キズアト

笹原うずら

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自分の色を見つけたよ

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 時刻は、十二時半。三十分ほど前に、昼食を食べた私は、何かをするわけでもなく、自分の部屋の窓から外を眺めていた。青い空には雲一つなくて、煌々と輝く太陽が、私が今住んでいる街を照らしている。

 なんとなく目を遠くに向けると、近所にある小学校が目に映った。きっと今の時間なら、給食を食べた児童が元気いっぱいに校庭で遊んでいるのだろう。こんな鮮やかな天気の中で、将来の不安も抱えずに、友達と走り回るのはさぞ気持ちがいいに違いない。

 まぶしかったのか、苦しかったのか、私は特に意識したわけでもなく、窓から目を背けた。目の前には、『AFTER CUT』のCDやライブDVDなどが並んでいる。太陽の光が窓から差し込み、そのケースたちをまばゆく照らす。大好きなものに囲まれた部屋。燦燦と日光が降り注ぐ部屋。そんな部屋が、今の私には薄黒く見えてしまうのは、なんだか不思議な気分だった。

 ――ピンポーン。

 インターフォンの音が鳴った。私は昔からこの音が好きじゃなかった。インターフォンは、私の空間に、私の時間に、誰かが侵入してこようとしている合図。もちろん勝手に侵入しないようにするために、この合図は生まれた。しかし、人よりも一人になりたい時間が多かった私にとって、悪意の有無にかかわらず、他者の介入を告げるこの無機質な機械音はどうしても好きになれなかった。

玄関の方向から、母の話し声が聞こえる。何が来たのだろうか。ずいぶんと話す時間が長いような気がするし、宗教の勧誘の方でもいらっしゃったのだろうか。

 しばらく玄関の声に耳を傾けていると、話が終わり、足音がこちらに向かって進んでくるのが聞こえた。母さんかな。足音がやむと、ドアがコンコンと二度ノックされ、案の定、母親が私の部屋に入ってくる。

「京子、お客さんよ」

 母は、いつもの温かいでそう言った。お客さん。誰だろうか。平谷君だとしたら、彼の性格上アポなしで来ることはないはずだ。でも、仮に誰であったとしても、今の私は、誰にも会う気分にはなれなかった。

 私は、母に申し訳なさそうな笑みを浮かべながら、言う。

「ごめん。私はいないって言っておいて」
「だめ」

 母は、私の目を見つめて静かに、その二文字を口にした。私は思わず眼を丸くする。母が、友達と会うことを私に勧めることは今まで決してないわけではなかった。けれども、私の会いたくない気持ちを母に伝えれば、彼女はちゃんと無理に、私を外の世界と干渉させようとはしなかった。ところが、この瞬間の母は、今までとは違い、まっすぐに、来訪者と私を合わせようとしている。

 彼女は続けた。

「京子。今日は、今日だけは、ちゃんと会ってお話してほしいの」
「……分かった」

 どれほど母が来訪者と私を合わせたがっていたとしても、やっぱり私は、人と会うことに対して気が進まなかった。だが、ここまでよくしてくれた母がこれほど真剣な目をしているのだから、それに応えないのは、娘としてはよくないなと思った。

 お客さんには、母とリビングで話してもらい、私は、その間に簡単に身支度を整える。そして、重い脚を引きずりながら、ゆっくりと廊下を進んだ。

 いったい誰がいるのだろうか。学校の先生とかだったら、気遣っちゃうな。そんなことを思いながら、リビングにたどり着くと、私のことを見つけた彼は、こう言った。

「久しぶり、星見さん。やっと病院以外で会えたね」

 相変わらずなかなか目が合わなくて、どこかおどおどしている彼。そんな彼がなんだか懐かしくて、私は、思わず少しの笑みを浮かべてこう返した。

「久しぶり、東根君。退院おめでとう」


 からからからと、一定のリズムを保ちながら、車いすの音が響く。彼に大きな振動を与えないように気を付けながら、ゆっくりと車いすを押す。今私たち二人は、平谷和也君の家に向かっていた。

『今から一緒に和也の家に行こう』

 話のうまくない彼は、二回から降りてきた私に、いきなりそう言った。私は、そういわれても、なかなか気が進まなくて、あいまいな返事を彼にしていた。すると彼は『そっか、一旦ちゃんと全部説明するね』と言って、私が不登校だった間に起こったことをすべて話してくれた。引っ越しの話が知られていたこと。それをきっかけに、月下さんがあまりよくないことを言ったこと。その発言に対して平谷君が彼女を殴ってしまったこと。そして、その件から、平谷君に一週間の出席停止が言い渡されたこと。

 私の記憶だと、確か月下さんの家庭は母子家庭ではあるが、母方の家族が裕福な家庭であったはずだ。だからこそ、学校側も、彼女が殴られたことに対して、しっかりとした対応をとるしかなかったのだろう。だから日ごろ優等生である彼にも、そのような処置がとられたのだ。

 その話を聞いた私の頭の中は疑問符でいっぱいだった。だっておかしいじゃないか。まず彼は、暴力をふるうような人間じゃないというのも一つある。彼は本当にやさしい人間だ。だからこそ、彼は、自分の気持ちを暴力で表すような人では決してない。だが、それよりも、おかしいのは、彼は、あの傷跡が体に刻まれるような者は、そんな目立ち方ができる人間ではないはずだ。人を殴る、そんな世の常識から外れるようなことをしたら、おびただしいほどの傷が体中を覆うはずなんだ。

 それなのに、彼は、私のために人を殴ったのか。

 母があれほど必死な目をする理由がようやく理解できた。私はきっと、いや、絶対に彼にこのまま会わずに別れを告げてはならない。会わなければならない。それには、私のせいでこのような目にあってしまったことに対して謝罪したいという思いもあった。だがそれよりも、彼の心のうちにどんな変化があって、そのような行動に及んだのか、知りたいという気持ちのほうが強かった。

 だから私は、今こうして、東根君の車いすを押しながら、平谷君の家に向かっている。

「ごめんね。星見さん。車いす押させちゃって」
「大丈夫だよ。それにしても、後遺症とか残らなくてよかったね」
「そうだね。あんなにしっかりと轢かれたのに、本当に運がよかったなあ」

 アスファルトの凸凹に揺られながら、東根君はのんびりとそういった。それはまるで彼にとっては、自分が退院したことなど、大きな問題ではないかのような様子だった。まあ、自分の親友が一人出席停止になって、もう一人の友人も不登校になってしまったら、退院程度で喜ぶ気も失せるのかもしれない。

 平谷君と、ちゃんと二人で東根君の退院を祝ってあげたかった。そんなことを思いながら車いすを進めていると、東根君が言った。

「あ、あった。あれだよ。和也の家は」

 東根君は、白くて黒い屋根の一軒家を指さした。その家は、新しくはなかったが、どこか懐かしい雰囲気を醸し出していた。

 東根君が車いすから降りるのを手伝い、私たち二人は、玄関の前に立った。ドアの隣、直ぐ手の届くところにインターフォンがある。これを押したら平谷君が、迎え入れてくれるのだろうか。

「ん。どうしたの? 星見さん」

 しばらく、じっと立ち尽くしている私を見て、東根君がそう声をかけた。私は彼に言葉を返す代わりに、ひきつった笑顔を向ける。

 勇気が出ないのだ。私は、平谷君のことを何度も拒絶してきた。彼は、私のために怒ってくれるほど、私との関わりを大切にしてくれていた。それなのに私は、その彼との関わりを何度も絶とうとしていたのだ。だからこそ、自分から彼と関わろうとするこの行為に、なかなか踏み出すことができなかった。

 東根君へ顔を向けた後、私は、地面に視線を落とす。すると、何かを察したのか、東根君が、松葉杖をわきに挟み、私の代わりにインターフォンを押した。

 ――ピンポーン。

 私は、思わず驚いた表情を東根君に向ける。彼は、相変わらず目を合わせずに、じっとドアの方を見つめて、言った。

「大丈夫だよ。何も怖いことなんてないから」

 その横顔は、なんだかいつもより頼もしくて、いつもそういう顔をすれば、もっともてるだろうにと、そんなことを思った。

 トントンと家の中から足音が近づいてくる。鍵が解除された音が鳴り、ドアがゆっくりと開く。

「あらこんにちは。二人ともよく来たわね」

 平谷君の母親らしき人は、私たちを見て、満面の笑顔でそういった。平谷君本人でないことにどこか安堵感を覚えながら、彼女に対して、自己紹介する。

「あ、あのはじめまして。星見京子です。この度は、私のせいで――」
「あ、あなたが星見さんね。海斗君から、来ることは聞いてたけど、こんなきれいな子だったのね」

 彼女は、私の発言を遮るようにして、そう言った。まるで、間接的に謝る必要なんてないと私に伝えているようで。その優しさが、平谷君のことを連想させて、やはりこの人は彼の母親なんだなと思った。

「それにしても聞いていたよりもかわいい子ね。そっか、うちの息子も男の子なのね。まあとりあえず、立ち話もなんだから上がって」

 彼女はそう言って、笑顔を絶やさずに私たちの事を迎え入れてくれた。本当にわが子が数日前に出席停止になったとは思えないような明るさだった。彼女の顔は、まるでわが子が初めて『ママ』と言葉を発した日のように、喜びに満ち溢れていた。

 ――あ、そういえばそうか。

 そこで、私はあることに気づいた。それは、この眼前の彼女もまた、私の母親と同じように、子どもが傷まみれになった経験があるということだった。そうか、それならば、目の前の彼女が、こんな状況にも関わらず笑顔を浮かべている理由にも想像がつく。彼女は、きっと自分の息子が今までの殻を破れたことを喜んでいるのだ。それは、彼が今までのトラウマを克服できたということなのだから。私の母も、一度、私の傷が浮かび上がらないようになった時、同じような笑顔を浮かべていたものだ。

 そのようなことを考えているうちに、私たちは、家の階段まで案内された。『二階であの子は待ってるから』平谷君の母親は、そう言い残すと、お茶を汲みにキッチンへと向かった。

 バクバクと音を立てて鼓動する心臓を抑えながら、階段を上ろうとすると、東根君はこう告げた。

「じゃあ、一旦俺はここまでね」
「え?」

 私は、また目を丸くして、東根君の方を向いた。彼は言葉を続ける。

「和也が言ってたんだ。とりあえず二人だけで話をしたいんだって。だから俺は二人の話が終わるまで下で待ってるよ」
「でも、私――」

 てっきり二人で、平谷君のところへ向かうと思っていた。彼とまた二人きりで対峙する勇気は、今私には出せる気がしなかった。怯えたウサギのような眼を浮かべて、私は、東根君をじっと見る。

 すると、彼は、私の目をまっすぐに見据えて、こう言った。

「大丈夫だって。不安な事なんて何一つないはずだよ。星見さんはただ友達に会うだけ。堂々と会ってきなよ。あいつが待ってる」

 告白の時にも目なんて合わせなかったくせに。

 出会ってから初めて対峙したような彼の瞳は、不思議と私の心に勇気の灯をともしてくれた。

「わかった。行ってくる。ありがと」

 私は、振り向いてゆっくりと階段を登って行った。彼の部屋は、上がってすぐ右にあると、彼の母親から聞いている。私は、一度大きく深呼吸して、ドアをノックした。

「どうぞ」

 彼の声が聞こえる。私は、ゆっくりと彼の部屋のドアを開ける。

「やあ、久しぶり、でもないか。よかったまた会えて」

 彼、平谷和也は、何も変わらない、優しそうな笑顔を浮かべて、私に向かってそういった。


 私が部屋に入ったすぐ後に、平谷君のお母さんが、お茶とお菓子を持ってきてくれた。小さな机の向かい側に座る平谷君は、そのお茶を一口含みながら、私に向かって言った。

「今日は来てくれてありがとう。星見さん。海斗に迎えに行かせたんだけど、大丈夫だった? ちゃんと話は続いた?」
「うん。割と話せたよ。話題は切れ切れだったけど」

 私の顔色をうかがいながらも、努めて優しい笑みを絶やさない彼。世界中の誰もが今ここで彼に会っても、今彼が、出席停止で学校に行けない問題学生であるとは思わないだろう。

 ――あれ?

 彼のいる方向に視点を合わすと、彼の後ろに今まで彼が持っていなそうなものがあった。私は思わず、それについて彼に尋ねる。

「それってギター?」

 彼の後ろには、弦が張ってある真っ黒なエレキギターがスタンドに立てかけてあった。彼は、私の言葉を聞いて視線をそのギターに移し、そのまま私の質問に答える。

「ああ、これね。出席停止中やることもなかったから、お年玉の残りで買ったんだよ。海斗と楽器見に行ったんだ。そうだな。確かに今思えば星見さんとも一緒に選べばよかったなあ」
「平谷君ロックそんなに好きじゃなかったでしょ?」

 私は再度質問を重ねる。彼が「AFTER CUT」のようなロックをあまり好きではないことは知っているのだ。だからこそ、アコースティックギターでもないエレキギターが、そんな彼の部屋にあるのは不思議でならなかった。

 彼は私に向き直ってこたえる。

「好きになったんだよ。ロックが、そして、『AFTER CUT』が。だからさ、自分で弾いてみたいと思ったんだ。でもさ、そんなに目立つのは好きじゃないから、あまり派手な色じゃなくて黒にした。俺に似合ってそうでしょ? これからいっぱい練習しようと思ってて」

 ――俺?

 彼の一人称が引っ掛かり、お茶を口に運ぶ手をいったん止める。おかしいな。平谷君は一人称はいつも『僕』だったような気がする。

 黒を選んだ理由とか、今見せている笑顔とか、きっと彼は、私が少し見ない間に、大きくは変わっていないのだと思う。だがそれでも確かに、彼のどこかは、きっと確実に変わっている。この数分の間で、私はそれを理解した。

 その後話題が途切れて、少しだけ沈黙が流れた。平谷君はいつも、誰かと話すときは、気を遣ってこういった沈黙を作らない。だからきっと彼は、今私に何かを伝える心の準備をしているのだろうと思った。私はじっと彼の次の言葉を待った。

「月下さんがさ、その、同性愛者が嫌いな理由を聞いたんだ」

 彼は、そのように話を切り出した。私は静かに相槌を打ち、彼の次の言葉を待った。彼は続ける。

「月下さんのお父さんさ。彼女が小学生のころ、同性の人と不倫したんだって。彼女と彼女の母親をおいて急にいなくなったんだってさ。それで彼女は、ずっと悲しむ母親の姿を見て育ったんだ。先生が、こっそり俺に教えてくれた。やっぱり優しい人だね、月下さんは。星見さんが友達だった理由もわかるよ。彼女は彼女の母親を悲しませた、同性愛者が許せなかったんだ」

 知らなかった。そんなことがあったなんて。私は、内心で深く驚く。確かに月下さんが母子家庭であることは聞いていたが、その理由について彼女から聞いたことはなかった。彼女は当時友だちであった私に余計な気遣いさせないために、そういったことを隠していたのだろうか。そうだとしたら、その自分の友達が、憎むべき同性愛者であったらどんな気持ちになったのだろう。やっぱり、私さえこんな個性じゃなければよかったのだろうか。

「でも、それを聞いてもさ。俺は全く、彼女をビンタしたことを後悔してないんだ」

 ぐるぐると嫌悪感が広がる私の頭に、彼の声が入ってくる。そしてそれは私の知っている彼らしくない言葉であった。彼は続ける。

「きっとどんな人にもさ。今まで培ってきた価値観があると思うんだ。それはきっとその人が今まで経てきた経験で変わってくる。だからきっと、どんなことが正しくて、どんなことが正しくないかなんて人によって変わると思うんだ」

 彼は、ゆっくりではあるが、しっかりと自分の心から言葉を発しているように思えた。彼が今まで培ってきた思いが、確かな質量をもって、私の耳に入ってくる。

「もちろんさ。殴ったってことを正当化するつもりはないよ。母さんや先生の信用を裏切る形になっちゃったし、手の感触が残っているのは気持ちのいいものじゃない。とにかくあんな思いはもうごめんだ。でも、あの時さ、ちゃんと自分の身体が動いてうれしかったんだよ。月下さんにも許せないものはあるかもしれない。でもどんな理由があっても彼女が星見さんに発した言葉は、俺にとって許せなかったんだ。だからさ、他の人にどう思われても、ちゃんとそこで自分の意思で自分の身体を動かすことができてよかった。自分にとって大切なものを譲らないで済んでよかった。星見さん、俺さ――」

 彼は、自分の袖を肩までまくり、それを私の方に見せる。彼は続ける。

「自分の色を、見つけたよ」

 その彼の腕には、ただ一つの傷もありはしなかった。

 それを見た後、何か一つの言葉では形容しがたいような、様々な感情が、体中から一気に心にこみあげてきた。私は、震えた声で、彼に言葉を発する。

「傷、治ったんだね」

 彼は優しく言葉を返す。

「うん、おかげさまで」
「違う、違うよ。私なんか、何もしてないよ」

 彼はまた優しい笑顔を作って言葉を返す。しかし、その彼の言葉もかすかな震えを伴っていた。

「それは違うよ。星見さん。俺は星見さんのおかげで、自分が大切にしたいことに気づけたんだ。自分の過去を、自分の真実を、乗り越えることができたんだよ」
「そんなこと、ないよ」

 確かな熱量を持った雫が、私の頬をつたう。眼前にいる彼も、同じような雫を頬に垂らす。

 最初に私は、彼を助けるつもりだった。彼を傷から解放してあげたいと思っていた。彼の少しだけ前を歩いて、彼が自分の色を好きになれるように、手を引くつもりでいた。

 でも、気づかぬ間に、君は、私のずっと前を歩いていたんだね。

 潤んだ目の水分をぬぐい、彼の腕に視線を移す。初めて見た彼の、傷一つない腕、少し他の男子よりも色白で、細くて、しかしそれでも、確かな強さを感じる腕。

 ――追いつきたいな。君に。

 いつの間にか離れてしまった私と君との距離。私は、今日それを埋めていきたいと思った。彼が、その場所に行きつくまで、どんな道を歩いてきたかはわからない。しかし、どんな道だったとしても、一生懸命駆け足で、君の所へ行きたいと思った。

 自分の色を見つけたかった。自分の真実を乗り越えたかった。

 そして切り傷の後の進み方を、君と一緒に探していきたいと思った。
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