もしかしてこの世界美醜逆転？………はっ、勝った！妹よ、そのブサメン第2王子は喜んで差し上げますわ！

本編

20.衝撃の事実が発覚しましてよ…それ、本当にやらなければいけないの……？

乳白色の天蓋が視界の端に映るベットの上でリエルは目覚めとともに軽い悲鳴を上げそうになった、

いや上げた。か細い悲鳴を、

あれは反射だったのだ、仕方がない…うん、

何故悲鳴を上げたのかって…？それは、

「リー？起きたのね！

昨日はハーヴェンがごめんなさいね、ちゃんと向こうの家には謝罪を入れるように言っておいたから安心してね、

あ、あとリー、婚約候補が決まったからには明日からお母様とレッスンよ！楽しみね、リーが小さい頃から考えていたの！

あ、そうそうリーの婚約候補の…名前なんだったかしら水色の髪の子！その子がね、是非学習面はお任せください。ですって！キャー！素敵ね！

あと、それからそれからね、」　

寝起きに一番に入ってきたのが、天蓋でもなく鏡でもなく、美しい桃色のドレスを着たリエルの母(布なしの姿)であったのだから、

桃色のレースが目の前でひらひらと揺れる中
リエルは固まった。今月だけで何度固まっているのだろう

しかし、今回ばかりは仕方ない、リエルでなくとも異常者を除き9割型の人間はリエルと同じ様にスペキャ顔を晒すだろう。

そうして固まってしまったリエルにはある疑問が浮かんでいた。

「 ………ぇ？( なになに何…ちょっとまって…さすがに寝起きでそのテンションまでもっていけないのよ……それに…何でお母様が私の部屋にいるの…？昨日の夜きちんと鍵は閉めたわよね？
え？閉めたわよ、絶対。使用人にも確認したもの。
…閉めたわよね？うんうん、ぜ～ったいに閉めたわ！

えぇ、神に、いえ元彼に誓って絶対に閉めた。
え…？じゃあ何でお母様が部屋にいるの…？

内側からしか開かないはずなのだけれど… )お、お母様…？鍵は…」

リエルは思わず母の顔を凝視しながら、そう呟いた。
そんなリエルの姿に首を傾げながら、母は

「？なんのことかしら(ﾆｺ」と微笑んだ。

(あっ、これは聞いちゃダメな奴ですね、はい)

と直ぐ日本人特有の《察する文化》を発揮したリエルは直ぐ様話を切り替えた。

「あ、あの…お母様、先程のレッスンとは…一体？」そう首を傾げたリエルに

「そうよ！今から準備しておかないと！シュナー！ちょっと～！」と、言いながら母は部屋を出ていった。

「な、何だったの…？取り敢えず嵐は過ぎ去ったみたいね…」

そう言ってリエルがほっとしたのもつか束の間で、またリエルに客が訪れた、と連絡が入った
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「お嬢様、お久しぶりです」

そう言ってカーテシーをしてからこちらに向かって微笑む婦人にリエルは思わず笑みがこぼれた。

婦人と聞いてん？と思った人もいるだろうから一応この世界の事を今一度説明しておこう。

この世界はまず、男女比が狂っている。その事は前話しただろう

しかし、それは貴族女性の場合であり、

平民女性は多くはないものの貴族女性が男性9に対して1居れば良いというのに対し、　　

平民女性は男性7割に対して女性が3割いるかいないかといった具合なのだ。

ここでまた疑問を持ったものも多いだろう。

じゃあ、何故平民の女性を貴族と結ばせないのか、と、

実を言うと平民女性を貴族家に迎え入れることは禁止されている訳では無い。

現にヴェルカの家はヴェルカが生まれるまでに養子を平民から取っており、ヴェルカの上には二人の姉がいるし、

リエルの家であるシュルテンヴェルも分家といえど平民から「リゼル」という娘を用紙にしているのだから。

では何故リエルの婚約者が多数おり、貴族社会で何故こんなにも一妻多夫の家が多いのか。結論を言えば、

平民女性は貴族女性より多いといえどやはり男性よりは少なく、

結婚するまで家で親戚ぐるみで守り、結婚してからもその夫、夫の家族に生涯守られていく為に、

死ぬまで貴族の男性と合うことは滅多にないからである。

平民としては当たり前である。

自分の娘が会えることも少なくなる貴族の家より同じ平民の家に嫁がせようと思うのは当然の行動だ。

大体説明できたところで話は一旦戻ろう。

今の話で、リエルの目の前にいる女性が貴族女性であることはおおよそわかっただろう。

しかし貴族女性といえど、リエルに護衛をつけずとも合うことができている女性は極稀である。

そんなことができている、リエルの目の前の女性の正体、それは…
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一昨日、〇剣〇舞映画を見て見事死にそうになりました。越中国審神者の唯ノ葉です。

こんな駄作を読んでくださっている女神様方…ありがとうございます(　；∀；)
　
やっぱり映画の最終上映日はあれですね…ガチの方がいっぱい居られてちょっと嬉しいのと、ホッとします…

最近○や恋はあれですね、機械を直せる弟君のカードばかり連続でssrとかsrが出て、先生は！？どこ！？って叫びたくなりましたね…ハハッ、

弟君推しの人はゴメンナサイナノデス…

「〇っちゃ～ん！雪の兄様～！聞いて！映画で〇〇がね！」by,うちの子に布教しまくる系審神者

「うーん、ルールは守らなきゃだめなんじゃないかなぁ…」by.水泳が得意な仲居さん

「また来たの…？べ、別に嫌ってわけじゃ…」by.板前見習いの17歳

「また来てくれたん？お菓子食べてって～？」by.天然系なお嬢様

ps.ｺﾞﾒﾝﾅｻｲｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…昨日リア友にバレてご〇う〇verやってみたい！って言われて後の文章の変換だけお願いしたんですけど…いま改めて見てみたら息止まりそうになりました…(ｺﾞﾐｸｽﾞでした…なぜあれを出した、寝ぼけていたのか？朝の私よ)

ファンの方ほんっとうにごめんなさい…
速攻訂正いたしました。(上の文章で分かったあなたはあの旅館の大ファンですね!)