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その日はいつも通りだったと思う。
いつも通り四時に帰宅してエナドリ飲んで、2時間寝て6時半には出勤。こんな不健康な生活を初めて早6年。
可笑しいな~俺割りかし良い大学出なかったか~?
と呟いた俺に(お前勉強ができても人と会社見る目無さ過ぎだろ。今までどうしてたんだよ)と言いながらコーヒーの缶を机においた同僚に常備してあるカロリー補給のためのチョコレートを数粒取り出して投げ渡してから、(今までは同クラのやつがなんとかしてくれてたからな~)何て返して目の前のパソコンに向き合った。
ここ6年、自宅よりいると言っても過言でない俺の席。
基俺の部屋は年々数を減らしていく同僚のせいで書類が山積みになっていた。
そう、最初はこの会社もブラック等では無かったのだ。
寧ろ朝六時に来て夜七時前には帰れる。残業?何それ状態のホワイト会社だった。
だけどある日、入社一年目の俺に指導役として着いてくれていた立花右京先輩と言うハーフのめちゃくちゃイケメンな先輩が突然会社に来なくなったのだ。
行方不明として会社や家の中を警察が探したかスマホや定期、靴など全然見つからなかったそうだ。
右京先輩と言う最高の先輩が見つからなくなって皆が落ち込みながらも先輩の分も、と仕事に取り組んでいた頃また右京先輩の同僚で頼れる姉御肌な斎藤彩葉先輩も行方不明になったと会社に連絡があった。
右京先輩が居なくなってから一ヶ月も立たない内の出来事だった。
「咲心!ほら、元気だしな!右京もその内けろっと帰ってくるって!皆も、右京が返ってくるまでに成長して見せてやろう!」何て言って赤くなった目元を笑顔で誤魔化しながら言った彩葉先輩はもういない。
右京先輩の時と同じ様に捜査が行われたが一ヶ月探し続けても何も見つかることはなかった。
それからだ。
社内で数ヶ月に一度、早いときは一週間に一度のペースで先輩が、同僚が段々行方不明になった。
警察は俺たちの会社にも目を向けて、会社と俺たち社員全員の家の家宅捜索が行われた。
けどやっぱり何も見つかることはなかった。
終いにはこの会社にいると行方不明になる。と言う噂まで立ち、会社に辞表を出す人が続出。
しかも理由が理由なので会社も引き止められない現状にあったのだ。
いつも通り四時に帰宅してエナドリ飲んで、2時間寝て6時半には出勤。こんな不健康な生活を初めて早6年。
可笑しいな~俺割りかし良い大学出なかったか~?
と呟いた俺に(お前勉強ができても人と会社見る目無さ過ぎだろ。今までどうしてたんだよ)と言いながらコーヒーの缶を机においた同僚に常備してあるカロリー補給のためのチョコレートを数粒取り出して投げ渡してから、(今までは同クラのやつがなんとかしてくれてたからな~)何て返して目の前のパソコンに向き合った。
ここ6年、自宅よりいると言っても過言でない俺の席。
基俺の部屋は年々数を減らしていく同僚のせいで書類が山積みになっていた。
そう、最初はこの会社もブラック等では無かったのだ。
寧ろ朝六時に来て夜七時前には帰れる。残業?何それ状態のホワイト会社だった。
だけどある日、入社一年目の俺に指導役として着いてくれていた立花右京先輩と言うハーフのめちゃくちゃイケメンな先輩が突然会社に来なくなったのだ。
行方不明として会社や家の中を警察が探したかスマホや定期、靴など全然見つからなかったそうだ。
右京先輩と言う最高の先輩が見つからなくなって皆が落ち込みながらも先輩の分も、と仕事に取り組んでいた頃また右京先輩の同僚で頼れる姉御肌な斎藤彩葉先輩も行方不明になったと会社に連絡があった。
右京先輩が居なくなってから一ヶ月も立たない内の出来事だった。
「咲心!ほら、元気だしな!右京もその内けろっと帰ってくるって!皆も、右京が返ってくるまでに成長して見せてやろう!」何て言って赤くなった目元を笑顔で誤魔化しながら言った彩葉先輩はもういない。
右京先輩の時と同じ様に捜査が行われたが一ヶ月探し続けても何も見つかることはなかった。
それからだ。
社内で数ヶ月に一度、早いときは一週間に一度のペースで先輩が、同僚が段々行方不明になった。
警察は俺たちの会社にも目を向けて、会社と俺たち社員全員の家の家宅捜索が行われた。
けどやっぱり何も見つかることはなかった。
終いにはこの会社にいると行方不明になる。と言う噂まで立ち、会社に辞表を出す人が続出。
しかも理由が理由なので会社も引き止められない現状にあったのだ。
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