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本編
37.もう秋……ちょっと早すぎないかしら??え?そんな物??ちょっと!
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華の都にも秋が訪れ、紅葉の葉が視界を彩る中リエルとルーガイルはクレッド教会に向かっていた。
クレッド教会は華の都の観光名所の一つであり、国外でも知らない人がいないほど有名な場所だ。
その為華の都に住んでいる住民は観光客に説明を求められることが多々あるのだ。
それ故に街の中を完全に覚えてしまった…という人も少なくない。そしてそれはリエルも例外ではない。
元よりシュルテンヴェルの娘として国の事については学習を進めていたリエルだったが、観光客やお店のお客様に案内をしているうちに華の都の全ての道や建物を覚えてしまったのだ。
そしてリエルは今もルーガイルに観光案内をしながらクレッド教会までの街道をゆっくりと進んでいた。
と言ってもルーガイルも華の都の事は学園の授業でやっている分知識がゼロという訳では無かった為、会話の内容が案内というよりは問題の答え合わせをしているようになってしまっているが致し方ない。
「リー、あそこの紅茶専門店は…」
「あぁ、彼処は元々茶屋だったのを建て替えたのですよ、多分来年から変わるんじゃないでしょうか…」
「…?彼処は街路樹があるはずじゃ…」
「今の時期は葉を落としてしまっているのでライトで照らしてるんです。春頃にはライトは撤去されて…」
ルーガイルが質問してリエルが答える。というもはや作業になってきたそれを繰り返していれば最初は影さえ見えなかった教会が段々と見えてきた。
「あっ、ルー様。ここがクレッド教会ですよ」そう告げたリエルに「思っていたより随分と大きいんだね…」とルーガイルは目を見開いてこう呟いた。
ルーガイルの言葉に
「そう…ですね。一応華の都で一番大きい建物なので…確か教会の高さは75m程あるのだとか…」とリエルが告げれば
「75m…!?華の都どころか国一番の高さ何じゃないか…」ルーガイルは驚いたように教会を見上げた。
「そう…ですね。因みに国で一番大きな教会も……」
と、暫く教会の説明をリエルがルーガイルにしていると、突然後ろから「リル~、ごめん待たせちゃった?」
と声が掛けられた。
振り向いたリエルの視界に真っ先に飛び込んだのは美しく編み込まれた桃色の髪と薄黄色の蝶の髪飾りで…
リエルは思わず「ルカ!」と声に出していた。
リエルの声を聞いたルーガイルも教会から目を離してヴェルカに挨拶をした。
「初めまして…では無いですよね。改めてルーガイル、フェルシュテルと申します。」
「あ、僕はヴェルカ・アーシェルタです…此方こそ?」
お互いに挨拶をしたあとに無言になってしまった二人にリエルが何と声をかけようか…と迷っているとまた声が掛けられた。
「リー!あ、と…ルーガイルさん…と、ヴェルカ…さん…遅れて…すみません…」
「…リー…ごめん。」
「ケイもリルも…何があったの…!?」
息を乱しながらそう声に出したケインとリールに、二人の汗を拭いながらそう聞いたリエルにケインは
「か、母様に…追いかけられた…」と呟いてそのまましゃがみこんだリエルの肩に額を着けて固まった。
「「追いかけられた……?」」ほぼ同時に呟いたリエルとヴェルカにルーガイルからいつの間にか水を受け取り、少し落ち着いた様子のリールが
「その…最初は隠れて出ようとしてたんだけど…途中でバレて着飾れる所だった…」と答えた。
「着飾れるって…そんなに逃げる様な事かい?」
リールの言葉にルーガイルがそう言葉をこぼすとリールは言いづらそうに言葉を少しためたあとこう続けた「家の親…センス悪すぎるんだよ…」と、
リエルは身内に一人心当たりがある人物がいるため
「あぁ…」と直ぐに理解して一先ず疲れ果てた様子のケインを休ませるために華の都本店に連絡を入れた。
___________________
___________________
カラン「ごめんなさい、アイルを二階に呼んでくれる?」
お店に入るなり早々に告げたリエルに店員はリエルの後ろを見て若干驚きつつも直ぐにアイルを呼びに行くと言い下がっていった。
その様子を見ながらリエルは
「取り敢えず二階に上がりましょう。」と四人に声をかけたあと、直ぐ側にあったエレベーターに乗り込んで二階にあるデザインルームに向かった。
___________________
いつも多くの女神様方に見て頂くことができて、ほんっとうにいつも嬉しく思っております。ありがとうございます。
改めまして、明日が月曜日だというのを思い出してテスト課題…終わってねぇよ…ともろ口に出しました結ノ葉です。
あれ~?この2日何やってたっけ…生物と…現代文と…古典……あれ?苦手教科一個もやってないわ……しかも今日ゲームに明け暮れてなかったっけ?私……
ま、そんな日もあるわよね。
因みに明日から更新が止まる…と思われます。なんでか…?えぇ、テストのせいですね。これも全て三日後にあるテストのせい…
と言っても私のテストのお陰でスマホの時間一時間伸ばしてもらってるのですけどね…ははっ…
あ、因みに今日はスト〇バの卯〇木悠人っていう超絶ハイスペ生徒会長と〇んスタの白〇藍良君のバースデー!!
あん〇タは最近リア友にめちゃくちゃ進められて入れたのよね…
ツイス〇と刀剣〇舞と〇プマイと〇3!とあん〇タ………重い重い重い重い重い重い……
因みにス〇ラバはエロスの人と病弱なサイケデリック(←伝わって!!)の方は非常に推しましたね…はい……沼ですわ沼。夏の子は最後がね……うん……涙で目が痛くなるくらい泣いたよね。うん…
さてさて、本日バースデーの方の誕生石は、
〈真珠母貝〉宝石言葉は「利益をもたらす関係」女性の持つ内面的な魅力を美しく輝かせる力を与えると言われていて、精神をリラックスさせる効果もあるそうな……
え?うらやましい……、私の誕生石の宝石言葉「歓喜・安楽・忍耐」だったのですけれど……歓喜はともかく安楽と忍耐って何さ………。グスン……
「もういいもんね、推しのバースデー祝ってメンタル回復してやるんだから…「主、僕の誕生日7月…来年まで待たないと、」シッテタァ…(泣)」系審神者
「キングの隣はクイーンって決まってるだろ?」by.(いい意味で)脳天気な生徒会長
「貴方を飼うのは無理なようですね…狩ってもいいですか?」by.和風教師
「大変だ…学食のカレーが売り切れだ…もう死のう…」by.我が推し(学生写真家)
クレッド教会は華の都の観光名所の一つであり、国外でも知らない人がいないほど有名な場所だ。
その為華の都に住んでいる住民は観光客に説明を求められることが多々あるのだ。
それ故に街の中を完全に覚えてしまった…という人も少なくない。そしてそれはリエルも例外ではない。
元よりシュルテンヴェルの娘として国の事については学習を進めていたリエルだったが、観光客やお店のお客様に案内をしているうちに華の都の全ての道や建物を覚えてしまったのだ。
そしてリエルは今もルーガイルに観光案内をしながらクレッド教会までの街道をゆっくりと進んでいた。
と言ってもルーガイルも華の都の事は学園の授業でやっている分知識がゼロという訳では無かった為、会話の内容が案内というよりは問題の答え合わせをしているようになってしまっているが致し方ない。
「リー、あそこの紅茶専門店は…」
「あぁ、彼処は元々茶屋だったのを建て替えたのですよ、多分来年から変わるんじゃないでしょうか…」
「…?彼処は街路樹があるはずじゃ…」
「今の時期は葉を落としてしまっているのでライトで照らしてるんです。春頃にはライトは撤去されて…」
ルーガイルが質問してリエルが答える。というもはや作業になってきたそれを繰り返していれば最初は影さえ見えなかった教会が段々と見えてきた。
「あっ、ルー様。ここがクレッド教会ですよ」そう告げたリエルに「思っていたより随分と大きいんだね…」とルーガイルは目を見開いてこう呟いた。
ルーガイルの言葉に
「そう…ですね。一応華の都で一番大きい建物なので…確か教会の高さは75m程あるのだとか…」とリエルが告げれば
「75m…!?華の都どころか国一番の高さ何じゃないか…」ルーガイルは驚いたように教会を見上げた。
「そう…ですね。因みに国で一番大きな教会も……」
と、暫く教会の説明をリエルがルーガイルにしていると、突然後ろから「リル~、ごめん待たせちゃった?」
と声が掛けられた。
振り向いたリエルの視界に真っ先に飛び込んだのは美しく編み込まれた桃色の髪と薄黄色の蝶の髪飾りで…
リエルは思わず「ルカ!」と声に出していた。
リエルの声を聞いたルーガイルも教会から目を離してヴェルカに挨拶をした。
「初めまして…では無いですよね。改めてルーガイル、フェルシュテルと申します。」
「あ、僕はヴェルカ・アーシェルタです…此方こそ?」
お互いに挨拶をしたあとに無言になってしまった二人にリエルが何と声をかけようか…と迷っているとまた声が掛けられた。
「リー!あ、と…ルーガイルさん…と、ヴェルカ…さん…遅れて…すみません…」
「…リー…ごめん。」
「ケイもリルも…何があったの…!?」
息を乱しながらそう声に出したケインとリールに、二人の汗を拭いながらそう聞いたリエルにケインは
「か、母様に…追いかけられた…」と呟いてそのまましゃがみこんだリエルの肩に額を着けて固まった。
「「追いかけられた……?」」ほぼ同時に呟いたリエルとヴェルカにルーガイルからいつの間にか水を受け取り、少し落ち着いた様子のリールが
「その…最初は隠れて出ようとしてたんだけど…途中でバレて着飾れる所だった…」と答えた。
「着飾れるって…そんなに逃げる様な事かい?」
リールの言葉にルーガイルがそう言葉をこぼすとリールは言いづらそうに言葉を少しためたあとこう続けた「家の親…センス悪すぎるんだよ…」と、
リエルは身内に一人心当たりがある人物がいるため
「あぁ…」と直ぐに理解して一先ず疲れ果てた様子のケインを休ませるために華の都本店に連絡を入れた。
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カラン「ごめんなさい、アイルを二階に呼んでくれる?」
お店に入るなり早々に告げたリエルに店員はリエルの後ろを見て若干驚きつつも直ぐにアイルを呼びに行くと言い下がっていった。
その様子を見ながらリエルは
「取り敢えず二階に上がりましょう。」と四人に声をかけたあと、直ぐ側にあったエレベーターに乗り込んで二階にあるデザインルームに向かった。
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いつも多くの女神様方に見て頂くことができて、ほんっとうにいつも嬉しく思っております。ありがとうございます。
改めまして、明日が月曜日だというのを思い出してテスト課題…終わってねぇよ…ともろ口に出しました結ノ葉です。
あれ~?この2日何やってたっけ…生物と…現代文と…古典……あれ?苦手教科一個もやってないわ……しかも今日ゲームに明け暮れてなかったっけ?私……
ま、そんな日もあるわよね。
因みに明日から更新が止まる…と思われます。なんでか…?えぇ、テストのせいですね。これも全て三日後にあるテストのせい…
と言っても私のテストのお陰でスマホの時間一時間伸ばしてもらってるのですけどね…ははっ…
あ、因みに今日はスト〇バの卯〇木悠人っていう超絶ハイスペ生徒会長と〇んスタの白〇藍良君のバースデー!!
あん〇タは最近リア友にめちゃくちゃ進められて入れたのよね…
ツイス〇と刀剣〇舞と〇プマイと〇3!とあん〇タ………重い重い重い重い重い重い……
因みにス〇ラバはエロスの人と病弱なサイケデリック(←伝わって!!)の方は非常に推しましたね…はい……沼ですわ沼。夏の子は最後がね……うん……涙で目が痛くなるくらい泣いたよね。うん…
さてさて、本日バースデーの方の誕生石は、
〈真珠母貝〉宝石言葉は「利益をもたらす関係」女性の持つ内面的な魅力を美しく輝かせる力を与えると言われていて、精神をリラックスさせる効果もあるそうな……
え?うらやましい……、私の誕生石の宝石言葉「歓喜・安楽・忍耐」だったのですけれど……歓喜はともかく安楽と忍耐って何さ………。グスン……
「もういいもんね、推しのバースデー祝ってメンタル回復してやるんだから…「主、僕の誕生日7月…来年まで待たないと、」シッテタァ…(泣)」系審神者
「キングの隣はクイーンって決まってるだろ?」by.(いい意味で)脳天気な生徒会長
「貴方を飼うのは無理なようですね…狩ってもいいですか?」by.和風教師
「大変だ…学食のカレーが売り切れだ…もう死のう…」by.我が推し(学生写真家)
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