店主、俺が選んだものは皇居に届けておけ」
「か、かしこまりました…」
_______________________
遅れた…遅れた…遅れた…
ごめんなさぃ…こんな駄作にお気に入り登録してくださる人が11人も…優しい人ばっかで泣けそうですわ…
(´;ω;`)ウッ…
本来は皇帝は自身のことを朕と呼ぶのですが、わからない方がいそうなので俺に返させていただいております。
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